星の国から星の街へ(旧 ヴァン・ノアール)

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2023.09.29
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 今朝の最終回で3206種の植物を載せた「植物図鑑」が無事完成し、まず発刊のために尽力してくれた人達の名前が映像で流れた後、万太郎と寿恵子の特に思い出に残る草花のページが捲られて(園子との思い出のヒメスミレも)それだけでも涙腺が緩みました。「あさイチ」の朝ドラ受けで華丸さんが「MCを務めて今回で11回目の朝ドラだけれども僕にとってはNo1の最終回」に「らんまん」の素晴らしさが凝縮されていると思いました。植物図鑑の最後のページの「スエコザサ」はいつまでも余韻が残りそうです。



2日戻って、一昨日の回で万太郎が東京帝国大学から理学博士号を贈られる様子が描かれ、授与式に臨んだ万太郎の上着の胸ポケットに刺された鮮やかでたわわな黄色い花に目が行き、ネットの記事でその花が「女郎花」である事を知りました。秋の七草の1つで「万葉集」にも歌人「山上憶良」が女郎花を詠んだ歌が2種あるそうです。授与式に参列していた徳永教授と万太郎は何と言っても万葉集繋がりで、徳永教授も女郎花を見て万太郎と関わった長い喜怒哀楽の日々を想い、つい嬉しさを隠し切れない表情で「最後まで手をかけおって・・」という台詞に繋がったのだと思います。脚本には珠玉の伏線が多々あり「見事」の一言ですが、未だ未だ見落としている箇所がいくつもあるのだと思います。

 そしてもう1つ女郎花を選んだ理由は妻、寿恵子に対する感謝のメッセージだったそうです。花言葉は「優しさ」や「親切」そして「美人」だそうで、授与式に臨む前に「今日も綺麗じゃの。寿恵ちゃん」と声を掛ける万太郎の台詞にもちょっと涙腺が・・。



 そして最後にタンポポの2つの綿毛がひっそりと映っていたと思います。「友白髪」を意味しているのかと思いますが、お互いを信じて苦楽を共にする夫婦愛をこんな植物で表すとはちょっと「粋」過ぎるなぁと。






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最終更新日  2023.09.29 15:00:16
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