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最近は本当に寒いですね。おまけに今日は朝から雨。友人との約束が来週にキャンセルになり、思いがけずフリーな一日になりました。そして、今朝GW後半から読み始めた「源氏物語」瀬戸内寂聴訳をやっと読み終わりました。瀬戸内源氏は、淡々としていてとても読みやすかったです。個人的には、やはり円地源氏が趣深くて一番好きですが、いずれ息子が読みたいって言ってきたとしたら、これから読むと良いよって勧めると思います。あとがきにはとても丁寧な説明もありましたし、なるほどね~と作者ならではの解釈を楽しむこともできました。色んな人物関係やこれはどういうことだったんだっけ?みたいなグレイな部分がひとつひとつすっきりしていく感じが心地よかったです。ただ、私はやはり瀬戸内寂聴さんといえば、こちらのほうが好きだな。物語に出てくる数々の女性の目から見た源氏物語なのですが、これが本当に凄い。読んでいる内にいつの間にか自分が葵の上や紫の上になって嫉妬に狂ったり、源氏恋しさで胸が苦しくなったりしちゃいます。はるか昔、この中の六条御息所の巻を幸田弘子さんが朗読なさった舞台を観に行ったことがあったのですが、今でもその時の身を切られるような刹那さみたいなものは忘れることができません。それから何年かして朗読を勉強している友人に誘ってもらって幸田先生の「源氏物語」の原文を読む会(カルチャーセンターでやっていたもの)に参加させていただいたこともありましたが、朗読ってこんなに難しいとは!とその教室終了と同時に私も終了しました。ひとりでこっそり読むのは良いけれど朗読通のおばさんたちの前で読まされるのにはどうも居心地悪くって。幸田弘子の源氏をすぐ近くで聞ける時間だけが幸せでした。私はやっぱりひとり部屋でうっとり浸る源氏の世界が好きだな。何年かに一度訪れるマイ源氏ブーム。本屋さんで懐かしの「あさきゆめみし」文庫版が1巻から7巻まで化粧箱に入っている物を見つけて思わず買っちゃいました。
2008.05.14
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さて、母の日の日曜日は、雨が降ってユウキの試合も中止。 GWは部活と友だちとの遊びで一日も家にいなかったユウキも 久しぶりゆっくりと家で過ごしました。 朝からPCに張り付いているので何をしているかと思ったら 母の日だからって夕飯を自分で作ろうとメニューを探していたようです。 買い物は主人とふたりで行って、 「メニューは内緒。絶対台所へは入らないで。」 と私はひとり寝室に約一時間半隔離されて(その間、私は読書三昧♪) 出来上がったのがこれ。↓ メニューは じゃがもち、クラムチャウダースープ、サラダ、ガーリックご飯 でした。 玉ねぎのみじん切りに泣き、 あさりの塩抜きってどうやるの? 固形スープの素ってどれ? と何度も主人の部屋に駆け込んできたそうです(笑) でも、これがかなり美味しかったんですよ じゃがもちはどうやって作ったの?って聞いたら 「マッシュポテトの素をお湯と牛乳で伸ばして片栗粉を混ぜて こねてバターで焼くだけ。 これが一番簡単だった。」 とのこと。 上にかかっているミートソースは私が作り置きして冷凍してあるのを レンジで解凍したそうです。 これはお弁当メニューにも使えそう そして本のプレゼントは、「くじらの彼」 有川 浩さんの単行本の中で唯一読んでなかった作品で 先日一緒に本屋さんに行った時に欠品だったのをチェックしてくれてたみたい。 ああ、嬉しい 早速、ベタ甘な有川さんの世界にどっぷりつからせていただきました。 嬉しくって友だちに写真を見せたら「いつかこの優しさがおヨソのお姉ちゃんに向いてしまうのよ。」と言われました。
2008.05.11
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調律は、大抵一年に一度の頻度でやってもらっているのですが、 最近高音の音の狂いが気になっていたので 今年は、三ヶ月早めに来ていただきました。 原因は、ねじがほんのちょっと緩んでいたみたい。 大したことなくって良かったわ 鍵盤がはずれたピアノってみなさん、あまりご覧になったことないでしょう?! 調律師さんにお願いして調律中の写真を撮らせていただきました。 グランドピアノは、すぐに埃が中に入ってしまうから 掃除機でこの中をお掃除してもらうんですよ。 それと湿気に弱いので大きな乾燥剤をふた袋、奥に入れてあったりします。 (コンサートホールのように湿度まで管理してあったり、 頻繁に調律する高価なピアノは違うと思いますけれど。) 約3時間近くキーンという音を聞かなくてはいけないのが少々苦痛ですが、 大切なピアノの治療は側で見ていたいので我慢して聴きました。 調律師さんってあの音をもっと近くで毎日聴いているんですよね。 大変だろうな。 おかげ様でピアノはすこぶる元気になりました さて、今日調律師さんとお話していていいなって思ったこと。 調律師さんの担当音楽教室のある杉並区が「子育て応援券」なるものを作ったそうで。 下記のような子育てに関係するものには年間で 0~5歳児には年間約3万円のサービスが受けられるとのこと。↓ 支援リスト これのおかげで登録している音楽教室の幼児クラスは 杉並区に限っては、近年になく大変賑わっているそうですよ。 私たちのように一時期でも芸術に携わったものは バブルがはじけて、まず情操教育的なものの援助が 切捨てられてきたことを実感しています。 景気の良かった頃は、公立小~高校の子どもたちへの音楽会や 会社のパーティなどのバック演奏会などだけでも 十分、生活していけるくらい需要がありました。 パーティなどはまあ、仕方がないとしても 家庭でコンサートなど聴く機会のない子どもたちこそ こういうチャンスは必要なのに。。ととても残念に思った記憶があります。 そうして裾野がどんどん狭まっていったことで どんどんコンサートの値段はつり上がっていって 一般の人たちが音楽会を聴ける機会もますます少なくなってきました。 海外の有名オケやバレエ団、オペラなんてひとり最低でも2万円くらい出さなくては チケット買えなくなっていますよね。 先日も「フィラデルフィア管弦楽団」のオケで 五嶋みどりがチャイコのコンチェルトを弾くというので行きたいなって思ったら、 残っているチケットはS席35000円とA席30000円。家族三人で行ったら10万近くだし、 自分ひとりで贅沢するのは気がひけるしなあと泣く泣く諦めました 家族でオケを楽しむというのは、今や特権階級の人たちのものになっちゃったんだと思うと とても悲しいです。 この杉並区のサービス、自分の家の子が受けられる訳ではないのですが、 子育て中の親御さんたちが少しでも豊かな気持ちになれたり、 小さな内にできるだけひとりでも多くの子が 本物に出逢えたらいいなとそんなことをふと思いました。他の地域にもどんどん広がって欲しいですね。★今年の母の日のプレゼントはこれ。大好きなFUYO HARUNAのフタ付マグカップ私も数年使って気に入っている物です。義母はサツキ、母はツユクサ、叔母にエレガントコスモス、伯母はつゆくさをそれぞれペアで。★最近、読んだ本少女には向かない職業有頂天家族
2008.05.09
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