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もう7年ほど前に本帰国した知人から譲り受けた50冊ほとの本は結局17冊読む事が出来ず、ほとんどがその中の1冊「神の国に殉ず」のように戦争に関する本で、私が本帰国して果たして読むだろうか?と考えて14冊は「シンガポール日本人会」に寄贈する事にしました。 以前に日本人学校へ寄贈した時は郵送出来たのですが、日本人会は直接持ち込みがルールだそうでキャリーバックに入れて日本人会へのシャトルバスの中で知人との思い出を蘇らせながら行ってきました。原田マハ著「楽園のカンヴァス」を頂いたのが始まりでした。「自分は絵には興味はないけれど絵の好きな人だったらきっと嵌ると思う」と言って渡され、その言葉通りにすっかりその後原田マハに嵌ってしまいました。 受付で地下一階の駐車場内に古本コーナーがあるのでそこに置いてくださいと言われ、行ってみると思ったより乱雑に捨てられたように置かれた本が結構あって、ちょっと胸が痛くなりました。棚のような物があると思って紙袋も段ボールも持参しなかったので近くにあった空の段ボールに「誰か読んでくれますように」と思いを込めて入れました。 「本には魂が宿る」というような事を信じていて、調てみると古代ローマの政治家であり哲学者の「キケロ」が「本のない部屋は魂のない肉体のようなものだ」という金言を残しているそうです。 本帰庫後、楽しみにしているのは図書館通いで以前「図書館まで公共の交通機関を使って行き、本を読み、気になった箇所はメモする」のは健康にも脳の活性化にもとても良いというのをNHKの「あさイチ」で放送していました。 2023年は原田マハ著「リボルバー」や的場昭弘著「20歳の自分に教えたい 資本論」等々、興味深い本との出会いがありました。さて来年2024年はどんな本に出会るのか今からとても楽しみです。
2023.12.26
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元オリックスの山本由伸選手のメジャー移籍先が昨日「ドジャーズ」と決まり、個人的には大谷選手とチームメイトになる事はないんじゃないかと思っていたので意外でしたが、山本選手も契約内容は12年3憶2500万ドルで、現在25歳のため「25歳ルール(ポスティングシステム)」を使っての移籍にしては契約金の多さに驚きました。因みに大谷選手が2017年23歳でポスティングシステムでアメリカに渡った時は年俸54万5千ドルでエンゼルスと6年契約でした。 そして大谷選手の愛犬「デコピン」同様に山本選手の愛犬「みかん」も話題になっていてネットにオリックスの元同僚のワゲスパックが「そのふわふわした毛の色が日本のみかんの皮に似ていたために名付けた。山本がその小さくてふわふわの愛犬を連れずに旅行することはめったにない」と話していたという記事がありました。 まだお披露目がないのでみかんの皮から推測の記事もあって「トイプードル」が有力のようです。大谷選手のデコピンとのツーショット(みかんが雌ならデート?)ももうじきかなと楽しみです。 話は変わって今一番モヤモヤしている選手はロッテの佐々木朗希選手かなと勝手に想像します。メジャー挑戦を表明していた現在22歳の佐々木選手の去就は?と調べてみると12月15日の締め切りまでポスティングされなかったとあり、来季の大谷選手や山本選手の活躍次第では海を渡るのかなと佐々木選手の去就からも目が離せません。【追記】2025年2月13日この日記を書いて1年ちょっとで佐々木朗希選手がドジャーズに入団し、大谷選手、山本選手と同僚になりました。犬繋がりで言えば、山本選手も佐々木選手も愛犬は色違いのトイプードルでオレンジ色と黒色のツーショットを見てみたいものです。そして今朝のネットの記事で3月18日(火)と19日(水)に東京ドームで行われるカブスとの日本開幕シリーズで山本選手と佐々木選手の先発予定を知りました。カブスの今永投手の先発は決定しているようで東京ドームでの熱戦が今から楽しみです。
2023.12.23
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昨年の自分へのクリスマスプレゼントの1つはラッフルズホテルの「ソムリエナイフ」だったので、今年は何にしようかとギフトショップに下見に行きました。昨年は目にしなかったクリスマス用のオルゴール等のグッヅがいくつかのコーナーにディスプレイされていて、すぐ側に南国ならではの「蘭」も飾られていました。 帰国して使えそうな物としてはテーブルクロス、室内履き、タオル、トートバック、エプロンなどで昨年とほぼ同じ品揃えです。どの品もホテルのネームバリューで高い(ちょっとした物でも2千以上です)ので今年はどこか他のお店でと思いながらも店内を物色していて「カヤジャム」を見つけました。そう言えば帰国を伝えた知り合いの方から日本でカヤジャムを探して何種類か試したけれどシンガポールのカヤジャムに勝る物は見つけられず、必ず買って来てとお願いされた事を思い出しました。 昨年の5月の日記にカヤジャムの詳細を書きましたが、ほんのり甘いトースト用のこのジャムは嵌る人は本当に嵌ってしまうようです(私も来星した当初は嵌りました) 老舗店の「Yakun(ヤクン)」の方が値段も手頃で美味だと思うのですが、やっぱりラッフルズホテルのカヤジャムは麻袋に入って高級感があります。2個購入して大きな紙袋に入れてもらい、今朝紙袋を開けてみるとラッフルズホテルのグリ―ティングカードが入っていて粋な計らいに得をした気持ちになりました。シンガポールの誇りでもあるラッフルズホテル、最後の友人達とのランチはこのホテルのレストランと考えていますが、帰国まで後1週間ほどで果たして実現できるでしょうか?シンガポールの朝ごはんの定番「カヤトーストセット」たっぷりめのバターとカヤジャムです。
2023.12.22
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日本の「キックバック問題」のニュースを見て、やはり考えるのはシンガポールでは政治家への賄賂が皆無である事と政治家はエリートが就ける魅力的な仕事と考えられている事です。その理由の1つに政治家の給与の高さがあります(僅かな賄賂を受けった後の懲罰が半端ではないから) そして大臣級の閣僚には「業績給」が導入されている事にも注目です。民間企業であれば当然のシステムですが政治の世界で業績給というのは珍しいのかと思います。国益を上げたり、公共サービスの施策など国民の利益に繋がる業績を上げた大臣は首相(現在はリー・シェンロン氏)の評価によって給与のアップがあります。 具体的にはシンガポールの政治家の給与は世界的に見ても破格で例えば大臣(M4クラスが最下位)で年収は約9,570万円(日本の大臣クラスは約2,940万円)です。 そしてM4クラスの大臣の給与の2倍相当が首相の給与と言われているので年収は日本円で約1億9,000万円(岸田首相は約4,000万円でその中から東日本大震災の復興財源確保のため約3割を返納)でアメリカのバイデン大統領の約4,760万円も超えてシンガポール首相の給与は世界一になっています(2022年統計) スポーツ界では大谷選手の高額契約は業績給の最たる例ですが、日本の企業でも浸透している業績給が政治の世界(いかに国を富ませて国民に少しでも豊かな生活を提供出来るか)にこそ適用されるべきものかと考えたりします。 日本の優秀な若者達が政治家を目指すためにはこの仕事がいかに魅力的であるかというアピールのためには給与というのも大きな要因になるはずだと思います(少なくても防衛費増額よりも意味があると)「国民の生活が苦しい中、政治家の給与を上げるなんて!」と思うのは当然ですが、国や国民の将来を考えたら日本の政治の世界は根本から考え直す必要があるのかと思います。
2023.12.20
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シンガポールに20年間住んで住みやすさを実感する1番目が「安全性」です。政府が「犯罪が少ないというのは決して犯罪がゼロではない」とビルや住居のセキュリテイの質を年々向上させています。そして2番目は「ゴミの分別がなくいつでも捨てられる快適さ」です。 12月に入り本帰国を控えて処分する大型の家具の事で不動産屋さんに確認すると4人掛けの食卓テーブル(椅子4脚)、ソファ、机はコンドミニアムの1階にあるごみ置き場には捨てられないので業者にお願いするしかないということで3つ合わせて100ドル~300ドル(1万円~3万円)くらいと言う事でした。不動産屋さんが業者を手配してくれるので問題ないのですが、政府系の住宅(HDB)に住む友人からHDBではどんな大型の家具でもゴミ置き場に捨てたり無料で回収をお願い出来ると聞き驚きました。住宅の種類によって粗大ごみの扱いが違うようですが、それでも日本に比べると手軽に捨てられるという感じです。 シンガポールのフリーペーパー「SingaLife」に「コンドミニアムの場合テーブル、椅子、戸棚などの粗大ごみは粗大ゴミ置き場に置いておくと契約している収集業者が回収してくれます」とあるのでもし費用が発生しても貸主の負担かなと思い、不動産屋さんに相談する前にこの記事を見ていたら無駄な出費が無かったのかなと後悔です。 粗大ごみは別として普段家庭で出るごみに関してはシンガポールは全く分別せずに各階にある「ダストシュート」にポンと捨てるだけでこの生活を20年間続けると帰国してからの事が大袈裟ではなくかなり心配になります。 検索すると日本では各地方自治体によって違いがあり、またダイオキシンを発生させない高額な焼却炉がある自治体はそんなに分別のルールが厳しくないというのもあり統一できないものなのかなぁと考えます。別の記事には分別が嫌であれば直接ゴミ焼却炉へ持って行く手もある等と書かれていますが、車が無い場合まさか地下鉄やバスに乗ってというのはあり得ないだろうなぁとか・・。各自がゴミを増やさない工夫をしながらも少しでも分別の負担を軽くするある程度国内で統一した方法を政府には是非検討してもらいたいです。 「追記」2024年2月28日 本帰国してほぼ2ヵ月が過ぎゴミの分別やごみ捨てのルールを少しずつ学んでいるという感じです。最初はきちんと出来るのだろうかという不安ばかりが大きかったのですが、意外に何だか人間らしい生活をしているような感じです。ゴミを減らすために極力食べ残しや捨てる食材を減らす事、不必要な包装はしてもらわない琴など考えさせらる事が多いです。 何でも楽しんだ者勝ちかなと思ってニトリの「分別ゴミ袋スタンド」をネットで見つけて購入しました。550円という安さも人気の秘密で品切れがで数日待って今日受け取りました。早速3種類のポリ袋をかけてみましたが、なかなかお洒落でこれからの分別も楽しくなりそうです(^^♪
2023.12.19
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我が家で愛用していたステンレス・ワインクーラー(脚付き)を飲み友達のK子さんが受け継いでくれる事になり、引き取りのため昨日K子さんと彼女の友達のM子さんが我が家に来てくれて本当に最後の「お家ご飯」となりました。 オリーブオイルはギリシャ旅行で現地購入品💓 ベトナムで食べた生春巻きに劣らぬ逸品 「お家ご飯」で何より嬉しいのは手作りの料理を持参してくれる事で’M子さんは「筍のアヒージョ」K子さんは「生春巻き」と「スコッチエッグ」、私はおつまみに一番好きなチーズ「ブリー・ド・モー」にドンクの「塩パン」と頂き物の「いぶりがっこ&クリームチーズ」を用意しました。アヒージョ(小さなニンニクの意味)はスペイン料理、生春巻きはベトナム、スコッチエッグはイギリス、チーズはフランス、いぶりがっこは日本と料理は国際色豊かなものとなりました。真ん中のボトルが「Biscardo OROPASSO 」アルコール度数13% そして何とそれぞれがワイン・コネクションで購入したのが全てイタリアワインで、本来なら最初にスパークリングのProseccoを開けてというところを「いちご」も持って来てくれたのでデザートと一緒に最後という事になり「Biscardo OROPASSO 2022」から始めました。このワインメーカーの白がワインコネクションの店頭に並ぶのは初めてです。葡萄品種は裏のラベルに「Garganega(ガルガーネガ)とChardoney(シャルドネ)」がメインとあるので何種類かのミックスです。初めての品種ガルガーネガのお陰か酸味はかなり抑えられフレッシュでミネラル感があり国際色豊かな料理とも抜群の相性でした。 次に開けたトスカーナ地方の「CASTELIANI」葡萄品種は「Montepulciano(モンテプルチアーノ)はアルコール度数が13.5%なのに白の後に飲むとちょっとっ気の抜けたような味わいで料理ともまずまずというのがちょっと不思議な感じです。 最後の締めのProseccoで程よい酔い加減になって、K子さんには漫画「神の雫」のあまり汚れがない14冊ほども引き取ってもらいました💦シンガポールでの再会を誓って次回はK子さん宅で引き取ってくれたワインクーラーできりりと冷やした白ワインで乾杯したいものです。
2023.12.18
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本帰国前にシンガポールで口座を開いた2つ銀行に行って、最新の金利の情報を得たりシンガポールの銀行の口座をそのまま残した場合の事などを相談して来ました。短期(10ヵ月)の定期預金の金利ではシンガポールで一番高いと思っている「UOB(大华銀行)」の行員さんから先に「日本の銀行は預金の利子に課税するんだよね」とか「金利の低さはシンガポールに住む日本人からもよく聞いている」で話が始まりました。 シンガポールでは普通/定期預金に関わらず(投資も含めて)上限無く一切課税される事がないので、改めて日本の定期預金の課税率を調べてみると利子分について所得税と地方税合わせて一律20.315%の課税でした。100万円の定期預金、金利0.3%/年として利子が3,000 円で実際に受け取るのは2,400円ほどです。日本にいる時は課税に疑問を持つ事は無かったのですが、課税しない国に住んでみると「果たして利子に課税する意味って何なんだろう?」と考えてしまいます。それが来年の1月から始まる「新しいNISA(年間120万円から非課税で投資可)」に繋がったのかなぁと考えますが、NISAは飽くまでも投資なので「投資はちょっと・・」と思う人は課税されても銀行の預金の方がまだ安全と思うかもしれません。 具体的にシンガポールのUOB銀行で2万ドル(約200万円が最少の金額)を10ヵ月(12・15ヵ月もあります)の定期預金に入れた場合、今年の実績では2.425%~3.45%です。利子を計算すると約4万円~6万6千円で無課税です。シンガポールが金融政策を行っていない事、世界の銀行の競争力ランキングで4位(2022年調査)である事と関係があるのかもしれませんが、少なくても政府と銀行がタッグを組んで国民の資産を増やす事に真剣に取り組んでいるというのを行員さんと話していると痛感します。 将来的に日本の高齢化で税収入が減少する事を考えて利子だけではなく総貯蓄額に2%の課税があるかもという記事も見つけて、給与の上昇率が極めて低く、汗水流して貯めた貯蓄からも税金を取る国、政治家の賄賂(近々のキックバック問題も)が後を絶たない国(政府)にもっと声を挙げていかなければならないんだと怒りのようなものも感じます。来年の干支「辰の貯金箱」貯金箱やタンス貯金には勿論課税はありません💦
2023.12.17
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昨日の大谷選手のドジャーズ入団会見で明らかになった愛犬の名前が「デコピン」、まさかおでこにデコピンされているのかなぁとちょっと心配しながらも、されたとしても犬の指ではお返しのデコピンは出来ないし・・💦犬種は「コーイケルホンディエ」の他に別名「ダッチ・ディーコイ・スパニエル」があり、ディーコイから大谷選手の大好きなデコピンと名付けたようです(日ハム時代にも選手同士でやっていたそうです。まさか栗山元監督にはしなかったと思いますが)気になる雄か雌かは「雄」のようでネットの記事には「雌と暮らしているというだけで日本は大激震」というのもあり笑ってしまいました。大谷選手の癒しになっているのは明らかで今年の「真のMVPはデコピン」という記事まであり、正にバディ(相棒)です。 そして当然最高のバディは通訳の水原一平さんで昨日の入団会見での人柄も滲み出るような通訳振りはかなりの好印象でした。ネットでは米ハーバード大学に進学し、その後ジュリアード音楽院の大学院に進んだバイオリニストの「廣津留すみれ」さんが「鳥羽慎一モーニングショー」で通訳振りを賞賛した記事がありました。『(水原さん)は自分の伝えたい事を分かってらっしゃるなっていうのが凄く印象としてありました。肘の手術についてのやり取りで大谷さんは「言えない事もあります」みたいな感じで話してましたけど、一平さんが訳した後に最後「Ask my doctor(医者に聞いてくれた方がいいんじゃない?)」って最後にオトしてその場を和らげ言いづらい事もうまくクッションにして一平さんが伝えてるっていうのは素晴らしいコンビネーション』とコメントしています。 こんなシーンを見てプロの野球選手は無理でも野球選手の通訳になろうかなぁと思った野球少年もいるのではと勝手に思ってしまいます。 どんな大業も1人で成すのは難しく、信頼できる「相棒(バディ)」の存在の大切さをしみじみと昨日の入団会見で感じました。
2023.12.16
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モスクワの図書館で廃棄処分になった本のリストの1冊に村上春樹著「スプートニクの恋人」も含まれていて、理由はロシアのプーチン政権が2020年に「非伝統的な性的関係に関する宣伝を全面禁止にるする法律」を成立させたためと昨年12月のネットの記事で知りました。その後この件については新たな記事がないので果たして廃棄・発禁処分のままなのかはちょっと謎です。 その後この作品が凄く気になって24年振りの再読を昨日終えました。来星時に日本から持って来た1冊で発行日は1999年(第二刷発行)です。まず驚いたのはどのページも行も読んだ記憶がなく全く新しいそして極めて興味深い作品として読み終えた事でした。 主人公「ぼく」の大学の同級生で作家を目指す「すみれ」が恋に落ちた相手が17歳年上の女性「ミュウ」で、これが「非伝統的~」に当たるのだと思いますが、ミュウはある事件がきっかけで全く性的関係が持てなくなっているのでスミレの思いを受け止める事は出来ません。たまたまギリシャの小さな島に滞在した時のスミレのミュウに対する初めての告白のような箇所も僅か数ページです。内容としてはもっと奥深いこちら側の自分(ミュウにとって性的関係が持てない)とあちら側の自分(性的関係が持てる)というもしかしたら誰でもが持ち得る二面性の不思議と悲しみのような事象を宇宙的な観点で描いているのではと勝手に解釈します。 そしてこの作品の今年のニュースはイギリスで舞台化され、イギリスの名門劇場「Arcola Theatre」で10月末から1ヶ月間上演された事です。ネットで画像を見ると「海辺のカフカ」を彷彿させる場面もあって、機会があれば是非見てみたいものです。 余談ですがこの作品が村上春樹氏がギリシャの「ハルキ島」で執筆したのか「ロードス島」なのか知りたいなぁと思っています。作品に登場する「小さな島」がとても魅力的に描かれていました。
2023.12.14
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アルコール度数 13.5% 先週の金曜の「お家ご飯」でY子さんが持参してくれたボルドー右岸「Saint-Emillion(サンテミリオン)」のGrand Cru Classe 2003年のラベルでテンションが上がりました。ただコルクが少し劣化していて2度コルクが途中で折れてしまって(単に開け方が下手だったのかも💦)ワイングラスに注ぐと最初コルクの小さい破片が少し入ってしまい、味の劣化もあったようで本当に残念です。「Chateau Fonp;egade(シャトー・フォンプルガード」を調べてみるとサンテミリオンで最も古い葡萄園の1つだそうで葡萄畑の誕生は西暦400年にまで遡るそうです。現在はメルロー85%、カベルネ・フラン15%を栽培していて残っていたカベルネ・ソーヴィニヨンの葡萄の樹は2010年に全て伐採したようで、目標は時間をかけてカベルネ・フランの量を植え付けの20%まで増やす事だそうです。右岸の特徴を生かしたスムーズで味わい深い赤ワインに大いに期待です。 ふとヴィンテージ2003年は私がシンガポールに来た年で、Y子さんの特別な心遣い(値段も高いワインなので)と思ったら「ワイン・コネクションのスタッフに勧められて買ったの」という事でした。それにしても在星20年の思い出をあれこれ思い浮かべるのに最適なワインでした。
2023.12.13
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シンガポールでほぼ15年間飲み友達でいてくれたM子さん、Y子さんと先週の土曜日我が家で最後の「お家ご飯」となりました。 各自持ち寄ったワインと料理の中で私がかなり嬉しかったのはM子さんが持参してくれたウクライナワインでした。今年9月頃にシンガポールでウクライナの展示会があってそこで購入したまま飲まずに何かの機会にとキープしていてくれた貴重なサプライズワインでした。 アルコール度数 14.0% 初めて飲むウクライナ産のワインの葡萄品種は「Pinot Noir(ピノ・ノワール)」で、開けて一口飲むとブラインドだったらフランスブルゴーニュ産のピノ・ノワール?と思ったかもしれません。検索してみると2017年、2018年と高い評価を受けていてメダルも受賞していますが、ボトル裏のラベルもウクライナ語だけなので、どんな賞なのかまでは分かりません。 赤色の州がザカルパティア州でスロバキアとハンガリーが隣接する国 ワイナリーはウクライナ西端の州「Zakarpettia(ザカルパティア)」にある「Chateau CHIZAY」でウクライナの4つの主要ワイナリーはこの州に位置しているそうです。北緯48度は札幌の43度より北にあるんだあと思ってフランスブルゴーニュ地方の銘醸地ボーヌの緯度を調べると北緯47度でした。何となくウクライナ産のピノ・ノワールの品質の良さが理解出来た気がします。2018年はウクライナ戦争が始まる前のワインですが、昨年、今年のワイン造りがどんな状況だったのかと思いを馳せながらもウクライナワインを満喫しました。
2023.12.11
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在星歴20年で本帰国まで1ヶ月を切って周りの人達からは「シンガポールに未練はないんですか?」とよく聞かれます。正直なところシンガポールは満喫し尽くした感があって、未練はほとんど無いのですが敢えて言えば「ワイン・コネクション」には未練があります。 昨日もジムの帰りに明治屋で食材を買ってすぐ近くのワイン・コネクションにお刺身に合わせる白を買いに立ち寄った際に、スタッフから入荷したばかりのアルゼンチンの「ZUCCARDI」のお薦めがありました。葡萄品種「TORRONTES(トロンテス)」は私は今まで飲んだ記憶がないですが、スタッフによるとアルゼンチンでは人気の品種でシャルドネとソーヴィニョンブランの中間のような味わいと説明がありました。家に帰ってすぐ飲みたい場合はお店のセラーに入れてあるのを買うのですが(白とロゼは大体全種類1本以上は冷やしてあります)運悪くこのワインは入荷したばかりでセラーには入れていなかったので、後日購入する事にして冷やしてある別の白を購入しました。葡萄品種を調べてみると確かに「アルゼンチンで唯一認められている伝統品種」とあるので飲むのが楽しみです。 ワイン・コネクションの強みはチェーン店で店舗数が多い事、スタッフが契約を結んでいるワイン農家の中から吟味・厳選したワインを仕入れているため比較的手頃で品質の良い物を提供している事だと思います。輸入量も多いので温度管理に優れたコンテナーを利用している事もあるのではと思っています。 店舗が違っても同じようなディスプレィでその月のお薦め割引ワインが赤のタッグで表示され、壁1面には値引きではないワインが所せましと並べられていて見ているだけで楽しくなります。 日本の地方都市ではこの品揃えは難しいと思うので、やはり楽天ショップとかのネット販売で購入するのかなぁと思うとやはり未練です。そしてそろそろシンガポールで最後に飲むワインを決めなければと思い、やっぱり白かなぁ~と考えています。
2023.12.08
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1941年(昭和16年)の12月8日未明(アメリカは12月7日)の日本軍による「真珠湾攻撃」に重ね合わせるように今日の朝ドラ「ブギウギ」で趣里さん演じる「福来スズ子」が戦死した弟のために歌った「大空の弟」は視聴者の反響がとても大きかったようです。資料もわずかにしか残っていない弟「六郎」ですが、昭和13年に召集され16年にフランス領インドシナ(ベトナム付近)の空で命を落とした記録はあるそうです。 気になってこの歌を調べてみると2019年公演の笠木さんの半生を描いた舞台「Sizuko! Queen of Boogie~ハイヒールとつけまつげ~」の制作過程で作詞作曲を手掛けた故服部良一さん宅の所蔵庫から同曲の楽譜が発見された事をネットの記事で知りました。 歌の出だしは「かねてより我らを苦しめた憎い顔した敵軍ども 日ごろ鍛えたこの腕で重い小銃抱え込み がぁんと突撃しています ○○部隊にて六郎より」で笠木さんが歌った数少ない軍歌の1つで歌の最後は「声を限りに歌うとき まぶたに浮かぶ弟よ わたしもニッポンの女性なり 務め変われど 国のため 歌に血潮をたぎらせて 果たす御国の民の道 果たす御国の民の道」と結ばれているそうです。敵性音楽としてジャズが禁止される中、音楽を続けるための苦肉の作詞内容というのが十分理解出来ます。 改めて戦争がいかに人間を不幸にするかを実感します。
2023.12.07
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先日テレビのニュースで職場の忘年会特集があり「忘年会に出席したら残業代は出ますか?」と発言した人がいて時代は変わったんだなぁとしみじみ思いました。 お酒が大好きな私にとっては会社の経費でお酒がほぼ飲み放題の「忘・新年会」はかなり好きで欠席した記憶がほとんどありません。最近は若者を中心にお酒を飲まない人が増えているというのもよく聞き、ネットでは「働く女性の78%が職場の忘年会に消極的」という記事もありました。消極的な理由は①必要性を感じない(43.7%)②飲みの席が苦手(36.6%)③身体的に疲れている(25.7%)とかなり頷ける内容で、せめて残業代が出るのであればという気持ちはよく分かります。 ニュースの中では定番の仕事終了後の忘年会ではなくランチタイムに職場でとか少人数の会社であれば社長宅でという実際に行っている例も紹介されていました。 ふと「忘年会」の起源が気になって調べてみると鎌倉時代に開催された「年忘れ」であったらしく、ただ貴族や武士が連歌を詠みあう優雅な会だったそうです。そして現在のようなお酒を酌み交わす忘年会は江戸時代に始まったと詳細が書かれた記事を見つけました。 さらに記事には宴会時の私の好きな言葉「無礼講」についても説明があり、忘年会の定着が浸透した明治時代に元々は「礼講(神様に捧げた神酒を偉い人から順番に頂くこと)」を神事が終わった後では礼講のない和やかな身分の上下に関わらない宴(転じて上下関係を取っ払い多少失礼な事をしても良い場)となり「無礼講」という言葉が浸透したようです。 家庭、学校、職場などでのコミュニケーションの大切さが近年特に取り上げられていますが、こと忘・新年会に関してはもうお酒を介してという必要性が無くなっているのかなと思いながら「働き方改革」はいろんな分野で見直されなければならないんだとしみじみ思います。
2023.12.04
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TOSCANA BIANCO SANGIOVESE VINIFICATO 2022年 アルコール度数12.5% ワインコネクションの12月の値引きの1本です。葡萄品種「Sangiovese(サンジョベーゼ)」と言えばイタリアのトスカーナ地方で作る赤ワイン「Chianti(キャンティ)」しか浮かばず、白ワインを見て驚きました。 検索すると「皮を漬け込まずに絞る事で白ワインとして仕込まれたもので味わい豊かで綺麗な酸もありマルチに活躍してくれるワイン」と説明があります。 そして「専門誌(Luca Maroni)で高評価の96点(2019年~2021年まで3年連続)」「長らく完売していたワイン」「飲まずにいるのは勿体なさすぎるお値打ち白」と激賞のコメントです。 「Luca Maroni」も調べてみるとローマ生まれのルカ・マローニ氏はイタリアで最初のティステイングによるワインのガイドブックを作った人物で、3つの項目について33点満点で評価するので計99点が最高点だそうです。その中の96点はかなりの高得点です。 肝心のワインの感想ですが、初日は例えようのない独特の香りと味わいで正直言って美味しいワインかどうかも微妙でしたが、翌日は円やかになって若干の甘味も感じ程よい酸味とも相まってネギトロとも抜群の相性でした。このワインを輸入・販売してくれたワインコネクションにちょっと感謝の気持ちです。
2023.12.03
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本帰国まで後1ヶ月となり、昨日はA氏とK子さんと最後の「フィッシュマートさくらや」でちょっと早い送別会となりました。ビールで乾杯の後はやっぱり日本酒となりA氏が北海道に帰る私のために「男山」を選んでくれました。 どんな和食にも合う日本酒の美味しさを久々に味わいました。ボトルにある「さわのはな」も「羽陽」も特に気に留めずに北海道旭川の「男山酒造」で作ったお酒と思っていましたが、今朝ネットで調べて見ると「さわのはな」は山形県尾花沢市を発祥とするお米で農家が自分達ために作っていた幻のお米という事でした。蒸す時に立ち上がる香りが芳ばしく柑橘にも似た独特の芳香があると説明にあります。残念ながらお酒を飲んでいる時にはその香りを感じる事は出来ませんでしたが、このお酒の特徴は「食事中も邪魔しない穏やかな香り」だそうです。「羽陽男山」も山形県山形市に位置する酒造でした。裏のラベルにある詳細です。特定名称 :純米酒原料米 :さわのはな精米歩合 :58%アルコール度数 :14度以上15度未満日本酒度 :+2.0 ネットではお薦めの飲み方は「常温」となっていますが、店員さんがワインクーラーに入れてテーブルに持って来てくれたのでギンギンに冷やして飲みましたが、お薦めの常温でもう一度飲んでみたいお酒です。 その後飲み足りずに💦同じショッピングモール内にある「Wine Connection」でイタリアの赤を🍷よって今日は程よい二日酔いですが、頑張って今日もブログを書きました💦💦
2023.12.02
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今朝のNHKのニュースで数々の名作ドラマの脚本を手掛けた「山田太一」氏の訃報が流れ、昭和の名ドラマ「ふぞろいの林檎たち」や「岸辺のアルバム」を懐かしく思い出しました。テレビ史の歴史に残る「岸辺のアルバム」を検索して山田太一氏自らが執筆した小説を基にドラマ化したものである事を知りました。 故安西水丸氏デザインのノート 山田太一氏の小説と言えば、忘れられない一冊は「飛ぶ夢をしばらく見ない」です。2013年に文庫化されています。当時読書感想ではなく読んだ本の中で気に入った文章をノートに書き写していてそのノートの1ページ目がこの「飛ぶ夢~」でした。 ノートには下記の文章を書きました。【ブラックホールの理論的研究者として有名な英国ケンブリッジ大学のS・ホーキング教授(43歳)が京都大学で開かれた基礎物理学研究会主催の講演会で「現在膨張を続けている宇宙が収縮期に入ると時間の向きは逆転する」と解説した】【時間の矢と題するこの講演はコーヒーカップが割れる様子とそれを逆回しした映画から始まった。我々の身の回りでよく見られる現象はカップが割れて粉々になるように、時間が秩序から無秩序に向いている。これが熱力学の第2法則(エントロピーの増大)だ。この熱力学的な時間の矢印は宇宙が大爆発(ビッグバン)以降。広がりつつある今だからこその向きであり、将来とも同じだという保証はないと教授は主張する。宇宙や時間が四次元的に閉じていると仮定すれば宇宙が収縮を始めたら熱力学的な時間の向きは逆転し、無秩序から秩序へ向かう」と話した】 当時は割れたカップが元に戻る様子を想像して目から鱗になりこの文章を書き写したのだと思います。この小説中では主人公が出会った女性が暫くして再会した時に若返っていて老女から少女、そして幼女へと姿を変えて行くという内容です。確かブラッド・ピット主演の映画でもこんな内容の映画があってシンガポールの映画館で見ました。 名脚本家であり小説家であった山田太一さんのご冥福をお祈りします。
2023.12.01
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