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年末に5連休も休んでしまったので、昨日の仕事も今日の仕事も当たり前のように終えた。今日の東京はからりと晴れて、頬を突き刺すような寒さでもなく、西日本の寒波が嘘のように気持ちがよい。今日は3件の訪問と月末の書類整理の仕事。お昼近く、病院から外泊してきている肺がんの末期の方のお宅を訪問した。1ヶ月前には胸に水がたまり呼吸困難になっていた。入院し胸水を抜く処置を受け、昨日ご自宅に戻ってこられた。酸素療法を受けているものの食欲もあり、痛みも息苦しさもないという。足湯をし、手足の爪切りをしている最中、岡山で暮らしている待望の御長男家族が帰宅された。3歳と今年生まれでやっとつかまり立ちを始めたお孫さん。「●●ちゃん、いらっしゃい!」と声が明るい。お嫁さんにも「ここはあなたの第二のお家だから冷蔵庫を開けてなんでも食べなさい」などと話しかけている。ご自宅だからこそ、こんな時間を過ごせるのだと思う。午後には娘さんご夫婦もいらっしゃるという。家族水入らずの時間だ。三が日が過ぎたら、高齢の夫には迷惑をかけられないとまた病院に戻られるという。最期を病院で過ごすことをご自身で決められた。体調がよい時に短期間でも自宅で過ごすという選択もあるんだと思う。ご本人が願うような最期を選択できればそれはそれにこしたことはない。今年の夏で訪問看護を初めて4年目に突入した。さまざまな思いや事情を抱えてお一人お一人が懸命に生きておられる。私たちにできることは限られているけれども、短時間でも訪問看護があることで療養生活が可能になるのなら精いっぱいケアをしていきたいと思う。年頭に決意したことは何もできなかった一年。ジョギングも山登りも呼吸療法認定士の資格取得も。来年も今年と同じ目標をもって暮らすわけだが、来年こそ何とかこれらの目標をクリアしたい。ブログは2年目を迎えた。4月からデジカメ片手に早朝散歩を始めブログに写真を載せられるようになった。お花が中心の写真だけれど、春から夏の季節には数えきれないほどのお花が咲いていることを知った。ブログの仲間からお花の名前を沢山教えていただいた。今までの人生の中で一番お花に関心を抱いた年でもあったかもしれない。名前をブログで教えてもらうなんてずうずうしいことを優しく受け止めていただいた方々に改めて感謝申し上げたい。鬱のほうは大分よくなってきたようにも思う。レメロンとサインバルタのおかげで秋までは結構元気に過ごせた。季節性の鬱もあるようで、私の場合も夜明けが遅くなってから調子が落ちてきた。もう少しセルフケアができるようになったらもっといいのだけれど、まあ何とか仕事を続けてきたのでそれはそれでよかったのかもしれない。明日からは2011年。私も50代後半の人生が始まった。今しかできないことをぼちぼちとやっていきたいと思う。ブログを訪れてくださった皆さま、今年もありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。よい年をお迎えくださいませ。
2010年12月31日
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いつものことだけど、五日も休んだら、やっと元気になりました。今回は時間がかかりました。気が付いたらGW並みのお休みをいただいていました。腰痛もあったのだけど、こんなに休まなければいけない理由ってなんだろうと思います。お薬のせいかなとも思えるふしもあるのですけど。超短時間型の睡眠導入剤だけだと早朝覚醒になってしまうし、レメロン2錠にすると寝過ぎてしまうし、中間型の睡眠導入剤も朝方に残ってしまうし。難しい。病欠から職場復帰して、土日の携帯当番を3週連続して受けたので、3週間休みがないのも同然の勤務をやり遂げて12月になって、ペースダウンしてしまった。調子に乗ってアルコールを飲んだのも悪かったけど。ここ最近は禁酒していたし・・・・・。本当に調子を崩したのはなんだったんだろう・・・・・。日記を読み直してもあまり気がつくことはない。事務所の引越しがあったけど、それはそれで時間内に終わっていたし。患者さんからのクレームもなかったし。自分のことながら、今一つつかめない。とりあえず、大みそか前に元気になってよかった。明日は一日仕事をして、明後日は実家に帰ってもちつきとお墓参り。標高800mの田舎なので風邪をひかないように暖かくして出かけよう。
2010年12月30日
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12月になってから今一つ元気がない。休日はお家に引きこもりだし、薬を飲むのも面倒な日が続いていた。12月になってずっと不調が続いている。なんとなく気分が乗らなくって、休日も引きこもり生活をしている。年末年始休暇の出勤の振り替え休暇をいただいたが、改めて考えたら5日連休だったんだ。腰痛だったので何もせずに横になっていたのだけれど、今日は復活して温泉にいけるかと思っていたら、お昼になっても、三時になっても、五時になっても起き出せる気配なし。今日から携帯当番なので、やむを得ず気合いを入れて何とか起きだして職場に携帯をとりに行く。今日は仕事納めだったんだ。なんか決まりがつかない年末になってしまった。明日は一日、明後日は半日仕事。憂鬱な気分を晴らしたいな。
2010年12月29日
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30.31と働くのでその振り替え休日を、急遽今日、明日いただくことになった。腰痛の後がかんばしくなく床にあるものを拾うのに腰を曲げられないから。痛みは大分落ち着いて無理な姿勢をしなければほとんど痛みはない。いただける休みは遠慮なくいただくことにした。今日したことは郵便局で研修費の振り込みとお買い物と洗濯。ボーナスで買ったリットマンの聴診器も届いた。後はお昼寝。よく眠れる。明日は何をしよう。やっぱり大掃除かな。そして温泉。1月からのブログを見返してみた。今年の目標は呼吸療法認定士とアロマセラピストの資格取得だったけど、どちらも有給休暇が5日では研修を受けることもできず来年度に持ち越しとなった。骨折の完治だけは予定通り。9月までは頑張ったけれど退院後は何か気持ちの張りが無くなってダラダラと過ぎてしまった。来年は3月までに引越し。転居先を見つけなければならないし、来年は効率的に能率的に過ごさないと必要なこともできそうにない。しばしの休み、ゆっくりと過ごそう。
2010年12月28日
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また、仕事嫌病が出てしまった。朝目が覚めたものの、起きる気力がなくどんどん時間だけ過ぎる。突然の休みが職場の迷惑をかけることは分かっているつもりだが、体が動かない。その上起き上る姿勢が悪かったせいか左肩と腰が痛む。7時半がタイムリミットなのに、体が動かない。7時40分。 7時50分。 どんどん時間が過ぎて行く。8時。もう仕方がない。電話をかける。今日は体制があるので、休むことができた。休みと聞くと急に安心してしまう。仕事が嫌いなわけではないが、朝起きられずに休むことが半年に一回ほどある。忙しい時期には頑張れるのに、休みをもらったりすると生活リズムがくるってしまうのか朝が妙に苦手になってしまう。明日から仕事。ハァー、苦手だなぁ。なんだか、憂鬱。その原因は自分のまいた種だけど。一日の休みで何日間も憂鬱な日々が待っている。
2010年12月27日
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今年のクリスマスは最悪。腰痛で安静生活。それにしてもよく眠れる。仰向けだと腰痛がひどくなるので側臥位で寝たきり。夕方になってそろそろと腰痛体操してみると、痛みが無くなり一安心。今度の腰痛は冷えだったのだろうか。午前中に入浴介助後にリハビリの訪問。2件目のお宅が暖房があまりきいていなくって冷えたのかも。一年に1,2回くらいしか腰痛を起こさないのに暮のクリスマスイブに腰痛とは今年はついていない。そのついていない今年もあと五日。明日からは五日間連続勤務。今年の最後の五日間、張り切っていこう。
2010年12月26日
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昨日は腰痛でまいったけれど、今日になって大分痛みも和らいで何とか立って歩いています。今日のワインは腰痛の再発を慮って御辞退することに。静かなクリスマスを過ごしています。決して活動的な自分ではないので、何か行事でもないとお外に出ないのですが、今回は腰痛の早期の回復を願って大事をとることにしました。吉と出ることを祈って連休を過ごすことにします。
2010年12月25日
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昨日、一日寝て過ごしたためか、朝から腰痛で、昼になったら靴を脱ぐだけでも痛むようになってしまった。昼食後横になって様子を見たのが悪かったようで、起きようとしたら腰痛がひどくってやっと起き上り、立ち上がった後も痛みが治まらずにどうしようと思ったくらい。それでも何とか自転車に乗り、何とか入浴介助を終えた。夕方になって腰痛もおさまってきて、カンファレンスを待つこと1時間。診療所の会議室でカンファレンス。診療所のスタッフ3人、ステーションの看護師3人で約45分、話し合った。診療所の医師を始めスタッフが、こちらの提起を十分に受け止めてくれて進行は下手だったけど、話し合いの結果には満足できた。テーマは、告知されていない患者へのケアの困難さ、であった。家族が認知症のある母親と父親には告知をしないでほしいという患者との関わりは難しく、日々衰えていく本人の様子によくなるものと期待していた家族のいらだちが訪問看護師にはぶつけられていた。元気になるものと思い込んでいる家族は、いくら点滴をしてもよくならないことに不安を抱いていた。往診では診察とムンテラと処方や処置。訪問看護ではケアと患者からの不安や家族からの不安や要望を受け止める。医師としては、患者にも行っていい説明を嘘にならない程度に話をしてきたつもりだったがそれがどの程度伝わっているのかは難しかったという意見があった。ガンのターミナルの方が在宅医療をする場合は、原則として告知がされていることが前提で、その事実から症状コントロールや疼痛コントロールがされ、ポイントポイントで予後の説明が続けられていく。その説明をききながら患者も死の準備ができていく。今回のケースは本人とその夫に告知がされていなかったためにいろいろな問題が生まれてきた。家族背景を理解し、できれば家族に説明し、告知を嘘にならない言葉で説明することは必要だったという結論に至った。亡くなった後、残された家族に面接をして、残された家族の思いを受け止めていくグリーフケアも今後の課題として残った。ガンである場合、本人に告知をすることは当たり前になってきており告知を受けていないケースのケアは数少ない経験であった。難しいケースのケアについては、必要時ケア・カンファレンスを開き診療所とステーションで意思疎通を密にしてケアに当たるようにしていこうという方向性が出た。なれない進行役であったが、参加者からの協力を全面的に頂き無事終わった。カンファレンスが終わったのが19時を過ぎたので、イタリアンレストランの夕食はクリスマスの日にすることになり、今日は解散。おりしもクリスマス寒波のためか風邪が冷たく、急いでお家に帰ってきた。
2010年12月24日
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昨日はレメロンを2錠にして眠ってみた。朝は気持ちよく目が覚め、体も楽。冬になって日の出も遅くなってきたためか、よく眠れる。コーヒーを飲むのを忘れていたら何やら眠気が襲ってきて、今日も一日まったり。鬱がひどかった時は体が妙に重く、寝起きも悪いのだけれども、今日は結構すっきりしている。明日の午後は、連携している診療所と初めてデス・カンファレンスをする予定。その資料作りをして、司会進行の準備をしていたら、今日夢の中でシミュレーションをしていた。なんか緊張するなぁ。私の常なのだが、これでもかって準備をしていると思いのほかすんなりいくことが多い。明日もそんな風に過ぎてくれるといいのだが。明日はクリスマスイブ。といってもいつものように仕事をして、夕食はイタリアンレストランに行く予定。体調がよければ21時までだけどワインを飲んでみようかな。
2010年12月23日
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いよいよ、今年もあと10日もない。今日は冬至。訪問看護で内服管理している方の早朝訪問に行ってきた。介護保険では、同じ時間に異なったサービスを受けることができない。たとえば、訪問介護と訪問看護は同時間帯に併用できない。一分でも重なったら、返戻扱いになってしまう。明日は祭日で休みなので、木曜日に定期訪問している人で振り替えが可能なら、水曜日の今日か、金曜日の明後日に変更していただいている。慢性心不全・慢性腎不全・骨粗鬆症などなどある91歳のMさんも一戸建ての我が家で一人暮らし。薬をちゃんと飲みたいとご自分から訪問看護を希望された。Mさんの今日のスケジュールはディサービス。朝の9時過ぎに迎えの車がやって来て、午後3時半にディサービスから戻ってこられると今度はヘルパーさんが夕食準備と夕方の戸締りのためにやってくる。訪問看護で訪問できるのは、ディサービスの迎えの車がやってくる9時前だけ。仕方ないので8時ちょっとすぎに出勤して8時半から30分の訪問看護。いったん事務所に戻り、10時前にまた訪問に出かける。入浴介助を終えた後、自宅での生活の変化がないか、困ったことがおこってないか、ご家族とお話をして約1時間の訪問が終わった。12時前には午前中の仕事が終わり、時間があったので100均のお店によりテーブル代わりのレジャーシートをゲット。午後は98歳のKさんの訪問。60代の一人娘さんと二人暮らし。寝室は2階、居間は一階。折れ曲がった腰をいたわりながら、昼間は一階の居間で過ごしておられる。訪問の度に娘さんのことをほめたたえ、病院の先生にお世話になっていると繰り返される。ご本人が頑張れるのもご家族がそれ以上に頑張っておられるからだろうが。Kさんはとっても丁寧な方なので、私も正座になりお話を伺う。「今年も無事に過ごせましたね」と話しかけると、「先生方のおかげで長生きできます。○○先生にお会いしたら、よろしくとお伝えくださいね」と。近所に大きな総合病院があるのに、わざわざ遠い私どもの病院まで来てくださる。「よい年をお迎えくださいませね」とご挨拶をすると、「あなたもよい年をね」としっかり返してくださる。あと2年で100歳。頑張って100歳を迎えてほしいものだ。今年も「よいお年を!」なんてご挨拶がしっくりくる年の瀬になった。
2010年12月22日
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今日は今年最後のメンタルクリニックの診察日。午後の最後のお宅の訪問の終了と同時に、介護保険の認定更新時のサービス担当者会議。妻は糖尿病性腎不全のために透析療養中。夫は片麻痺で要介護4。二人とも認知症が進んできており、内服も処方通りにできなくなってかれこれ2,3年になる。自宅のカギを忘れたり、同じものを繰り返し買ってきてしまったり、おかずがあっても食べなかったり。今日の検討課題は、自宅での二人での生活ができるかどうかとの話し合い。何もお二人を前にして、そんなシビアな話をしなくてもよいものを。いずれはお二人はバラバラの生活にならざるを得ない。妻が夫の介護ができなくなったら分かれわかれの生活になるしかないというのが出席者の意見だった。家族が力を発揮してくれないとこれ以上介護保険サービスで二人の生活は支えられないと。施設入所を前提にして、できるところまで介護保険で支えていけばよい話だけのことだと、私なんか思ってしまう。ひとり生活でも何とか生活している方が多いのだから。家族に期待できれなければ、そこからスタートしてケアプランを立てるしかないのに。なんか腹が立ってきた会議だった。透析は老人保健施設や特別養護老人ホームではできないし、歩行機能が低下したら車いすで移動が可能のような住居が必要になってくる。生活を支え切れる介護保険になっていないのでこのような展開になるのだろうが。そんな話し合いが5時過ぎまであったので急いで事務所に戻り、カルテの整理をして急いでメンタルクリニックに。12月になってから体調がかんばしくないこと、時々焦燥感に襲われることなどを話した。やや薬が多いことになり、とりあえずエビリファイを減量して様子を見ることになった。アルコールはお薬の増強作用があるので缶ビールは350ml限度にして、飲酒後2時間したら内服するように指導があった。この間の体調の悪さはやっぱ、アルコールが悪さをしていたんだ。薬を飲む以上節酒をしていかなければならないんだね、了解。昨日この冬初めて水仙を見た。事務所が入っているビルの一回の植え込みの中。水仙を見ると春が近づいてくるって予感がして、好きだ。
2010年12月21日
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今日、初めて畳部屋の休憩室でお昼を食べた。まだテーブルが入っていないので、お盆にお茶碗をおいてお昼休み。畳だと、つい横になりたくなる。所長の許可もあり10分間だけ横になる。たった10分間だけれども疲れの取れ方が違う。腰が伸び、肩甲帯が伸び、ついでにストレッチ。すっかり元気を取り戻した。おかげで午後の訪問は手際がよく、私の機嫌もよく、時間通りに仕事を終え事務所に戻る。研究発表の抄録もさっさと作り終えて6時前には職場を出る。帰ってきたら、洗濯をする元気もあって、たった10分間の畳休憩の効果が十分にあったって感じがする。引越しで疲れたけれど、その引っ越しのおかげでこれから元気に仕事ができるかもしれない。日本人にはやっぱり畳だよね。Oさんちのタラの葉。紅葉した後には黄葉して、そして茶色になって葉が落ちた。
2010年12月20日
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昨日も今日も携帯当番でお家暮らしであったけど、携帯が鳴らないで済みそう。昨夜は疲れ切って、眠剤を飲むのも面倒くさくって横になっていたら自然に眠りに入り、今日も一日眠りこけていた。眠剤がなくっても眠れるんじゃない!? 缶ビールを2本飲んだけどね。昨夜より、今朝より疲れがとれた感じがする。年末なのに何もしない日曜日になってしまった・・・・・。ナデシコ? 年の暮れになったのに、こんな可愛い花が咲いている。
2010年12月19日
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月曜日の9時まで携帯当番。土曜日の勤務者は一人。広い事務室にたった一人でいる。午前中に4件の訪問なので、8時半には事務所を出る。3件目の方は人工肛門で寝た切りの方。でもそれなりに力があって、要らないところにクッションが挟まっていたりすると自分で引き抜き床に落としてある。おむつは一日に2回の交換だけ。夕方の8時に交換したきり翌日の11時過ぎまで待たなくてはならない。何とも言えないケアプランだけど、午前と寝る前に訪問介護で食事介助とおむつ交換をしている。できるなら、深夜に巡回型の訪問介護が入ってほしいところだけれど、限度額や深夜に業務をしている事業所との関係で、一日2回になっているよう。不機嫌のときも多いのだけれど、今日は珍しく機嫌がよくって「また、来てね」などと言葉をかけてくださる。ケア後「お腹がすいた!」と声を出される。あと30分でヘルパーさんが来ることになっているが、いくら寝たきりといっても12時間以上食事を食べていなければお腹がすくのも分かる。エネルギーチャージを飲んでいただき後はヘルパーさんにお願いすることに。誰も好き好んで寝たきりになるわけではないが、介護保険にはもっと頑張ってほしいな。介護保険が施行されてからもう10年たった。見直し案が出ているが、自己負担を2割にするなどますます利用しにくい介護保険制度になりそうで心配。4件目の訪問を終えたらもう1時半。2時から研修なので、ホットココアでお昼を済ませて研修会場へ。最近はパワーポイントを使った講義がほとんど。暖房がよくきいたうす暗い会場で、ついウトウト。内容は癌緩和ケア。日本人の年間死亡者は約100万人でその3割ががんであるという。緩和ケア病床は日本全体で4000というから、私たちみたいな小さな病院や診療所でも癌で闘病している方のケアをすることが当たり前の時代となった。今日の講義は入門コースといったところ。緩和ケアについて対応できる力を急いでつけなければならない。研修に参加した4人が4人とも同じ感想であった。コツコツと勉強していきたい。夕方帰ってきたら、またまたウトウトしてしまった。これって引越し疲れ?頑張ったのはここ3日くらいだけど。寒風の中、元気に咲いている花を見かけると元気になる。もともとは熱帯や亜熱帯の植物だったというベコニア。東京の最低気温はまだ零下になっていないが、頑張っている健気さ。心打たれる。
2010年12月18日
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今日は午前中、梱包の続き。基本的には箱詰め荷物にしなければならないので食品も含めてすべて箱詰め。今までは休憩室と面談室で10畳くらいの広さ。本箱3本、ロッカー2本、テーブル、机などなど。その他段ボールで40箱くらいの荷物。12時半過ぎに引っ越し業者さんが5名のチームで訪れた。歩いて1分もかからない所なのに4トントラックに荷物をさっさと詰め込み、トラックで輸送。2階までの階段をバケツリレー式に荷物を運び、1時間半余りですべての荷物の移動が完了。さわやかにきびきびと素晴らしい働き方であった。仕事をするとはかくありたいと思った。午後には2件の訪問があったので仕事の合間に開梱と収納。とりあえず明日から仕事ができるようにしておかなくてはならない。引越で断捨離を徹底的にしたので、思った以上に時間がかからず、元の鞘に収まったという感じで荷物が片付いていった。心配であったコンピューターも電機会社がいらしてくれて夕方にはインターネットもつながった。ひとさまの仕事振りを見る機会はあまりないが、引っ越し業者さんといい、電機会社の方といい、仕事の仕方が小気味よい。かなり元気をもらった。今日はお昼休みなしで引っ越し業務になったが、皆誰も文句ひとつ言わず頑張った。なかなか良いではないか。所長はあれもこれもで一人疲れ切っていたが、若いので何とかなるだろう。新しい事務所は2階で窓もあり、新しいエアコンが2台付いているが1台つけるだけであっという間に部屋全体が暖かくなる。蛍光灯も8本ついていて明るいこと、明るいこと。8畳の休憩室には畳部分が6畳、板の間が2畳くらい。8人が座れる炬燵は却下されたが、ホットカーペットと和卓が入る予定。お昼休みに横になれるスペースがあるだけで嬉しい。来週にはいろいろな備品が入る予定。クリスマスになるまでに何とか落ち着きそう。明日は土曜日だけど、携帯当番なので午前中勤務で、午後は緩和ケアの研修会。土日、何事もなく終わってほしい。ご近所のお庭にはもう白椿が咲いていた。
2010年12月17日
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たかが7人の事務所なのに、引越しについての話し合いは全くなし、段取りも悪く行程表もない。直属の上司のことなのであまり言いたくはないが、せっかく職場が結集できるチャンスをみすみす捨てているようで呆れてしまう。何も言わずに自覚的労働をできる人もあるだろうが、多くは指示待ちなのだから、そういう職場を、皆が同じ目標をもってできるかが重要と思うが。この間引越しについての話し合いは一回もない。指示もない。自覚的労働を期待しているのだろうが、それならそうで指示をしてほしい。直属の上司は精いっぱい頑張っているだろうから、直接不満をぶちまけることはできないが人の使い方が本当に下手というか、気がついていないのだろう。今日も訪問が終わってからの5時半から8時まで黙々と片付け作業。片付け仕事が終わって残業をつけてよいか、と訊ねたら、つけても大丈夫よね、ですって。所長とは名ばかりでその上の部長の所でコントロールされているんだろうな、と推測できた。同僚は私と所長以外はさっさっとと当たり前のように帰っていく。私なら考えられない。同僚が明日どういう行動をとるのか、予想できないが、引っ越し当日くらい協力的な行動をとってほしいな。今日は疲れた。早く寝て、明日に備えなくっちゃ。情熱的なシクラメン。この時期シクラメンを屋外でも室内でもよく見かける。
2010年12月16日
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いよいよ明後日の午後には引越しだ。午前中に2件の訪問を済ませ、昼食が終わったら引越しの段取りをつけて、まず捨てるものを片付けることになった。お家の断捨離はなかなか進まないのに、事務所のそれは思いのほか順調に進む。あっという間に本や雑誌の山。1年以内に使っていないものは捨てる。要るか要らないかだけで判断して良いので、思い切れる。自分の家ものもはいろいろと思い出があって捨てがたいが、仕事となるとひどく単純にさっさと決断ができる。午後4時頃まで二人で片付けその後は4人でドンドン片付ける。これで明日は一日仕事をしても明後日の午後にはめでたく引越しができそうだ。新しい事務所には、畳敷きの休憩室、乾燥室、更衣室、面談室、事務所、湯沸かし室と機能満載。お家賃や光熱費は今まで以上にかかりそうだが、快適な職場環境にはなりそうだ。今週の土曜日から新しい事務所。私は今の病院で4つ目の職場にいるわけだが、そのうちの3つは新しい建物になった。新しいところにご縁があるのかもしれない。シクラメンの寄せ植え。何やら春らしい雰囲気が漂ってくる。近所の交差点の角には鈴なりの柿の木。
2010年12月15日
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昨日は倒れこみたいくらいの倦怠感。お酒のせいなのか、気分の変調か、鬱の戻りか。自分に何が起こっているのか判然とつかめない。こんなときにはゆっくり休むしかない。ということで今日もゆっくり過ごした。師走なのに大掃除は延期。明日からの事務所の引越しに備えてぼんやりと過ごすことにした。明日は午後から段ボール集め、新事務所の家具の配置などを決め、今の事務所での不要なものを処理する。午前2件の訪問の後、淡々とこなすしかない。引越しはこれまで何回とやってきたが、こんなに職場任せの引越しは初めてだ。不満?大いに不満。やってられないよなぁ。と文句を言いたいが直属の上司にはかわいそう過ぎて言えない。やるっ切るしかないんですよね。近所の公園にマーガレットに似た花が植えられていた。耐寒性があるのだろうか。
2010年12月14日
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昨日一日、眠ったのに、今日も不調で。でも出勤はしたし、仕事もした。社会人なら当たり前だけど。今日はお昼前から雨が降り出し、午後いっぱい雨。思ったより気温が下がらなくって、凍えるほどの寒さではなくって良かった。昨年から使っていたゴアのオーバー手袋がそろそろ機能しなくなっていて買い替えかな。明日は思いもよらずお休みになっていて、大分嬉しい。でも水曜日から引越し準備。それもどうも職員が一定しなければならなそう。業者が全部やってくれると思ったら、そうではなさそうで。そのうえ段ボールの準備もないという。まいった・・・。確かに歩いて1分のところに引っ越すのでお金をかけて引っ越し業者を雇うのはもったいないが、でも段ボールくらい用意してくれる業者を選定してほしかったな。金曜日の夕方にはクタクタになっていそう。引越し祝いでまたビールなんぞを飲む勢いにならないよう注意しなくっちゃ。 早朝に撮ったのでピンボケだけど、バラのモダンタイムスのような山茶花。つぼみも薔薇みたい。
2010年12月13日
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年に一回の兄弟姉妹会なのに、今日は起きられなかった。やっぱり、お酒は禁かな。調子に乗って飲んでしまったのが2日目に疲れが出てしまった。昨日はいつもより早く眠ったのに、今朝目が覚めたのは9時過ぎ、体が重く(実際の体重も重く?)起き出す気力がなく、ついまた二度寝。11時過ぎやっとお断りの電話。電話をしたら気が楽になってまた横になり、夕方。まァ、いいかな。こんなときもあるし・・・。明日からまた仕事だ。仕事がある日は朝起き出すしかないから…、本当に大丈夫か明日になってみないと分からないけど。近所の公園の桜。まだ頑張って葉がついていた。健気に見えてしまうな。今週で職場復帰後1カ月になる。不思議なことに何もなかったような日常に戻っている。昨日寄ったうどん屋さんの玄関にあった寄せ植え。来年こそめでたい一年にしたいな。
2010年12月12日
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今日は恵比寿で「デス・カンファレンスの進め方」の研修。朝10時開始なので赤羽9時で充分間に合った。最近ビールを飲むと調子が悪くなるので昨日は生ビール封印。完熟梅酒など梅酒5種類をオンザロックで5杯。梅酒の世界も深い。二日酔いが心配であったが何とかクリア。今日は暖かく、お昼はコートなしでもOKだった。数年ぶりの恵比寿。ちょっとおしゃれなイタリアンレストランがあったが、うどん屋さんで納豆うどん。午後は苦しかったが何とか居眠りをせずに過ごせた。1日終わってぐったりだが、明日は姉のお家で兄弟姉妹会。気分を一新して楽しもう。来週の金曜日は新しい事務所にお引っ越し。今度は2階で、窓が6か所あり、畳敷きの休憩室もあり、お昼に大威張りで横になれる。来年は新しい事務所で仕事を頑張り、怪我も完治したので山も楽しめるかもしれない。なんか、良い兆し。ご近所の2色の山茶花の生垣。これからが楽しみ。
2010年12月11日
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今年一年は現場復帰と再入院、再度の職場復帰で一年が終わる。去年の12月はボーナスが出ずに、寒い冬だったけど今年はボーナスをもらえた。やれやれだ。今日は年末の恒例職場忘年会。子育て中のKさんは残念ながらお子さんが熱を出して出席できなかった。会場は11月4日に開店したばかりの串屋さん。時代劇に出てくるような店構え。宴会メニューは野菜いっぱいの鶏料理。焼き鳥も美味しかったし、手羽のから揚げも大人の味。とり鍋のスープは鶏ガラを8時間も煮込んだものという。上品な味であった。美味しい料理を食べ、おしゃべりをして、笑いあう。それだけで一年の疲れもとれるというもの。私は快気祝いに来年の干支のおみくじ付きウサギをプレゼント。来年こそは怪我もせず病気もせずに健康で過ごしたい。そろそろ山にも復帰し、また一から出直したいものだ。
2010年12月10日
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退院の時に病院の理容室でカットをしてもらって早2カ月。前髪がちょっと長すぎて帽子をかぶるとお鼻の上まで届いてしまう。日曜日は一日寝たきりで、昨日の水曜日も一日寝たきり。明日からの週末は行事が立て込んでいる。今日しか行く日がない。カラーリングとカットを頼むと、2時間は優にかかる。元気でないと美容院にはいけない。仕事帰りのアフターファイブ、事務所の近くの美容院によってみる。幸いすいていて3歳のお坊ちゃまの後にしていただけることになった。美容師さんておしゃべりが得意。でも手が止まっておしゃべりをされると疲れている身としてはちょっとイラつく。おしゃべりよりさっさと仕上げてほしい、と思ってしまう。美容院で受けるシャンプーは気持ちよい。仕事でも患者さんのシャンプーをすることがあるので、シャンプーの手際やタオル使いなど勉強になる。たかがシャンプーだが侮るなかれ。気持ちよくシャンプーをされると生き返った気がする。今日も最後にシャンプーを受けると疲れが一気に抜けていくようで元気になって帰ってきた。元気があったので冷蔵庫に残っていた大根を輪切りにして、米粒を一つまみ入れてレンジで8分。そしておでん。久々に鍋料理をした。ちょっと元気が残っていればアフターファイブの美容院もいいものだ。一家に一本は必ずある、この華やかな実。橙色はあまりないけど。
2010年12月09日
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昨日はクリニックの帰りに博多ラーメンを食べながら缶ビール。最近気がついたことだが、アルコールを摂取すると翌日調子が悪い。何故かって、どうもサインバルタの代謝と関係あるらしい。サインバルタは肝臓で代謝される。アルコールももちろん肝臓で代謝される。そのために薬の効果が高まるようで眠気が強くなるようだ。今日も朝起きるのが面倒で、昼も面倒で、夕方になっても面倒で。やっとこの時間になって起き出した。ある精神科のホームページをのぞいていたら私の処方はどうも一般的ではないらしい。症状から見てみると、一時のひどい状態は無くなっている。でも回復しきらない。主治医はストレスフルの仕事の影響という。どうしたものか。・・・・・・・・・・。セカンドオピニオン、かな。遠くからも山茶花の花は咲いているのが分かる。こんなに花が咲いているのに、まだまだつぼみがいっぱい。いったいつまで咲くのだろうか。
2010年12月08日
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抜釘術後しばらく調子が悪かったが、職場復帰後はすっかり元気になった。気にしていたことがあったのだ。退院が2週間が過ぎたころ薬局によったついでに職場に顔を出すと「もう、元気になったんじゃないの。出てこない?」なんて言われて。職場が大変なのは重々承知している。再骨折が怖いので休ませてほしい、と何回も行っているのにどうしてわかってくれないか、とプッツン。その場では「骨がスカスカしているから何かあったときの骨折が怖いので・・・・・ごめんなさい。先生に言われたように休ませてもらいます。」といったものの、「じゃあ、一カ月たったら骨ができているの?」だって。この言葉が何となくとげのように胸に刺さって、「なまけもの」と罵られてような気分になってしまった。こんな言葉で落ち込む私も修行不足だ。でも晴れて職場に戻れて、患者さんにも喜ばれて元気回復。ここ3週間は調子が良かった。今日はメンタルクリニックの定期診察日。「最近、どう?」と先生。「普通に働けるって感じです。まあ、働ければいいとしています。できないことを探し始めたらきりがないんですけど。仕事は何とかしています。」「サインバルタとパキシルを比較してみると、どう? サインバルタは効いている感じがしている?」と先生。「具合が一番悪かった時にパキシルを飲んだので、ドンドン効いてきたって感じがしていました。パキシルを減らすと同時にサインバルタが始まったので同じ効き方のような気がします。・・・・・。パキシルのときは電池切れのように突然元気が亡くなったような感じがあったり、日中眠気が来たりして困りました。サインバルタは平均的に効いているって感じです。日中の眠気もありません」「そうだね、サインバルタのほうが効き方が平均的かもしれないね。レメロンとサインバルタは黄金の組み合わせって言われているように、良くなる人が多いね。」と先生。「私は運が良かったですね、調子を取り戻す時この二つのお薬に出会えてよかったです。再発をしている人の処方内容をみると私が飲んでいるお薬の量は多いですね。でもこれで調子を保っているのでこれでいいんでしょうね。」と私。「パキシルは再発する人が多かった印象があるね。サインバルタはこれからわかる薬だから、再発については何とも言えないけどね。でも○○さんにとっては最適な組み合わせになったね。睡眠導入剤が多いけどね。こんな組み合わせの人はいないでしょう?!」「そうなんですよ。みなさん、お薬が少ないんですよ・・・・・」と私。「サインバルタ3capはたしかに多いけどね。でもこれで普通なんでしょう?」「ハイ、普通な感じがしています。」と私。と言ったわけで、今回の2週間も同じ処方で様子を見ることとなった。 そうか、黄金の組み合わせか。鬱でも生きていれば自分に合う薬が出てきてくれるものだ。みかんの季節がやってきた。東京では大きなお庭がある家では柿の木があるが、大方はみかんの木のほうが多い感じがする。
2010年12月07日
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昨日は一日中眠って過ごした。夕方起きだして、また22時前に眠剤を飲み、またまた寝入って、朝目が覚めたものの起き出すのが辛くって、やっと7時半に起床。何とか起きだしていつもの時間に出勤。連休の後の出勤は辛い。今週でやっと職場復帰後4週目なのにもうだれている。しょうがない。午前3件、午後2件の訪問を終えて5時半。夕方になってやっと普段の自分に戻ってきたって感じ。夕食をつくる元気がなくって、いつもそうだけど、今日は特にそう。行きつけのラーメン屋でマーボーラーメンとビール。今週の金曜日は忘年会、土曜日は「家族看護研究所」主催の「デス・カンファレンス」の研修会、日曜日は兄弟姉妹会。週末は何かと忙しいが元気で過ごしたい。そしたらまた携帯当番が待っている。
2010年12月06日
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休みの前にはいろいろと計画を立てるのだが、実際休みになると計画の50%の実施も難しい。ちょっと寝不足が続いていたので、今日はお出かけの予定を立てていたのだが一日たっぷり眠ることにした。眠れるは、眠れるは。今日は一日眠っていた。今週は水曜日に休みなので月、火と働けば休みだ。仕事は嫌いではないが、お休みも大好き。今週も土日はお休みなので、ちょっと気分的に楽だ。桜の葉っぱもついに散り終わりそうだ。関東にも本格的な冬がやってくる?
2010年12月05日
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今朝は9時で携帯当番終了。お休みの日なのに朝9時まで携帯当番って言うのは何となく不便。事務所が近所なのであまり不便は感じないが事務所に携帯を届けなくってはならないのがちょっと嫌だ。病欠中に、12/20抄録締め切りの研究会の原稿作成の担当を任された。欠席裁判かよ!とも思ったがお休みをいただいた手前、了解した。緩和ケアが私の今年のテーマなのでご自宅で最期を迎えられたSさんの経過をまとめてみることにした。2ヶ月半の受け持ち期間だったけど、カルテを振り返るとできないことばかり見えてくる。約2カ月診療所の看護師とステーションの看護師で毎日訪問をした。経口摂取ができなくなってきた患者さんに、ご家族の希望で点滴をしに行ったのだ。もちろん看護なので、体を拭いたり、おむつ交換をしたり、歯磨きをしたりなどのケアもする。ヘルパーさんの訪問が始まるまで一日2回の訪問をした。ご自宅に娘さんと御主人がいらして、近くに住むご長男家族が毎日訪問をするという濃密な家族関係も自宅での療養を可能にしたのだと思う。栄養低下や脱水が進むと抹消の静脈からの点滴は難しくなる。最後の10日間位は持続皮下注射でしのいだ。少しずつ血圧も低くなり、脈拍も乱れ、尿量も少なくなり、亡くなる二日前には「(点滴を)止めないで」と看護師に訴えたという。御家族がこれ以上頑張らなくてもいいと、点滴中止を希望されて点滴を中止した翌日の夜静かに息を引き取られた。亡くなって半年経ってもSさんがどんなに頑張っていたかは鮮やかによみがえる。食べられないことから来る空腹感や口の渇き、倦怠感などについてはあまりアプローチができなかった。3月の初めには予後一カ月とご長男には伝えられていたが、直接ケアする家族にはそれを伝えられなかったようで、母親の突然の死を迎えたご長女さんのショックと悲しみは深かったようだ。医療者はどうしてもご本人だけをケアの対象として考えがちだ。振り返ってみたらご家族のケアについてはほとんど触れられていなかった。とりあえずケースレポートをまとめてみたので、これを検討素材にして診療所と話し合いをしてみたい。約5時間かけてレポートを仕上げた。誤字脱字が多かったが今日のところはここまでにして近くのお寿司屋さんで「お魚御膳」を食べ中ジョッキでビール。今週の業務関係はこれで終了。3週間ぶりの何の仕事もない日曜日。美容院に行ったり、温泉に行ったりゆっくりしたい。シャコバサボテン も街を彩るようになった。
2010年12月04日
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今朝は6時に起床し、7時過ぎに出勤。台風みたいに風は強いし、雷も鳴りドシャドシャ降り。8時前は病院の表玄関も開いていず、救急入口から病院に入る。7時半過ぎ患者さんのお宅に。人工肛門につけている装具の接着面から便が少し漏れ始めていた。約1時間かけて処置終了。朝礼には間に合わなかったが、午前1件目の方の訪問には間に合った。2件目の方は今回初回訪問。統合失調症と糖尿病がある75歳の方。医師の指示書では血糖コントロールを良くするために食事指導と運動療法の指導をするようにとのこと。指導といっても初回から「指導」なんてできない。運動をするために体調状態の把握、痛みの有無などを確認し今日は、患者さんご希望の足浴と理髪を行った。時間には几帳面な方なので、約束通り1時間で、帰っていいよ、とのことで12時過ぎには事務所に戻れた。ちょっと疲れ気味なのでお昼は「メガシャキ」と「マカ一番」、サンドイッチ、ヨーグルトにした。お昼前から雨もやみ、春一番のような暖かな風が。久しぶりにコートを脱いでお仕事。午後は3件。一件目の方は間質性肺炎で一時は人工呼吸器もつけていた方。入浴介助がメインだが、呼吸筋のストレッチと簡単な下肢の運動、呼吸コントロールの練習。ご主人と二人暮らしで、この冬にリハビリをして、来年の春には近くの自然観察園まで散歩に行きたいとおっしゃっていた。そのお気持ちを大事にして、少しずつリハビリの量を増やしていくことになった。おしまいの2件は30分の方々なので時間的余裕はたっぷりあり、お約束の時間にも訪問できた。今日は終業時間に予定通り勤務を終えることができた。あと12時間携帯当番をすれば二日間の連休だ。やっと職場復帰3週目が終わる。帰ってきたら、何か疲れていて夕食を簡単に済ませて横になった。10時を過ぎてやっと起き出したってわけ。眠剤を服用したが、携帯が鳴らないことを祈って眠りにつこう。今日のシクラメン。
2010年12月03日
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携帯当番は今週の月曜日の朝で終了すると思っていたら、師走に入った昨日から土曜日の朝まで携帯当番だ。今日の午後は3軒。3人とも皆具合が悪くってあちらこちらに連絡をしているうちに5時半を過ぎてしまった。事務所に戻ってまたまた連絡業務。事務処理をしているうちに7時近くになってしまった。8時過ぎ、携帯電話が鳴った。人工肛門につけている装具に便のもぐりこみがあるとの連絡。明日の朝まではもちそうなので、検討をしてほしいとヘルパーさん。この方は今日の午前中、同僚が訪問してきたばかり。明日まではもちそうだということで、明日朝7時過ぎに訪問し、午前の訪問開始には事務所に戻っていなければならない。今日はもう勘弁してほしい、って感じ。とりあえず、仕事服には着替えているけれども、今夜は携帯電話が鳴らないことを祈るばかり。山茶花の花を気にし始めたら、あっちでもこっちでも咲いている。6月のアジサイのように愛されているお花。まさか「山茶花の宿」の影響ではないでしょうね。今日の山茶花。シクラメンもあちこちで目立つようになった。
2010年12月02日
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とうとう12月になってしまった。師走の初日だったけれど、ぽかぽか陽気。街ではワイシャツ姿のサラリーマンも目立った。こんな陽気が続いているので、患者さんのお宅のお花も元気そう。Oさん宅のパンジー。ミニバラ。午前10時前の師走の空。坂の途中の小さな林の黄葉。この時期は山茶花があちこちで咲いている。花弁が道々に落ちている。桜の花びらも美しいが山茶花の花びらも見事。そしてよくよく見るととっても上品な花もある。山茶花の園芸種はどのくらいあるのだろうか。今日の午前はのんびりと訪問できた。久しぶりに仕事中の移動でカメラを手にした。たまにはこんな日もあって良いよね。
2010年12月01日
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