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2023.05.10
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第33話「鴛鴦の灯籠」

君九齢(クンジゥリン)と寧雲釗(ネイウンショウ)は衆目の前で袂を分った。
実はこれも九齢の計画、寧雲釗が楚譲(ソジョウ)の信頼を得るためには、楚譲が警戒する人物たちと一線を画す必要があった。
そのせいで嘲られ、貶められることになったが、寧雲釗は協力を惜しまなかったという。
事情を聞いた朱瓚(シュサン)は危うく2人の名演技に騙されそうになったと笑ったが、九齢と寧雲釗の密談に嫉妬を隠せなかった。

九齢堂に陸雲旗(リクウンキ)がやって来た。
ちょうど差し入れを届けに来た朱瓚は陸雲旗の姿を見て激高したが、九齢がなだめる。
すると陸雲旗は懐(カイ)王・楚九穃(ソキュウヨウ)が病だと伝えた。


その夜、楚九黎(ソキュウレイ)は懐王がもののけに取り憑かれたと聞いた。
子供まで利用するのかと憤る九黎、しかし陸雲旗は黄誠(コウセイ)の案だと打ち明ける。
「黄誠?…九穃を利用して成国公(セイコクコウ)を倒すつもりね?
 成国公を父皇の一味だと思っているの?でももう父皇は死んだのに…何がしたいの?
 はっ!この機に乗じて君九齢を抑え込む気なのね?そうなんでしょう?」
「…つまり公主はそれが可能だと思うのですね?(ニヤリ」
陸雲旗は九黎が焦ったことで黄誠に協力する理由ができた。



懐王はもののけに取り憑かれたため、皇陵に送られることになった。
明日の朝議で話し合い、異論が出なければすぐ出立するという。
朱瓚の話を聞いた九齢は真の目的が先帝の残党をあぶり出すことだと気づき、成国公にくれぐれも反対しないよう伝えて欲しいと頼んだ。
そこで朱瓚は父と母に黄誠の策略だと報告し、明日の朝議では立場を示さず、沈黙を貫くよう訴える。


翌朝、朱山は朱家の兵を率いて懐王府へ向かった。
配下から正式な訪問状を受け取った陸雲旗は謁見を認め、これで黄誠たちの目的が達成されたという。
その頃、黄誠も従者から朱山が懐王府に入ったと聞いた。
「懐王を試金石に成国公の人となりを暴く」

朝議で大理寺・譚松(タンショウ)が懐王を皇陵に送るよう上奏した。

今、君大夫が診療中ゆえ、真偽のほどはすぐ分かるというのだ。
譚松は巫女でもない君大夫では治せないと指摘したが、かえって成国公に揚げ足を取られてしまう。
「懐王殿下がもののけに憑かれているなら皇陵に行かず、皇宮に留まるべきでは?
 陛下は至高の存在、どんなもののけも退散する
 もちろん、もののけを殺気で制してもいい、殺気なら私の配下が最強です」
すると成国公は決めるのは無論、皇帝だと言った。
思いがけず選択を迫られた楚譲、仕方なく世子夫人の診断が終わるのを待ってから決めるという。
その時、気まずい空気を察した寧雲釗が咄嗟に上奏した。
「陛下、増員していただいたゆえ″慶都志(ケイトシ)″が完成しました、お祝い申し上げます」

成国公のおかげで黄誠の悪だくみは失敗した。
安堵した九齢だったが、今後も弟は何かと利用されるに違いない。
しかし朱瓚はまだ姉だと名乗り出ないようなだめた。
夜の街に繰り出した2人、すると朱瓚が露店の灯籠に目を留める。
「鴛鴦(オシドリ)の絵はどうですか?夫婦の末長い幸せを祈ります」
店主の言葉を聞いた朱瓚は喜んで灯籠を買うと言ったが、持ち合わせがない。
九齢は失笑して代金を払うと、店主に実は彼は兄だと言った。

朱瓚は兄だと言われ、面白くなかった。
「冗談はよせ」
「あなたも隠し事をしていたわ…紫英仙株(シエイセンシュ)の使い道を言わなかったでしょう?」
朱瓚は実は墓前での出来事を九齢が全て見ていたと知った。

九齢と朱瓚は橋の石段に腰掛け、しばし甘いひと時を過ごした。
「当初はあなたを遠ざけようと試みたわ、でもいつの頃からか気づいたの
 どんな時も会いたくてたまらない、恋しい存在なんだって…」
「私はいつからそんな大事な存在に?ならどうして準備万端整うまで正体を隠していたんだ?
 もし失敗したら私を逃していたかもしれないんだぞ?」
朱瓚は九齢を失ったと知った時の恐怖を思い出し、涙をこぼした。
「私が知っているあなたはふざけてばかりの人よ?どんな危険に面しても平気なふりをする
 いつもそばに寄り添い、命を救ってくれた
 それに私に沙樺(サカ)を見せるためだけに北方から都まで来てくれる人だわ
 もし最も幸せな時がいつか聞かれたら、あなたがいた時と答える、だから…」
すると2人はこれからもずっとこうして寄り添い、仲睦まじく、尊敬し合おうと約束した。



黄誠は懐王を利用する策が失敗、そこで成国公が連れて来た難民を支援したのが徳盛昌(トクセイショウ)だと告発した。
驚いた楚譲は陸雲旗を呼び出して追及したが、陸雲旗は何とも言いようがないと困惑する。
今や方家と成国公と縁家、言及するのはばかられたという。
「また君九齢か…」
「陛下、徳盛昌は北方で難民を救済し、兵器や甲冑の鋳造を援助しました
 それゆえ17軒の銭荘で銭が尽きています」
「何だと?!報告が遅すぎるぞ?!」
「陛下、陛下が徳盛昌は探るなと仰せでしたので…」
すると楚譲はこれからは些細なことも報告するよう指示し、徳盛昌の当主を都へ呼ぶよう命じた。
「褒賞を与える…君九齢め、いよいよ生かしておけぬ」

朱瓚は茶楼で賢(ケン)王に九齢との縁談について相談した。
しかし賢王は富豪と権力者が姻戚になろうとすれば、当然、皇帝は警戒するという。
婚姻を阻む最も簡単な方法は当事者のどちらかを消すことだ。
ならば標的は成国公の庇護があり武術をたしなむ朱瓚ではなく九齢だろう。
賢王は皇帝が密かに陸雲旗を呼んでいたと教え、九齢をしっかり守るよう助言した。
「確かに君小姐には九齢公主の面影がある…だが代替品にしてはならぬぞ?」
「分かってします、安心してください、彼女は代替品などではない、唯一無二の存在です」

方家では唯一の跡継ぎである承宇(ショウウ)を守るため、曹(ソウ)氏が代わりに謁見すると決めた。
しかし承宇は皇帝が召したのが自分である以上、代わりは許されないという。
「祖母こそ方家の屋台骨、方家から私がいなくなっても祖母や母、姉たちがいます
 重要なのは私ではなく、方家の血脈と不屈の精神です」
曹氏は承宇が立派に成長したと感激し、この世の荒波にもまれるべき時が来たのだと悟った。

朱山は方家を守るため、朝議で九齢の功績を上奏することにした。
軍功があれば皇帝も民の手前、方家を取り潰すことはできないだろう。
そこで難民のために手配したのは九齢で、便宜上、自分の名を借りて動いたと説明した。
黄誠は成国公が人の手柄で褒賞をもらったと非難したが、武官から成国公が命を賭して敵を防いだからこそ君小姐も大事を成せたと反論する。
すると寧雲釗が全ての功績は皇帝が名君ゆえだとおだて、皇帝の信頼無くして成国公の今日はないと訴えた。
皇帝におもねる朝臣たちは一斉に皇帝の功績だと絶賛、これでは楚譲も成国公と九齢の功績を認めざるを得ない。
「2人は互いを補い合ったのだ…受けるべき褒美を与えねばな」
こうして九齢は県主から郡主に昇格した。

朱瓚は九齢が反対すると踏んで父の上奏を隠していた。
九齢はこれでは成国公が窮地に陥ると心配したが、朱瓚は九齢が父を守りたいように、父も九齢を守りたいのだという。
実は皇帝が方家と成国公の縁談を壊すため、九齢を消したがっていた。
九齢は朱瓚が片時も離れなかったのは自分を刺客から守っていたからだと知る。
しかし今回、先帝の遺児をかばった成国公も楚譲の恨みを買ったはずだ。
「何か考えが?」
「郡主になれたのなら公主の座も近いはず…」

つづく


( ゚ェ゚)男主と女主が接近すればするほど視聴意欲が落ちるという…w





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最終更新日  2023.05.10 21:14:58
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