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昨日の日記に蟹味噌にワインを合わせるのは無理と書いた後で蟹味噌缶の「食べ方レシピ」に「パスタにエビ(蟹ではなく) 味噌」に気が付き、食べ残しの「イカ墨パスタ」をフライパンで焼き蟹味噌を入れてみました。そしてこれも飲み残しのイタリアのワインに合わせてみると、焼いた事で蟹味噌の強い磯臭さが和らいでマイルドな味になり(火を通すと濃い旨味が出るそうです)これが中々の相性なのに自分でも驚きました。
アルコール度数 13%
トスカーナ地方の「Vino Nobile Di Montepulciano 2018」でワインコネクションの値引きで29ドルでした。イカ墨パスタは真っ黒なので少しでも美味しく見えるようにまず少量をお皿に置いて周りに豆苗とトマト(ドンキで購入の日本産)を散らしてみました。添えたのはイタリア系食材店「Providore」で見つけたちょっと珍しいキューブ型のパロマハムとフランスのロワール地方の白カビチーズです。
後で久し振りに「トスカーナ・ワイン紀行」の本を開いてみると(2000年発行 シンガポールで未だ古本屋さんがある時に購入)「ワインの王様
モンテプルチアーノ)」というテーマで町と
「Vino Di
Nobile Montepulciano(ヴィーノ・
ディ・ノ
ビレ(高貴の意味)・モンテプルチアーノ)」について5ページほど説明がありました。9世紀頃にワイン造りが始まり17世紀に「すべてのワインの中の王様」と詩人フランチェスコが詩の中に書いた事が高貴なワインという名称に繋がったそうです。名前からなのか海外では王室関係に人気が高いとも書かれています。葡萄品種はサンジョベーゼが中心でキャンティ・レゼルバと似ているとも言われるようですが、実はキャンテイとは違った種類のサンジョベーゼ「ブルニョーロ・ジェンティーレ」という葡萄らしく、全体に辛口で渋みが少なく濃いガーネット色のワインを造るそうです。
どんなワインにも興味深い話があるなぁと感心しながら、少しだけトスカーナ地方を旅した気分にもなりイタリアワインもやっぱり良いなぁと蟹味噌のパスタを味わいながら今更ながらに思った次第です。
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