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『フランク・ガルセス』 今回は西武の新外国人投手であるフランク・ガルセス(左腕)について見ていきたいと思います。ガルセスはSDに入団して2014年に15試合に登板して頭角を現し、2015年には40試合に登板するなどリリーフ投手として投げましたが、昨年は登板がありませんでした。3Aでは37試合(うち先発18試合)に登板して6勝、防御率4.41を記録しています。 まず投球スタイルですが、最速151キロ(平均147キロ)の直球を投げ、カーブやチェンジアップ、たまにツーシームを投げてきます。ただし、直球のキレは7.5と冴えない数字となっており、直球で押すのは厳しそうです。ちなみに空振りは主にカーブで奪っており、縦変化は勿論ですが横変化もまずまずあり、2015年は空振り率30%を越えています。 それでは奪三振率ですが、基本的に7.50強で推移しており、まずまず奪える力はありますがそこまで絶対的に三振を奪う投手というわけではありません。次に与四球率ですが昨年は3.07とまずまずの数字を記録しており、こちらも問題なさそうです。2015年は制球難に苦しんでいましたが、それ以前は特別制球難というわけではなく、不振は脱したようです。 最後に球威面とbatted ballですが、基本的に投球回数を上回ることが多く、被本塁打率も3Aで1.26と高くなっており、力で押し切れる投手というわけではなさそうです。batted ballは典型的なFB投手となっており、GB%は2年間でそれぞれ38.5%、16%となっていてかなり低い水準となっています。 直球のキレはない上に球威面にも課題を抱えているFB投手ということで正直厳しいと思います。奪三振率も悪くはないですが7点台後半とさほど絶対的というわけでもなく、日本の打者はミートに徹する打者が多く、カーブではアメリカ時代と同じように空振りを奪うのは中々厳しいように感じます。ツーシームなど別の球種を活かして球威不足を解消したいところです。選手評価:D(少し厳しいか)新米 28年産 新潟産 特別栽培米 コシヒカリ 玄米 5kg【玄米 5kg 送料無料】 残留農薬ゼロ(ほぼ 無農薬)【食味評価Sランク】【放射能検査済】一等米 【新潟産 玄米】
2017.01.31
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『ラミロ・ペーニャ』 今回は広島がほぼ獲得に合意したとみられるラミロ・ペーニャ内野手について見ていきたいと思います。ペーニャはMLBに定められているロースター25人枠特有のバックアップ型選手で、TEXだとかつてのブランコやロサレス、現在のアルベルトのような立ち位置の選手です。この手の選手はMLBと3Aを行き来する傾向があり、MLBに定められているマイナーオプションの関係上、渡り鳥のように様々な球団を旅することになるのですが、何と広島に来ることになるとは驚きです。ちなみに2013、4年はATLで過ごし、昨年はSFでプレーして30試合に出場して.299、1本塁打を記録し、3Aでは.296、5本塁打の成績を残しています。 まず長打力ですが、IsoPは.150を越えることもあまりなく、基本的に.100~.130台の範囲内に収まることが多く、長距離(鈴木誠や下水流)や中距離(丸)といったタイプではなく、あくでもパンチ力を秘めたタイプと言えそうです(端的に言えばかつての梵や菊池辺りの長打力でしょうか)。batted ballは昨年こそさほどでもなかったですが主にLD%が多くなっており、ライナー性の打球が多い傾向です(まあ日本なら外野へのライナーは全て外野フライと認定されることになるでしょうが)。次にミート力ですが、3Aでは6.17、一昨年は9.07と高いミート力を維持しており、MLBでは5.44とこちらも5.00を越えており、ミート力に長けたタイプと言えそうです。一時期はミート力が低下して冬の時代を過ごした時期もありましたが、現在は脱しています。続いて選球眼ですが、MLBではBB/Kが2/16となっていますが、3Aでは21/35で.600となっており、一昨年は.682と2年連続で高い水準となっており、打撃能力に関しては十分なものがありそうです。 最後に守備ですが、3Aで主に守っていたのは二塁と遊撃とのことで、2015年は遊撃手として582.1回を守り、昨年は353イニングを守っています。また、MLBでは三塁も比較的多く守っており、広島では三塁手としての起用が主となりそうで、時折タナキクを休ませる際に二塁や遊撃を守ることもありそうです。ただし、三塁は守備範囲を示すRngRが0.0以上を記録していますが、2015年の遊撃手のRFは4.14と低い水準で、2016年二塁も4.76とパッとしておらず、あくまでも守れるだけで特別守備範囲が広いとかそういった選手ではなさそうです。しかしながら本職が二塁や遊撃なのに三塁を守らせて大丈夫なのかが少し気になるところです。三塁手としては過去を見渡してみてもそれほど多く守っておらず、経験不足な印象がありますが…。走塁に関しては時折盗塁する意欲はありそうですが失敗数が成功数を上回っており、あまり期待はできないでしょう。 打撃に関しては巧打タイプですがミート力や選球眼がしっかりしており、LD%が20%以上を記録しているので活躍が期待できそうです。ただ広島が求めているような長打タイプではなく、FB%があまり高くはないので日本に来たら一発増加も見込めるといったタイプではありません。あくまでもアベレージタイプの打者ですが、その辺りは現場も了承しているのかが気にかかるところです。ただし、三塁は攻守共に広島にとってはウィークポイントであり、三塁でペーニャが安定した活躍を見せれば昨年よりも打線の切れ目が更に一つなくなるだけに、期待してみたいところです。選手評価:A(アベレージ打者)※ 三塁手の守備データはこちらからご覧いただけます。 『誤り』 URLが間違っていました。こちらをご覧いただければと思います。ピザ★冬限定★お試しピザ3枚セット【RCP】【送料無料】【クール料100円】PIZZA ピッツァ
2017.01.30
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『ワースト争いの守備陣』 それでは今回は巨人とソフトバンクについて見ていきたいと思います。まずは巨人から見ていきたいと思います。守備のデータはこちらからご覧いただけます。 まず問題となるのは外野陣、中堅は橋本がトップの成績を残しました。しかし、今季からは日本ハムからFA移籍した陽が務めることになるのですが、その陽のCBRFが低い数字となっており、左翼のギャレットと右翼の長野が共にワースト1位となっており、かなり守備範囲の狭い外野陣となってしまうこととなります。その為、橋本が守備固め要因として重宝されそうですが、他に守備固めとして起用されていた太田や鈴木がそれぞれトレードや引退でチームを離れてしまい、足りないなど問題となっています。次に内野ですが、二塁のクルーズは健在な上に控えにも片岡がいるので手厚い布陣ですが、一塁と三塁は共に守備範囲が狭く、特に阿部はかなり狭い守備範囲となっているので非常に大きな問題となりそうです。12球団の中でもワースト1、2を争う不安の残る守備陣となっています。 『上々の守備陣』※ ソフトバンクのデータはこちらからご覧いただけます。 ソフトバンクの守備陣は二塁以外は優秀な守備陣となっています。三塁の松田は12球団の中でもダントツ1位、一塁では内川も1位を記録しており、両者は攻守ともにチームの柱となっています。また、外野も非常に強力であり、左翼の中村は中堅を任せても十二分に力を発揮できるほどの高いCBRFを記録しており、中堅の柳田も2位(実質1位)を記録するなど優秀です。右翼はレギュラーが決まっていませんが、全員問題のない守備範囲能力を有しており、こちらも大きな問題は見当たりません。後は今宮がポテンシャルの高さをしっかりと発揮できるようになることと、二塁をしっかりと守れる選手が出てくればかなり強力な守備陣となりそうです。★『選べる福袋』本格ピザ 豪華4枚セット【RCP】【送料無料】【クール料100円】【楽ギフ_のし】【楽ギフ_メッセ】【楽ギフ_メッセ入力】
2017.01.29
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『ブライアン・シュリッター』 それでは今回は西武の新外国人投手であるシュリッター投手について見ていきたいと思います。PHIにドラフト指名され、2014年にCHCで61試合に登板するなどの実績を持つ投手ですが、本格的にMLBを経験したのはこのシーズンのみで殆どが3Aでシーズンを過ごしていることが多い投手です。昨年はCOL3Aで36試合に登板して防御率3.64の成績を残しています。 まず投球スタイルですが、最速156キロ(平均151.5キロ)と日本ならば十分に速球派投手の位置づけと言えるでしょう。基本的にはツーシームや直球を主体とした投球で、後は縦のスライダーとのコンビネーションとなっており、以前広島に在籍していたミコライオに近いタイプでしょうか。それ以外にも一応チェンジアップを持っていますが、広島時代のミコライオ同様に殆ど使ってきません。 まず奪三振率ですが、9.00を記録する年もあれば7.00台の時もあるなど何やらまちまちな感があります。次に与四球率ですが、昨年は4.50、一昨年は5.24と非常に悪くい水準ですが、それ以前はMLBでも3.00台とまずまず良かっただけに、近年は制球に狂いが生じているようです。 最後に球威面とbatted ballですが、投球回数とほぼ同じ被安打数となっており、アメリカ基準だとない方だといえそうです(MLBでは被安打数が越えています)。ただし、被本塁打率は0.20~0.43となっていて一発は打たれていません。batted ballは2014年にはGB%が59.9%と非常に高い水準となっており、2015年も登板自体は少ないのですが65.5%と非常にゴロを打たせることに長けています。昨年もGO/AOが1.53となっていてゴロを多く打たせていることが分かります。 タイプ的にも広島のミコライオに近いように感じます。奪三振率がどうなるのかは少し不明ですが、長身からゴロを打たせることに長けている点など活躍できそうな要素を持っています。ただセ・リーグと違って速球派投手に慣れているパ・リーグなだけにそこがどうなるかが気になるところで、被安打数も多いところが気になるところです。選手評価:B(活躍要素と不安要素が混在)【送料無料】選べる九州ラーメン6人前とんこつ! お試し 熊本 鹿児島 博多 ご当地ラーメン 訳あり 食品 セット 割引クーポンもアリ おつまみ 冬に食べたい【■■】【◆】
2017.01.29
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『三塁が課題か』 それでは今回はホームページの守備記録を使って12球団の守備陣を見ていきたいと思います。まず今回は広島から見てきたいと思います。※ 詳細はホームページからご覧ください。こちらから閲覧できます。 広島の守備陣は異次元の守備範囲を誇る菊池が守る二塁を始めとして、新井が守る一塁や鈴木が守った右翼など見事1位に輝いており、他には田中が守った遊撃、丸が守った中堅なども上位に就けており、守備陣は非常に優秀で守りの手厚い布陣となっています。左翼はエルドレッドや松山ら打撃優先型の選手が守るので劣りますが、守備固め要因として赤松や野間らが控えているのでこちらもしっかりとカバーできる布陣となっています(ちなみに下水流が入る場合は守備固めが必要でなくなるので何とか打撃を更に進化させて不動のレギュラーへの期待がかかります)。唯一課題となっているのが三塁、安部や小窪、ルナらが守りましたがいずれも低い水準となっており、三塁は攻守含めてまだまだ物足りない結果となっています。個人的には一昨年の梵やかつてUZRで高い守備評価を得ていた堂林辺りの復活、安部の更なる守りの成長などの期待がかかりそうです。 『広島と同じ課題が』※ こちらは日本ハムのデータです。 日本ハムの守備陣も広島と同じく優秀揃いとなっています。遊撃の中島を始め、左翼の西川や二塁の田中、一塁の中田などは上位につけており、右翼は流動的でしたが全員守備には問題なく守れており、死角は殆どありません。また、今季から陽が退団しましたが、実は陽が日本ハムレギュラー陣の中で数少ない守備における不安要素の一つだっただけに、今季から岡が守ることが予想されるので寧ろ守備力においては昨年より良くなるかもしれません。課題となっているのが広島と同じく三塁、レアードの守備範囲が狭い上に守備固めにも芳しい選手がおらず、守備要員の育成が必要となっています。【蓬莱本館】人気セット大阪難波の店舗でも人気の商品をセットにしました!【送料込み】【楽ギフ_のし】〈蓬莱 豚まん ホーライ ほうらい 肉まん 大阪〉
2017.01.28
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『フランク・ハーマン』 今回は楽天の新外国人投手であるハーマンについて見ていきたいと思います。ハーマンはCLEに入団し、2010年から2年連続で40試合に登板、昨年はPHIに入団し、3AとMLBを行き来し、3Aでは27試合に登板して防御率1.72を記録しました。ちいなみにMLBでは14試合に登板して防御率8.40の成績を残しています。 まず投球スタイルですが、故障後の最速は154キロとそれでも健在であり、平均も151キロを計測するなど十二分なスピードを持っています(ツーシームも投げる)。他にはスライダーやカーブ、縦の変化球(スプリット、チェンジアップ)を持っており、球種は豊富なタイプで、主にスライダーやカーブを多く使ってきます。また、直球のキレは10を記録しており、十分に直球で押していける代物であり、あまり投げていませんがスプリットの空振り率が高く、日本では使う割合が増えるかもしれません。また、ツーシームはZ-MOVが10と殆ど直球と変わらず、ツーシームというよりはシュートのような軌道を描く球種でしょうか(黒田が日本時代に覚えたシュートを封印したように、この軌道ではMLBの打者には通用しません)。 それでは奪三振率ですが、昨年と一昨年はいずれも9.00前後を記録しており、MLBでも8.40と高い奪三振率を誇るなど三振を奪える投手です。次に与四球率ですが、ここ2年間は1.00~2.00弱で推移しており、MLBでも3.00と制球力にも破綻はなく、K/BBは高い投手です。 最後に球威面とbatted ballですが、被本塁打率は0.57、0.77とこちらも問題のない数字となっていますが、MLBでは4.20と滅多打ちに遭っていたようですが…。被安打率は一昨年は46.2回を投げて62被安打と打ち込まれており、昨年は31.1回を投げて24被安打と改善されています。この要因としては単純にストライクゾーンにじゃんじゃん投げすぎたことが原因ではないかと思われます(一昨年の与四球率0.96、昨年1.72)。ただ日本ならばこの年のようにじゃんじゃんストライクゾーンに投げ込んでも問題ないかと思われます。batted ballはGO/AOが0.70~0.40台で推移しているなどフライが非常に多く、典型的なFB投手であることを窺わせます。 直球で押していけるだけのスピードやキレ、三振を奪える投球に制球力も併せ持つことを考えると、活躍する可能性が非常に高いと思われます。また、スプリットなどまだまだ上積みを感じさせる要素も持っており、個人的には一番活躍するのでは?と感じさせる投手でした。選手評価:S(主力級の活躍を期待)※ ホームページ公開中、興味のある方は是非こちらからご覧ください。★初回限定送料無料★ノンシュガー チョコレート50枚 (糖質制限 糖類ゼロ)【楽ギフ_包装】【楽ギフ_のし】お菓子 【05P03Dec16】おためし バレンタイン 義理チョコ 大量 ご褒美 友チョコ
2017.01.27
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『村田透』 何やらタイトルのVOL.がメチャクチャなことになっていますが、前回は正しくは1で、今回は2回目ということになりますコピペ。今回は日本ハムに入団した村田について見ていきたいと思います。村田は2007年大学・社会人ドラフト一巡目指名を受けて巨人に入団、しかし故障続きで僅か3年で戦力外通告となると、アメリカへ渡ってCLEと契約してA+から徐々にステップアップしていき、2015年に遂にメジャーデビューを果たします。しかし、今年は3Aでシーズンを過ごし、先発として10試合、リリーフとして23試合に登板するなど合計33試合に登板して9勝4敗4S、防御率は3.78の成績を残しましたが、MLBでの登板はありませんでした。 まず投球スタイルですが、一度登板したのみのデータなので実際どの程度出るのかは定かではありませんが、この時は最速144キロ(平均140キロ)と日本ならば平均的な球速帯で推移しています。特徴的なのはカットボールが直球よりも多く投げており、他にはカーブやチェンジアップ、スライダーなどを万遍なく投げ分けるスタイルとなっています。特徴的なのはチェンジアップとスライダー、チェンジアップは最速127キロとかなり物足りないスピードではあるものの、Z-MOVが1.4とチェンジアップにしては非常に落差の大きな球種となっており、かつて永川のフォークが「お化けフォーク」と評されましたが、村田は「お化けチェンジアップ」と言えそうです。しかしながらチェンジアップは球速が速くなければ空振りは中々奪えず、日本人の投げるチェンジアップは外国人投手の物とは違って緩急球となりがちで、村田のチェンジアップも緩急球かもしくはゴロを打たせる役割となりそうです。そしてスライダーですが、こちらはX-MOVが10.2とかなり横変化が大きく、Z-MOVも3.3と落差も大きく、かなり変化の大きいスライダーです。問題なのはカットボール、Z-MOVがマイナス圏内に入るなど横変化がなく、殆ど直球と変わらない球種となってしまっています。 まず奪三振率ですが、例年5.50前後となっており、三振を奪うタイプではありません。アメリカでこの水準ならば日本だと更に下がる可能性があり、少し低すぎるきらいがあります。次に与四球率ですが、こちらは例年2.50前後を記録しており、こちらは良好な数字を記録しています。入団当初に「テンポの良い投球が売り」といった触れ込みで入団してきただけに、制球力には長けたところがあるようですね。 最後に球威面とbatted ballですが、ここ2年は102.1回、102被安打、一昨年は164.1回で148被安打と投球回数以内に抑え込んでいますが、それ以前までは投球回数をやや上回る数字を記録していました。また、被本塁打率は3Aで0.62、0.88と可もなく不可もなしといった数字となっています。batted ballですが、ここ2年はGO/AOが0.97となっており、そこまでゴロを奪う投球ではなく、それ以前は0.75で更に低い数字でした。 スピードはそれほどあるタイプではなく、三振も奪うタイプでもない上に球威もさほどあるタイプでもなく、ゴロを打たせるわけではないということで、活躍できるかどうかは微妙な印象を受けます。全く使えないわけではないと思いますが、助っ人として見ると物足りない成績となるのではないかと予想しています。チェンジアップでどこまでゴロを打たせられるかが焦点となりそうで、このボールでアメリカ時代よりもゴロを打たせる割合を増やしたいところです。選手評価:C(助っ人と見るのか日本人投手と見るか)【送料無料】選べる九州ラーメン6人前とんこつ! お試し 熊本 鹿児島 博多 ご当地ラーメン 訳あり 食品 セット 割引クーポンもアリ おつまみ 冬に食べたい【■■】【◆】
2017.01.26
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『野村・岡田の二人が対象』 今回は投手別の防御率結果を見ていきたいと思います。今回は先発投手として起用された投手を全員…といきたいところでしたが、ジョンソンと黒田は主に石原、福井や九里、中村恭平、薮田といった面々は会沢、もしくは磯村という体制が敷かれていた為、比較できる対象となったのは何と僅か二名だけに留まる寂しい結果となりました。詳しい結果は時間が許す限りはホームページで随時更新していきたいと思います。※ tERAについて四球と死球は本来別々に計算するのですが、今回は四球に一括しています。 『野村』 「石原」19試合 115.1回 64奪三振 32四死球 35自責点 防御率:2.73192GB:113FB:23LD:36IFFB:9HR tERA:3.543 「會澤」 6試合 37.1回 27奪三振 11四死球 11自責点 防御率:2.65 62GB: 33FB: 9LD: 7IFFB:2HR tERA:3.235 『岡田』 「石原」11試合 60.1回 43奪三振 11四死球 19自責点 防御率:2.83 94GB: 58FB:15LD:18IFFB:5HR tERA:3.208 「會澤」 7試合 29.0回 17奪三振 14四死球 11自責点 防御率:3.41 46GB: 34FB: 7LD: 7IFFB:1HR tERA:3.905 以上の結果となりました。結果としては野村は会沢の方が良く、岡田は石原の方が良い結果となっています。まず野村の方の結果ですが、會澤はGB%も石原の51.4%に比べて54.8%と野村の持ち味であるゴロを打たせる投球も実践できています。岡田は石原の方が良いのですが、これは実のところ會澤と組んだ試合で1アウトしか取れずに四球の山を築いた成長前の試合と、右肩痛を発症した巨人戦の登板が悪すぎた点が大きく、まだ未熟だった時期と体そのものが本調子ではなかったこの2試合を除くとこのような結果となります。 5試合 25.2回 13奪三振 6四死球 4自責点 防御率:1.402 42GB: 30FB: 5LD: 7IFFB:0HR tERA:2.762 と逆転する結果となります。現実に石原と組んだ場合のGB%は49.4%なのですが、會澤と組んだ場合でも48.4%と実のところ投球内容自体はそう変わらない結果となっています。ジョンソンと黒田らと多く試合を組むので石原が會澤よりも突出して良いように見えますが、個人的にはそれほど大きな差はなく、寧ろ戸田や薮田と組んで好投に導いている會澤の方が良いのでは?と感じる次第です。また、以前から感じている点ですが、本当に『リードが良い』と評される捕手ならばかつての野村再生工場の異名を取った野村克也氏や戦力外通告の投手を二桁勝利に導いた実績を持つ古田敦也氏らのように、絶対的な力を持っていない投手と組んで好投に導いてこそだと思うのですが、石原には一切それがないからどうしても疑問符を投げかけたくなる思いがあります。かつて石原と倉の二人体制だった時代も基本的に主力投手は石原、実力が未知数な投手の時は倉が被るというスタンスが取られていました。石原も配球面でアピールするのならばやはり実力が未知数な投手と組んで結果を残してもらわなければ説得力がないように思います。【お試し 約2週間分】 発芽ひげにんにく玉 約30粒入 栄養豊富なにんにくの芽と根の部分も一緒に練り込んだ 【国産 無農薬 にんにく卵黄】【サプリメント 健康食品 疲労回復】【1000円 ポッキリ 送料無料 ランキング 1位】
2017.01.25
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『エドウィン・エスコバル』 今回は日本ハムの新外国人選手であるエスコバル投手(左腕)について見ていきたいと思います。エスコバルは今年ARIで25試合に登板するなどメジャーへの階段を一歩昇り詰めましたが、オフにCLEへと移籍するも自由契約となり、日本ハムへの入団が決まりました。ちなみに3Aでは先発投手として登板し、16試合に登板して6勝3敗、防御率4.25という成績を残しました。 まず投球スタイルは最速153キロ(平均150キロ)の直球にカーブ、チェンジアップの三球種を主に使ってきますが、基本的には直球とカーブの二種類のみでの投球です(先発だとチェンジアップを使うのかもしれませんが)。ただし、あまり空振りを奪える球種はありませんが、直球のキレは悪くない数字となっています。しかし、実は1球だけツーシームを投げており、そのツーシームは非常に大きな落差を誇っており、このボールを意識的に投げられるのかどうか注目です。 それでは奪三振率ですが、3Aでも6.23と低く、一昨年は同じく3Aで主にリリーフとして投げましたが4.35と低いので三振を奪うタイプではなさそうです。続いて与四球率ですが、昨年は3.56、一昨年は4.53とあまり制球が良いわけではありません。ただし、2014年は3Aで先発投手として20試合に登板し、奪三振率7.78、与四球率3.00と良好な内容を見せていたのですが、ここ数年は不振を極めています。 最後に球威面とbatted ballですが、被本塁打率は0.79、一昨年は1.45と高くなっており、被安打率は被安打数が投球回数を上回っており、あまり力で押せるタイプではなかったようです。また、batted ballは1.00前後となっており、日本ならばゴロを打たせられそうです。 どちらで起用するのか分かりませんが、先発として起用するのならば球威面に欠け、制球も良くなく、引き出しも2球種のみと少ないので厳しいのではないでしょうか。リリーフとして見ても三振が奪えない上に強力な武器と呼べる球種がないので制球力改善が望めるか微妙なところで、先発と同じく球威面に不安を覗かせており、ゴロを打たせられそうとはいえ少し厳しいかんという印象が残ります。できれば横変化の球種を覚えたいところですが…。選手評価:D(厳しい印象)【1月26日は冬の土用丑】特大国産うなぎのお試しセット【うなぎ蒲焼き3種入り】【送料無料】【土用丑/鰻/蒲焼き/国内産/ギフト/寒中見舞い】
2017.01.24
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『ホルヘ・ロンドン』 それでは引き続き、中日の新外国人投手であるロンドン投手について見ていきたいと思います。ロンドンはSTに入団して主にリリーフ投手として投げ、3Aで2年連続50試合に登板するもMLB定着はならず、今年は主にPIT3Aでシーズンを過ごし、43試合に登板して6勝4敗12S、防御率2.67を記録し、MLBでも2試合に登板しましたが、あまりメジャー経験はなく、3A選手と見て良さそうです。 まず投球スタイルですが、最速159キロ(平均155.8キロ)の剛速球を投げるMLBでも有数の速球派投手で、球界最速到達の期待もかかる程のスピードボーラーです。球種はスライダー、カットボール、カーブ、チェンジアップ、ツーシームと豊富な球種を操ります。また、直球のキレは8.5(カットボールは9.3)でまずまず、スライダーは最速148キロをも記録する高速スライダーでしかも縦の変化が大きいなど日本球界では中々見れない代物、チェンジアップは144.7キロとこちらも日本人投手では中々お目に掛かれない程の高速です。 それでは奪三振率ですが、基本的に三振を奪う投球ではなく、昨年は5.81と低い数字ですが、一昨年までは7.67、7.36辺りで推移し、2013年は5.59となるなど2013年代に戻った形です。次に制球ですが与四球率は3.77とあまり良いわけではありませんが、こちらは以前までは2.80台で推移しており、こちらも悪化してしまった格好です。 最後に球威面とbatted ballですが、被本塁打率は0.31、一昨年は0.00と何と1本も本塁打を打たれず、外国人打者相手でも球威で抑え込むことができる投手です(ただし、MLBでは厳しいようですが)。そして被安打率も投球回数以内の6.33~7.05に抑え込んでおり、十分に球威はありそうです。また、batted ballですが昨年のGO/AOは0.87となっていますが、一昨年までは1.14、1.67、1.38、1.57とかなりゴロを打たせていました。 活躍できる要素は多いのですが、どうも昨年は奪三振率や与四球率、batted ballが本来の持ち味からすれば程遠い数字となっている点が気になるところです。これは狂いだしているのか、単なるチャンスを貰えずに腐ってしまっていたのかが気になるところです。しかしながら剛速球だけでなく、ハードな曲がりの高速スライダーに高速チェンジアップ、ツーシームなど様々な球種を併せ持つなど引き出しも多く、日本の打者相手ならば更にストライクゾーンにじゃんじゃん投げ込めるだけの球威も兼ね備えているので活躍できる可能性が非常に高いのではないでしょうか。カギはひとえに昨年の出来を続くのか偶々だったのかということの一点となりそうです。 『お知らせ』 ホームページにて今シーズンから入団した新加入選手の情報も更新しました。興味のある方は是非こちらからご覧いただければと思います。【蓬莱本館】人気セット大阪難波の店舗でも人気の商品をセットにしました!【送料込み】【楽ギフ_のし】〈蓬莱 豚まん ホーライ ほうらい 肉まん 大阪〉
2017.01.23
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『ようやく動く』 永らく殆ど補強に動いていなかったTEXでしたが、ダイソン・ロスとFA契約を結びました。ロスはSDで2014、2015年に2年連続190回以上を投げ、2年連続二桁勝利に防御率2.81、3.26と先発投手として活躍していましたが、一昨年は故障によって僅1試合のみの登板に留まりました。ロスは最速158キロ(平均150キロ)の直球にツーシーム、カットボール、スライダー、チェンジアップを交えて三振を奪う投球で、2014年、2015年は195奪三振、212奪三振と凄まじい奪三振数を誇り、GB%が通算56%と打たせて取ることもできるなど非常にレベルの高い投手で、ハメルズ、ダルビッシュらと共に三本柱を形成を期待したいところです。故障の影響かどうなのかは不明ですが、万全ならば間違いなくエース級の投球が期待できる投手です。 また、主にNYMで先発投手として投げていたディロン・ジーとマイナー契約を結び、招待選手として参加することが決定しました。ジーは昨年KCに在籍して先発・中継ぎとして登板して33試合に登板して8勝9敗、防御率4.68の成績を残しすなどこちらも一線で投げている投手で、問題がなければロースター入りが濃厚ではないでしょうか。ただ先発はハメルズ、ダルビッシュ、ロス、ペレスの4人は確定という状況で、ホランドが抜けた残りの一つをグリフィンやゴンザレス、マルティネス辺りと競うことになりそうですが、実力的にグリフィンと一騎打ちとなりそうです。 最後にTEXを解雇となったハミルトンが再びマイナー契約で帰ってくることとなりました。あまりにも故障が多すぎるきらいがあり、まずは体調を整えてから勝負したいところです。ピザ★9種から選べる3枚セットNEW!【RCP】【楽ギフ_のし】【楽ギフ_メッセ】【楽ギフ_メッセ入力】
2017.01.22
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『エルビス・アラウホ』 それでは今回からは中日の新外国人選手であるアラウホ投手について見ていきたいと思います。アラウホは何とまだ25歳のかなり若い左腕であり、MLBのPHIに在籍して2年連続で30試合以上に登板しているバリバリのメジャーリーガーで、何故日本球界に来ることになったのか不思議な投手です。ちなみに2015年は40試合に登板して防御率3.38、2016年は32試合に登板して5.60といった成績を残しています。 まず投球スタイルですが、最速154.5キロの直球(平均149.7キロ)とMLBでも速い部類に属する投手で、日本球界でこれだけ速いスピードボールを投げる左腕投手は殆どいないでしょう。他にはスライダーを投げており、基本的には直球とスライダーのみのコンビネーションとなっており、稀にチェンジアップを投げています。アメリカの場合はリリーフだと配球が単調になるきらいがあり、チェンジアップが投げられるのならば日本に来ればその割合は増しそうです。また、直球のキレは10を越えており、チェンジアップも144キロを出しながらまずまずの落差を持っており、更にスライダーは横変化は少ないですが落差は大きく、空振りを奪える球種です。ちなみにチェンジアップは使用する割合こそ低いですがゴロを打たせる割合が強く、こちらも強力な球種となりそうです(直球の空振り率は21%とこちらも高い)。 次に奪三振率ですが、MLBでも9.00以上を記録しているので間違いなく三振を奪えるタイプでしょう。問題なのは制球力、昨年は与四球率が5.60、一昨年は4.93とかなり悪く、ノーコンの領域となっています。これまでも制球力の悪さが顕著に表れていますが、昨年の3Aでは2.61を記録しており、これが制球力改善の兆しなのかはたまたたまたまなのかは分かりません。 最後に球威面とbatted ballですが、昨年は被本塁打率がMLBで1.32、3Aでは0.87、一昨年は0.26となっており、昨年は疲労が出たのか打たれる割合が増えました。batted ballは一昨年はGBが48.9%、しかし昨年は39.3%で逆にFBが40.5%となっており、大きく様変わりしてしまいました。ただし、それ以前まではGO/AOも1.44などを記録しており、チェンジアップも持っているので日本ならばゴロを打たせられる可能性は高いと思われます。 直球はスピード、キレ共に申し分なく、スライダーで空振りを奪える上にチェンジアップでゴロも打たせられるなどリリーフとして活躍できる要素は満載です。故に最大のカギは制球力、ここまで悪いとカーペンターらのように改善できない可能性もあるのですが、3Aで良好な数字を見せていたのをどう判断するかでしょうか。個人的には活躍できる要素が多いので高い評価を下してみたいと思います。選手評価:A(リリーフ投手として期待)Birch Benders(バーチベンダーズ)/ パレオ【パンケーキミックス パンケーキMIX ホットケーキミックス ホットケーキMIX アルミニウムフリー アルミフリー】
2017.01.22
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『スペンサー・パットン』 それでは横浜最後の新外国人投手であるパットンを見ていきたいと思います。パットンはTEXに在籍していた投手で、何度も記事で登場した投手です。昨年はヤギの呪いを打ち破ったCHCに在籍し、3AとMLBを行き来していました。 投球スタイルは最速153キロ(平均148キロ)の直球とツーシームを投げ、縦に非常に落差のあるスライダーと二つのコンビネーションで抑える投球です。他にはチェンジアップを持っていますが、軌道がツーシームと変わっておらず、効果が薄い印象です。また、直球のキレが7.5とやや低い数字となっている点も少し気になるところでしょうか。 次に奪三振率ですが、3Aでは常に10.00以上を記録するなどかなり三振を奪う能力に長けており、昨年は何と14.75と非常に高い数字となっています。続いて与四球率ですが昨年は3.75、一昨年は3.00、与四死球率は4.25となっており、あまり制球面は良くない方でしょうか。ちなみにMLBでは5.91と大幅に悪化してしまっています。 最後に球威とbatted ballですが、被安打数は投球回数以内に抑えており、被本塁打率は3Aでは0.00、0.30とこちらもかなり良好な数字を記録しています。batted ballは2014年こそGB%が54%を記録したものの、それ以降は35.5%、42%となっており、3AでもGO/AOは0.75前後と低くなっており、ゴロを打たせるタイプではないようです。 奪三振能力は高いものの、投球のコンビネーションはほぼ直球と縦スラのみという単調な点が気になるところで、肝心の直球もキレが7.5と低い点も気懸かりです。日本人打者は向こうの打者たちと違って振り回す打撃はしない為、このぐらいのキレならば当ててくる可能性が非常に高いと思われます。だとすれば当然粘られて四球を出す割合も増えてくるだけに、制球力が改善される現象が起きない可能性も出てきてしまいます(最近ではヒースがこれといった決め球もなく、与四死球率が改善されませんでした)。また、スリークォーターから投げるのですがスライダーが殆ど横変化せず、右打者に対しての利点が全くないところ、左打者には球が寧ろ見えやすい点などマイナスの要素がかなり多い印象です。球威がカギとなりそうですが、個人的にはキレが怪しいのでそこまで高い評価はしないでおこうかと思います。選手評価:C(直球で押しきれるのか)【栗原はるみ/キッチン用品/レシピ付/ギフト包装可】 万能鍋 ネイビー 05P03Dec16【11月末頃入荷予定】
2017.01.21
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『ジョー・ウィーランド』 それでは引き続き横浜の新外国人選手であるウィーランドについて見ていきたいと思います。TEXに入団しましたが芽は出ずにSDやLADなどに移籍し、昨年はSEA3Aに在籍して先発ローテーションの一角として26試合に登板し、14勝6敗で防御率5.43という成績を残しました。 まず投球スタイルですが、昨年は最速150キロ(平均146キロ)の直球とチェンジアップ、カーブの3つしか投げていませんが、たった1試合の登板だったので判断しかねるものがあり、それよりも前の年にはスライダーも投げているので基本的には直球、スライダー、カーブ、チェンジアップと一通りの球種を揃えていますが、ツーシームは投げていないようです。直球のキレは10.5と高めの数字を記録しており、例年空振り率も高い傾向にあります。また、変化の非常に大きいカーブで空振りを奪うケースが多く、決め球はこの球のようです(外国人投手の投げるカーブは基本的にはナックルカーブです)。 それでは奪三振率ですが、昨年は先発を務めながら8.54と高めの数字を記録し、一昨年は奪三振率が7.28を記録しているので三振を奪えるタイプではないでしょうか。次に与四球率ですが、昨年は2.82、一昨年は1.98と3.00を切っており、制球には問題ないことを窺わせており、投球内容は非常に良好です。 最後に球威面とbatted ballですが、被安打数は投球回数を大きく上回り、被本塁打率も非常に高い数字を記録しており、ボール自体がアメリカでは通用していなかったことを窺わせます。batted ballは昨年こそGB%が50%でしたが僅かに1試合のみの登板に留まった影響であり、それ以外のシーズンでは36~41%と低く、GO/AOは0.98辺りで推移しており、特別ゴロを打たせるタイプではないようです。 どちらかと言えばリリーフタイプのように感じますが、球団は先発として起用する方針のようです。先発として活躍できるかどうかは球威次第ではないかと思われます。アメリカでは被安打数も被本塁打率も非常に高く、打ち込まれるケースが多かった印象がありますが、果たして日本の打者相手ではどうなるのかが気になるところです。個人的には近年日本で活躍する先発投手とはトレンドが違う点、球威面に不安があるところなどを考えると、少し評価は低めにしようかと思います。リリーフの方が活躍できる感があると思うのですが…。選手評価:C(リリーフの方が良いような)ピザ★9種から選べる3枚セットNEW!【RCP】【楽ギフ_のし】【楽ギフ_メッセ】【楽ギフ_メッセ入力】
2017.01.20
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『フィル・クライン』 それでは今回は横浜の新外国人投手且つ元TEX戦士クライン投手を見ていきたいと思います。クラインは前述の通りTEXにも在籍していた投手でロースターにも入っていた時期があり、TEXでは主にリリーフ、移籍後はPHI3Aで先発投手として起用されて開花したのか、14試合に登板して防御率1.52と安定した投球を披露しています。 まず投球スタイルですが、リリーフ時代は主にツーシーム(最速152.7キロ、147.7キロ)を主体として投げており、直球とツーシームで半分以上を占めています。それ以外はスライダーが23%を占め、残りをチェンジアップとカーブの二つで分け合う形となっており、基本的には直球系とスライダーの投球のようです。ただし、先発として起用する場合はこの投球スタイルが変わる可能性があるので、あくまでもこれはリリーフで投げた場合となっています。ちなみに空振りは主に直球とチェンジアップで奪っています。 それでは奪三振率ですが、MLBでも8.84を記録しており、それ以前でも8.00~10.00を記録しており、PHI3Aでは10.47とかなり高い奪三振率を記録しており、三振を奪える投手のようです。ほぼ先発(14試合中10試合に先発登板)として起用されながらこれ程高い奪三振率を記録できる投手は稀有ではないでしょうか。次に与四球率ですが、以前までは3.50~4.00台で推移しているなど制球面の悪さが課題として残っていましたが、PHI3Aではコツを掴んだのか1.79と大幅な改善に成功しました。果たしてこれがたまたまなのか磨き上げたのものなのかが焦点となりそうです。 最後に球威面とbatted ballですが、被本塁打率はPHI3Aでは0.55、昨年のTEX3Aでも0.28と低く抑えられています。batted ballは過去2年間でGB%が32.7%、42.2%と低い方であり、あまりゴロを打たせるタイプではないようです。3Aでも1.00弱となっており、特別ゴロを打たせることに長けた投手ではなさそうです。ただし、ツーシームやチェンジアップを持っているので日本ならばあるいは…と感じるところです。 直球とチェンジアップの空振り率が高く、奪三振率もかなり高い反面、制球面は昨年PHI3A以外はさほど良くないのでどちらかと言えばリリーフの方がより活きやすいような気がしますが、横浜は先発として起用する方針のようです。先発で投げる場合はゴロを打たせるタイプではないだけに、直球の威力が持つかどうかが焦点となって来そうですが、幸いツーシームを持っていて空振り率も変化も申し分なく、更にあまり投げていませんが威力の高いチェンジアップの割合も増えてくるでしょうから問題ないのではないでしょうか。どちらでも活躍できる可能性が高く、山口の穴を埋めてくれる存在となるかもしれません。選手評価:A(ポスト山口として) 『お知らせ』 2016年度の守備データが完成し、公開することとなりました。興味のある方は是非こちらからご覧いただければと思います。【THE COFFEE HOUSE BY SUMIDA COFFEE】すみだ珈琲 コーヒバッグ 5個入り ギフト 帰省土産 030a■ あす楽■ ラッピング無料
2017.01.19
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『ロス・オーレンドルフ』 それでは引き続きヤクルトの新外国人選手であるオーレンドルフについて見ていきたいと思います。オーレンドルフは一昨年にTEXに在籍し、後半戦から貴重なリリーフとして地区優勝に大きく貢献し、昨年はCINに在籍して64試合に登板して4.66の成績を残しました。 まず投球スタイルですが、長身(193センチ)から投げる最速156キロ(平均151キロ)を誇るなどリリーバーとしてMLBでも速い方の部類に属し、日本でも間違いなく速球派投手として君臨できるでしょう。基本的には直球とツーシームが半分以上を占めており、そのほかにはスライダーやチェンジアップを織り交ぜるパワーピッチャーです。空振りはスライダーで殆ど奪っており(62.5%)、V-MOVが-1.8と非常に落差が大きいスライダーを所持しています。 次に奪三振率ですが、9.32と投球回数を上回る奪三振数を記録しており、TEXでも8.84と高い数字を記録しており、三振を奪える投手です。次に与四球率ですが、昨年は4.39と悪い数字ですが、一昨年は3.26、それ以前ではWASで2.09でしたが3AやMLBでは基本的に3.50前後で推移しており、可もなく不可もなくといったところではないでしょうか。それでは球威とbatted ballですが、1.92と非常に一発を打たれており、一昨年は1.86と非常に脆い一面を持っていますが、3Aでは0.49、0.60と問題ないだけに、この辺りはMLBと3Aの打者のレベルの違いを感じさせるところですね。最後にbatted ballはGB%が昨年32.4%、一昨年は35.6%と低く、やはり球威で打ち取るタイプの投手のようです。 日本球界で活躍している長身から投げ下ろす剛腕リリーバーにぴったりと合致した投手です。変化球もツーシームやチェンジアップを持ち、スピードも速い上に空振りを奪える球種を持っているなど特に問題点もなく、活躍できる可能性が高いのではないでしょうか。ヤクルト投手陣は台所事情が苦しいだけに、救世主となって欲しいところです。選手評価:A(リリーフとして期待)ピザ★冬限定★お試しピザ3枚セット【RCP】【送料無料】【クール料100円】PIZZA ピッツァ
2017.01.18
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『プレストン・ギルメット』 それでは引き続きヤクルトの新外国人投手を見ていきたいと思います。昨年はDET3Aに在籍し、65試合に登板して防御率2.77と好成績を残しました。 まず投球スタイルですが、最速は147キロ(平均144キロ)とリリーフの割にあまりスピードは出ておらず、他にはスライダーとカットボールのみの球種で構成されており、縦変化の球種は一応チェンジアップを持っていますが殆ど投げないところは気になるところです。しかし、直球のキレは11.4、カットボールは12.8と球速の割に非常にキレがあり、巨人のカミネロよりも球速が20キロ近く遅いですが、キレは2倍以上違います。基本的には直球とスライダーだけの力勝負を挑む投球スタイルです。 次に奪三振率ですが、キレの良い直球が効いているのか10.80と非常に高い数字を記録しており、過去を見ても基本的に奪三振率は高くなっています。また、与四球率は昨年1.58、これまでも2.00前後で推移しており、制球も非常に安定しています。そして被本塁打率は昨年0.53とこちらも良く、2014年以外は良好な数字を記録しているので球威面も問題なさそうです。最後にbatted ballですが、GB%は40%前後とそこまで高いわけではなく、3AのGO/AOでもそこまで高い数字ではなく、ゴロを打たせるタイプの投手ではなさそうです。 縦の変化球がないところは気になるところですが、球速の割に直球にかなりの力がありそうで、パワーピッチが期待できそうです。奪三振率も与四球率も良く、この投球スタイルで一発もパワー自慢のアメリカで被本塁打率も低いなど相当なものであることが分かります。しかしながらこの投球ではそりゃメジャーでは通用しませんよね^^;。しかしながら力押しの投球では夏場乗り切れるのかどうか気にかかるきらいがあり、特に球場も神宮球場を本拠地としているだけに、やはり疲れが出てきた時に如何にして交わす投球ができるのかが気になります。もう一つ気になるのはミート力の高い日本人打者相手に直球だけで抑えられるのかという点、サファテやマシソンなどは確かにパワーピッチャーですが、直球だけではなく空振りを奪える変化球を持っており、ミコライオなどはゴロを打たせられるツーシームなどを持っていましたが、ギルメットにはないところが引っ掛かるところです。それでもジャクソンが抑えられただけに、同じような活躍が期待できるかも?しれませんが、評価は少し控えめにしたいと思います。選手評価:B(疲れが出てきた時にどうなるのか) 『お知らせ』 昨日、永らくお待たせしていましたが、2016年度版守備データを公開しました。興味のある方はこちらからご覧いただければと思います。ピザ★9種から選べる3枚セットNEW!【RCP】【楽ギフ_のし】【楽ギフ_メッセ】【楽ギフ_メッセ入力】
2017.01.17
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『守備データ公開』 本日、2016年度のプロ野球守備記録のデータを更新しました。長い期間を要しましたが、ようやく公開に至ることができました。興味のある方は是非こちらからご覧いただければと思います。【送料無料】 国産とらふぐ鍋用 2〜3人用(約350g) (お届け:冷凍) 九州、四国から厳選した極上のトラフグを使用した鍋用◇天ぷら、唐揚げ等にもおすすめ
2017.01.16
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『デビッド・ブキャナン』 それでは今回はヤクルトの新外国人投手ブキャナンを見ていきたいと思います。ブキャナンはPHI傘下3Aのリーハイバレーに所属し、主に先発投手として27試合に登板して10勝9敗、防御率3.98の成績を残しており、一昨年はメジャーでも15試合に登板して2勝9敗、防御率6.99という成績を残しており、キャリアハイの2014年で20試合に登板して6勝8敗、防御率3.75と堂々たる成績を残し、ヤクルトでも先発として期待されます。 まず投球スタイルですが、最速151キロ、平均144キロを計測する直球やツーシームが半分以上を占め、それ以外にはカットボールにカーブやチェンジアップを操ります。アメリカではさほど球が速いわけではありませんが、日本球界ならば先発投手ということを考えると十分速い方ではないでしょうか。ちなみにカットボールと表記されていますが、横変化は僅かな曲がりしかせず、寧ろ縦変化が大きいのでスプリット代わりとして使えそうな球種です。チェンジアップはカットボールとほぼ同じ軌道で横変化は逆方向、球速帯も殆ど変わらないので打者にとっては絞り込みが難しいコンビネーションとなりそうです。 それでは奪三振率ですが、基本的に5.00前後と低いので三振を奪うタイプではありません。しかしなが与四球率は昨年3Aで更に磨きをかけて2.15とかなり良好な数字を記録し、メジャーでも3.29、3.50とまずまずの成績を残しており、制球力に関しては問題ないのではないでしょうか。それではbatted ballですが、メジャーで何と50%、47.4%を高い数字を記録しており、日本球界では十二分にゴロを打たせる投手として君臨しそうです。そして被本塁打率ですが、それまでは3Aで0.30~0.45辺りで推移していたのですが、昨年は0.81と悪化しており、この辺りが少々気になるところです。個人的にはストライク先行のきらいが強すぎて真ん中付近に投げ過ぎたことが一つの要因なのかも?と感じるところです(現に今年与四球率が大幅に改善していますし)。また、被安打率はほぼ投球回数と同数となっており、走者は出していることが分かりますが、これはGB投手であることやパワー揃いの外国人打者揃いであること、三振をあまり奪うタイプではないこともあるので致し方ないでしょう。 スピードは日本球界ならば速い部類に属し、更にメジャーでもゴロを打たせられる投球、そして制球にも問題がないことから広島のジョンソンのように先発投手として活躍できる可能性を十分に秘めています。ジョンソンと比べると奪三振率こそ低いですが与四球率はこちらが僅かに勝っており、特に投球スタイルも日本打者が手こずるツーシームだけでなく、カットボールとチェンジアップのコンビネーションは相当猛威を奮いそうです。選手評価:A(先発投手として期待)お米 10kg 愛知県 白米 こしひかり 10kg 平成28年産 【送料無料】 北海道・沖縄・一部を除く
2017.01.16
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『リードの石原、打の会沢は?』 それでは今回は広島の捕手別防御率を公開してみたいと思います。ホームページでもできれば公開を予定しており、そちらの場合はbatted ballと連動してFIPを更に発展させた指標であるtERAを計算してみたいと思います。ただし、今回は捕手別防御率を公開してみたいと思います。 『石原慶幸』106試合 717回 204自責点 防御率:2.56 『会沢翼』 80試合 483.1回 211自責点 防御率:3.93 以上のような結果となりました。何と防御率が1点近くも違う結果となりましたが…、実は石原は中村恭平や塹江、退団した西原や佐藤といったまだまだ実力が未熟な投手とは何と一切組んでおらず、実は良いとこ取りをしていることが発覚しました。ホームページではもう少し突っ込んだ形で計算してみたいと思いますので、もうしばらくお待ちいただければと思います。ピザ★冬限定★お試しピザ3枚セット【RCP】【送料無料】【クール料100円】PIZZA ピッツァ
2017.01.15
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『キャンプ前にもう一度』 今回は手抜きキャンプ前に新人選手の評価をもう一度確認してみたいと思います。以前、掲載した記事を引っ張ってきました。 『セ・リーグに大物集まる』 新人選手紹介もドラフト総括も終わったので待望の?毎年恒例のこのシリーズを始めたいと思います。この活躍予想は来年どの程度活躍するかといった予想を行うのですが、評価する方法はいつもの通りで投手がK/BB、奪三振率や与四死球率、あまり参考にはしませんが被安打率も考慮します。次に野手はミート力と選球眼、他にはIsoPなどを使用するなどあくまでも客観的に評価を行い、その後にチーム事情などを考慮した主観を混ぜてランクをつけていきます。また、他には最後の最後で大きく花開いた選手にノビシロランプと『速球派+スライダーのサイドスロー枠』を別に設けて採用したいと思います。※成績のデータはドラフトレポートさんや社会人野球チーム野球部の記録を参考にさせていただいています。 『広島』加藤 C K/BBが低いものの被安打率は優秀、リリーフならばと思うがヤクルト戦で不安残す床田 A◎最終学年秋で見事に花開く、制球も良い上に左打者に強みを持つフォームも追い風か 『日本ハム』石井 D 長打増すも元々低いミート力が大幅悪化、選球眼も今一つ高良 A 通算K/BB5.61と高いも最終学年で肩を故障、この辺りがどうなるか森山 D 長打力はあるもミート力、選球眼が低く、最終学年で更に3/14と選球眼が大幅悪化 『巨人』吉川 D 俊足巧打のタイプだが、最終学年になって長打を意識し始めたかミート力が悪化畠 B 昨年秋に開花したが故障、最後に2試合に登板、立て直したいところ池田 D K/BBが3.00を切っており、少し厳しいか 『ソフトバンク』田中 B K/BBが4.00を越えたのは一度のみ、慢性的な右肩痛も気になるところ 『横浜』濱口 D 制球力が悪く、K/BBも低いので1年目からの活躍は厳しいか尾仲 B◎一度K/BBが4.00を越えるも春不振、しかし秋で再び4.75を記録狩野 C 俊足とパンチ力あるもミート力が低すぎるが、選球眼は良化傾向で存在感を見せるかも進藤 D▲K/BBが2.00すらも切り、社会人ながらも素材型。しかし速球派サイドハンド佐野 B 最終学年で大きく花開くも一塁にはロペスや宮崎などライバルが多いが果たして 『千葉ロッテ』佐々木A◎最終学年で花開く。今が伸び盛りでしかもサイド気味のフォームと活躍要素満載宗接 D ミート力が高いも四球を全く選ばない。長打がなさ過ぎでパワー不足か 『阪神』大山 S 個人的には今年ダントツのNO.1野手、一年目から期待したいところ小野 B◎今年の春に不振だったものの、最後の秋で大きく開花。ここから伸びるか福永 C K/BBが3.52を記録するも独立リーグなので未知数、今後の参考となりそう長坂 C パンチ力あるもこのところ不振でミート力が悪化、選球眼は問題ないので立て直しを 『西武』中塚 D 素材型投手で1年目からの活躍は厳しいか平井 D▲分かりうる範囲でのK/BBは2.57だがサイドハンドである 『ヤクルト』星 D K/BBは元々低かったが、最後の秋で更に悪化、少し危険な気配が 『東北楽天』池田 D K/BBは2.00台と低く、まだまだ精進が必要の素材型田中 C 俊足長打が魅力もミート力が著しく低い。選球眼は良くなっているので後はミート力菅原 D K/BBはかなり低いがじわじわと上昇してはいる 『中日』柳 S 今季NO.1投手、1年目からの活躍を期待京田 A パワー不足だが今年に入ってミート力が、選球眼が向上。上昇曲線を描き楽しみな存在笠原 D K/BBが低く、特に制球面に課題を残しており、大成できるか注目丸山 D まだまだK/BBが低い。151キロを投げるそうなので素材に期待したいタイプか 『オリックス』山岡 A 今年に入って投手として一段階進化した印象、1年目から期待黒木 D 二部だがK/BBはかなり低く、まだまだ課題を残している。沢田 D ピークだった頃から年々低下していき、下り坂の投手でのプロ入りでかなり心配 以上の結果となりました。巷では田中と佐々木がパリーグに行ったので「またパリーグに有望な選手が」と嘆く声が多いですが、高校生を含めた上で実際に詳細な成績を見ていくと個人的には明らかにセリーグに有望な人材が集まったドラフトだと思います。高校生ではヤクルトの寺島、広島の高橋といったBIG4の二人がセリーグに来ており、大学生では今季どの投手をも凌駕した柳に加え、将来日本を背負う打撃の持ち主の大山、最後に華を開きつつある有望遊撃手京田、広島の床田や巨人の畠も故障のブランクを感じさせない投球ならば本来新人王レースに割って入る存在、阪神の小野も地味に魅力的な選手だと思うだけに、個人的な評価ですが人材は圧倒的にセリーグの方に良い選手が入ってきたと言って良いと思います。 それでは新人王候補として名前が挙がるのはセリーグならば何と言っても柳、余程のことがない限りは先発ローテに入って活躍するのではないかと思われます。次に期待したいのが床田、制球も良い上にスピードも先発で140中盤、三振も奪えるようになってきていてフォームも左打者の背中越しから来るフォーム、左腕不足のチーム事情も追い風となって楽しみな投手です。もう一人は野手ですが大山、金本監督が評した通り、上手く導けば確かに山田哲人に並ぶかもしれない選手なだけに、期待したいところです。ただし、阪神はキャンベルを獲得し、糸井の獲得に乗り出し、獲得すれば福留が一塁手に転向するなど、せっかく今年色々な選手を起用したのに促進を妨げるようなチーム戦略がどうなるか。どちらかと言えば同じ阪神でも小野の方がチャンスも十分に貰えそうで面白い存在でしょうか。かつての三嶋のようにその勢いで活躍できるか注目したいところですが、一年だけの選手にならずにそこからしっかりと主力選手として活躍してほしいところです^^;。パリーグでは佐々木、4年生になってようやく開花し、上昇曲線を描いていて巨人の沢村と同じ道を辿っており、活躍できるのではないでしょうか。もう一人は山岡、こちらも今年になって活躍しましたが、サイズが小さいので一年持つかどうかが焦点となってきそうです。更に日本ハムの高良も面白い存在、故障がなければ柳と双璧だったのではないかと思うだけに、あまり目立ってなかったものの、結果的に当時大騒ぎされていた東浜よりも活躍した鍵谷のような期待を抱きたい投手です。また、セパ通じて野手に中々面白そうな人材(狩野、佐野、田中など)がおり、一年目からとは行かないかもしれませんが、将来的に楽しみな選手も多い印象です。最後に新人王予想をして終わりたいと思います。 「新人王予想」セ・リーグ パ・リーグ「本命」 「本命」柳裕也(中日) 佐々木千隼(千葉ロッテ)「対抗」 「対抗」床田寛樹(広島) 山岡泰輔(オリックス)「大穴」 「大穴」小野泰己(阪神) 高良一輝(日本ハム)入浴剤ランキング1位!イルコルポ ミネラルバスパウダー 600g 別格の温浴効果のバスソルト
2017.01.14
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『一長一短あり』 今回は現在最も信用度の高い守備指標であるUZR、そしてここでちびちびと公開している自分自身が作ってみたCBRFの得手不得手を書き記してみたいと思います。 『UZR』 UZRについては既にウィキペディアにて得手の部分がより細かく掲載されているので、そちらをご覧にいただければと思います。なので今回は主に短所の部分を挙げてみたいと思います。最大の長所は何と言っても豊富なデータ量、これは他の追随を許さないものがあります。しかしながら最大の短所と言えるのが、UZRという守備指標は客観的な指標ではなく、主観的な指標であるという点です。既に記述されていますが、人によって結果が違ってしまうという最大の欠点があることが挙げられます。さらりと書きましたが、これは指標としてかなり致命的な欠陥であり、ある意味破綻しているとも言えてしまいます。また、日本の場合はMLBとは違って設備の充実度自体に疑問符がつき、特に地方球場でも頻繁に試合が行われるのでその辺りはどうなのかという点やポジショニングの問題なども挙げられます。そもそもの話をするのならばゾーンの区分け自体が既に主観的な要素が入り込んでしまっています。客観性を重視するセイバーメトリクスにおいて主観が多分に入り込んでいるUZRはある意味、大きく逸脱した指標と言えるかもしれません。もう一つの問題点は数値の内訳が不透明な点、UZRを算出しているサイトが最近公開されましたが、ただ単に数値が公開されているだけで、どういったゾーンに飛んだ打球を捌いた云々の詳細なデータは一切公開されていません。つまり、ただ単に数字が挙げられているだけであり、根拠となるデータの元が分からないままとなっているのも問題の一つではないでしょうか。他には打球によって得られる得点が変わってしまうというのも少し問題で、同じアウト一つなのにそこに価値観をつけてしまって良いものか、そもそもこの考えは原則に反するものではないかと個人的には引っ掛かるものがあります。現に内野フライやライナーは運(UZRでは集計されません)で強めの深い三遊間のゴロは運じゃない根拠なども示されていません(広島の菊池はあえて深い位置に守り、かなり難しい内野フライも捕球しているシーンが多々あり、それを全て運と切り捨てて良いのか?という印象も拭えません)。 『CBRF』 「得手部分」・RFの欠点をある程度補正している RFは守備機会によって大きく左右されてしまい、ソフトバンクのように奪三振数が高い球団に在籍している野手はRFが低くなりがちでした。そこでbatted ballと連動して各球団のGB数と当該選手の補殺数を使用し、その選手が各球団の総イニング数を守ったと仮定し、各球団の総GB数から当該選手が獲ったアウトの率を算出するCBRFという指標を作ってみましたが、要するに打率の守備版のような指標です。これならば奪三振数の多い少ないに左右されず、ある程度公平に見ることができます。・一応客観的な指標である CBRFで使用するのは内野手ならば各球団の総イニング数や総GB数と総FB数、補殺や刺殺といった数字を使用する為、誰が計算しても同じ数値となります(私の集計が間違っていない限りは^^;)。UZRとは違い、人によって結果が違ってくるといった欠陥もありません。 「不得手部分」・補正はしたが不十分 確かにbatted ballと連動したことで不公平を幾分か排除することに成功しましたが、これはあくまでも内野ゴロと外野フライの総合計数を単純に使用しただけであり、レフト方向やライト方向、センター方向と言った細かなデータ集計はまず不可能です。・一塁手の集計に難あり 一塁手の場合、一塁ゴロを捕球した際に自分でそのままベースを踏んだ場合、補殺ではなく刺殺として判定されてしまう為、不十分なものとなってしまいます。しかしながらその場合は大抵誰でも簡単に捕球できるであろう打球の為、本当の意味で一塁手の反射神経を問うことができるのかも?と感じなくはないですが、上記のようなことが起こってしまうようでは正確な結果は出てこず、難ありと言わざるを得ません。 以上がUZRとCBRFの長短所です。しかし、一つ興味深いこととして挙げられる点は本当に守備の良い選手はどっちの指標を使ってもやはり上位にランクインし、逆に守備の悪い選手は下位にランクインしている点です。上位では広島の菊池や中日の堂上、下位では阪神の鳥谷や横浜の倉本などがその典型例です。本日、一塁手の守備集計も完了しましたので、残るは捕手のみとなっており、近日中に公開できそうなので、是非ともホームページの方もご覧になっていただければと思います。興味のある方はマイページの方にURLを貼っていますので、そちらから移動していただければと思います。( あす楽 ) ヘアドゥークッキーカッター クッキー 型 【 MONKEY BUSINESS/モンキービジネス 】 Hairdo Cookie cutter キッチン 雑貨 お菓子 作り クッキーカッター ヘアドウ おもしろ おしゃれ 楽しい 子供 ハロウィン バレンタイン 手作り キット / WakuWaku
2017.01.13
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『余地あり』 それでは引き続き東北楽天の野手を見ていきたいと思います。今年の楽天は松井の衰えや当初獲得したゴームズの誤算、第三外国人のアマダーが故障で大半を棒に振り、銀次も一時不振に陥り、新加入の今江も予想通り?故障で途中離脱するなど当初の構想とは大きくかけ離れてしまい、力を発揮できずに終わった感がありますが、途中加入の外国人選手や新人選手、若手選手の台頭などもあって投手陣同様に来季に期待を抱かせたのも事実です。 まずチームを引っ張ったのはウィーラー、昨年はあまり冴えない成績でしたが後半戦の活躍を評価されて残留し、OPS.829を記録するなどその期待に応えることができました。打率はあまり伸びるタイプではありませんが、打撃内容自体はそれほど悪くはないので今年も同じような成績を見込めるのではないでしょうか。また、大学時代に打撃職人と呼ばれた新人の茂木は何といきなり遊撃手のレギュラーを任されるというサプライズ、プレッシャーに負けずに新人選手でありながら規定打席に到達するなど見事な活躍、日本ハムが日本一や優勝を果たしていなかったならば間違いなく新人王に選ばれていたのではあにでしょうか。ただし、ミート力(4.46)や選球眼(.316)に課題がはっきりと出ており、打撃内容自体は芳しいものではないので2年目のジンクスとならないように更なる成長が必要です。 また、銀次や今江はOPS自体はそれぞれ.671と.702と中軸を任された選手にしては物足りない成績でしたが、二人ともミート力や選球眼自体は良い数字を記録しており、出塁率自体は悪くはありませんでした。後はもう少し長打が出てくれれば言うことはないのですが…。他には1番打者として島内が台頭し、.287、9本塁打10盗塁を記録、出塁率は.349、IsoPは117を記録してOPSは.753を記録するなど今年一番の期待が掛かる選手です。打撃内容自体も良く、否が応でも期待してしまうところです。その他ではアマダーやペゲーロなどは強烈な脆さこそありますが長打力は抜群のエルドレッドタイプの打者、調子の波は激しそうですが、エルドレッドのように上手く操縦すれば活躍できる下地を残しました。最後に侍JAPANの正捕手として期待される嶋は選球眼の良さを発揮して出塁率は.393を記録、十二分な打撃を残しています。 個々の顔ぶれを見ていくと、非常に楽しみな選手らが多く、強力打線になる可能性を十分に残しています。今年の楽天は投手陣、野手陣共に十分な期待を抱かせる布陣となっています。ピザ★冬限定★お試しピザ3枚セット【RCP】【送料無料】【クール料100円】PIZZA ピッツァ
2017.01.12
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『アルキメデス・カミネロ』 それでは今回からは新外国人投手について見ていきたいと思います。まず最初に巨人のカミネロから見ていきたいと思います。カミネロは今季SEAにも在籍していたメジャーリーガーで、57試合に登板して防御率3.56の成績を残しています。 まず投球スタイルですが、最速164キロの直球を投げ込むメジャーでも剛腕に入る投手で、スライダーやスプリットを操るパワーピッチャーですが、ツーシームも併せ持っています。しかし、直球の切れ自体は6.7と低く、球速程あまり速さを感じない投手のようで、直球のLD%は30%と非常に高くなっています。次に奪三振率ですが、MLBでは7.00後半~8.00台を記録しており、3Aでも9.00を越えるなど三振を奪える投手のようです。また、与四球率ですが、一昨年こそ3.50(与四死球率では3.97)でしたが基本的に4.50以上となっており、制球はかなり悪い部類となっています(昨年は4.90)。 最後に打球と球威面ですが、GB%43.4%となっており、MLBでこの数字ならば日本では更にゴロを打たせられる見込みはありそうです。しかしながら球威面に課題を残しており、MLBでも3Aでも被本塁打率が1.00を越えるなど球威に課題を残している形です。 振り返ってみますと、日本野球で成功する面と失敗する面の両方を併せ持った投手です。まずリリーフタイプの投手は直球でぐいぐい押していけば制球力もそれなりに改善されるのですが、カミネロの場合は直球にキレがなくて捉えられている傾向にあり、個人的には球速の割に打ち込まれたオリックスのコーディエを思い起こさせます。しかしながらMLBでもゴロを比較的打たせられることができており、ツーシームも持っているのでゴロを打たせられる可能性は大いに持っており、こちらは成功させる予感を感じさせます。しかし、与四死球率が4.50前後とあまりにも悪いだけに、こちらは失敗を予感させており、どう転ぶのかが非常に難しい投手です。球速がよく取沙汰されていますが、個人的にはツーシームや変化球の出来次第の投手だと思います。ツーシームや変化球が通用すれば比較的早いカウントであっさりと抑えられるでしょうし、逆に通用しなかった場合は直球の威力のなさと制球難が災いして炎上を予感させる投手です。また、評価としては制球難が「あまりにも悪い制球難」の部類に入っているだけに、時折ノーコン病が発症するケースが他の投手に比べて発生しやすい可能性があると思うだけに、個人的にあまり高い評価はしかねる次第です。選手評価:C(意外と苦しむかも?)【THE COFFEE HOUSE BY SUMIDA COFFEE】すみだ珈琲 コーヒバッグ 5個入り ギフト 帰省土産 030a■ あす楽■ ラッピング無料
2017.01.11
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『開花に繋げられるか』 今回は楽天の投手陣について振り返ってみたいと思います。今年の楽天はオリックス投手陣と同じく防御率4点台に陥るなど結果的には厳しい数字となりましたが、それでも若手投手の台頭や勝ちパターンリレーの構築など下地を築いたシーズンとなりました。 まず先発陣ですが、エースの則本はQS率は8割近い数字を記録しているなど相変わらずの安定感、勝ち運には恵まれませんでしたがそれでも11勝、投球内容も全てが抜群の数字を残しており、今季もエースとして獅子奮迅の活躍が期待できそうです。もう一人美馬が規定投球回数にも到達して9勝を記録したものの、強い打球を打たれる割合が強く、GB投手の割に長打も比較的打たれたことで防御率は4.30となり、何となくですが以前広島に在籍していた篠田を思い起こさせ、できれば強い打球を打たれる割合を低くしたいところです。三番手を務めたのが塩見、元々課題の球威面こそ.130とまだまだ不安は残るもフライを打たれる割合を減らしたことで何とか踏みとどまって防御率は3.89で8勝を記録しました。四番手は釜田、今年は復活して20試合に登板して7勝を記録して防御率は4,14、投球内容にはまだまだ課題が残るも復活の一歩を踏み出しました。五番手はドラフト戦線の中心にいた安樂、15試合に登板して3勝と高卒二年目ならば及第点でしょうか。やはり美馬と塩見は二人とも二番手、三番手としては少々物足りず、ポテンシャルの高い釜田、安樂ら二人の投手らの更なる成長を期待したいところです。他にも辛島なども控えているだけに、美馬と塩見の二人が四番手、五番手を務める先発陣を形成できれば一気に強力投手陣となりうる可能性を秘めています。 次にリリーフ陣ですが、松井はクローザーを務めたものの防御率は3.30台と少々不安定な投球となり、制球面の不安やフライを打たれる割合が増した格好となりました。勤続疲労によるものだとすれば今年は更に球威面の低下が予想され、制球が狂ったままならば昨年のように四球を多く出してしまう危険性は残ります。逆に光を見せたのがミコライオ、広島時代ほどのスピードは影を潜めたものの、受ける捕手が替わったことでスライダーやチェンジアップなどを巧みに操るようになり、安定した投球でセットアップとして活躍しました。奪三振率こそ低いですが制球良くゴロを打たせており、特に問題なく今季も期待できそうです。他には福山が引き続き活躍を見せており、これで勝利の方程式のメンバーは整った格好となりました。しかしながらこの三人に続くメンバーは青山や西宮、金刃といった面々が続くものの、若干駒不足な感が残り、せめてもう二、三人ほど一軍に名を連ねられるだけの力を持った投手の台頭が望まれます。 釜田、安樂らが経験を重ね、ミコライオの復活など今後を重要な軸となりうる面々が試運転、復活を果たすなど収穫の多いシーズンとなりました。この収穫を今季に活かし、一気に強力投手陣を形成できるかどうかが注目です。※ 楽天のbatted ballデータです。新潟県 新米 1等米 白米 こしひかり 10kg 平成28年産 【送料無料】 北海道・沖縄・一部を除く
2017.01.09
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『ジミー・パレデス』 それでは今回は千葉ロッテのもう一人の外国人野手のパレデス内野手について見ていきたいと思います。パレデスは両打内野手で、BAL時代に10本塁打を記録したものの、対応力の脆さが仇となってそれ以降は成績を残せず、今年はTORとPHIの2球団に在籍し、今オフ千葉ロッテに入団が決まりました。 まず長打力ですが、基本的には3AでもMLBでも.150前後で推移しており、そこまで長打力を前面に売り出すわけではなく、あくまでも中距離打者の範疇に位置しているのでスラッガーではありません。また、打球を見てもGB/FBが昨年2.03と非常に高く、基本的に2.00前後で推移しているのでやはり本塁打量産するタイプではないでしょう。 次にミート力ですが、今年は3.29と非常に低く、2014年の3Aは3.68と同様に非常に低く、三振率も非常に高いのでかなりミート力は低い選手です。中距離打者でここまでミート力が低いとなるとこの時点で望み薄な感はしますが…。気を取り直して選球眼を見ていきますと、BB/Kは7/48と極端に低く、2014年の3Aでの成績も17/109で.156とかなり低く、上記に書かせていただいた通り、打撃内容はかなり悪い数字を記録しており、対応力がかなり脆いと言わざるを得ません。 最後に守備ですが、MLBでは二塁や三塁、レフトやライトなど様々なポジションを守っており、ユーティリティー枠の選手であることが分かります。しかし、UZRは全ポジションマイナスとなっており、球団が指名打者で起用するといったのも頷ける結果となっており、守備は期待できないでしょう。ちなみに走塁は微妙にプラスを記録しており、走塁は上手い方なのかな?と思いますが。 そこまで長打力を売りにするタイプではないのにミート力や選球眼がかなり低い数字を記録しており、正直活躍できる可能性は低いのではないでしょうか。ここまで打撃内容が酷い選手は近年中々いなかっただけに、逆にどれ程の成績を残すのか注目したいところです。選手評価:D(限りなく厳しい)【送料無料 贈り物】◇抹茶バウムクーヘン「CHIYOの和」&深蒸し煎茶「静の誉」◇スイーツ 焼き菓子 お菓子 お礼 挨拶 ギフト お土産 手土産 プレゼント 内祝 法事 引き出物 仏事 お返し お取り寄せ 人気 和菓子 抹茶
2017.01.08
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『セ・リーグは奮起を』 それでは今回は先行掲載として守備データの一部を公開してみたいと思います。外野、二遊間が終わり、ようやく三塁が終了、これで残りは一塁と捕手を残すのみとなりました。できれば広島の三塁守備成績を公開したかったのですが、今年の広島の三塁は流動的で信頼足りうる守備イニングを守った選手がいませんでした。それでも他球団にまとまったイニングを守った選手がいれば良かったのですが、セ・リーグは巨人の村田以外は誰一人まとまった守備イニングを守っておらず、今回はパ・リーグの三塁手を見ていきたいと思います。しかしながらこれだけを見てもセ・リーグの三塁手の物足りなさは顕著であり、セ・リーグにもそろそろ村田以外の強打の三塁手が出てきて欲しいところですね。早速見ていきたいと思います。松田 ソフトバンク RF2.43 CBRF15.62% 想定アウト数286中村 千葉ロッテ RF2.80 CBRF15.39% 想定アウト数282今江 東北楽天 RF2.71 CBRF14.94% 想定アウト数274レアード 日本ハム RF2.33 CBRF12.77% 想定アウト数234 パ・リーグ三塁のトップはソフトバンクの松田、RFは強力投手陣が三振の山を築くことが要因でそもそも打球が飛んでこないというハンデを背負い、最下位の数字を叩き出しています。しかしながらCBRFでは1位を記録しており、抜群の守備範囲を見せています。ちなみに三塁のUZRでも松田がトップだったのとことで、文句なしの守備力と見て良いのではないでしょうか。また、最下位のレアードとのアウト差は52個と13失点もの差が出ていることが分かります。ちなみにここに掲載した選手以外にも250イニング前後守った選手が非常に多かったです。一つ特徴的なのはCBRFが同じような数字に収束せず、バラバラなのが面白かったポイントです(オリックスのはモレルは何とたった8%しかなく、見込まれるアウト数は146と松田とほぼ2倍違います)。 これまで5ポジションの集計が終わり、結果を発表していますが、一番守備の出来不出来がはっきりとしているのは意外と三塁と左翼守備なのかなと感じました。要するに遊撃手や二塁手、中堅手辺りは元々身体能力を求められるポジションであり、その身体能力を持った選手たちが集まっているので差が付きにくいのかなと推測しています。現に遊撃手は23%台の選手が非常に多く、殆ど差がないという結果となりましたね。逆に左翼手や三塁手はどちらかと言えば打撃優先のポジションであり、守備固めの選手が起用されることも比較的多いポジションであり、このような大きな差が付きやすいのかなと感じます。ちなみに右翼手は元々内野手や投手だった選手が多く、内野ができる程の力はなかったものの身体能力が高めの選手が集まっているのが特徴でしょうか。ピザ★冬限定★お試しピザ3枚セット【RCP】【送料無料】【クール料100円】PIZZA ピッツァ
2017.01.06
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『山田が気掛かり』 それでは引き続きヤクルトを振り返ってみたいと思います。ヤクルトの打撃陣は畠山こそ故障続きで活躍できませんでしたが、2年連続トリプルスリー山田を筆頭に、日本球界シーズン最多本塁打保持者バレンティン、巧打者の川端などが控え、オリックスから移籍の坂口が復活するなど打撃陣は健在で、チームOPS.709は広島に続いて2位を記録しました。しかし、せっかく打撃陣が得点を重ねても投手陣が失点を重ねて追いつけずに敗れるというパターンが多かったようにおもいます。 まず山田ですが、打率.304、38本塁打30盗塁と見事な成績を残し、OPS1.032と素晴らしい成績を記録し、名実共に日本球界を背負って立つ選手になり、侍JAPANでの活躍も期待されます。しかしながら終盤に見る見るうちに打てなくなって打率が急降下、特に8月から三振の山を築き始めており、侍JAPAN強化試合でも打撃が少し狂っているように見られただけに、この部分が解消されないと打率3割が怪しくなってきますが…、そこが非常に気掛かりです。バレンティンは31本塁打を記録し、四球もしっかり選ぶなどOPS.885を記録、今年こそは体調を万全にしてフル出場してもらいたいところです。また、川端はミート力(13.55)、選球眼(34/31)共に素晴らしい数字を見せていますが、できればもう少し長打を増やせれば良いですが、もう一つ川端のタイプならば注文したいところとして併殺打を減らすことが大事であり、チャンスメーク能力を示すTAという指標が.627と寂しい数字が並んでおり、四球を選ぶタイプではない上に盗塁も積極的ではないですし、打撃内容の良さとは裏腹にもう一つ物足りない印象が否めず、もう一段階上のレベルを目指して欲しいところです。打撃復調の坂口は7.97、63/66と良好な数字を見せ、出塁率.375と懸案だった1番に定着し、切り込み隊長として活躍しました。実は昨年復調の兆しを打撃内容を見せていた記事で取り上げたことを言いたかったわけです^^;ので予想通り活躍してくれてうれしい限りです。他には雄平や7本塁打を記録した西浦、渋い活躍を見せる今浪、畠山の代役として出場した鵜久森など脇を固める選手らもまずまずの成績を残しました。また、終盤にはドラフト2巡目で入団の廣岡がプロ初本塁打を放つなど非凡なものを見せ、u-21でも活躍を見せるなど今季非常に楽しみな選手です。捕手では西田が中村からレギュラーを奪い、長打力を見せるなど存在感を見せています。 山田、バレンティンという強力な中軸が並び、復調した坂口がトップバッターを務めている打線ならば強力なのも十分頷けます。また、若手打者の台頭も目覚ましく、投手陣とは違って明るい材料が非常に多く、更に厚みが増す可能性もあるなど期待も膨らみます。しかし、唯一気になるのが山田の急降下ぶり、これが続くのか吹っ切れるのかが一つ注目ポイントです。特大国産うなぎのお試しセット【うなぎ蒲焼き3種入り】【送料無料】【土用丑/お歳暮/鰻/蒲焼き/国内産/ギフト】
2017.01.05
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『出来過ぎだった投手陣が崩壊』 それでは今回は5位に終わったヤクルトについて見ていきたいと思います。まず先発の小川ですが、昨年はFB%が5割を越えましたが、肝心の球威が.173と長打を浴びる割合が急増、三振も昨年よりも奪えなくなって防御率4.50と一昨年の成績を大きく下回ってしまいました。二番手の石川は故障もあってシーズン通して投げることができず、昨年は高かったGB%も今年は52.9%から45.5%と大幅に落ち込み、.147とこちらも長打を打ち込まれる割合が急増、防御率4.47と奮いませんでした。結果的に二本柱二人が安定した投球ができなかったことが大きく響きましたが、それだけには留まりませんでした。肘の故障から復帰してフル回転を期待された館山は与四球率が5.09と大幅に悪化し、球威面も.184と四球に長打にと炎上が想像に難くない内容で防御率7.24と期待を大きく裏切りました。新人の原も大学時代にフル回転していた影響か故障してその後戻ってこず、石山も館山同様に大きく期待を裏切り、デイビーズもパッとせず、先発陣は寂しい結果に終わりました。そんな中、輝きを見せたのがサブマリン山中、22試合に登板して防御率3.54とヤクルト投手陣の中では比較亭安定した投球を見せました。しかし、投球内容は与四球率こそ光るものの、FB%54.5%でありながら奪三振率は僅か3.47とかなり低い上に球威面が.149とこれまた高めとなり、かなり運に助けられた傾向があり、同じような結果を残せるかどうかは不透明です。他には由規が復帰したことぐらいですが、投球内容は芳しいものではなく、全くと言って良い程今年に向けて明るい材料が全くないのが大きな不安を抱かせます。 また、リリーフ陣は秋吉が成績と内容共に見事な活躍を見せました。何よりクローザーに廻ったのが大きく、サイドハンドは消耗が激しい上に寿命が短いのでこの配置転換は副産物とはいえ良い方向に行くのではないでしょうか。もう一人活躍したのが平井、後半戦から登録されると、33試合に登板して防御率2.81と好成績を残しました。スピードがあり、制球も良くてGB%が60.2%と高く、安定した投球が期待できそうです。他にはルーキが球威面に若干の不安はあるものの、ヤクルト投手陣の中では比較的安定した投球を見せました。左腕では村中がリリーフに配置転換してまずまずの成績を残し、中継ぎとして活路を見出しました。しかしながらリリーフ陣も他球団に比べるとやや成績や内容の落ちる投手が多く、移籍組の近藤や若手の中島といった投手らの台頭や外国人投手らが活躍しなければ厳しいでしょう。 昨年は明らかに出来過ぎだった投手陣が元に戻っただけに留まらずに炎上して酷い成績となったヤクルト投手陣、ドラフトでもあまり即戦力と呼べる投手を獲得せず、明るい材料に乏しい感が否めません。このままでは今年も投壊から避けられそうになく、厳しい戦いを強いられそうです。551蓬莱 叉焼饅 肉まん 豚まん チャーシューマン(10個入り)|H0710H|冷蔵便|大阪土産 名物 関西名店 ごーごーいちほうらい ある時ない時 お取り寄せ|内祝い_お返し_結婚祝い_出産祝い|10800円〜送料無料|ギフト|秋冬_贈り物_お歳暮|
2017.01.04
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『菊池の凄さ』 それでは今回は先行掲載として、広島の二遊間の守備成績を掲載したいと思います。広島の二遊間と言えば、皆様ご存じ菊池・田中コンビです。今回も新しく作った指標であるCBRFを使いますが、外野手の場合とは違い、内野の場合は対象となる打球がFBからGBへと変わります。また、見込みアウト数はセ・リーグ全球団の総合GB数を6で割り、CBRFを掛け算した数字となります(小数点第一は全て切り捨てとなっています)。参考として別の球団の3選手を取り上げてみたいと思います。 「二塁手」菊池涼介 RF6.06 CBRF27.75% 見込みアウト数:510outsクルーズ RF6.40 CBRF26.22% 見込みアウト数:482outs前田大和 RF5.80 CBRF26.18% 見込みアウト数:481outs山田哲人 RF5.57 CBRF25.64% 見込みアウト数:472outs 「遊撃手」田中広輔 RF4.84 CBRF23.74% 見込みアウト数:437outs鳥谷 敬 RF4.29 CBRF22.31% 見込みアウト数:410outs大引啓次 RF4.40 CBRF23.56% 見込みアウト数:433outs堂上直倫 RF4.93 CBRF25.22% 見込みアウト数:464outs 以上のような結果となりました。さすが菊池は頭一つ抜けた結果となっていますが、クルーズや大和らも高い成績となっています。遊撃手は『守備は名手』こと堂上が見事に1位につきました。今回収穫だったのは外野と同じくRFのように飛んでくる打球が多いチーム=上位というわけではなかった点が一つの収穫でした。前回掲載した丸と鈴木らはRFこそ低いですがそれらを補正したCBRFだとそれぞれ3位(橋本はイニング数が少ないので実質2位)、1位にランクインしました。そして今回は大引が他球団に比べて圧倒的に少ないGB数の中、セ・リーグ3位を記録していて田中と殆ど変わらない見込みアウト数となっています。逆にここには掲載していませんが、GB数が広島に次いで2位だった巨人に在籍している坂本は4位(23.20%)になっています。★3buy1GET★楽天ランキング1位LAYERED FRAGRANCE レイヤードフレグランス ディフューザー【人気 アロマディフューザー スティック ルームフレグランス プレゼント ギフト アロマ 芳香剤 癒し 香り 空間 インテリア アイテム レモン ローズ】02P05Nov16
2017.01.03
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『セ・パの違いとは』 ようやく、手間のかかる外野手のRF集計が終了しました。何故、集計に手間がかかるかと言いますと、日本野球機構の発表している記録の場合はレフト、センター、ライト全て一括りに「外野手」とまとめられているありえない程いい加減な記録となっており、詳細に調べるには1試合1試合チェックして刺殺、補殺を数えていかなければいけません。韓国プロ野球ですら守備イニングやRFすら後悔しているのですからいい加減何とかしてほしいのですが。最先端な技術を取り入れているのは寧ろ韓国プロ野球であり、このままだと本気で韓国に野球のレベルが追い抜かれてしまうのではないかと危惧してしまうところです。元より、既に野手の力量に関しては追い抜かされた感があり、危機意識を持った方が良いのではないでしょうか。 話を戻して外野別のRFですがセ・パで分けて以下のようになりました。 『セ・リーグ』レフト:1.629 センター:2.163 ライト:1.775 『パ・リーグ』レフト:1.983 センター:2.232 ライト:1.716 興味深いことにパ・リーグのレフトのRFがセ・リーグのRFと比べると0.35程高いことが分かります。これは恐らくFB数の違いで、セ・リーグは7109に対し、パ・リーグは7396と何と300近く飛んできたFBの数が違い、その多い分がレフト方向に打球が飛んだということが一つの要因ではないでしょうか。もう一つの要因として挙がるのがレフトを務めている選手の守備範囲の差、パ・リーグの場合は西川や中村晃、以前からそこそこ高いRFを記録していたT-岡田、ゴールデングラブ賞の経験もある栗山など守れる選手が揃っているのに対し、セ・リーグはエルドレッドを始めとしてギャレットやバレンティンといった守備に大きな穴のある選手らが務めており、その辺りも大きく影響したものと見られます。この説はライトのRFがそれ程変わらないところを見るとある程度説得力を持つのではないでしょうか。また、第一説の補足をしますとIFFB数がセ・リーグは2113に対し、パ・リーグは1861と少なめで、セ・リーグはFBを打つも外野まで打球が飛ばなかったのではないかと考えられます。ちなみにこのIFFB数の差が252と、FB数の差に近い数字となっており、より説得力を持ちます。つまりのところ、パ・リーグの打者はセ・リーグの打者に比べて力強い打球を飛ばしているということが一つこのデータから浮かび上がってくるのではないでしょうか。セ・リーグの打者ももう少し力強い打球を飛ばせるようになりたいところです。 「追記」 本日、球団合計のbatted ballデータを公開しました。興味のある方はこちらからご覧いただければと思います。【ふるさと納税】鹿児島産霧島湧水うなぎ蒲焼 大サイズ 真空パック 4尾セット B-019
2017.01.02
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