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2023.01.07
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カテゴリ: 玉昭令 全52話



第1話

…忘れるな、彼女を起こしてはならぬ…
端木翠(ダンムーツェイ)は怪奇な夢を見て飛び起きた。
そう言えば展顔(ヂャンイェン)もこの世界は虚構に過ぎないと言っていたが、何か関係があるのだろうか。

その朝、食料を運搬していた人族軍が幽族に襲われ、食糧を奪われた。
報告を聞いた丞相・江易(コウイ)は罰として高伯蹇(コウハクケン)をひと月の俸禄停止にしたが、この一大事に觳閶(コクショウ)は珍しく落ち着き払っている。
実は觳閶は幽族が食糧不足だと考え、自分たちの食糧を見れば必ず奪うと踏んでいた。
そこでわざと偽の食糧を奪わせ、それを目印に幽族の食糧庫を見つけて焼き払う計画だという。

江易はネタばらししようとしたが、急に觳閶が話を遮って端木営の協力をありがたく受けてしまう。

端木翠は急いで陣営に戻った。
觳閶は丞相に真の目的を知る者は少ない方が良いと訴え、何より感情的な端木翠が自分の計画を聞けば平静ではいられないという。
そうとは知らず、端木翠は若男(ジャクダン)の部隊を任務に向かわせることにした。
若男の話では端木営は追跡だけで、奪回の任務は觳閶営の兵士が担うという。
「将軍!成功したら私を副将にしてください!それから…私の箱の中を見てはダメですよ?」



…現世では故気のせいで人々の記憶があやふやになっていた
啓封(ケイホウ)府で報告書をながめていた上官策(ジョウカンサク)も最後の署名捺印を見て首を傾げてしまう
「なぜ啓封府と細花流が協力していたのだ?」
そこで細花流へ出かけてみると、蓬莱の司法星君・楊鑑(ヨウカン)が現れた

上官策はようやく啓封の異変の理由を知った

「そなたらが忘れた者はもう現世にいない
 さらに言えば、完全に忘れると現世に戻ることはより困難になるであろう、端木翠と展顔だ」
「展顔?…はっ!思い出した!まさか顔児を忘れてしまうとは…それから端木門主も…」
しかし故気を完全に消すには沈淵にある解毒薬が必要で、楊鑑には抑えることしかできないという…

若男たちが出発して3日が経った。

そこで展顔は夜食を差し入れ、空腹では部下たちを守れないと諌めた。
「…確かに、英気を養っておくべきね」
展顔は端木翠が食事を始めると、地図を広げた。
觳閶将軍の計画を分析すると(👇)この谷あたりで一戦交えたはずだという。
すると端木翠の箸が止まった。
「もしここで戦ったのなら2日以内で戻れる、まさか…この先は幽族の地よ?
 わずかな兵で危険な場所に踏み入るわけがない」
「…それが目的だとしたら?」

觳閶は端木翠への後ろめたさから酒をあおっていた。
見かねた露姫(ロキ)が止めようとしたが、その時、端木翠が現れる。
觳閶は端木翠に見抜かれたと察し、食料の奪還は口実で、真の目的は幽族の食糧庫を焼き払うことだと白状した。
「最小の犠牲で敵に勝つことが間違いか?」
「戦うのは死ぬためじゃない、生きるためだ!…あなたは人の命を軽んじ、独りよがりなのよ!」

端木翠と展顔は夜を徹して馬を駆けたが間に合わなかった。
2人は無惨にも全滅した若男の部隊を発見する。
「すぐ気づくべきだった…せめてもっと早く到着していたら結果は違ったはず…
(はっ)そうだ、若男…若男!」
端木翠は必死に若男を探した。
すると虫の息となった若男を見つける。
「将軍…幽族の武器庫を燃やし、手柄を立てました…でも…副将になるのは無理そうです…
 悲しまないでください…仲間たちに会える…虞都(グト)にも…」
若男の目には虞都や仲間たちの笑顔が見えていた。
「…私を迎えに来てくれたのね…そうなんでしょう?」
それが若男の最期の言葉となった。

觳閶は伝令兵から任務が完了したと報告を受け、練兵に戻ることにした。
その時、突然、背後から矢尻を突きつけられる。
觳閶がゆっくり振り返ると、矢を握っている端木翠の姿があった。
「私を殺すのか?」
「あなたの手柄のために若男たちを犠牲にしたのね!」

しかし慌てて駆けつけた展顔が端木翠を止めた。
さらに騒ぎを聞きつけた江易が現れ、觳閶営の犠牲者はもっと多かったと教える。
「味方同士で揉めれば敵の思う壺だ、安邑(アンユウ)攻めを控える今、大局を重んじよ」
「大局?ふっ…またその話ですか?
 つまり大局とやらを重んじるために、これほど残酷な方法を用いたと?」
「わずかな犠牲で敵の食糧庫を燃やせた!これで極力、兵力を損なわず安邑を奪える」
觳閶は苦渋の選択だったと訴えたが、展顔が端木翠を援護した。
「他にも方法はあったはず、理由はどうあれ、こんなやり方は到底、受け入れられません!」
すると展顔は若男たちの弔いがあると端木翠を連れて帰った。

幽族太子・尾龍(ビリュウ)は父王が倒れたと聞いて慌てて崇城(スウジョウ)に駆けつけた。
しかし幽王は食糧庫を燃やされた太子の失態に激怒、急いで戻ったのも王座を狙っているからだと邪推する。
尾龍は必ずや安邑を守って実力を証明すると訴えたが、父王の反応は冷たかった。

温夫人は息子さえ信じられない幽王を諌めた。
しかし幽王はもし自分が重病なら尾龍は王位を奪ったはずだという。
温夫人はもはや救いようがないと呆れ、これまでの鬱憤をぶちまけた。
「あなたは王としても父親としても失敗したのよ
 あなたは野心に駆られ、無辜の者を大勢、殺した
 いつも身勝手で自分の息子の気持ちさえ考えたことがない
 いつの日か皆に見放された時、後悔するわよ?」

若男の残した箱には故郷の土と故郷の蒲公英(タンポポ)が入っていた。
端木翠は若男の心にいつも故郷があったのだと涙し、必ず生きて返すという約束をまた破ってしまったと落胆する。
「ひたすら戦い続けて来たけれど、私の決断が正しかったのか分からなくなった…」
しかし展顔は1日も早く戦いを終わらせ、さらなる悲劇を防ごうとなだめた。
「そうだ、若男を帰郷させる方法がある」
展顔は墓前に乾燥した蒲公英を埋め、乾坤袋から草花を早く成長させる札を出して使った。
すると土の中から次々と蒲公英の綿毛が舞い上がる。
「戦が終わる頃には辺り一面に蒲公英が咲いているはずだ
 若男はここで故郷の花に囲まれる、これで帰郷を果たせるのでは?」

その夜、展顔は故郷を懐かしむ仲間のために天灯を上げようと提案した。
これは展顔の故郷の風習で、伝言を書いて空に放てば天にいる人にも見えるのだという。
兵士たちは見様見真似で灯籠を作り、それぞれ家族への想いを書き込んだ。
紅鸞(コウラン)は温孤と夫人の再会を願い、2人の絵姿を描く。
こうして端木営からたくさんの天灯が舞い上がり、夜空を美しく照らした。
…沈淵はよそ者を消してしまう
…端木、いつまで君に寄り添えるか分からない
…もし私が消えても悲しまないでくれ



安邑の決戦当日、人族軍と幽族軍が対峙した。
端木翠は亡き友の敵を打つため、尾龍は父からの信頼を取り戻すため、互いに負けられない戦いがここにある。
「突撃!」
こうしてついに決戦の火蓋が切られた。
展顔は戦場を縦横無尽に駆け回る鏡妖を撃退、端木翠を驚かせる。
「なぜ奴の弱点を?」
「戦ったことがある」
すると尾龍は端木翠から展顔を引き離すため、魑女(チジョ)に展顔を襲わせた。
「端木翠!かかってこい!」

端木翠と尾龍の大将対決は熾烈を極めた。
やがて端木翠は尾龍に蹴り飛ばされ、倒れてしまう。
尾龍はとどめを刺すべく端木翠めがけて突進したが、その時、凄まじい爆発音が鳴った。
「うっっ…」
実は端木翠は展顔が考案した火縄銃を携帯していた。
そこで尾龍が近づくぎりぎりまで待ち、見事に尾龍の首に命中させる。
すると尾龍は緑の血を吹き出し、崩れるように倒れた。
「ありえぬ…どうして私の逆鱗が急所だと知っていた?」
端木翠は決戦前夜、温孤から龍族の急所は首にある逆鱗だと聞いていた。
展顔は幽族を裏切ることになると心配したが、温孤は早く戦を終わらせて両族の民を救いたいと覚悟を決めたという。

魑女は撤退を告げ、太子を連れて姿を消した。
「幽族の太子は死んだ!安邑城を落とすぞ!」
端木翠の号令で人族軍は一気に安邑城へ攻め込む。
オー!>\ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔノ )))))))) ドドドドドド~!

つづく


( ;∀;)若男…ここでまさかのトロッコ問題とは
いや~端木翠の過去が辛すぎる
ところで″故気を完全に消すには解毒薬がいる″って、何それ?いつの間に?w





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最終更新日  2023.01.07 16:05:09
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