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2024.03.10
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カテゴリ: 安楽伝 あらすじ



第12話

任安楽(レンアンルー)の身代わりになった帝梓元(ディヅユアン)は侍衛・慕青(ムーチン)の監視の元、瑇(タイ)山・永寧(エイネイ)寺で暮らしていた。
そんなある日、朝廷から下山を認める大詔令(ダイショウレイ)が届く。
梓元はようやく自由になれると無邪気に喜んだが、改名することがどれだけ屈辱的なことなのか分かっていなかった。
それもそのはず、当時の名もない8歳の少女はただ満腹する日々を夢見ただけ、山の上に10年も閉じ込められる苦しみなど想像だにしなかっただろう。
慕青は帝家がなければ今も物乞いだったと戒めたが、結局、一緒に都へ行くと約束した。




帝梓元が山を降りた。
報告を聞いた韓燁(ハンイェ)は思わず顔をほころばせたが、自分の知る梓元なら改名を受け入れるはずがないと戸惑う。

「荒唐(ファンタン)!10年も閉じ込められた苦しみがお前に分かるものか!
 …″梓元″という名には太祖による命名の価値以上に、梓元自身を表す重要な意味がある
 父皇であろうと完全に奪うことはできぬ」
一方、安寧(アンニン)公主も梓元に改名を強要した父皇を諌めていた。
しかし逆に酒を飲んでは勝手に靖安(セイアン)侯府へ立ち入っていることを責められ、梓元の下山を機に靖安侯府が刑部の大牢になると知る。
驚いた安寧は再考を嘆願したが、皇帝は憤慨して出て行ってしまう。




その夜、安楽は洛銘西(ルォミンシー)と靖安侯府を訪ねた。
「これからは帝承恩(ディチォンエン)がここの主なのね…」
「ここには住めぬ、実は会試の不祥事を解決した褒美として刑部に下賜された、大牢に使えとな」
「…構わないわ、私がここへ来たのは一族の恨みを忘れるなと自分に言い聞かせるためよ」
すると誰かの足音が聞こえ、2人は慌てて庭石の後ろに隠れた。


安寧は幼い頃に落ちた池を眺めながら、その時、梓元に助けられたことを懐かしむ。
今や池の水も枯れ、梓元の名前も変わり、ついに屋敷まで大牢になってしまうのか…。
「この靖安侯府の草木や瓦にさえ顔向けできない、供養する資格さえない
 なのに私は戦場へ逃げた、戦の恐怖で過去の悪夢を忘れたくて…」
すると韓燁がやって来た。

「梓元が改名するとは思えないわ…」
安寧は瑇山で暮らすことが梓元の身を守り、新たな争いを避ける方法だと信じていた。
しかし韓燁は自分が梓元を全身全霊で守って見せるという。
韓燁の言葉に思わず心が揺れる安楽、その時、洛銘西がうっかり小枝を踏みつけ、音を立てた。

安楽と洛銘西は韓燁と安寧に見つかった。
そこで安楽は帝梓元が下山する前に洛銘西から恋敵の情報を聞き出そうとしていたと嘘をつく。
「安楽寨(アンラクサイ)の特殊な刑具の詳細を交換条件にしたの」
安寧は安楽らしいと思わず失笑し、聞きたいことがあるなら自分が教えると言った。

安楽たちは翎湘楼(レイショウロウ)で琳琅(リンロウ)の琴を肴に酒を飲むことにした。
梓元を思いながらも安楽と洛銘西の関係が気になる韓燁。
すると安楽が″真実か酒″で遊ぼうと提案した。
「琳琅が弾く琴の音が止まった時にこの花を持っていた人は質問に答える
 答えたくない時は1杯飲むのよ」
「ダメだ」
酒に弱い韓燁は反対したが、安楽はならば答えれば良いと笑って花を投げた。

琳琅は皇太子に花が飛んで行くとわざと琴を止めた。
「私が聞くわ、なぜ帝梓元にこだわるの?」
安楽の問いに答えたくない韓燁は杯を取ろうとしたが、安寧が代わりに答えると申し出た。
「建国前に帝盛天(ディセイテン)は広大な土地を国に捧げたわ
 先帝は両家の絆を深めるため、梓元を太子妃に決めたの」
すると次も韓燁で音が止まってしまう。
「殿下が帝梓元との婚姻にこだわるのは先帝の遺詔だから?それとも償い?」
しかし今度は安寧が兄のために酒を飲んだ。

琳琅は次に安寧で琴を止めた。
そこで安楽はなぜ帝梓元の下山を望まないのか聞いてみる。
楽しそうだった安寧の顔色は一変、しかし正直に思いを吐露した。
「韓家は帝家から恩を受けたわ、でも韓家は恩を仇で返した…」
かつて韓家と帝家は帝北(テイホク)城で″先に兵馬が着いた者が君主″と賭けをした。
先に到着したのは帝家だったが、帝盛天は国土を韓家に譲ったという。
「そんな帝家が謀反を起こすと思う?なのに陛下は帝家将士と九族を皆殺しにした…」
「やめないか」
韓燁は思わず妹の話を遮った。

韓燁はいつも安楽から始まるのは不公平だと訴え、自分から花を投げた。
しばらく様子を見ていた琳琅は安寧に花が飛んできた所で手を止めたが、安寧は花を受け取らず払い除け、運悪く洛銘西が受け取ってしまう。
そこで韓燁はなぜいつも任安楽と翎湘楼にいるのか聞いた。
すると安寧が意味ありげに笑い、理由を知っているという。
「洛大人(ダーレン)は一見、情がなさそうに見えるけれど、実はある女子を思ってる
 その人は…琳琅よ!」
「そうだったのか、では私から陛下に…」
韓燁は縁談をまとめようとしたが、珍しく焦った洛銘西は無用だとはねつけた。



帝承恩は夢にまで見た都にやって来た。
しかし皇帝の指示で下等宮女の宿舎だった沅水閣(ゲンスイカク)に住むことになる。
屋敷は簡素で装飾もなく、侍女たちは皇太后の恩寵で戻れた罪人の娘に冷たかった。
すると洛銘西が10年ぶりに会いに来た。
「慕青、梓元の侍衛だった人よ?見抜かれないかしら?!」
「私の言った通りにすればいい」
そこで帝承恩は梓元が得意な碁を打ちながら洛銘西を待った。

洛銘西は質素な部屋を見て心配し、冬の衣と寝具を届けさせると言った。
「人から親切にされるのは久しぶりよ…」
「私たちは兄妹も同然だった、太祖の遺詔がなければ今も一緒に靖南にいたはずだ」
洛銘西はそれとなく帝承恩に探りを入れたが、帝承恩はよどみなく答えた。
「13年前、先帝が遺詔で私を太子妃とし、父は都へ私を送った
 でもあなたが心配して一緒に来てくれたわ」
そこで洛銘西はわざと鎌をかけた。
「あの頃は太子殿下を生涯の宿敵だと思った…だが帰元(キゲン)閣で腕比べをして親しくなった」
「ふふ、銘西哥哥、違うわ、秋水(ショウスイ)閣でしょ?帰元閣は私の居所よ」

帝承恩は洛銘西を門で見送り、屋敷に入った。
近くの露店からその様子を見ていた安寧は人知れず涙を流したが、侍衛・冷北(ランベイ)だけは公主の憂いに気づいてくれる。
すると冷北は露店のお面を使って公主を笑わせた。
「会わなくていいのですか?」
「梓元が無事ならそれでいいの」

その夜、洛銘西は翎湘楼に慕青を呼んだ。
慕青は生まれた時から洛家に忠誠を近い、16歳の時に瑇山に送られている。
「お前の役目は?」
「山で小姐の警護を…」
「見張りだ」
洛銘西は慕青の帝承恩への淡い恋心に気づいていた。
幼少より自分に仕える慕青を信頼して任せたが、念のため、もし情に絆され不始末でもあれば帝承恩の命はないと釘を刺しておく。
「本当に分かっているのか?…一手、間違えていたぞ?」
洛銘西は帝承恩が打っていた碁の誤りを見逃さなかった。

つづく



( ̄▽ ̄;)承恩…声は可愛いのに顔が怖いw
てっきり洛銘西が身代わりを準備したと思ってたけれど、違うのか~





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最終更新日  2024.03.10 18:08:23
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