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2023.04.06
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第9話「取り戻した名前」

君蓁蓁(クンシンシン)こと楚九齢(ソジゥリン)は山で希少な紫英仙株(シエイセンシュ)を手に入れた。
しかし崖から転落、危ないところで蓁蓁を探しに来た令九(レイキュウ)こと朱瓚(シュサン)がツタをつかみ助けてくれる。
九齢は足を痛めたが、朱瓚が黙って背負ってくれた。
すると九齢はふと幼い頃の朱瓚を思い出し、懐かしさが込み上げる。
一方、宋運平(ソウウンヘイ)は方承宇(ホウショウウ)の行方を見つけられず苛立っていた。
配下は沢(タク)州を離れた可能性を示唆したが、宋運平は死にかけの承宇に長旅は無理だという。

朱瓚は蓁蓁に九齢から自分の話を聞いたことがあるか尋ねた。

朱瓚は九齢に頼まれると断れず、いつも″ここまで甘やかしてくれるのは私しかいない″と言っていた。
しかし朱瓚は甘やかしてはいないという。
「九齢は自分を貫く娘だった、そんな彼女を見ていると幸せだったよ」

九齢と朱瓚は途中で少し休憩を取った。
九齢が大事そうに花を確認していると、朱瓚は不思議そうにそんな雑草に命をかけたのかという。
「紫英仙株よ?とても貴重な薬材なの」
「それが紫英仙株?!」
驚いた朱瓚は蓁蓁から紫英仙株を奪い取り、唐突に譲って欲しいという。
九齢は朱瓚が何に使いたいのか分からなかったが、諦めることにした。
「あげるわ…行きましょう、もう歩ける」

その夜、方曹(ソウ)氏と方劉(リュウ)氏は側室の部屋を見張っていた。

「蓁蓁の策が功を奏したわ…女狐が尻尾を出した」
実は曹氏は芍薬(シャクヤク)に承宇の衣を持たせ、東へ向かわせていた。
おしゃべりな錦繍のこと、恐らく母親に報告したに違いない。

調査に出かけていた張宝塘(チョウホウトウ)が駆けつけ朱瓚に合流、九齢一行は無事、君家の故郷である汝南(ジョナン)に到着した。
…師父、蓁蓁、戻って来ましたよ…

柳児(リュウジ)は祖先伝来の扁額が外されていると憤ったが、九齢は自分と同じ名前に縁を感じ、天意に従って店を再開すると決める。
そこへ胡貴(コキ)という男が現れ、君家の地所なら自分が買ったと教えた。
柳児は土地の権利書を持っているのは小姐だと言い返したが、胡貴は君家の門衛から買い取った言い張る。
すると騒ぎに気づいて人々が集まって来た。

九齢はひとまず地所を諦めたが、その代わり扁額は返してもらうと言った。
「今日から再び開業します、私は君家の後継者、君九齢よ
 九齢堂はどんな難病も治すと約束しましょう、できなければ扁額を壊しても構わない
 それから初月は無料で治療します」
朱瓚は驚いた。
茶のいれ方も投壺の技も同じだったが、まさか名前まで変えるとは…。
もしや蓁蓁こそ九齢ではないのか。



一方、宋運平は老夫人が変装してこっそり東の郊外へ出かけたと報告を聞いた。
木槿からの情報はどうやら本当だったらしい。
宋運平は人手を集めるよう命じ、今夜にも承宇を始末すると決めた。
「20年経った…すべて終わらせよう」

胡貴は九齢堂に難病に苦しむ海平(カイヘイ)を送り込むことにした。
治療に失敗し後継者を汝南から追い出せば、占拠した地所は安泰だろう。
一方、名実ともに″九齢″に戻った九齢は簡素な家屋を借りて九齢堂を再開した。
承宇は汝南一の薬鋪を買うと言ったが、どちらにしても沢州に戻るため、ひとまず雨風をしのげれば問題ない。
すると無料と聞いて早速、患者がやって来た。

胡貴は寝ついて久しい兄弟分の海平を九齢堂に運び込んだ。
九齢は治す方法があると言ったが、居合わせた患者もさすがに信じられない。
一方、朱瓚は蓁蓁を探るため、君家に仕えていた使用人に会っていた。
かつては栄えていた君家、しかし屋敷を失って離散したという。
「小姐は長年、異郷にいたが、立派に成長してお戻りになった
 幼い頃と少しも変わっておらぬ、昔から優しい子だった、再会できて安心しておる」
結局、朱瓚が期待するような情報は得られなかった。
…やはり別人なのか…
朱瓚は落胆し、この世に2人目の九齢がいるはずないと自分に言い聞かせるしかなかった。

海平は15歳の頃、重量挙げの名手として名を馳せた。
しかし3年前に奇病を患ってから全身の力が抜けて歩けなくなったという。
柳児は中庭で九齢の仕事を手伝いながら、本当に治せるのか不安になった。
「私は信じる」
その声は三桃(サントウ)の介添えで歩いて来た承宇だった。

九齢は承宇を連れて買い物に出かけた。
何もかもが新鮮で喜びにあふれている承宇、いつも土産物をもらうばかりだったが、今回は祖母や母たちに土産を買って帰れるという。
すると九齢は承宇に手作りの靴を贈った。
「ずっと前から準備していたの、これを履いて望む場所へ行ってね」
「うん、大切にするよ」

朱瓚が医館に戻って来た。
「どこへ行っていたの?」
「私は護衛だ、余計なことは聞くな」
実は九齢は朱瓚が自分を疑っていると気づいていた。
「私が公主ではなくてがっかりした?」
朱瓚は不意を突かれ言葉を失ったが、何とか平静を装った。
「…他に言いたいことは?」
「公主はあなたのそんな姿を見たくはないはずよ」
「ふっ…では君に名を使われて喜ぶか?」
「私は君九齢、屋号を自ら名乗るのは普通のことよ、公主に生きていて欲しいのね?でも…」
「言うな、分かっている」
九齢は忘れることも学ぶべきだと諌めたが、朱瓚は九齢こそ忘れられるのかと迫った。
「九齢は早逝した、皆が九齢を忘れて存在を消そうとする
 私まで忘れたらどんなに寂しがるか…」
すると朱瓚は居たたまれなくなって出て行ってしまう。

その夜、曹氏は蘇氏の部屋に乗り込んだ。
これまで大事にしてきた蘇綺の裏切りに怒りが爆発、思わず手を挙げてしまう。
「私の息子・念君(ネンクン)も殺したのかい?!」
「まさか!私ではありません!」
蘇綺は釈明しようとしたが、その時、何者かが放った暗器が首に命中した。
「どうか…錦繍だけは…ゥッ…」

蘇綺の口を封じたのは侍女の木槿だった。
使用人は逃げ出そうとした木槿を捕らえたが、木槿は歯に仕込んでいた毒をかんで自害してしまう。
騒ぎに気づいた錦繍は母の骸の前で泣き崩れた。
しかし曹氏は錦繍も拘束してしまう。

つづく


( ๑≧ꇴ≦)クララが立った〜!からの歩いた〜が早過ぎw





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最終更新日  2023.04.06 21:43:18
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