Pastime Paradise

Pastime Paradise

2008.09.09
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カテゴリ: アニメ・漫画

 私が子供の頃にはもう既に貧乏街道をひた走っていたが、それでも習い事がしたいと言えば、両親は快くOKしてくれた。おかげでピアノ、そろばん、習字、と三つの教室に通っていた。
 習字教室は木曜の夜だった。いつもダッシュで片付けて家まで走って帰り、息をハァハァ切らせながらTVに向かった。

 ♪ウバウバウキャキャ チラチラオポッポ ウバウバウキャキャポイ! ドンガラチッタカポイ!
 …なぜなぜな~ぜ どうしてなの~? それがボクらも知りたいことさぁ~

 76年から放送が始まった「 まんが世界昔ばなし 」は、当初木曜19時からだった(後に水曜に移行した)。声をあてていたのは 宮城まり子 さん。番組的には「 まんが日本昔ばなし 」に似通ってはいたものの、これはこれで充分面白く、当時まだ小学校低学年だった私は世界昔ばなしも毎週楽しみにしていた。



 炎の馬の絵を愛していた少年城主(亡き母を慕い続ける、極悪非道の少年)が隣の城の厩に放火し、馬好きの隣人が焼死した。その報告を家臣から聞いていた時、突然絵の中から炎の馬が出てきて少年の城が炎上、少年は炎の馬に乗せられて炎の世界を彷徨う…とかいう話。
エドガー・アラン・ポー (Edgar Allan Poe)原作のこの話「 炎のうま 」は、流石に宮城さんも放送に反対したとか。

 赤い手袋を失くした少女は街の物知りじいさんに尋ねると、なぜかじいさんが手袋を持っていて「このことを誰にも喋ってはいけない」と言われる。しかし家で母に手袋のことを尋ねられた女の子はついじいさんの家にあったことを喋ってしまう。「約束を破ったら12時にお前を連れて行く」とじいさんに言われていたことが、女の子はベッドに入っても気になって仕方がない。やがて12時が迫ると、どこからともなくじいさんの声が―。翌朝、ベッドに女の子の姿はなく、じいさんの家のクリスマスツリーには、女の子の赤い手袋が二つ、飾られているのだった…とかいう話。

 コ、コワい… そして、EDで流れる宮城さんの歌も物悲しくてちょっと怖かった。

 ♪砂丘はどこまで続くのでしょうか~ お山はどこまで続くのでしょうか~
 …ちょっぴり~ 悲しい~ 一番星を~~

本日のひまつぶし

めもわーる ”。宮城さんはOPとEDの歌まで歌っていた→ こちら





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Last updated  2008.09.10 03:49:48 コメントを書く
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