星の国から星の街へ(旧 ヴァン・ノアール)

PR

プロフィール

星の国から星の街へ(旧 ヴァン・ノアール)

星の国から星の街へ(旧 ヴァン・ノアール)

カレンダー

キーワードサーチ

▼キーワード検索

2022.07.22
XML


 大河「青天を衝け」で
「山崎育三郎」さんが演じた日本の初代総理大臣「伊藤博文
(1841-1909)」は私の中に漠然とあった「伊藤博文」のイメージを変えるものでした。イメージと言っても長州藩の下級武士の身分から立身出世となる4度の総理大臣に就任しながらも、中国の「ハルピン(現在の瀋陽市)で暗殺されたというちょっと暗いイメージでした。                                         

 「青天を衝け」の中では「渋沢栄一」が「伊藤博文」を「常に先を見通した人物」という言葉で賞賛し、渋沢栄一がアメリカ訪問中に受け取った伊藤博文の訃報に失った物の大きさに動揺する姿は印象的でした。

 このドラマの後「何故、伊藤博文は暗殺されたのか」を調べてみましたが、随分謎が多いようでした。時は日露戦争(0904-05)が終わってロシアと朝鮮半島問題の話合いを行うために伊藤博文がロシアを訪問途中で起こった事件で、犯人として逮捕されたのは韓国の民族主義運動家でした。(ただこの人物が真犯人かどうか今も謎だそうです)

 日本の韓国併合には反対の立場を取っていた伊藤博文が暗殺されたことによって皮肉にも翌年韓国は日本に併合されてしまいます。併合の強硬派による暗殺説まであるようです。

 そして「明治天皇」の強い希望があったという説もあり、伊藤博文は「国葬」という形になりました。それまで皇族等が対象とされた国葬で初めての民間人の国葬だったそうです。

 歴代首相を一番多く輩出した山口県ですが、佐藤栄作氏(安倍元首相は大甥)は61代~63代の総理大臣を務め1974年に「ノーベル平和賞」を受賞していますが「国民葬」だったそうです。何か「民」が入っているかいないかだけで結構大きな違いもある気がして、私には「国民葬」の方がしっくりくるような気がします。

 奇しくも今日の閣議で安倍元首相の「国葬」が決定されたそうですが、政府には「国民葬」という選択肢は無かったのかなと思います。





 ​





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2022.08.05 13:50:12
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: