星の国から星の街へ(旧 ヴァン・ノアール)

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2021.08.01
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 表紙を見て漫画かと思いましたが、スタッフから日本語で「小説です」と言われ即購入しました。

 今回の東京オリンピックの一連のゴタゴタのお陰で初めてその起源となるギリシャでの「古代オリンピック」に興味を持ち、それがギリシャ神話の中の全知全能の神「ゼウス」を讃えるために開かれた大会と知って、名前だけは記憶にあるギリシャ神話の中の神様や人々の事をもっと知りたいと思うようになりました。

 本の中の「ひとくちメモ」の中に下記の文があります。

「オリンポスの主神ゼウスに捧げようと、ギリシャでは4年に一回のオリンピア競技が紀元前776年に始まりました。戦車競走、競馬、競争、ジャンプ、レスリング、ボクシングなどが行われるようになり、これが今のオリンピック競技へと発展していったのです。」

 イカロスに話を戻すと「太陽に近づきすぎたイカロス」というタイトルで5ページで詳細が書かれています。クレタ島に君臨した「ミノス王」に仕えていた大工のダイダロス(巧みな工人)はその巧み過ぎる技術から王の座を狙っているという風評を立てられ、息子の「イカロス」と共に幽閉されてしまいます。

 幽閉された場所には鳥の羽がたくさん舞い込んでいたためダイダロスは蝋を使って翼を作り、そこから逃げ出すことを考えます。無事父子の翼を作り終えイカロスに「空の中ほどを飛ぶのだよ。低すぎると霧が翼を濡らしてしまうし、高すぎると太陽の熱で蝋が溶けてしまうから」と注意を与えます。

 しかしその警告も空しく自由に飛べる自分に舞い上がってしまったイカロスはどんどん高く飛んで行きます。


巻末の「地図でおさらい!ギリシャ神話」から。

 「ダイダロスはイカロスの遺体を落ちた近くの島に埋め、その島をイカリア(エーゲ海にある島)と名付けました。その後ダイダロスはイタリアのシチリア島に行き、そこに「アポローンの神殿」を建て、その翼を捧げた」そうです。

 「ヴァン・ダイク」や「ブリューゲル」が描くイカロスの絵もネットで見ましたが、マティスのリトグラフ「イカロス」はシンプルな構図の中にその教訓をしっかり伝えている気がします。

 ギリシャ神話のイカロスを読んで、ちょっと違った見方が出来るようになって私が好きなマティスの絵(切り絵)の一枚になりました。











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最終更新日  2024.04.19 08:27:06
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