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2024.03.21
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カテゴリ: 安楽伝 あらすじ



第17話

雪の舞い落ちる宴の夜。
任安楽(レンアンルー)は帝承恩(ディチォンエン)の伴奏で美しい剣舞を披露していた。
その姿は幼き頃の梓元(ヅユアン)を彷彿とさせ、韓燁(ハンイェ)は思わず見入ってしまう。
しかし安楽が急に帝承恩に剣を向けたかと思うと、鮮やかに舞いながらわざと帝承恩のかんざしを吹き飛ばした。




帝承恩の箏の音が止まった。
驚いた韓燁は帝承恩の元に駆けつけ、自ら外套を着せてやる。
「殿下…任大人(ダーレン)は私に何か恨みが?」

「帝小姐(シャオジェ)、これしきで動揺するなら太子妃は無理では?早々に諦めて屋敷へ戻るべきね」
安楽は剣を投げ捨て、韓燁をわざと挑発した。
すると韓燁は帝承恩を守るため、祖母から託された鳳凰のかんざしを帝承恩の髪に挿してしまう。

安楽の芝居は上手く行った。
しかしいざ韓燁が帝承恩にかんざしを贈る様子を目の当たりにすると、何とも言えない虚しさに襲われる。
その時、皇太后・孫瑜君(ソンユクン)と嘉昌(カショウ)帝・韓仲遠(ハンチュウエン)が現れた。
孫瑜君は野心を隠していた帝承恩に激怒して追い出そうとしたが、韓仲遠は殊勝に振る舞う帝承恩を認めてくれる。
「太子ももう大人です、太子妃選びは本人に任せるべきでは?」
皇帝のまさかの言葉に孫瑜君は唖然、怒りが収まらず、いきなり帝承恩の髪からかんざしを奪い取って帰ってしまう。
これがかえって皇太子の正義感を奮い立たせた。
「私の意志は変わらない、太子妃の位は永遠に君のものだ」


洛銘西(ルォミンシー)が門で待っていると安楽が傘も差さずにやって来た。
洛銘西は屋敷へ送ると言ったが、安楽は独りになりたいという。
その頃、安寧(アンニン)も公主府の庭で立ちすくんでいた。
すると冷北(ランベイ)が現れ、黙って傘をかざす。
「大雪ね…靖安(セイアン)侯府に残る血の跡も、この大雪が覆い隠してくれるかしら…」

もし帝承恩に企みがあればこの機に帝家を完全に滅ぼすが、ただし忠誠を誓うのなら、帝承恩は皇家にとって有益な駒になるという。
実は今でも帝家の謀反に疑問を呈する声があり、皇帝は完全に封じ込めずにいた。
韓燁が帝承恩を皇太子妃に迎えれば太祖の遺詔を守る君子として賞賛されるだけでなく、帝家が韓家に服従した証しと見なすことができるという。

その頃、流刑になった古斉善(コセイゼン)が密かに忠義(チュウギ)侯府へ帰ってきた。
せっかく苦労して流刑先を江南に変えさせた古雲年(コウンネン)は呆然、また何か問題を起こしたと気づく。
実は古斉善は酒に酔って鍾(ショウ)家の娘・鍾景(ショウケイ)を過って殺していた。
隠蔽のため火をつけて亡骸を燃やそうとしたが、結局、家族もろとも殺してしまったという。
古雲年は激高して息子を蹴り飛ばしたが、侍衛・李由(リユウ)はともかく急いで身代わりを立てるよう進言した。

安楽は靖安侯府で独り父を弔い、朝を迎えた。
…父親(フーチン)、10年間、素性を隠して海賊になった私がやっと堂々と父親の供養ができる
でも屋敷に戻っても帝家で生き残ったのは私一人だけ
青南(セイナン)山で死んだ8万人の兵はこの10年、無実の罪を着せられたまま、魂は今も故郷に帰れず、さまよっている
父親は身の潔白を訴えて自ら命を絶った
でも私たちを陥れた者は今も皇帝として万民の上に君臨し、広大な国を治めている…
安楽は献杯すると、すでに扁額が外れて落ちた帰元(キゲン)閣の前に立った。
「父親、私が帝家の汚名をそそぐわ、韓家に罪を認めさせ、8万の将兵を安らかに眠らせる」
その時、運悪く安寧がやって来た。
「安楽?…ここで何を?」
安楽は咄嗟に昨日が伝説の靖安侯の命日だと知って来てみただけだと取り繕った。
「さまざまな噂が流れているから、私も興味があったの」
すると安寧はあの壮絶な話が今や噂話の種に成り下がったと失望する。
しかし安楽は人々の記憶に残っているとすれば、まだ生きていると言えると笑った。
「邪魔したわね、また会いましょう」

沅水閣(ゲンスイカク)では皇太子の愛を確信した帝承恩が嬉しそうに箏を奏でていた。
慕青(ムーチン)はそろそろ靖安侯府へ行くよう勧めたが、帝承恩は皇太后の怒りを買いたくないと拒む。
「だが太子殿下は靖安侯府で待つと…無視すれば疑われるぞ?」
「行かない!…殿下も私が怯えていると分かるわ、行かない方が得策よ」
その頃、韓燁は靖安侯府で帝承恩を待っていた。
しかし帝承恩は一向に現れず、思いがけず安寧と出くわす。
安寧は梓元が来ないことを訝しんだが、韓燁は病み上がりゆえ来られないのだとかばった。
「哥哥、自分を欺かないで、保身に走ったと気づいているはずよ?
 太子妃の座を失わないためにね…」
安寧は韓家のせいで実の娘にさえ慰霊に訪れない靖安侯を思うと辛くなった。
すると韓燁は安寧が負い目を感じることはないという。
「かつて靖安侯も帝家軍も靖国のために奮戦した英雄だった
 まさか反逆の機をうかがっていたとは…安寧、当時まだ幼かったお前には何の罪もない」
「違うの!」
安寧は思わず声を荒げたが、喉まで出かかった言葉を飲み込んだ。
「そうだ、梓元ではないけれど、別の人に会った、安楽よ
 安楽に会った時、思ったの…
 もし梓元が幽閉されなければ、今頃は世の中を伸びやかで自由に生きていたんじゃないかって」
「任安楽のように…」

( ;∀;)アンニン…

安楽が屋敷に戻ると院子で洛銘西が待っていた。
気持ちの整理をつけた安楽は韓燁に惹かれていることを認め、韓燁への情より帝家8万の将兵の魂が大事だと断言する。
「梓元、私の前では己を偽る必要などない」
「うん、あなたの前でだけは自然体でいられる」
安楽はようやく笑顔を見せると、父の供養に行って安寧と出くわしと報告した。
何か勘づかれた様子はなかったが、あの無邪気だった安寧はなぜすっかり変わってしまったのだろうか。
すると洛銘西が面白い情報を教えた。
実は古雲年が鍾家の惨劇に関与し、密かに例の″鍾海(ショウカイ)″を探しているという。
千月閣の調べたところ、鍾海は江南の水害で行き場を失って鍾家に身を寄せ、忠誠を尽くしていた。
「鍾家皆殺し事件の唯一の証人かもしれない」
「口封じするつもりね、私たちが先に見つけなくては…私に考えがある」

韓燁は初めて沅水閣に帝承恩を訪ねた。
今日も写経に勤しんでいた帝承恩、すると韓燁は子供の頃の梓元の筆跡を見て何とも懐かしくなる。
「靖安侯府の扁額のことを覚えているか?大騒ぎを起こして陛下の大目玉を食らった」
しかし帝承恩には何の話か分からなかった。
「当時は8歳でした、ほとんどのことは記憶にないのです」
韓燁は一瞬、驚いたような表情をしたが、すぐ優しい顔に戻った。
「長居をした、私は帰る…」
帝承恩は何か対応を間違えたと気づいて焦った。
すると皇太子を追いかけようとして慌てて段差につまづき、倒れてしまう。
韓燁はすぐ気づいて帝承恩を立たせようとしたが、ちょうど外衣が乱れて帝承恩の肩があらわになった。

…梓元が8歳の時だった
梓元はまだ扁額がなかった部屋の門に自分で書いた″帰元閣″を貼り付けることにする
そこで韓燁に題字を預けて椅子に上がろうとしたが、足を滑らせ、肩から落下した
『梓元!傷を見せてみろ!』
韓燁はその時、梓元の肩がざっくり切れているのを見た…

帝承恩は皇太子が自分の肩を見て困惑している様子に気づいた。
「殿下?どうかなさいましたか?」
「(はっ)いいや」
そこで帝承恩は皇太子の気を引こうと、任安楽に好意があるなら側室に迎えてはどうかと提案する。
しかし韓燁はあり得ないと一蹴、任安楽は重臣であり国の柱石だと言った。
「太子府に迎えることはない」

正門を出る韓燁の表情は硬かった。
10年もすれば性格が変わるだけでなく、傷跡さえ消えてしまうものだろうか。
韓燁はともかく吉利(キツリ)に瑇(タイ)山での10年に何があったのかすぐ調べさせることにした。



洛銘西は急いで安楽を翎湘楼(レイショウロウ)に呼び出した。
実は慕青から報告があり、どうやら韓燁に感づかれたという。
「帰元閣の扁額の題字の一件を覚えているか?」
「題字を書いた時、足を踏み外して転んだの、肩に深手を負って大きな傷跡が残った
 韓燁は韓仲遠に叱られて、10日間も看病してくれたわ
 私が忘れていることも覚えていたなんて…
 でも帝承恩の肩に傷をつける必要はない、下手に動けばかえって怪しまれるわ」

つづく



( ๑≧ꇴ≦)傷がなかったぁぁぁぁぁぁぁ~





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最終更新日  2024.03.21 21:32:28
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