全24件 (24件中 1-24件目)
1
『アンディ・バンヘッケン』 それでは今回は西武の新外国人投手であるアンディ・バンヘッケン投手について見ていきたいと思います。バンヘッケンはここ4年間は韓国プロ野球のネクセンという球団で先発投手を務め、一昨年に大台の20勝を記録しており、今年も15勝をあげるなど4年連続二桁勝利を記録した左腕投手です。 投球スタイルは直球(大体140キロ中盤程)にスライダー、カーブ、スプリットとオーソドックスなタイプで、広島に在籍していたスタルツのような投手でしょうか。まず奪三振率ですが、アメリカ時代は特筆するほどの数字は残せていませんが、ここ2年間の韓国プロ野球での成績は8.83、8.57と非常に高い数字を記録しており、突如三振を奪うスタイルへと変貌を遂げました。次に与四死球率ですが、ここ2年間で3.11、2.70と急成長を遂げるなどこちらでも進化を見せました。投球内容に関してはここ数年は非常に充実しており、今年で37歳ですが成長を見せています。 最後に球威と打球ですが、被安打数が投球回数を上回っているか同等の数字を記録していますが、被本塁打率は0.64、0.43と一発はそれほど打たれてはいないだけに、走者は出すものの粘りながら抑える印象です。打球はアメリカ時代のものですが、GO/AOが1.00以上を常に記録していたようで、特に長身から投げ下ろすので日本でもゴロを打たせられることができそうです。 年齢から来る衰えが懸念されるものの、奪三振や制球は年々良くなってきている点やゴロを打たせられる点などを考えると、十分活躍できるのではないかと思われます。また、西武の内野守備陣は優秀なRFを記録している選手が多いのも強みです。選手評価:A(先発として期待) 『守備記録公開』 今回、遂に全ての球団とランキングの更新が終了しました。興味のある方は是非こちらからご覧いただければと思います。ピザ★冬限定★お試しピザ3枚セット【RCP】【送料無料】【クール料100円】PIZZA ピッツ…価格:2,138円(税込、送料別)
2016.02.29
コメント(0)
『イアン・デスモンド獲得か』 これまでマイナー契約で驚かせることはあったものの、あまりビッグニュースのなかったTEXですが、ここに来て衝撃的な情報が流れました。何と昨年までWASで遊撃手として活躍していたイアン・デスモンドの獲得を検討しているとのことです。しかしながらTEXにはアンドラスが遊撃手として出場しているのでポジションが被っており、球団は何とレフトとして起用する方針とのことです。それにしてもギャロやナポリをいきなり経験のないレフトでいきなり先発出場で起用したりしてましたが、どうもこの球団はかなりレフトを軽視しているようですね・・・。しかしながら打撃は遊撃手として十分な成績を上げており、しかも左打者なのでアーリントンならば更に打撃成績を伸ばせる可能性もありそうですし、アンドラスが休養する時に遊撃手としての起用も可能です。 ただ個人的にはせっかくギャロやルアーなどがおり、更にマザラや招待選手ですがブリンソンといったプロスペクト選手が4人もいるのですからあまり獲得する必要はなさそうですが・・・。博多華味鳥の水炊きセット(5〜6人前)《送料込》【直販SHOP】お取り寄せ 鍋価格:5,940円(税込、送料込)
2016.02.28
コメント(0)
『ガヤード、BALへ』 正確にはTEXの情報ではありませんが、昨年TEXで先発を務めたガヤードがBALと正式に契約合意して入団することが決まったそうです。ガヤードは昨年一年間先発ローテを離れずに先発の柱として投げ続け、地区優勝に大きく貢献しました。TEXの地区優勝は間違いなくガヤードの力が大きく、常にガヤードがいたからこそ一時期沈みかけたTEXは何とか踏みとどまることができたのだと思います。僅か1年のみの在籍でしたが、一生ガヤードのことは忘れません。BALでも活躍を願っています。Gallardo,thank you for playing at texas rangers ! 他にはスタブス外野手、ロス投手とのマイナー契約を交わしました。 『遂に全球団、公開』 ホームページですが、遂に全球団の守備記録を公開することができました。興味のある方はこちらからご覧いただければと思います。メジャーリーグベースボール タオルマフラー レンジャーズ MLB【マフラータオル スリム スト…価格:648円(税込、送料別)
2016.02.27
コメント(0)
『ラファエル・ドリス』 それでは引き続き阪神の新外国人投手であるラファエル・ドリスについて見ていきたいと思います。ドリスはリリーフ専門の投手ですが、ここ数年はMLBでの登板はなく、3Aでプレーしていますが43試合に登板して防御率は4.61とあまり冴えない成績に終わりました。 投球スタイルは最速157キロの直球にスライダーとツーシームのみの投球で、パワーピッチの投球スタイルです。また、マテオ同様に縦の変化球を投げません。まず奪三振率ですが、昨年は7.33とリリーフ投手にしてはさほど高くはなく、これまでの実績を振り返ってみてもさほど奪三振率は高くありません。次に与四死球率ですが、5.70とかなり悪く、一昨年も5.40、2012年も3Aで3.77、MLBで5.45とかなり悪く、制球難というよりはノーコンの領域に入っています。 最後に球威と打球面ですが、被本塁打率は昨年が0.27と比較的抑えられており、過去を振り返ってみてもそこまで悪くはありません。ただし、被安打率は高く、ほぼ投球回数と同じ数字を記録している点は気にかかるところです。また、打球面は昨年のGO/AOが1.63と非常に高く、これまでも1.50以上を記録しているシーズンが殆どで、時には2.00にも到達しているシーズンもあるなど典型的なGB投手であることが分かります。 基本的には広島に在籍していたミコライオのような投球が期待できる投手ではないかと思われます。しかし、ネックとなるのはやはり制球力の悪さ、スピード満点な外国人投手は非力な日本人打者相手ならばアメリカ時代よりもよりストライクゾーンに攻め込む(最悪真ん中付近でも構わない)ことができるだけに、与四死球率が改善されるケースが非常に多い(現にミコライオやサファテもそうでした)のですが、ここまで与四死球率が悪い(そもそも真ん中付近にすら狙って投げられるのか)となるとかつてヤクルトに所属していたカーペンターのようになってしまうのではないかと懸念してしまうところです。特に日本の打者は当てることに対してだけは一流ですからここまで制球が悪いとなると根負けして四球を出すというケースに加え、いくら改善されるとしても根本的な制球力はないですから時折乱す傾向がどの外国人投手にもあり、恐らくドリスも例外ではないでしょうからこの二つがセットで重なり合う可能性も捨て切れないだけに、あまり高い評価はしかねるところです。選手評価:C(制球次第) 『更新情報』 ホームページを更新、現在セリーグとパリーグ4チームを公開しています。興味のある方はこちらからご覧ください。常連のお客様専用★お好きなピザが選べる10枚セット【送料込】価格:6,458円(税込、送料込)
2016.02.25
コメント(0)
『マルコス・マテオ』 それでは今回は阪神の新外国人投手のマルコス・マテオについて見ていきたいと思います。マテオは昨年SADに在籍してリリーフ投手として登板、MLBでは26試合に登板して防御率4.00、3Aでは25試合に登板して防御率1.69でした。 まず投球スタイルですが、主に直球系統(フォーシーム、ツーシーム)とスライダーのみで構成されており、結構球種が少ないタイプです。最高球速は156キロを計測しており、平均球速も151キロと非常に速いのが特徴です。ちなみにツーシームは近年投げ始めたようです。それでは奪三振率ですが、これがマテオの売りと言っても良く、10を優に越えています。何とMLBでも11.00を記録しており、非常に高い奪三振能力があると考えられます。しかし気にかかる点として挙がるのは主にツーシームとスライダーで三振を奪っている点、当てることだけには長けている日本の打者相手だと横の変化では中々三振は奪えないのではないか?と思いますが・・・。次に与四死球率ですが、基本的に3.50で推移しており、日本に来れば多少は改善されるものと思われます。 最後に打球と球威面ですが、被本塁打率はMLBでは1.67と非常に高く、逆に3Aでは0.28と完璧に近い内容で両極端となっています。ちなみに一昨年は3Aで0.72とそこそこ一発を打たれやすい傾向があるようです。被安打率は十二分に良く、球威に関しては問題ないのではないでしょうか。また、打球の方は昨年は3AでGO/AOが1.00、それまでは1.00を切っており、基本的にはFBタイプの投手ではないかと思われます。 奪三振率が高いですが、マテオには縦の変化球がなく、pitch/fxでは直球のキレもあまり高くない(7.2程)こと、ツーシームは日本のボールだとMLBのボール程曲がらないという話もあることから日本ではあまり三振を奪えるようにはどうしても見えない点が気にかかります。そうなると打たせて取るタイプになるのかと思われますが、そこまでゴロを打たせるタイプでもありません。もしかすると日本では決め手不足で粘られるという可能性も拭い切れないかなと感じます。選手評価:B(数字を鵜飲みにできるか)お試し!★『新』本格ピッツァ!送料込みのピザお試しセット[2セット購入以上でおまけ付き(1配送…価格:3,931円(税込、送料込)
2016.02.23
コメント(0)
『Guthrie, Welcome to Rangers』 TEXにとってまた新しい衝撃的な情報が流れました。昨年世界一に貢献したKCで先発を務めたジェレミー・ガスリーとマイナー契約を交わし、春季キャンプの招待選手として参加させることが決まりました。しかし、一応マイナー契約ではありますが球団のNEWSでは既に先発の五番手を務めるのではないかと書かれています。ただ五番手の先発候補は他にもマルティネスやゴンザレス、招待選手のグリフィンなどが控えているだけに、決定しているとまでは言えないのではないかと思われます。これで先発はエースのハメルズを筆頭にルイス、ホランド、ペレスの後の先発候補として期待されます。しかし、ダルビッシュが5月以降に先発を務めるだけに、早急な結果が求められるでしょう。それにしても今年の招待選手はかつてのOAKの三本柱を務めたグリフィン、BALでエースを務めた経験のあるガスリー、昨年LAAで活躍したリリーフ左腕ラモス、そして捕手にはCOLでそこそこの打撃成績を残してきたマッケンリー、若手有望株のブリンソンやロビンソンなど随分豪華なラインアップですね。 『鈴木誠也、開幕絶望』 今日の起亜との練習試合で鈴木が足を負傷し、開幕絶望が決定したとのことです。キャンプ終盤で疲労がピーク溜まっているであろう状況で3試合連続での出場させた末に故障、まだ調整段階の場でそこまで無理させる必要があったのでしょうか?確か昨年もエルドレッドが練習試合で足を負傷して開幕絶望になったことを忘れたのでしょうか?昨年の失敗をまた繰り返してしまった格好です。また、広島のオープン戦での選手起用はいつも同じ選手がスタメンに名を連ねており、面白味がありません。もう少しTEXのように様々な選手を起用して試したり、故障しないように適度に休ませるといったことが必要なのではないでしょうか?これで鈴木は今年万全な状態で試合に出場することは叶わなくなり(どうしても故障の影響が出るでしょう)、これでは本末転倒です。この時期は怪我させないように慎重に管理してほしいところです。★『新』本格ピッツァ!送料込みのピザお試しセット[2セット購入以上でおまけ付き(1配送)]【R…価格:3,931円(税込、送料込)
2016.02.22
コメント(0)
『新人二人が好投』 本日の広島は6-0で巨人に勝利い、2試合連続ゼロ封リレーを達成しました。先発福井は現在売り出し中のルーキー重信にヒットを浴びましたが、それ以降は特に危なげなく3回を投げて2安打3奪三振無失点に抑えました(3:2:1、内F1)。今年は更に進化して三本柱の一人へと成長して欲しいところです。二番手岡田は149キロの直球を出すなど今日登板した投手の中で最も速い直球を投げ、2回を投げて1奪三振無失点と好投を見せました(2:3:0)。ただ一つ気になった点としては走者を出しての投球で直球のスピードが落ちていた点、もしかしたらセットポジションに課題ありかもしれません。三番手仲尾次は2回を投げて2安打無失点とこちらも結果を残しました(4:1:0、内F1)。最後は小野が同じく2回を投げて1安打無失点に抑えて試合を締めました(3:2:0、内F1)。 一方野手陣はエルドレッドが初回にソロ本塁打を放って先制すると、3回には先頭会沢がヒットで出塁した後に田中、菊池、丸の3連打の後、ルナの犠飛で2点を追加します。7回には先頭鈴木が二塁打の後、会沢がお得意の死球で続き、更に田中の内野安打の後、堂林が犠飛で1点を追加、9回には先頭石原、新人の西川の連打の後に丸が走者一掃のタイムリー二塁打で2点を追加し、6点を奪いました。特に調整中とはいえ菅野から3得点を記録したのは大きかったのではないでしょうか。 今日は福井が見事な投球を見せてくれたのが非常に大きかったのではないでしょうか。次のエースと目される大瀬良が右ひじの違和感で代表辞退し、更に開幕にも間に合わない見通しとなっただけに、福井が進化を遂げてエースの座を奪って欲しいところです。また、昨日投げた横山を含めた新人三人はそれぞれ結果を残し、今後に繋げるなど幸先良いスタートとなったのではないでしょうか。総合通販premoa(プレモア)【送料無料】進化した酵素!みらいのこうそ 100,000mg2015楽天年間ランキング受賞の酵…価格:2,916円(税込、送料込)
2016.02.21
コメント(0)
『横山好投』 本日の広島は11-1でヤクルトを圧倒し、オープン戦初戦白星を飾りました。先発野村は初回に1点を失いましたが、3回を投げて3安打1奪三振無四球1失点に抑えました。しかし、打球内容は(今年は珍しくオープン戦に一球速報があった!)5:3:2と今一つパッとしたものではなく、味方の好プレイにも助けられた印象で、打者が仕上がってきた時にどうなるか少し気になるところではあります。二番手横山は145キロを計測、2回を投げて無失点とこちらも結果を残しました。打球内容は1:4:1(内F1)と『新人選手紹介』でも指摘した通り、やはりFB投手のようです。しかし、今日の試合では三振も奪えていて変化球もうまく使えていました。ただし、こちらも3安打浴びるなど打者が仕上がってきた時に球威で押し込めるのかが焦点となりそうです。個人的にはリリーフを任せたいところですが、果たしてどういった起用をするのか注目です。三番手は個人的に期待している藤井、途中制球を乱す場面もありましたが、無失点に抑えました。こちらはまだ高卒2年目ですから焦らないで経験を積んで欲しいところです(3:2:0)。四番手中田は1回を投げて1奪三振にゴロを3つ奪うなど無事な投球で無失点、セットアッパー復活を期待したいところです。最後は今村が三者凡退に切って取り、試合を締めました(1:1:0)。 一方野手陣はエルドレッドが早くも一発を放ち、順調な仕上がりを見せました。また、土生が1四球1本塁打と持ち味の選球眼と身につけつつある長打力でアピールに成功、正念場の立場ですが元々打撃能力は一定のものがあるだけに、何とか代打屋として食い込んで欲しいところです。他にも鈴木誠也がマルチ安打を記録、天谷も1安打1四球と結果を残し、ヤクルト投手陣を打ちこみました。 『お知らせ』 新しく解説したホームページですが、本日広島の守備データを公開しました。興味のある方はこちらからご覧いただければと思います。お刺身でも食べられる高鮮度!楽天グルメ大賞受賞の特大カット生ずわい蟹(高級品/黒箱)内容量10…価格:6,480円(税込、送料込)
2016.02.20
コメント(0)
『野村が先発』 いよいよ明日オープン戦が開幕しますが、時が流れるのは早いものですね(2016年ということ自体が信じられませんが)。21日は福井が先発し、岡田がここで実戦デビューを果たすとのことです。ここで岡田の投球フォームを見ていきたいと思います。まだ一度も見たことのない方はこちらからご覧ください。見たところ下半身が使えてなさそうなフォームで、変化球も絶対的なものがないと書かれていたこともあり、どうやら素材型タイプの投手なのかな?という印象です。しかしながらこのフォームでこれだけ速いボールが投げられるのならば少し矯正すれば更に成長できる可能性も大いに秘めているのではないかと期待したいところです。 「お知らせ」 新しく開設したデータサイトを更新しましたので報告したいと思います。本日はヤクルトに加え、巨人のデータも公開しました、興味のある方は是非こちらをご覧いただければと思います。ピザ★冬限定★お試しピザ3枚セット【RCP】【送料無料】【クール料100円】PIZZA ピッツ…価格:2,138円(税込、送料別)
2016.02.19
コメント(0)
『アンソニー・バス』 それでは引き続き日本ハムの新外国人投手を見ていきたいと思います。今回の外国人投手はTEXに在籍していた皆様もご存じアンソニー・バスです!!バスは重要な役割こそ任されてはいなかったものの、ロングリリーフやモップアップなど汚れ仕事を一手に引き受け、TEXの地区優勝に貢献した一人です。 まず投球スタイルですが、最速159キロの直球にスライダー、カットボール、ツーシーム、チェンジアップなどを万遍なく投げ分けるスタイルですが、最も多く投げているのはスライダーです。このスライダーも球速は最速で145.5キロを計測し、カットボールやツーシームも155、159キロを計測するなど速い球速帯の球種を投げます。昨年のシーズン中にTEXの投手陣はいつの間にやら速球派揃いになったと書かせていただきましたが、バスも実はその一人でした。 それでは奪三振率ですが、基本的に6.50前後で推移しているので三振を奪うタイプではありません。次に与四死球率ですが、昨年はTEXで33試合に登板して2.81を記録しているなど制球力に長けており、近年は制球力に磨きがかかっています。最後に球威面と打球ですが、打者有利のアーリントンでも被本塁打率は0.70、被安打数も投球回数を僅か2つ上回っているだけとさすがにMLBでもそこそこ通用していた投手であることを感じさせます。そして打球面ですが、ここ2年間のGB%はそれぞれ51.5%、48.5%といずれもMLB投手の平均を上回っており、MLBでもGB投手として投げられています。 三振を奪うタイプではないものの、制球力には長けてゴロを打たせることができる投手といえば広島のジョンソンを思い起こさせます。また、スピードがかなり速く、日本球界ならば十分に押していけるだけの能力は持ち合わせていると思われます。昨年は元TEXのミコラス、ポレダ、シアーホルツらが日本に凱旋して好成績を収め、各チームの主力選手として活躍しました。バスも彼らに続いて日本ハムの主力選手として活躍してくれることを期待したいというか願っています。王者TEXの一員だったことを誇りに思って頑張ってください!!! 『お知らせ』 開設していたサイトですが、まずはヤクルトの守備記録を公開しました。興味のある方は是非、こちらからご覧ください。野球太郎(no.017)価格:1,500円(税込、送料込)
2016.02.18
コメント(0)
『クリス・マーティン』 それでは今回からは日本ハムの新外国人投手であるクリス・マーティン投手について見ていきたいと思います。マーティンは昨年、今年の2年間にそれぞれCOL、NYYにてそれぞれ16、24試合にリリーフ投手として登板しています。 まず投球スタイルですが、最速155キロの直球にカットボール、カーブ、シンカーを持っていますが、直球系統の球種が多く、やや投球が単調なきらいがあります。なので先発よりもリリーフ投手の方に適性があるのではないでしょうか。次に奪三振率ですが、MLBでも8.00近くの数字を記録しており、主に3Aでの登板していた年では12.15を記録していたこともあるなどまずまず三振は奪える投手です。しかし、球種が基本的には直球系統のものばかりなだけに、当てることが得意な日本人打者相手にはどうなるかが気にかかるところです。また、与四死球率は昨年のNYYでも2.61と3.00以内に収めるなど良い方で、通年で見ても基本的に3.00前後で推移しているなど制球力に長けている感があります。 最後に球威面と打球ですが、MLBではやはり被安打数が投球回数を上回っており、3Aでも投球回数と被安打数がほぼ同数とやや欠けるきらいがありますが、被本塁打率は3Aでは0.50前後など特に問題はありません。打球はGBがそれぞれ60.8%、52.7%とゴロを多く打たせており、GB投手と見て良いでしょう。 三振が奪えて制球が良くてゴロを多く打たせることができるなどかなり投球のレベルが高そうだと見て良いかと思われます。これまで高い評価が続いている感はありますが、最近の外国人投手は日本球界である程度活躍する投手が多いので、もしかすると各球団が活躍しやすい投手を狙って獲得しているのかもしれませんね。しかし、逆にいえばこの外国人投手たちを攻略しない限りは日本野球のレベルアップもないと言えるのかもしれません。選手評価:A(活躍を期待)ピザ★冬限定★お試しピザ3枚セット【RCP】【送料無料】【クール料100円】PIZZA ピッツァ価格:2138円(税込、送料込)
2016.02.17
コメント(0)
『ルイス・ペレス』 それではヤクルトの最後の新外国人投手であるルイス・ペレスについて見ていきたいともいます。ペレスはTORに在籍していたリリーフ左腕で、一時期MLBでリリーフ投手として登板していましたが、近年不振続きで昨年は主に2Aでリリーフを務めていますが、防御率は3.78とさほど良くはありません。 まず投球スタイルですが、最速154キロの直球にスライダー、ツーシーム、カーブ、チェンジアップを操るなど比較的多彩な球種を操っています。直球の平均は149キロ、日本球界では十分な速球派投手で、左ならば尚更脅威でしょう。しかし主に直球が7割ほどを占めているのでパワーピッチを展開する投手のようです。次に奪三振率ですが、昨年の2Aでの奪三振率以外は基本的に9.00前後を記録しており、絶対的というわけではありませんがまずまず三振を奪える投手であることが分かります。そして与四死球率は基本的に3.50前後で推移しており、昨年の2Aでの成績以外はそこまで制球が悪いというわけではなさそうです。 最後に球威面と打球ですが、被安打数はMLBでも3Aでも基本的に投球回数以内に収めており、被本塁打率もMLBで1.25、0.64、今年の2Aでは0.52と球威に欠けているというわけでもなさそうです。打球の方はGO/AOは基本的に1.20以上(近年では)を記録しており、若い頃には2.00をも記録しており、どうやらGB投手のようです。 速球派投手で三振もそこそこ奪える投手という今の日本球界のトレンドに正に合致するタイプで、個人的には期待が持てそうな投手で、更にゴロも打たせることができるという点が大きな強みとなりそうです。制球面もパワー不足な日本球界においては速球派投手にとって正に格好のカモとなっており、ストライクゾーンにじゃんじゃん投げ込めることでどの投手も与四死球率が改善しているケースが多く、恐らくペレスもその恩恵を受けることができると思われます(但し、以前ヤクルトに在籍していたカーペンターのような制球難の域を越えたノーコン投手は駄目)。個人的にはリリーフを務めることになるかと思われますが、若い頃は先発も務めており、球種も豊富なので先発としても面白いかもしれません。先発として起用しても巨人のミコラスやポレダらのような活躍が期待できるかもしれません。しかもペレスの場合はMLBでもGB投手として投げられただけに、日本球界ならばより一層ゴロを奪えそうです。選手評価:A(主力としての活躍を期待)ピザ★冬限定★お試しピザ3枚セット【RCP】【送料無料】【クール料100円】PIZZA ピッツァ価格:2138円(税込、送料込)
2016.02.16
コメント(0)
『セザール・ラモス加入』 TEXはLAAに在籍していたリリーフ左腕のラモス投手とマイナー契約に合意し、キャンプの招待選手として参加させることとなりました。招待選手といってもラモスは実績十二分の左腕で、そもそも昨年は65試合に登板して防御率は2.75と好成績を収めており、恐らくメジャー契約するだろうと思われます。 しかしながらここで問題となってくるのがリリーフ余剰問題、現状でクローザーのトールソンに加え、セットアップのケラ、ダイソン、昨年SEAでセットアップを務めたウィルヘルムセン、左腕のディークマン、フリーマン、若手のジャクソンとフォークナー(左)、復活を期す元セットアップのシェッパーズ、ヤクルトから移籍のバーネットと現状でリリーフだけで何と10人も保持している状態です。更にここにラモスが加入するとなると、いくらなんでも多すぎると思うのですが・・・。 ちなみに招待選手にはプロスペクト上位のブリンソン、マザラ両外野手も名を連ねています。昨年は俊足外野手のデシールズが台頭してオドールと共に1、2番コンビを形成しており、これで一気に外野陣の若返りを図る楽しみができましたね^^。 『広島情報』 中村祐太投手が3回1安打無失点と好投、やはりこの手のまとまった投手の方が台頭してきやすい印象を改めて感じさせる次第です。故障などであまり順調に進んでこれたわけではありませんが、ここからしっかりと土台を築き上げて戦力になってくれることを期待したいですね。神戸魔法の壷プリン4個入 【神戸壺プリン 神戸壷プリン バレンタイン】価格:1560円(税込、送料込)
2016.02.15
コメント(0)
『ジョシュア・ルーキ』 それでは引き続きヤクルトの新外国人投手であるルーキ投手を見ていきたいと思います。ルーキは近年までMLBのリリーフ投手として登板していましたが、昨年はメキシカンリーグに所属しており、そこではクローザーとして活躍していました。ちなみにMLBではTBやSEAに所属しており、しかもその前まではマイナーですがTEXにも在籍していたので何となく見覚えはあります(そもそもドラフト指名したのはTEXですが^^;)。 まず投球スタイルですが、最速156キロの直球とスライダー、スプリットを軸にした如何にもパワーピッチでリリーフが似合いそうな投球スタイルです。また、平均では150キロを計測するなど日本では十二分に速球派投手と見ることができます。ちなみに2011年はカーブを投げていたとのことですが、球速帯を見る限りスライダーと誤認しているのではないかなと思われます(恐らくスラーブのようなボールなのでは?)。また、スプリットの落差も十分な変化を見せています。 次に奪三振率ですが、3Aでは常に9.44、12.72、9.64と9.00を上回るなど十二分に三振を奪える投手であることが分かります。また、与四死球率は2.26、2.35、2.17とこちらも2.50以内に収めるなど制球にも長けており、充実した投球内容やパフォーマンスを見せています。 次に球威面ですが、3Aの2年間では被安打率が7.71、6.434(その一つ前の年は11.3)とこちらも十分で、被本塁打率もそこまで悪い内容ではありません。しかしながらMLBではいずれも大幅に悪化しており、要するに日本で活躍しているリリーバーとして活躍している投手たち同様に3Aでは抑えられてもMLBでは抑えられない投手だったのかなと感じます。最後に打球ですが、どうも1.00を越えることもあれば越えないこともあって一定しておらず、こういったタイプは広島の久本のようです。 パワーでは日本を上回る3Aの打者相手に十分な被安打率、被本塁打率を記録しており、更に制球も良くて三振も奪える投球内容を見せているだけに、非常に期待の持てそうな投手ではないでしょうか。昨年クローザーを務めた絶対的守護神バーネットの後釜としての役割を期待したい投手です。選手評価:S(クローザーとして期待)
2016.02.14
コメント(0)
『カイル・デービーズ』 それでは今回からは投手へと移っていきたいと思います。まずはヤクルトの新外国人投手の一人であるデービーズについて見ていきたいと思います。この投手は弱正時代のKCの先発ローテ投手として活躍していた時期もあり、ある程度は馴染みのある方もおられるのではないでしょうか。しかし、故障して以降はMLBでの登板から遠ざかっていますが、3Aでは先発投手として活躍しています。 まず投球スタイルですが、故障以前の投球スタイルは豪速球で押していましたが、故障後は145キロ前後に推移し、直球やカットボール、カーブ、チェンジアップなどを駆使しているようです。まず奪三振率ですが、現在のデービーズは2.38、2.12と非常に高い数字を記録しており、故障して以降は制球面に磨きをかけてきている印象です。次に奪三振率ですが、5.78、5.84と6.00をも切ってしまっており、三振を奪う投球スタイルではなく、打たせて取るタイプなのかなという印象を受けます。それでは球威面や打球に関してはどうなのか見ていきますと、被安打数は先発を務めた2年間共に投球回数を上回っており、GO/AOは0.73、0.76といずれも1.00を切っているなどゴロを打たせるタイプでもないということが分かります。 制球は良いものの球威面に課題を残し、しかもゴロを打たせるタイプではない上に三振を奪えるわけでもないという点が非常に引っ掛かります。最近日本球界で先発として活躍している外国人投手は皆ゴロを打たせるタイプで、GO/AOが1.00を上回っているのですが、デービーズはそういったタイプではありません。更にデービーズの場合は三振も奪えないだけに、そうなると相手に力押しをすることになりますが、それほど球威面にも優れているわけではなく、リリーフと違ってペース配分が必要な先発だと更に厳しいのでは?と感じます。しかも本拠地は最も打者有利の球場である神宮球場であるという点も悪条件ではないかな?とも思います。リリーフとしても現状三振を奪えないだけに、広島の戸田のようにそこまで信頼のできる投手になり得るかどうかも疑問符がつきます。何とシンカー(ツーシーム)でゴロを打たせられるようになれれば・・・といったところでしょうか。選手評価:C(制球は良いもそれ以外で引っ掛かる面あり)博多華味鳥の水炊きセット(5〜6人前)《送料込》【直販SHOP】お取り寄せ 鍋価格:5,940円(税込、送料込)
2016.02.13
コメント(0)
『現時点ではどうか?』 それでは今回は今年のドラフト上位候補達の現時点での評価付けを行っていきたいと思います。次回からは新外国人野手(アマダーを除く)が一巡したので、これからは新外国人投手を一人ずつ見ていきたいと思います。※ データはドラフトレポート様からの引用です。 「田中正義」 投手 創価大 A ご存じ怪物と言われている競合必死の世代を代表する156キロの剛腕投手、2015年秋は防御率0.00を記録するなど話題となりました。しかし、実はこれまでのK/BBは一度も4.00(大学生投手基準)を越えておらず、昨年の秋にようやく大きく上回る6.14を初めて記録しました。ここからの活躍が見込めれば文句なしの怪物投手でSランクと言えそうですが、現時点ではヤクルトの小川や楽天の則本、巨人の菅野や広島の野村らに比べると一段落ちるかなと思われます。個人的には少し評価が過剰気味なのでは?と思うのですが・・・。 「濱口遥大」 投手 神奈川大 D 小柄ながら151キロを計測する速球派左腕、しかし現時点でのK/BBは2.00すらも切っており、更に制球面に課題を残すなど分かりやすく言えば中村恭平の小型版で、広島が獲ってはいけないタイプの投手です。しかも奪三振率も下級生の頃に比べて下がっており、何やら下り坂で少し危ない感があります。 「生田目翼」 投手 流通経済大 C 最速155キロを計測する公務員志望?(現在もそうなのかは不明)の投手、しかしながら濱口同様に制球面に課題を残しており、現時点では即戦力とは呼べなさそうです。しかしながらこちらは秋のリーグで初めてK/BBが4.00を越えているだけに、ここからの成長に期待したいところです。 「澤田圭佑」 投手 立教大 D 最速149キロの速球派投手、下級生のころに騒がれましたがこのところは成績が下降気味で、かつてのハンカチ世代である村松投手を思い起こさせます。昨年秋のK/BBは2.70と良かった頃(4.45)に比べると大分落ち込んでいます。 「吉川尚輝」 内野手 中部学院大 B 野球太郎の記事内にてネットスカウトの方が間違いなく1巡目で消えると言わしめた俊足巧打の遊撃手、確かに打撃内容は傑出していましたが、昨年の秋はどういうわけかミート力が大幅に悪化してしまいました。また、1本も本塁打を打っておらず、パワー不足の面も気にかかるでしょうか。 「京田陽大」 内野手 日本大学 D 4番を務める吉川とは違って大型の遊撃手(吉川も京田も同じ左打者)、一部リーグに昇格した秋のリーグではミート力が大幅に悪化、また選球眼もあまり優れていないようで、打撃に課題を残しています。 「山岡泰輔」 投手 東京ガス D 高校時代にダルビッシュが絶賛したことで有名となった最速150キロの直球とお化けスライダーを持つ地元出身投手、これまで主力投手として投げているだけでなく、日本代表にも選出されるなど1巡目候補です。しかしながらK/BBは2年間でそれぞれ2.26、2.56と個人的に定めている3.50(社会人投手の場合)どころか3.00にも届いておらず、現時点ではあまり魅力的に感じません。制球力は2.60と更に磨きがかかっていますが、奪三振率が6.60台と低く、課題は三振を奪えるようになるところでしょうか。また、磨きがかかったといわせていただいた制球力に関しても数字上では仲尾次よりも低いだけに、打たせて取るタイプならばそこも改善したいところです。 今年は逸材が目白押しだと聞いたのですが、実際の成績を見てみる限りでは「間違いなく即戦力!」と言い切れる選手は少なく、案外そうでもないような気がします。高校生にも逸材がいるとのことなので、そちらも楽しみですね。個人的にはやはり高校生左腕の寺島投手がチーム事情に合っているように思うのですが。PS:何度も言っていますが、昨年はできれば小笠原慎之介投手に行って欲しかったかなと思います。左で151キロ、制球にも破綻がなく、変化球もしっかりと持っていてフォームにも特別特異な部分もなく、マエケンタイプのまとまった投手でしかも三文字姓でしたし^^;。今更言っても仕方ないので、岡田には私の希望が間違っていたと思わせるような活躍を今後期待したいと思います。モエ・エ・シャンドン200mlとシャンパン生チョコ24個入り1箱・シャンパンホワ…価格:5,400円(税込、送料別)
2016.02.11
コメント(0)
『ジョニー・ゴームズ』 それでは今回は注目選手三人衆の一人、ゴームズ外野手について見ていきたいと思います。ゴームズはBOS在籍時に世界一に輝いたことで有名な選手ですが、選手としてはCIN時代が一番活躍していたイメージで、TEXファンとしてはOAKにも在籍していただけに、どちらかといえばそのどちらかの印象が強いでしょうか。ちなみに何故OAKのイメージが強いのかと言いますと、基本的に四球を選ぶ選手を好むビリー・ビーンGMとはかけ離れた選手で、獲得したのが物珍しかったからです。 まず長打力ですが、MLBでは中距離打者として鳴らしていた選手なのでパワーは期待できます。しかしながら近年は二桁本塁打が途切れており、IsoPは.095、.133と数字を落としてきているのが気がかりな点です。それまでは.180前後で推移しており、OAKでは18本塁打を記録するなど活躍していました。次にミート力ですが、2.78、3.10と基本的に三振の非常にタイプであり、あまり打率には期待できません。この数字は成績不振に限らず、例年このように低い数字を記録しています。次にBB/Kですが、.380、.400とこちらも低い数字を記録しており、こちらは近年に比べて緩やかに下降しています(ただし、トータルでは大体このぐらいの数字です)。打撃は完全に長打力に依存しているタイプで、それが低下してくると成績も下降してしまうのかなと思わせます。現にIsoPが低くなると同時に数字も大幅に低下してきています。 最後に守備走塁ですが、守備は主にレフトを守っていますがこれがかなり悪く、特に昨年は外野の肝となる守備範囲の分野で-7.5と非常に大きなマイナスを計上しており、しかも昨年に限らず-4.0、-5.3とここ数年は守備範囲の低下が激しく、守備に就かせるのは非常に厳しいと言わざるを得ません。ちなみにライトも少ないながらも守っていますが、こちらもパッとしておらず、基本的には指名打者として起用していきたいところです。余談ですが昨年は投手としての出場もありますよ^^;。また、走塁面はベースランニングの分野に長けており、毎年走塁得点としては中々のプラスを計上しており、攻撃面での活躍を期待したいところです。 打撃内容は年々衰えており、三人衆の中で個人的に一番気がかりな選手かなという印象です。何より打撃も守備も全てが下降曲線が顕著に表れており、この手の選手は衰えがはっきりと見ているので果たして活躍できるかどうか大きな懸念材料です。正直申し上げてこれならばペーニャの方が断然良かったように思うのですが・・・。ペーニャは近年選球眼にも大きな成長が見えており、OPSもチームダントツ1位だっただけに勿体ないなと思ったものですが・・・。選手評価:C(衰えが顕著)
2016.02.10
コメント(0)
『ギャレット・ジョーンズ』 それでは今回は今年大注目三人衆の一人であるギャレット・ジョーンズ外野手について見ていきたいと思います(他はゴームズ、ビシエド)。ジョーンズは同じく生え抜きのウォーカーと共に低迷期のPITの中心選手(二人の後にマカチェン、アルバレス、マルテら台頭した黄金期にもレギュラー選手として活躍)として活躍していましたが、昨年はNYYに移籍したことで出場機会が減少してしまい、僅か5本塁打に終わり、今年からは巨人でプレーすることになりました。 まず長打力ですが、やや投手有利のPNCパークで常に二桁本塁打を記録し続けたパワーは十分、実績ではビシエドよりも上ですし、ゴームズにも引けを取らないのではないでしょうか。ちなみに昨年のIsoPは.146、PITの2年間は.165、.186とMLBの中でも十分に中距離打者の範疇に属するパワーを誇ります。ましてや本塁打の出やすい東京ドームならばどうなるか・・・、ビシエドはナゴヤドームですから何とかなりますが、これは非常に脅威となりそうです。 それでは次にミート力ですが、元々三振が非常に多い選手なのでそれぞれ3.89、4.28、3.99とやはり4.00前後と低い水準となっています。選球眼は.216、.397、.307と近年はかなり低い水準で推移しており、打撃自体が不安定となってしまっているのもその為ではないかと思われます。全盛期の頃までは.462、.431、.526ともう少しだけまだマシな水準で推移していたのですが、近年はかなり低くなっています。 最後に守備走塁ですが、全盛期のころは主にライトを守りましたが、基本的にはマイナスとなっていて守備範囲で大きな損失を計上しています(肩は0前後)。近年のPIT、MIA時代はマルテやマカチェンの台頭もあって一塁転向したことで一塁手としてプレーすることが増えています。しかしながらこちらもマイナスを計上しており、あまり守備に関しては優れていません。走塁面はUBRでも盗塁面でも常にマイナスを計上しており、基本的に動ける選手ではなく、完全に打撃一本で勝負するタイプといえます。 パワーこそ十分ですがミート力や選球眼に大きな欠陥を抱えており、以前指摘したビシエドと同じく打撃のタイプはアレンシビアのように波が激しく、OPSが引き上がってこないタイプです。こういうタイプは環境変化に対応していけるのかが気がかりで、ビシエドの時にも指摘しましたが、下手をすればベタンコートの二の舞になりかねないかなと思います。 選手評価:B(環境変化に適応できるか)
2016.02.08
コメント(0)
『マット・ヘイグ』 それでは今回は阪神の新外国人選手であるヘイグ内野手について見ていきたいと思います。ヘイグはMLBでの実績は殆どなく、大半のシーズンを3Aで過ごしていますが、今年3Aで首位打者(.338)に最高出塁率となり、打点も92を記録して2位につけるなど充実したシーズンを送り、MVPを受賞しました。しかしながら残念ながら在籍していたのは強打を誇るTORだったこともあり、メジャーでの出場機会もあまりないまま終わりました。 まず長打力を見ていきますと、昨年の本塁打数が11本であることを見て分かる通り、IsoPは.130~.150(2014年は.183)辺りで推移していて中距離打者の範疇でもなく、梵や田中のようにツボに嵌れば一発もあるといったタイプの打者です。次にミート力ですが、さすがに首位打者を受賞しただけあって8.05と高い数字を記録していますが、その2年前までは5.04、5.58となっています(どうもこの時期は一発長打を意識していたように感じます)。しかし、更に遡ると7.34、7.85と高い数字を記録しているので、どうやら打撃スタイルを元に戻したことが今年の大活躍に繋がったのではないでしょうか。また、選球眼は.938、.645、.740と一貫して高い数字を記録しており、非常に高い打撃能力を誇っており、かなり期待できそうです。 最後に守備と走塁ですが、今年は三塁手として518イニング出場してRFは2.40、単純比較はできかねるものの、これはセリーグの三塁手平均(2.45)とほぼ同じ(-0.05)なので平均的な守備範囲といえるのではないでしょうか。寧ろ打球が弱くなるであろう日本球界ならばもっと広くなる可能性もありえます。しかし、どちらかといえば一塁手としての出場が多く、一塁手としては608イニング守ってRFが9.84と単純比較できないものの、セリーグでは新井とロペスに次ぐ3位に位置することになります。三塁手としても問題はありませんが、どちらかといえば一塁手として出場した方が良いような気はします。走塁の方は今年は5盗塁を記録しているものの特別優れているところはないように思います。 ミート力が高く、選球眼は高いという非常にレベルが高い打者で、一発も10本前後を望めそうな長打力を持っているということで、個人的には昨年限りで阪神を退団したマートンと良く似た打撃スタイルだと感じ、単純にマートンの内野手版と言って良いかと思われます。ヘイグは同じセリーグなだけに、これはかなり脅威となりそうです。ただし、金本監督が長打力を見込んでいるようなので、それが仇となって打撃が崩れる可能性(ドラ1で入団した高山もそうですが)はあるので、他球団ファンとしてはそこを願いたいところです。選手評価:S(マートンと酷似)博多若杉牛もつ鍋セット(2〜3人前)【2セット以上で送料無料】SOY受賞記念今だけ小腸おまけ付…価格:3,218円(税込、送料別)
2016.02.07
コメント(0)
『ヤマイコ・ナバーロ』 それでは今回は千葉ロッテが獲得したナバーロ内野手について見ていきたいと思います。ナバーロは2013年まではアメリカでプレーし(BOS、KC、PIT、BAL)2014年からは韓国プロ野球(KBO)で31本塁打、48本塁打を放つなど大活躍しています。 まず長打力ですが、ここ2年間はIsoPが.200を越えているだけでなく、昨年は何と驚異の.309を記録するなど非常に高い数字を記録しています。ただし、現在の韓国プロ野球界は超打高投低となっており、多少割引いて考える必要がありそうです。ちなみにマイナー時代は2013年に.151、2012年に.212、2011年に.172など基本的に.150以上を記録しているなど十分長打力は見込める選手ではないでしょうか。 次にミート力と選球眼(BB/K)を見ていきますと、KBOではそれぞれ7.04、7.42とスラッガーとして活躍している選手の割にはかなり高い数字を記録しています。ちなみにマイナー時代では5.34、5.41、5.12を記録しているなどまあまずまずの数字を記録しています。選球眼はKB0では1.352、1.292と素晴らしい数字を記録し、マイナー時代では.726、.780、.558と高く、しかも年々数字を引き上げてきています。 最後に守備と走塁ですが、守備はKBOでは主に二塁手として活躍していたようで、二塁手としてゴールデングラブ賞を受賞しています。他には三塁や遊撃だけでなく外野も守っており、ユーティリティープレーヤーとしてメジャーでの出場機会もありました(寧ろアメリカでは三塁や遊撃を守っている割合も多い)。しかもRFは三塁手としても中々高い数字を記録しており、クルーズや今江の抜けた穴を補えそうです。また、この選手は盗塁意欲も高く、KBOでは2年連続で20盗塁以上(25、22)を記録しており、盗塁成功率は2年連続で約75%と高いのが特徴です。 ミート力に長けて選球眼にも優れていて長打力も年々磨きがかかっているという充実した打撃内容に比べ、守れてしかも走れるという非常に実力の高い選手と言えそうで、現在紹介している外国人野手の中では最も期待できる選手なのではないでしょうか。クルーズや今江が抜けましたが、その穴を十二分に埋められる存在となるのではないでしょうか。二塁は昨年のドラ1中村が務めることになりそうなので、恐らくナバーロは二塁手としての起用となるかもしれず、かつて広島で活躍したラロッカを思い起こさせます。選手評価:S(非常に楽しみな選手)ピザ★冬限定★お試しピザ3枚セット【RCP】【送料無料】【クール料100円】PIZZA ピッツ…価格:2,138円(税込、送料別)
2016.02.06
コメント(0)
『意外な選手がランクイン?』 それではセリーグの集計が一通り終わったので、RFの結果から見た守備ベストナインの選手を発表していきたいと思います。ただし、外野手はそれぞれのポジションから選定している点と、例えRFが高かったとしてもイニング数が少ない選手は対象外としていますので、そこはご了承ください。※ 捕手と投手は対象外としました。 『一塁手』1位 新井貴浩 RF10.144 946.2イニング次点 ロペス RF 9.941 1198.2イニング 一塁手は新井とロペスが突出して高い数字を記録、他の選手とは大分大きな開きがありました。今回は唯一10越えを果たした新井を選出しました。 『二塁手』1位 石川雄洋 RF 5.822 720.1イニング次点 片岡治大 RF 5.755 861.2イニング 二塁手はかなり各球団のレベルが高く、パリーグよりも遥かに優秀な二塁手が揃っている激戦区です。RFでは横浜の石川が最も高かったのですが、如何せんイニング数が720.1イニングとやや少なめだったこともあり、対象外とするか悩みましたが選出しました。また、3位の山田は打撃でも日本を代表する選手ですが、守備でも十二分の数字を記録しています。 『三塁手』1位 梵英心 RF 2.721 714.1イニング次点 村田修一 RF 2.560 812.0イニング 三塁手は梵がランクイン、今年は通常通りならば打撃好調となる年なので楽しみですね。また、イニング数が少なかったのではずしましたが、梵とほぼ同じRFを記録した今成も素晴らしい守備成績でした。 『遊撃手』1位 田中広輔 RF 4.878 1269.1イニング次点 坂本勇人 RF 4.746 1147.1イニング 遊撃手は田中が選出、打撃でも遊撃手としては十分な成績を残しているのでWARは非常に高い数字となりそうですね。次点はミスター守備範囲男の坂本でした。 『左翼手』1位 該当者なし次点 該当者なし 左翼手はレギュラー選手があまりにもひどい数字を記録しており、控え外野手がそれをカバーしている形となっており、選出できませんでした。強いて挙げれば筒香やマートンですが、それぞれ1.613、1.73とどちらも左翼手RF平均を下回っており、到底選出できるレベルではありませんでした。 『中堅手』1位 大島洋平 RF 2.127 1206.0イニング次点 該当者なし 中堅手は殆どの球団が固定できておらず、まともな出場イニングを稼いでいるのが大島と丸だけなので二択となってしまいました。しかしながら選出した大島も平均RFを僅かに上回っている程度で本来選出するほどではありません。丸に至っては寧ろマイナスを計上してしまっているので次点はなしとなりました。 『右翼手』1位 高井雄平 RF 1.953 880.1イニング次点 梶谷隆幸 RF 1.896 1101.0イニング 右翼手は文句なしで雄平が選出、打撃は今一つに終わりましたが守備では高い守備範囲を示しました。次点では梶谷が平田を僅かに上回り、次点となりました。また、面白いことの一つとして挙がるのは、左翼手と違ってレギュラー外野手の方が高いRFを示しているケースが多いのが特徴的です。そんな中でシアーホルツは何と1.078という凄まじい程酷い数字を記録していますのでご紹介しておきます。 以上がセリーグのポジション別RFランキングでした。これは前回紹介したHPにてより詳細に公開していきたいと思いますので、よろしくお願いします。現在の進捗状況ですが、パリーグに関しては外野と遊撃、二塁が終わりましたので、残るは三塁と一塁のみとなっており、そろそろ更新していきたいと思います。博多華味鳥の水炊きセット(3〜4人前)《送料込み》【直販SHOP】お取り寄せ 鍋価格:4,730円(税込、送料込)
2016.02.05
コメント(0)
『ダヤン・ビシエド』 それでは今回は中日が獲得したビシエド外野手について見ていきたいと思います(ちなみに同い年ですね)。ビシエドは恐らく今シーズンプロ野球界が獲得した選手の中で一番の注目株と言える選手で、一昨年は21本塁打を記録したキューバを代表していたスラッガーです。本日、東北楽天がかつてBOSに在籍していた(個人的にはCINかOAKのイメージですけど^^;)ゴームズ外野手を獲得しましたが、それに勝るとも劣らない選手です。本来ならばMLBでも十分にプレーできるのですが、どこも獲得球団が現れず、昨年は3Aでシーズンを終了してしまいました。 それではまず長打力ですが、これは見るまでもなく十分なパワーを持っていることはメジャーで放った本塁打数が証明しているかと思われます。IsoPはMLBでは.170~.180辺りを推移しており、3AではOAK3Aの成績が悪かったことが災いしたものの、CWS復帰後は本来の調子を取り戻して.203を記録しています。この数字ならば日本でも十二分に一発を期待できるばかりか、セリーグには横浜スタジアムや東京ドーム、神宮球場など一発長打の出やすい球場が多いので非常に楽しみです。 次にミート力ですが、MLBでは4.29、4.50とスラッガーとしてはまずまずのミート力を誇っています。ちなみに昨年の3Aでは5.70を記録しています。選球眼(BB/K)は.240、.260とかなり低く、MLBで打率が引き上がってこなかったのは恐らくこの部分に大きな原因があったものと思われます。ちなみに3Aでも.455とあまり冴えておらず、確実性には乏しい打者です。 また、守備や走塁ですが、レフトやライトを兼任しているもののどちらもUZRはマイナスを計上しており、特に守備範囲の分野で大きな問題を抱えており、和田と比べるとかなり守備力低下が懸念されるところです。走塁の方はプラスだったりマイナスだったりなので特筆すべきものはありませんでした。 打者のタイプを言い表すと、かつてTEXに在籍していたアレンシビアに似ているような気がします。長打力はあるものの確実性にかなり乏しく調子の波が激しく、OPSは引き上がってこないという印象で、実際ビシエドも.731、.686とそれぞれ14、20本塁打を記録していながらパッとしない数字です。確かにパワーは十分で楽しみなものの、果たして確実性の面で大丈夫なのか気にかかるところはあり、かつてオリックスに在籍していたベタンコートの二の舞になりうる可能性も秘めているのではないでしょうか。選手評価:B(パワーはあるものの、確実性がどうか)選べる九州有名店豪華とんこつラーメン福袋10食セット【送料無料1499円】博多とんこつ、熊本ラ…価格:1,499円(税込、送料込)
2016.02.04
コメント(0)
『ブライアン・ボグセビッチ』 それでは今回はオリックスが獲得した外野手、ブライアン・ボグセビッチを見ていきたいと思います。ボグセビッチは投手としてHOUから1巡目指名を受けましたが後に野手転向を果たし、一時期はHOUでレギュラー外野手として起用され、CHCではまずまずの成績を残して期待されましたが、2014年はメジャーでの出場機会なしに終わり、今年はPHIで22試合のみの出場機会にとどまりました。 まず長打力ですが、IsoPは今年の3Aでの成績こそ.128ですが、2013年は.189、2014年は.151を記録するなどまずまずの長打力は持っています。現に今年もメジャーでは.155を残しており、ツボに嵌れば一発を秘めた打者ではないでしょうか。ただし、そこまでパワーを前面に売り出すタイプではありません。 次にミート力ですが、4.81、4.73、4.57と5.00を切っており、スラッガーでもないタイプでこのミート力は少し寂しい感は残りますが、そこまで悲観するほど極端に低いというわけではありません。選球眼は.453、.571、.707(全て3A)と基本的に.500前後で推移しており、まずまず悪くはない数字です。 次に守備走塁ですが、実のところこの選手の持ち味は打撃ではなくて守備と走塁にあります。守備は主にライトを守っていますが、UZR10.4を記録した経験を持つ程守備力に長けており、レフトでの守備も3.5を記録したシーズンがあるなど非常に長けており、外野手通算でのUZRは何と20を越えています。また、盗塁も得意で非常に成功確率が高く、今年も24盗塁を決めて失敗は僅か5に留めており、現在もその俊足ぶりは健在です。 打撃は特筆するべきものこそありませんが守備と走塁に長けており、オリックスの懸案事項となっているセンターのレギュラーとして起用しても面白いかもしれません。仮に打撃が駄目だったとしても代走や守備固めなどでの起用もできるだけに、地味ながらもチームに貢献していくことができるのではないかと思われます。ただし、助っ人として見ると少し微妙な印象が否めませんが・・・。選手評価:C(サブ選手の価値はあるが、助っ人としては?) 『お知らせ』 この度、プロ野球の守備記録やbatted ballを取り扱ったサイトを開設しました。現在はこのブログで紹介した広島投手陣のbatted ballのみを公開中で、2015年はまだ作成中で公開していませんが、何とか今月中には公開していきたいと思いますので、興味のある方はご覧いただければと思います。尚、公開されているデータは自由に使用していただいても構いませんが、あくまでも個人で集計したものなので、不備があるかもしれません(特に守備の方は^^;。batted ballは安心してください)ので、その点にはご注意いただければ幸いです。長期熟成「ショコラNo.7 2015」 チョコレートビール(ビアスタイル名) 数…価格:1,180円(税込、送料別)総合通販premoa(プレモア)
2016.02.02
コメント(0)
『ブレント・モレル』 それでは今回はオリックスバファローズに入団したブレント・モレル内野手について見ていきたいと思います。モレルはCWS時代にメジャーで10本塁打を打つなど期待されましたが、その後は目を覆う程の不振に陥り、今年はPITに所属するも僅か3試合の出場に留まり、オリックスと契約を交わしました。 まず長打力ですが、ここ3年間は基本的に.150弱で推移しており、スラッガーでも中距離打者でもなく、あくまでもツボに嵌れば一発も打てるというタイプ(広島だと菊池や田中辺り)なので長打力を売りにすることはなさそうです。次にミート力ですが、4.46、5.01、3.80と長打を売りにする打者ではないにもかかわらずこの数字はかなり低いと言わざるを得ません。また、選球眼(BB/K)は.312、.490、.460とこちらも低い数字を記録しており、正直打力はあまり期待できる選手ではないかなと感じます。 最後に守備ですが、メジャー時代のUZRやDRSは常にプラス(とは言っても微々たるもの)を計上しており、どちらかと言えば守備面を期待されての入団なのではないかと思われます。 結論から言いますと、正直この打撃内容ではかなり厳しいのではないかなと言わざるを得ません。また、右投手のスライダーにも弱い傾向があり、日本人投手の外スラに苦しめられそうな気がします。更にオリックスの三塁手には中島や小谷野らも控えており、外国人枠にしてもブランコやボグセビックなどが在籍しているため、かなり苦しいのではないかなと思います。選手評価:D(打撃はかなり厳しそう)常連のお客様専用★お好きなピザが選べる10枚セット【送料込】価格:6,458円(税込、送料込)
2016.02.01
コメント(0)
全24件 (24件中 1-24件目)
1