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アルコール度数12%以上13%未満 先週のワイン仲間との「お家ご飯」にAさんが持参したワインのヒントは「イタリアの白」だけで、ブラインドで葡萄品種を当てて下さいとの事でした。程良い酸味と果実味のバランスが絶妙でフレッシュだけどコクもあり「一体この葡萄の品種は?」と頭を捻り増したが、結局当てられず正解は「Pinot Blanc(ピノ・ブラン)」でした。 ボトルの形はドイツ産やアルザス地方の特徴である細長いタイプでラベルにある「EISBURGUNDER(ヴァイスブルグンダー)」ピノ・ブランのドイツ語名です。このワインを造るイタリア北東部のアルド・アディジェ州にあるワイナリー「カンティーナ・ボルツアーナ」を調べると、昔ドイツに占領されていた歴史があるのでワインもドイツの影響があるようです。以前に一度だけアルザス産のピノ・ブランを飲んだ事がありますが、確かにその時もリースリングに負けない美味しいワインだなぁと思ったのを思い出しました。 ピノ・ブランは特により繊細な風味を持つ料理(ソフトチーズやクリームドレッシングのサラダ等)と相性が良いらしく、確かにお家ご飯のためにBさんがたくさん用意してくれた料理の中でもサラダとの相性が抜群でした。 アルザスのピノ・ブランはいつ飲んだのか日記を見てみると、3年前の12月でした。3年経ってもしっかりその美味しさを憶えているのはやっぱり美味しかったからなんだなぁとしみじみです。
2024.12.30
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昨日のNHK「あさイチ」で観葉植物を使った「正月飾り」の作り方を熱帯植物栽培家の杉山拓巳さんが紹介していて、斬新なアイデアだなぁと思いました。 背面には小型の屏風を。 観葉植物の中でもフィカス、ガジュマル、ミリオンバンブー、パキラ、ミルメコディア、ハイゴケ、エアプランツ等インスタ映えもするいくつかをまず紹介していました。そしてお祝い事にはぴったりの「幸福の木」と呼ばれるガジュマルが日本語起源で「根が岩や石にからまる」がなまって「ガジュマル」という呼び名になったというのには驚きました。 番組で紹介した「正月飾り」の作り方は下記の通りです。① 器にまず1センチほど水を入れ、正面を決める。② 植物はポットのまま器に入れる。③ ある程度形が決まったら隙間の部分に軽石を入れ、軽石の上にハイゴケをのせていく。④ 水引をつけて、あとは流木のところにエアプランツを添えて雰囲気を出す。⑤ 最後に小さな屏風を背面に置く。 早速、我が家で一番見栄えがして縁起の良さそうな「金のなる木」で正月飾りと思いましたが「水引き」「コケ」「流木」等の飾り物があった方がよりお正月感が出るので、今日ダイソーで飾り物を売っているかどうか探しに行くつもりです。もしなければ今年は諦めて来年是非挑戦してみたいです。 ところで「正月飾り」でなくてもクリスマス用に観葉植物を利用して良かったんだぁと気付き「金のなる木」の鉢の周りにサンタの帽子を巻いたりクリスマス用の紅茶のパックをのせてみましたが、これだけでも十分クリスマスの雰囲気が出ます。何でもアイデアなんだなあと。今年2月に知人から頂いた4種類の観葉植物は無事成長し、来年は更に美しく逞しく成長してくれる事を願います🐍【12月29日追記】 昨日ダイソーに行くと小さなお正月グッヅがいくつかあって「迎春」と色紙を試しにと購入しました。何だかこれだけでもお正月気分を出してくれます(^^♪
2024.12.28
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12月26日というと思い出すのが、札幌の元同僚から「アメリカのクリスマスを体験してみては?」のお誘いです。既にアメリカへ帰国していた彼女のご両親がコロラド州の人口2千人ほどの小さな町エバーグリーン(デンバーから車で1時間ほど)に住んでいてクリスマス休暇は家族がそこに集まるということでした。 無事23日にデンバー空港で彼女とお父さんの出迎えを受け、翌日には既にお母さんが下拵えをしていた七面鳥、ローストビーフや特性スープ等などの最後の仕上げを見よう見まねで既に集まっている家族やゲストと一緒に手伝わせて貰いました。 料理の準備に大半の時間を費やした24日は単なるクリスマス前夜らしく、本番のクリスマスディナーは25日でした。家族だけでなくご両親の友人や私も含め総勢10人ほどで大きなクリスマスツリーや下に置かれたプレゼントを見ながらワイワイガヤガヤと楽しい時間が続きました。「プレゼントはいつ開けるの?」と聞くと「明日、26日」という答えでした。 26日の朝、みんながツリーの前に集まって自分の名前が書かれたプレゼントを開けていきます。「こんなのがずっと欲しかったの!どうして分かったの?」等々プレゼントへの賛辞の言葉が溢れ2時間ほどショータイムのように続きました。日本で用意して来たプレゼントも一応喜んでもらい、私へのプレゼントはお母さんからの「手作り靴下」でした。手作りの物がより喜ばれペットの大型犬は上手にペインティングされた「餌のお皿」をもらって何だか犬も嬉しそうに見えました。 その時は欧米の国ではそういう習慣があるんだと単純に思っていたのですが、よく調べてみるとこれはイギリスやかつてのイギリス統治国であったオーストラリア、ニュージーランド、カナダ、香港など限られた国々での習慣でした。そう言えば彼女のお父さんはアイルランド系でその習慣をアメリカでも引き継いでいたのだと今更ながらに納得です。 「Boxing Day」の起源には諸説あるようですが、イギリスでクリスマスも仕事をしなければならなかった使用人達に翌日家族と過ごさせるための休日で、主人が箱に贈り物を入れて彼らに配ったのが始まりという説もあって、何だかその心遣いにホッコリします。
2024.12.26
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クリスマスプレゼントを運ぶ「サンタクロース」は「何故フィンランドに住んでいる?」を調べると「元々はサンタクロースは雪やトナカイのイメージから北極に住んでいる」と言われていたそうです。それが1925年にフィンランドの新聞社が「北極ではトナカイの餌となる食糧が足りなくなったのでフィンランドのラップランド島に引っ越しした」という記事を載せ、それからサンタが住んでいるのはフィンランドが定説になったという何とも可愛らしい話を見つけました。 もう一つはクリスマスの起源についての記事です。 古代ローマ時代に「太陽」を祈りの対象としてしていた宗派が「冬至(1年で最も昼の時間が短い日)」に太陽が死に、その翌日に復活すると信じられていたことから、それがイエス・キリストの生誕を祝う日へと引き継がれていったという説がありました。冬至は日本ではお馴染みの言葉なのでこれだとクリスチャンではない私も親近感を持ちます(今年の日本の冬至は12月21日) 因みにイエス・キリストの生誕日に関しては証拠が不完全過ぎて一貫した年代が特定できないため福音書にも歴史的資料にも記載されていないそうです。20年ぶりに本帰国して初のクリスマスですが、相変わらずのクリスマスケーキ商戦やメディアのクリスマス・イブ&クリスマス報道に変わらない国「日本」の一面を見る気がします。
2024.12.25
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アルコール度数 14% 今晩の「クリスマス&忘年会@お家ごはん」に持参するワインは「ヴィノスやまざき」で購入のチリワイン「ALTUM」2020年メルロー100%にしました。在星中にもよく作っていた牛筋の味噌煮込みに合わせて選んだ一本で、特に煮込みに入れる根菜野菜と相性の良いメルローを選びました。 牛筋の味噌煮込みとの相性ワインを検索すると、同じくチリの「CONO SUR(コノスル)20Barrels Merlot Limited Version」がヒットするのですが、生憎このワインはシンガポールでも日本でも見た事がなく、それに相当するワインをヴィノスやまざきの店長に選んで貰ったという次第です。南アメリカのボルドーとも呼ばれる銘醸地「Maipo Valley(マイポ・ヴァレー)」の単一畑から収穫された葡萄を使っています。日本各地の黒毛和牛のミックス(284g 761円) 牛筋は2~3か月前頃は普通にデパートやスーパーでも見かけていたので、買いに行くと店頭にはなくスタッフに聞いてみると最近は店頭に出るとすぐ売り切れてしまうという事で予約をして翌日取りに行くという気合の入れようです。牛筋以外にニュージーランド産の牛バラも加え、人参、ごぼう、玉ねぎ、ショウガ、ニンニク、白滝、出汁のためにミニトマトを入れました。甘みはハチミツで赤ワインも適量加えて味見をした限りは今までの中で一番おいしく出来た感じです。 果たして今晩ワイン仲間からの評価は?🍷🐄
2024.12.23
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先週の日曜に北海道地方銀行の「投信セミナー」に参加して来ました。今年3回目の参加でしたが、今回は来年1月のトランプ氏の大統領就任があるので、アメリカ経済や日本経済への影響についての話が大半で、これはとても勉強になりました。 冒頭、経済においても根拠のない情報(悪く言えばデマ)が世間に出回るので、特に投資を考える場合そういう情報に惑わされないようにとの事でした。具体的には2010年以降、中国経済の発展が続き2027年までに中国がGDPでアメリカを抜くという予想が流れたようですが、現在の中国経済の失踪とアメリカ経済の好調を見る限り、この情報は結局はデマという事になってしまいます。俗に言う「アメリカがくしゃみをすると世界経済が風邪を引く」はあっても「中国がくしゃみを続けていても(2020年から)世界経済には何ら影響をもたらしていない」という事のようです。 またトランプ政権では「円高傾向になるのでは?」との予測に対しても2017年から2021年の就任時に円高傾向にはならず、来年度は140円から160円の間で推移していくのではとという事でした。 想定以上にアメリカ経済が堅調な理由の一つとしてハイテク企業の業績が好調な事と来年以降の特に生成AI等の更なる期待感を挙げていました。APPLE、NVDA(半導体)、MICROSOFT、AMAZON、ALPHABET(GOOGLE)の業績好調の5社に続き、昨年度は10位以下だったTESLA(テスラ)が今年7位に浮上したようです。 テスラと言えばイーロン・マスク氏がCEOを務め、大統領選挙時に国の歳出を減らすという発言で注目を浴びました。具体的にはアメリカの年間予算の6.5兆ドル(日本の4倍ほど)をデジタル化によって2兆ドル減らして4.5兆ドルにする計画だそうです。トランプ新政権に新設される「政府効率化省」のトップに就任する事が決まっているイーロン・マスク氏の手腕も大きな注目を浴びそうです。 前回参加した時に「日本では年間2%のインフレを目指す」と聞き、お金の価値が年々下がって行く中、庶民の防衛対策としてはNISAを含む投資が多少なりとも味方になってくれるのかなぁと・・。ただ聞いた話を鵜呑みにするのではなく、他のセミナーに参加するとか専門書を手に取ってみるとか自分なりの努力も必要だと思いながら「餅は餅屋」や「人の話に耳を傾ける事」の大切さを実感した1時間のセミナーでした。
2024.12.22
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木古内町の公式キャラクター「キーコ(あか牛・はこだて和牛)」 昨日たまたま三越デパートの食品売り場に立ち寄ると北海道木古内町名物「きこないコロッケ」の販売があり、運良く最終日の昨日「ズワイガニコロッケ」を買う事が出来ました、1個581円はコロッケとしては高値だと思いますが、何と言ってもズワイガニ入りです。シンガポールに住んでいた時、高島屋で定期的に開催される「北海道フェア」(コロナ禍は中断)でよくコロッケを買っていた事を思い出しました。本帰国して初の本場コロッケで気分も盛り上がりました(^^♪ きこないコロッケは初めてで「はて木古内町は北海道のどこ?」と調べてみると道南の函館市の近くでした。道産子でも町の名前を聞いて「どこにあるの?」というほど北海道は広く(おまけに20年も北海道を離れていたので)町の名前もアイヌ語由来が多く明治以降に漢字が充てられたため(木古内はアイヌ語のリユナイで高く昇る源の意味)道外の人には「なんて読むの?」という謎解きのような町名も結構あります。 ところで木古内町が赤牛と呼ばれる函館和牛で有名な産地と先に知っていれば、牛肉コロッケを買っていたのにと思いますが、ズワイガニについ目を奪われて・・。北海道は全国でズワイガニの水揚げが26%だそうですが、蟹=道東のイメージがありましたが函館近郊でもズワイガニが捕れるようです。肝心のコロッケのお味は思った通りの絶品でロゼワインとの相性も抜群でした。木古内町のホームぺージを見ると山と海に囲まれ豊富な食材を使った料理が特に押しのようで、北海道で訪れてみたい町の1つになりました。
2024.12.21
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先日、日記に書いた「蝦夷鹿肉のテリーヌ」は脂肪分が多いので、2日目はオリーブオイルで焼いてみると野性的な味わいが少し薄れてマイルドな味わいになり、ボルドーの赤とも中々良い相性となりました。 ふと気になって「テリーヌ」の語源を調べてみると、フランス語の「Terrine」で「陶器や鋳鉄で出来た蓋付きの容器」を意味するようです。その容器に具材を詰めて焼いた料理を指す言葉でもあり、中世ヨーロッパの時代には既にテリーヌは存在していたようです。 そして何となく見た目が同じような「パテ」が思い浮かび、これも調べてみると同じフランス語起源で「パイ生地」を意味するそうです。元々はパイ生地で魚肉などを包んで焼いた料理がパイ生地を使わなくてもパテと呼ぶようになったようです。個人的には在星中に食べた「パテ・アン・クルート」が絶品でした。 フランス産 パテ・アン・クルート 北海道産 蝦夷鹿肉のテリーヌ 写真手前の右に置いたのが切り分けた「パテ・アン・クルート」で厚いハムのようで歯ごたえもしっかりあり、特筆すべきは回りを包んでいるパイ生地がほんのり甘く何とも絶妙な味の組み合わせだった事です。パイ生地で包んでいるので「元祖パテ」ということになります。シンガポールのスーパーでは普通にフランスのパテ「Pate de Campagne(パテ・ド・カンパーニュ)」という伝統料理(田舎風パテ)が売られていたのでカンパーニュの方が知名度が高いのかもしれませんが、確かカンパーニュは周りにパイ生地は無かったと思います。お菓子作り用の小瓶のブランデーですが・・。 余談ですが、家でよく鳥肉や豚肉のレバーを使って「レバパテ」を作りますが、11月に参加したヴィノス山崎のワインセミナーで店主が手作りした鳥のレバパテをワインのアテに頂きました。自分が作る物tと一味も二味も違う美味しさで「何を加えているんですか?」と聞くと「実はブランデーを入れているんです」との事で早速試してみましたが、やっぱりコクが違う感じです。もしかしてフランス伝統のパテ料理にはブランデーが使われていたのかなあ・・と。
2024.12.19
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アルコール度数12.5% 940円(80g) 先月「どさんこプラザ」に行った時に売り切れになっていた「蝦夷鹿とクルミのテリーヌ」を昨日やっと購入して、それに合わせるボルドーワインのために「JUPITER」に行きました。 「CHATEULIN De MEZ(シャトーラン・ド・メ)」は税抜きで960円というお手頃価格と「Cote de Marmandiais(コート・ドゥ・マルマンデ)」地区のワインを飲んだ事がなかったのと店内のワインの説明に5種類の葡萄をブレンド(詳細は書かれていません)とあったので、この1本を選びました。 飲む前に検索してみるとコート・ドゥ・マルマンデは1990年にAOPに昇格したガロンヌ川両岸のボルドー右岸地区(サンテミリオンの南)で葡萄品種はボルドーと同じカベルネ・ソーヴィニョン、メルロー、カベルネ・フランですが、右岸なのでメルローを多用しています。 一口飲むとかなりの辛口で渋みもあり、ボルドー右岸の円やかさとはちょっと違う味わいです。蝦夷鹿肉のテリーヌはジビエらしい野生の風味が際立ち、相性としてはどちらも「とんがっている」みたいな感じですが、一晩寝かせたワインと残りのテリーヌを今晩試すのが楽しみです。 因みにコート・ドゥ・マルマンデ地区の地葡萄に「Abouriou(アブリュー)」があるらしく、これで4種類の葡萄は分かりましたが、果たしてあと1種類は何なのか?気になるところです。
2024.12.18
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「源氏物語」は世界に誇る文学作品でもそれを書いた「紫式部」の人生については漠然とした知識しかなかった私にとって、ドラマというフィクション性があったとしても「人間・紫式部」を華麗な平安絵巻の世界の中で見せてくれた大河「光る君へ」は珠玉の一作でした。また朝廷を意のままに操ったため後世まで「奢れる人」のイメージを与えられた藤原道長についても人間性が丁寧に描かれ、特に最終回の死が刻々と迫る中、紫式部の読む新たな「物語」に何か救われるような目で聞き入る様子には道長の無垢な心を見た感がありました。そして実際には直接会った事がないと言われる紫式部と清少納言が物語談義を交し、2人が書いた物語が政治までも変えたというセリフに改めて「源氏物語」と「枕草子」の偉大さを思いました。 ところで「源氏物語」好きが盛り上がる話題の1つに「登場する女性で誰が一番好き?(或いは共感する)」があり、個人的には魅惑的な光源氏に言い寄られながらも、それをうまくかわす事が出来た理性の人「空蝉」が昔から変わらずトップの座にいます。空蝉のモデルは紫式部という説が有力ですが、改めて調べてみると「源氏物語」の中では光源氏が空蝉に思いを寄せたのは17歳の時、空蝉(20歳ぐらい)はその2年前にかなり年上の伊予介と結婚しています。夫の身分の低さや夫への気遣いもあり巧みに光源氏の思いをかわしますが、それから12年経って2人は石山詣の途中ですれ違い光源氏は歌を詠んでいます。 「空蝉の 身をかへてける 木のもとに なほ人柄の なつかしきかな(あなたは蝉が殻を脱ぐように、衣を脱ぎ捨てて逃げ去ってしまったが、その木の下であなたの事を懐かしく思っています)」 第27回「宿縁の命」も結婚して越後から京に戻ったまひろ(紫式部)と道長が石山寺で再会を果たした回でした。脚本家の大石静氏も空蝉のモデルは紫式部説を取ったのかと思うとちょっと嬉しい気持ちになります。
2024.12.16
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今朝のNHKの天気情報で今日が「正月事始め」と呼ばれる「すす払い」や「正月飾り」等の準備を始める日である事を初めて知りました。 検索すると「正月事始め」は9世紀の中国(唐代)に作成され日本に伝えられた暦法(宣明暦)に12月13日が「鬼宿日」となっている事に起因しているようで、中国では71年間しか使用されなかった「宣明暦」が日本では江戸時代までのおよそ800年間に渡って使用されていたという事には驚きました。理由としては894年に「遣唐使」が廃止された以降、中国との国交が途絶えた事と日本での暦法の知識が十分ではなかったためだそうです。 そして長い間「宣明暦」を使用した事で生じた暦の推算と実際の天象相違が生じた事(特に日食や月食等)で1685年に渋川保井が作った「貞享(じょうきょう)暦」が採用され使用が始まったようです。 ところで「正月事始め」で特に念入りに行った方が良いとある「かまどの掃除」で「荒神様(こうじんさま)」の存在をこれも初めて知りました。かまどを司る神様で「火の神様」として「農耕神や家の神」としての性格も持ち家内安全、盗難除け、なくした物を見つける事などにもご利益があるようです。 21年振りに迎える日本での年末年始で、カーテンぐらいは綺麗に洗濯をと思っていましたが、1週間ぐらいかけてかまど(キッチン、コンロ、換気扇)は特に念入りに掃除をして来年の運気を呼び込もうと思います。
2024.12.13
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ワインショップ「ヴィノスやまざき」のワインセミナーで意気投合したワイン仲間からイギリスのロンドンに本部がある酒類教育機関が主宰するワイン資格試験「WSET(Wine & Spirit Education Trust]」の情報を貰いました。検索して調べてみるとレベル1(初級)からレベル4(Diplomaの称号が貰える)まで4つのレベルがあり、日本のソムリエはレベル3に相当するようです(レベル4は英語の試験のみ)。1969年に始まったこの試験は世界に通用する資格取得として徐々に受験者を増やし、現在は世界70ヶ国にある700の認定校のどれかで受講する事が受験の必須条件のようです(オンラインレッスンも可) 2024 CSW(Certified Specialist of Wine) Study Book WSETについて更に検索しているともう1つ米国ワインエデュケーター協会認定の資格CSW(Certified Specialist of Wine)」を見つけました。WSETのようなレベル別試験ではなく、WSETのレベル2と3の中間ぐらい(日本のソムリエと同等のレベルのようです。CSWを受験するのに認定校での受講の必要は無く、テキストを購入して自習が可能で試験も年3回あるようなので、早速アマゾンでテキストとワークブックを購入しました(2冊で14,000円ほど)試験は英語のみですが、ちょうどシンガポールから本帰国して英語の勉強をしたいと思っていたので英語のモチベーションを上げるのにもぴったりという感じです。 メインのテキストにはカラーの写真もあり和みます。 ワークブックで暗記のチェックをします。 メインのテキストのStudy Guideは300ページほどでChapter1「ワインの組成と含まれる化学物質」から始まり、ブドウ品種、ワイン醸造、国別ワイン、最後のChapter23のワインのエチケットとサービスまでとなっています。ワークブックは180ページほどでメインのテキストで覚えた事を問題形式で確認する形になっています。Stydy Gudieは一日1ページ読み込んでいけば1年間で何とか終わりそうですが、果たして2026年の受験まで頑張れるかどうか・・。知らない単語を1つ1つ調べながら、いつか何等かなの形で英語でワインについて説明出来る機会が得られる事を夢見て🍇🍷
2024.12.10
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1995年公開 昨日の女優・歌手の中山美穂さんの訃報にはとても驚きました。ご冥福をお祈りいたします。今朝のTVのニュースで中山美穂さんが2役を演じた映画「Love Letter」の岩井俊二監督が「あまりの驚きに今は何一つ言葉が出てこない事、今日一日は中山美穂さんの心の傍に寄り添っていたい」という内容のコメントを寄せ、北海道を舞台にした映画「Love Letter」の中のいくつかのシーンとロケ地を訪ねた時の事を思い出しました。 山の事故で婚約者を亡くした博子が、婚約者が昔住んでいた住所(国道になってしまい宛先不明で戻って来るはず)に手紙を出した事から物語は始まります。偶然婚約者と同姓同名の女性に手紙が配達され博子と手紙を受けった女性の2役を中山美穂さんが演じました。 映画公開当時、私は札幌で日本語教師をしていて学生たちとこの映画を一緒に見た後、撮影に使われた家が札幌から小樽に向かう駅「銭函」にあると情報を得て、家を一目見てみたいと何人かの学生と行きました。特に迷うことなくその家に辿り着き玄関前あたりで眺めていると、突然家主の方が出て来られて訪ねて来た理由を話すと何と快くお家の中に入れてくれました。実際に撮影に使われた部屋や窓際などの説明の他に、家主の方が「ちょっと宝物があるんです」と見せてくれたのが中山美穂さんが撮影の合間に編んでいた黒色の毛糸のマフラーでした。お礼にと家主さんにプレゼントしたそうで「巻いて記念撮影して良いですか?」のお願いにも「勿論です」という心遣いでした。撮影中の中山美穂さんについて「もの静かな人という印象です」という言葉が今も印象に残っています。撮影に使われた小樽市指定歴史的建造物・坂別邸 在星中も同僚がたまたま「Love Letter」のDVDを日本から持って来ていて一緒に見る機会がありました。何回見ても何故か中山美穂さんが婚約者が事故に遭った山に向かって「お元気ですか・・?」と心の底から叫ぶ最後のシーンで涙が溢れます。そして2007年に撮影に使われた「坂別邸」が火事で全焼した事をネットのニュースで知り残念な気持ちになった事を思い出します。 中山美穂さんと豊川悦司さんの透明感あふれる演技と北海道の雄大で美しい自然の映像が流れる「Love Letter」は日本(北海道)映画史上で永遠に残る名作だと思っています。
2024.12.07
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昨年末に本帰国して「ゴールデンカムイ」が話題になっている事を初めて知りました。明治末期から日露戦争終結直後までを北海道・樺太を舞台に繰り広げられる金塊を巡るバトル漫画でやっと読み始めたところです。アイヌの狩猟を中心にした食文化についても記載があり、思い出したのはずっと以前一時帰国の際旭川に住む友人を訪ねそこのルイベ専門店で「ルイベ」を食べた事です。(残念ながらお店の名前を憶えていません)それまで札幌の飲食店で食べたルイベは一体何だったんだろうというほど、薄くハムのように切られ程よく凍った状態で出されたルイベの味は絶品以上の物でした。 ふとルイベは自宅でも作れるのかと調べてみると−200℃以下の冷凍が必要で(アニサキス等の寄生虫を死滅させるため)家庭用の冷蔵庫は−100℃が限度なので数日間冷凍庫に置かなければならないという事でした。そこで近所の懇意にしている小さな鮮魚店で魚を買ったついでに聞いてみると「うちでルイベにしてあげますよ。試食をしてこれでOKという事であればお買い上げ下さい」という嬉しい対応でした。お店の冷凍庫は−600℃で数時間で出来るそうで、お願いして翌日取りに行きました。カイワレも載せてわさび醤油で。 凍らせた秋サケを解凍して刺身のように切って大根の千切りも付け合わせに入れてくれました。「凍った状態で食べるのでは?」と聞くと「本来は解凍して食べる物なんです」と店主の答えです。肝心の味は刺身では味わえない魚の旨みが凝縮されている感があり、冷凍庫替わりに雪の下に埋め保存食として食べた先人アイヌの人達の知恵には敬服です。因みにアイヌ語の「ル」は溶ける、「イベ」は食べ物の意味だそうです。 店主によると秋サケはルイベの素材としては、それほど美味しくはなく6月が旬の紅サケやサクラマスの方が身がしまり油ものっていてお勧めという事でした。6月が待ち遠しいです。 余談ですがサケとマスの違いは何だろう?と調べると明確な違いはないと出てきました。サクラマスではなくマスは12月に入りますよと店主が言っていたので、ルイベ用のマスを買いに行く予定です。気軽にどんな質問にも答えてくれる(魚の簡単調理の仕方も)店主の存在は有難く、本当に「餅は餅屋」を実感しています。
2024.12.06
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先月の帰星中にWine Connectionで初めてオレンジワインを飲み、その発祥と言われるジョージアのオレンジワインも気になっていましたが、偶然チーズを買いに立ち寄った「Providore」のワインコーナーで見つけました。ラベルをじっくり読んでいるとスタッフの人が「オレンジワインについて知っていますか?」と声を掛けてくれました。「白ワイン用の葡萄から造られているという事くらいしか・・」の後に「ジョージアが発祥なんですよね?」と聞くと「いろいろな説があるので・・」とちょっとはぐらかされてしまった感じです。64ドル(7千円ほど)とWine Connectionのフランス、スペイン産よりも高めで購入しませんでしたが、個人的にはやっと気になっていたワインに出会えたという感じです。 の2021年 アルコール度数13% ワイン名の「Bedoba」はジョージアでは「信頼と幸運」の意味で1月2日をお祝いする言葉らしくその日は新しい年の行方を決定づける日と考えられているそうです。 このオレンジワインは「Rkatsiteli(ルカツイテリ)」と「Kisi(キシ)」というジョージア原産の白葡萄から造られ、Qvervi(クヴェヴリ)というジョージアでは8千年ほどの歴史と伝統がある素焼きの壺で熟成、発酵させた葡萄も一部使われているようです。ラベルに「アンフォラ(Amphoras)」の記載もあり調べてみると、アンフォラは主に保管用や輸送のための器であるのに対してクヴェヴリは発酵、熟成の容器だそうです。これほど伝統ある製法で造られているのであれば64ドルは高くなかったかなぁと購入しなかったのが今更ながらょっと悔やまれます😿【追記】2025年3月4日 オレンジワインの発祥地についてはイタリア説もあって「果たしてどちら?」と思っていましたが、現在勉強中「CSW(アメリカのワイン資格)」のテキストに「Amber(琥珀色)/オレンジワイン」の説明がありました。テキストに記載なのでこの説が真実と思いたいです。 「SWE」発行のテキスト ジョージア発祥ででおよそ8千年の歴史を持つ。
2024.12.04
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昨年末の本帰国時に友人と約束していたラッフルズホテルでのアフタヌーンティーに先月の帰星時に行って来ました。アフタヌーンティーと言えば3段重ねのケーキスタンドが特徴的で、昨年放送のNHK「チコちゃんに叱られる!」でその由来は「テーブルが小さく場所を節約するため」に納得でした。19世紀の中頃にイギリスでアフタヌーンティーの習慣(8時頃始まる晩御飯までの空腹を満たすため)が始まったそうですが、シンガポールはイギリス統治の時代が長かったこともあり、ほとんどのホテルではアフタヌーンティーを提供しています。 まずは紅茶かコーヒーを選ぶのから始まり、紅茶を選ぶとアッサムティーなど10種類のサンプルが出され香りを嗅いで飲みたい紅茶を選びます。香りだけではよく分からず無難にアールグレイを注文しました。 前のテーブルでは男性が1人でアフタヌーンティーを愉しんでいました。 そして3段重ねの登場です。下の段は4種類のサンドイッチと小さなパンケーキ(サーモンと卵がトッピング)で勿論下の段からスタートです。特にカレー粉を混ぜたパンのサンドイッチが絶品でした(お代わりは自由です)そして真ん中と上の段にそれぞれ3種類と2種類のケーキが載せられています。1つ1つケーキの説明がありますが、一番印象的だったのはラッフルズホテル通の友人が話してくれたチョコレートケーキの上に置かれた同ホテルの象徴的なモチーフの「トラベラーズパーム(旅人の木)」の事でした。この植物の特性から昔は旅人の道案内役となり、現在のホテルのロゴの「ヤシの木」がトラベラーズパームからヒントを得ている事、そして最近は地球環境の変化でこの木もシンガポールであまり見られなくなった事などなど、こういう話を聞きながら頂くケーキはまた格別な味わいがあります。 年内のアフタヌーンティーの料金125ドル/人はかなりの贅沢だと思いますが、ホテルの雰囲気といい、洗練され歴史を感じる飲み物や食べ物を堪能するのは宝物の思い出の1つになると思います。
2024.12.03
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先週新千歳空港から香港経由でシンガポールへ帰星する際に乗り継ぎ待ち時間中に読もうと思って買った一冊です。1890年にゴッホがオーヴェールで自殺した事、滞在していたラブー亭に600点ほど残された絵画の一枚が「医師ガシェの肖像」で決して傑作とは言えず、暖炉にくべられる事を免れただけの絵だったかもしれないという書き出しで小説は始まっています。この絵はその後13人の持ち主を経て、1990年ロンドンの美術品競売会社「ルービーズ」で競売にかけられる場面へと続きます。ニューヨークのクリスティーズで1990年に競売にかけられ落札(落札者の記載は無し) 思い出したのは昨年シンガポールで開催された「Van Gogh:The Immersive Experience(ゴッホ:没入型展覧会)」でその時展示されていたパネルの一枚に今ままで最高額をつけたゴッホの絵5点の紹介があり第1位が「医師ガシェの肖像」だった事です。US$82,500,000(当時のレートで120億円ぐらい)で落札されたとあり「一体だれがこの絵を落札したのだろう?」と思っていました。 小説「大絵画展」では1990年の競売で大富豪のイアン・ノースウィッグと小柄な日本人バイヤーとの激しい競り合いが描かれ、結局「医師ガシェの肖像」は日本人バイヤー(依頼を受けた小さな画廊の店主)が競り落とします。 ウィキペデアで調べてみるとこの絵を所有したのは大昭和製紙の名誉会長で、一般に公開される事はなく1996年に氏が亡くなった後競売に2回かけられるものの2019年の時点では「所在不明」という謎多き作品になっているようです。最初にゴッホの弟テオの妻ヨーがオランダ人コレクターにこの絵を300フランで売った事を思うと現在の絵画の値段には驚きというより怖さのようなものも感じます。 小説に話を戻すと絵画が決して美術品愛好家が購入するわけではなく、投機目的のため法外な値段が付けれられ転売を繰り返し、その取引には総会屋や暴力団も絡む事もあるというサスペンス仕立てになっています。絵画を別の視点から見るという意味では面白い小説だと思います。「大絵画展」には絵には関係なく多額の借金を抱えていたり金融業者からの取り立てにあっている人物たちも登場し、大逆転の結末がどんな風に描かれるのか読み終えるのが楽しみです。
2024.12.01
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