星の国から星の街へ(旧 ヴァン・ノアール)

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2024.11.11
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カテゴリ: 本帰国で再発見!
 今年9月に一般開放が始まった北海道大学構内にある「北海道ワイン教育研究センター・北大ワインテイスティング・ラボ」で北海道ワインの有料試飲が出来るという情報を貰って、早速昨日行って来ました。先週木曜日の積雪から一転、穏やかな秋晴れの天気となり紅葉を眺めながらJR札幌駅から徒歩15分ほどで到着です。


​センターの建物は1901年に建てられた登録有形文化財。 ​ 館内の窓からキャンパス内の紅葉も。


ワインセラー2台に6本ずつ置かれています。

 館内を一通り見てから受付でワインリスト(赤4種類、白6種類、ロゼ2種類、シードル1種類)を貰い、早速3種類試飲が出来るコインを1500円で購入し、ワインリストの中から下記の3種類を選びました。まずは白2種類です。

1. 2度訪問した事がある三笠市の山崎ワイナリーの「シャルドネ樽発酵 2021年」
2. 北海道ワイン(小樽市)「鶴沼ゲヴェルツトラミネール 2021年」

 館内にはソムリエが常駐しているのでワイン選びのアドバイスや質問にも気軽に答えてくれます。1.のシャルドネの樽香が際立っている理由やアルコール度数が11度に抑えられている意味を説明して貰いましたが、個人的にはアルコール度数は12度ほどまで上げて深みのようなものが欲しいと思いました。2.のゲヴェルツト~は実はフランス産の花の蜜のような強い香りが苦手で北海道産はどんな味わいにと試しに飲みましたが、香りといい若干の甘みといい品質の高さを実感しました。ソムリエによると「かぼす(柑橘類)」の香りがあるため魚介類にも好相性という事でした。




最後が千歳ワイナリー「北ワイン ピノノワール 2022年」で、山梨のワイナリー「中央葡萄酒」の技術支援でワインを造っていてソムリエのお勧めの赤の1つでした(葡萄は余市にある木村農園)ただ、個人的には2022年と若いせいか渋みと酸味が際立ち過ぎていると思いましたが、更なる技術改良でブルゴーニュのピノノワールの味わいに早く近づいてくれる事に大いに期待です!









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最終更新日  2024.11.11 12:20:00
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