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業務連絡先、1ヶ月か2ヶ月、このブログをお休みします。必ず、再開しますが、しばらくの休載です。なんでかと言いますと、いろいろあるんですが、面倒なので書きません。僕は、ここのブログを見にもこれなくなると想います。そのため友人のJ几君(「じぇいき」と読むんだよ)に、時々、管理のために見に来てもらおうかと想います。もしかしたら、彼が僕の代わりに日記を書くかもしれません。ここのブログは僕の高校の友達が多く見ていますが、その人たちだったら、J几君をよく知っていると想います。そんなわけで、数ヵ月後に会いましょう。さらばぁ。バイバイバイリンガル。
2007.03.31
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「まほろ市の殺人 春 無節操な死人」という小説を読み終わった。軽く読める本で、二時間程度で読んでしまった。最初は、変に口語的な文体に抵抗があったが、後々それが良い雰囲気になっていくので良かった良かった。トリックもよく練られていた。僕には到底思いつかない。前半にヒントが織り込まれえているという、親切なタイプのミステリー小説で、後々いくつかの伏線に気付く仕掛け。推理が予想で成り立つという手法を使っているため、微妙な修正が加えられた推理の道筋がいくつかある。それが面白かった。なかなか登場人物の雰囲気も良く、最後には全てが綺麗にまとまっていて結構好きな作品である。四人の作者が「春」「夏」「秋」「冬」と、四つの作品を同じ街を舞台に描くというリレー小説の一冊目、残りの三冊も順番に読みたい。
2007.03.30
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僕は去年の七月から、同じ作者の小説(教養本はカウントしない。エッセイはカウントする。)を読み続けるというキャンペーンを実施していた。島田荘司という作者なのだ。30冊連続、島田荘司である。受験もあって、全然読まなかった。まあ、小説以外も読んだからそれほどでもないが…。あと六冊ほどストックがあるのだが、さすがに飽きたので、キャンペーンは終わりにする。綾辻行人という推理小説家の書いたホラー小説を読んだ。「最後の記憶」というタイトルである。この作者の小説は、恐ろしいほどに計算された物語で、常人には作れないくらいの複雑な話をつくる。もちろんホラーなので、超常現象が起きるわけだが、なにやらミステリー的な仕掛けもあり面白い。「ああ、なるほどね!」と想った。文章がとても綺麗で、この作者すきである。綺麗と同時に無機質で、この人は、わざと登場人物に人間味を持たせないという技法を使っているそうだ。だが、一言文句をいえば、ほとんど怖くは無かった。僕はホラー好きなわりに、あまり読んでいない。何故か、ホラー小説は一気に読めないと興ざめだからである。忙しい合間合間を縫って読書をするというときは、ホラー小説は読めない。また、昼間、太陽が燦々と照っているような時も読めない。全然怖くない。物語に入り込めない。また、自分が元気な時、頭がフル回転しているときも読めない。全然、物語をリアルにかんじられない。「論理的・科学的にありえねえよ」と、冷静に突っ込みができてしまう。いつが一番ベストかというと、一日中運動又は労働した日の夜である。体力を消耗している時に読まなければ、僕はホラーにのめりこめない。ホラーと名うっていても、荒唐無稽すぎてSFになっていたり、ファンタジーになっていたりなさ九品もあるので、その辺も難しい。本格的なホラーで怖がりたい。
2007.03.30
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今日は、厄日だ…。二度寝して、離任式に遅れる。遅れたので、女子に囲まれれ式に出席する。息苦しい思いをする。いろいろと面倒なので、会終了後、友人と約束をしていたことをコロっと忘れて、近くの本屋へ急行する。電話で呼び出され、再び学校へ戻る。友人との約束を果たし、その後、教室の方を見に行く。HOLLY先生に絡まれる。「そんなんだから君はモテないんだよ」というようなことを言われる。50近くなっていまだ独身のHOLLY先生にだけは言われたくないセリフだった。帰宅途中、自転車で横転する。膝の下をひどく怪我する。ジーパン、派手に破ける。自転車の前輪、パンクする。幸い、家の近くだったので、よろよろと自転車をひいて帰宅する。怪我を消毒する。怪我がスプラッターになっていた。知っている人も多いかもしれないが、僕は怪我が治りにくい体質で、簡単な怪我でも一ヶ月以上も完治しないなんてザラにある。さて明後日、僕は大学進学で実家を去るんですが、こんな怪我で大丈夫なのでしょうか。本当に厄日である。
2007.03.30
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中学生の時いろいろやっていた延長戦で、高校に入りたての頃、レオナルド・ダ・ヴィンチに興味を持った。丁度、僕が「幻想怪奇」とか「ミステリー」とかに興味をもっていた絶頂の時期である。歴史上には、ミステリアスな要素をもったカリスマ的な人物が度々登場する。それをいろいろ調べることを、僕はしばしば趣味とすることがある。それがダ・ヴィンチだったり、ヒトラーだったり、ラマヌジャンだったり、ルイス・キャロルだったり、ポーだったり、アインシュタインだったりする。ネットでもいろいろ調べて、結構いろいろな情報をかき集めた。これを題材に小説の一つでも書こうかと想っていた矢先に……ダヴィンチ・コードの出版である。世間は瞬く間にダヴィンチブームである。テレビでは特番が組まれ、ダヴィンチの名前の由来や生涯、モナリザの科学的分析、聖書に隠された秘密などを競って放送するようになった。僕は何だか悔しかった。しかし、自分が知っていることも少なからずテレビで放送されるのは、なかなか複雑である。高2のころ、いろいろあって占星術に興味を持った。僕はしっかりと学びたい性分なので、大抵、興味を持ったものなら関連の書籍を買うことにしていた。しかし、ついぞ占星術について何も学ぶことは無かった。何故ならその時、世間は細木ナントカさんによる「占星術ブーム」の真っ只中だったからだ。流行の波に乗っかって何かをするのが何よりも嫌いな僕は、とうとう何もしなかった。別に、占いとか全然信じていないから良いんですけど・・・。細木ナントカさんの六星ナントカはどうか知りませんが、占星術というものは、紙と鉛筆と膨大なメモの書かれたノート、そして定規とコンパスがあればできるそうです。ただ、より正確に占いには生年月日に加えて生まれた時刻(それがダメなら朝昼夜)を使う必要があり、飛びぬけた洞察力があれば性格から生年月日を割り出したり、その逆をすることができるらしい。が、眉唾物である。ただし、本格的な占星術は複雑で、思考力・記憶力がないとできない。占う人の生年月日時刻と、ノートのメモを使って、定規とコンパスでホロスコープを描いていき、占うのである。なかなか頭の良い人のする占いなのである。占星術には「上昇宮」や「太陽宮」といった要素があり、テレビでやっているような俗に言う「星占い」は、この中の一つの要素しか考慮していないようだ。というわけで、興味はあるんだけど、プライドに許してもらえず、僕は「占星術」を趣味としていない。最近、想うことがある。小説でも、漫画でも、映画でもそうだが、ストーリーがあまりにもパターン化しすぎている。これは僕が推理小説を愛読しているから、そうかんじるのかもしれないが、結末がまったく意外でもなんでもない。必然である。まったく結末の予想できない作品なんてほぼ無い。別に普通の物語は結末云々ではなく、内容で何を伝えようとしているかだから、問題にすべきではないのかもしれないが、何となく結末が分かってしまったら興ざめである。例えば、こんな冒険映画はどうだろう。ヒロインが治療不可能な病にかかってしまう。主人公は伝説の薬を探しに魔の秘境へと行く。そこまで映画を見て、観客は「ああ、いろいろな困難を乗り越えて薬を手にいれるんだね。それで、ヒロインが助かるんだろう」と考えるだろう。「いや、もしかしたらヒロインは死んでしまうかもしれない」と少し考える人もいるだろう。しかし、結末はこの二つしか思い当たらない。白か黒である。白か黒のどちらかの結末しか思いつかない。ハッピーエンドか、バッドエンドかである。ここで僕は白でも黒でもない、できることなら灰色でもない、赤や青や金や紫の結末を見たいのである。予想もつかない、それでいてストーリーに矛盾をかんじさせない展開。そういう物語を見たい。そこで僕は、常々こんなバトル漫画が読みたいと想っていた。ヒロインを好きになってしまう主人公。ヒロインも段々、主人公に好意を抱くように見えてくる。ヒロインはもう、これ以上ないくらいにヒロインっぽい雰囲気で、誰が読んでも「ああ、これは主人公と両思いになってハッピーエンドだな」と想う。ヒロインは誰にでも優しく元気で健康的で、作中絶対に下品な発言はしない。作者の妄想とエゴが繁栄され、どこまでも果てしなく男にとって都合の良い性格をしている。性格は明るく、少し泣き虫で、女性的な弱さを持ち備えている。それでいて自分の考えはしっかりと持っていて、たまには女の子らしく悩んだりする。漫画雑誌のキャラクター人気投票なんかで、必ず上位にランクインされる。もしその漫画が、主人公が炎属性の剣士という設定を持つようなファンタジーバトル漫画だったら、間違いなくヒロインは治癒能力をもっているような存在。以上の内容は、僕が一番嫌悪する漫画の例なのだが、問題はこれからである。そんな漫画で、あるとき突然ヒロインが、主人公が倒すべく冒険をしていたラスボスであることが分かる。実は今までのは全て演技であったのだ。これは本当に唐突だが、よくよく今までの物語を読み返して見ると納得できるような伏線が多々あるという状態がベスト。さらにこのラスボスっぽさが、今までの雰囲気が嘘みたいに冷酷残忍で、人間の悪しき部分のみを投影したような人間像なら僕は嬉しい。さらにさらに、彼女が論理的には誰よりも正しいことを言っているのに、人情味がカケラもかんじられない信念で動いているなら最高だ。結果、主人公はヒロインを殺す。ここで、殺さなくて主人公が負けても良い。とにかく最後まで、ヒロインには主人公に恋する気持ちなんか持たないで、どこまでもどこまでも冷酷な悪役で終わって欲しい。それで、「はたして主人公がしたことは正しかったのだろうか」という問題提起で物語は幕を閉じる。どうだろうか。こんな物語を僕は読みたい!!しかし、絶対にどの作者も読者からのブーイングを怖れてやらないだろうし、編集者は勿論、雑誌がやらせてくれないだろう。こんな漫画、誰が連載開始当初、ヒロインがラスボスだと考えようか。物語作家(小説家・漫画家・脚本家)は、一部の推理小説家を除いて、全く読者を騙そうとしていない。常識を打ち破るような意表をつく物語がない。そればかりか、叙述トリックという読者を撹乱するストーリーの技術などは、読者を馬鹿にしていると批判されることもある。ここで皆に言いたい。物語に騙されるということは実は楽しいことである。「作者に騙された~」という、ラストの悔しさが楽しいのである。是非共、そういう作品にお目にかかりたい。
2007.03.29
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本日、「本格ミステリー宣言2 ハイブリッド・ヴィーナス論」という本を読んだ。小説でもエッセイでもない、論文集である(エッセイも少しある)。厳密な推理小説用語の必要性や、推理小説の二つの流派の均衡の提案などの「探偵小説論」について、悪平等主義や御上至上主義などの「日本人論」や「日本語論」を交えて書いた論文である。他にも社会問題について書かれた文もあり、とても勉強になった。感想、自分は全然勉強がたりないと想った。この作者、一日中多種多様な仕事と勉強をしているそうで、尊敬の念を抱いた。本当に、日本中の誰よりも真面目に物事を考えつづけている人だと想う。この本を読むと、自分でも小説を書きたくなる。先日、「世界の神々がよくわかる本」という本を読んだ。ギリシャ神話、北欧神話、ケルト神話、インド神話、メソポタミア神話、エジプト神話、クトゥルー神話の主要な神々を簡単に説明した本である。資料用に買った本だったのだが、思いのほか楽しめた。神々の簡単なイラストも載っていて、とても親しみやすい本である。昨日、「溺れる人魚」という小説を読み終わった。四つの話が入った短編集だった。一つ目「溺れる人魚」。リスボンの町が舞台。前半は医学の技術を糾弾する内容。ロボトミー手術という、今はもう行なわれていない手術をテーマにした話。後半は物理系のミステリになる。二つ目、「人魚兵器」あえて言うなら歴史ミステリ。ナチスの研究を、現代の遺伝子工学の視点から見つめる作品。非常に面白い。ドイツが舞台。三つ目、「耳の光る児」。これも歴史的要素のある医学ミステリ。前半はモンゴルの歴史の話で、後半は、毒ガスによって引き起こされる人体の異常を医学的に解き明かすという内容。ウズベキスタン、クリミアが舞台。四つ目、「海と毒薬」。これはミステリ小説ではない。恋人に裏切られた女性の再生の物語。非常に感情移入できる。日本の東京と横浜が舞台。これら四つの話は独立ではなく、同じ世界の物語である。「人魚兵器」「耳の光る児」で活躍する脳医学教授を基点に、「溺れる人魚」はヨーロッパにいる彼の友人が主人公。「海と毒薬」は、日本にいる彼の親友の手紙から始まる。個人的に「海と毒薬」が一番良かった。次点が「人魚兵器」
2007.03.29
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先日、久しぶりに夢をみた。二つ見た。一つ目は、ライオンに追いかけられる夢だった。タテガミがなかったから、メスライオンだと想う。。僕が友人(誰か分からない)を裏切って逃げようとするのである。彼は手を引きちぎられた。僕は罪悪感をかんじたが、死にたくないので、友人を残してライオンから逃げる。手を喰われた友人も、怒って僕を追ってくる。その後ろにはライオンがいる。しばらく逃げていると、すごい強そうな狩人が現れる。どうやったか忘れたが、ライオンを仕留めるのである。その後、裏切った友人と仲直りするという終わり方だった。めでたしめでたし。二つ目は、途中で終わってしまった。僕の前に1人の女性が現れる。僕が歩き去ろうとすると呼び止めてくる。見てみると、美人の部類に入るだろう顔立ちの女性。しかしどこか悲しげである。「鳥篭君!」(もちろん『鳥篭』には僕の本名が入る)彼女は僕の名前を呼ぶのである。誰かと尋ねると彼女は「ルビイ○○○」と名乗った。○○○には三文字の平仮名が入るのだが、起きたら忘れてしまった。花の名前だった気がする。彼女が名乗った瞬間、映画の字幕のように脳内に文字が現れたのだ。「ルビイ」は間違いなくカタカナだった。瞬間的に僕の頭に「源氏名」という単語が浮んだ。夢だからか、その文字が頭に写ったのだ。これが正しいなら、この女性はそういう職業なのだろう。それが彼女が悲しそうな顔をしている理由の原因だろうかと考えた。わけがわからず何もしないでいると、彼女は僕の小学校の時、同じクラスだったと言い出した。それで、よく考えてみると思い当たった人がいた。「ああ! 君は××さん!?」と彼女の本名を言い当てる所で夢は終わった。おきてみると誰だか忘れていた。いったい誰だったのだろう。そういう夢だった。
2007.03.28
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「キノボリ君。50年後の日本人を想像した事があるかい?」ソファーに寝そべったまま唐突に、村崎は声をかけてきた。見ると、片手に本を持っていたので、どうやら読書中だったようだ。「いや、10年くらい後なら想像くらいしたことがあるよ」私が無難に返答すると、村崎はしばらく黙り込んだ。何か考えているようだった。「50年というと、今の10代は60代に。20代は70代になる…」「そうだね」「キノボリ君。君、今の60代70代の人の趣味と聞かれて何を思い浮かべる?」私は村崎が何を考えているのか分からず、少し逡巡してから答えた。「俺の婆ちゃんは、演歌聴いたり小物を作ったりするけど…」「他にも、散歩やゲートボール、俳句、短歌、琴、囲碁、将棋、編物なんかが挙がるだろうね。中には琴ではなくギターを弾く人や、ゲートボールではなくテニスをする老人だっているだろうが、明らかに少数派だ」彼はそこで、息をつき、上体をソファーから起こした。持っていた本をデスクの上に放るように置くと、右手でクシャクシャと頭をかいた。村崎の読んでいた本の表紙に『宇宙のからくり』という文字が見えた。どうやら物理関連の本だったらしい。「じゃあ次に、現代の10代20代の趣味は何があるだろう。ただし、体力の低下に伴ってできなくなると想われる激しいスポーツは除外して考えよう」「つまりサッカーとか野球はナシで考えろってことだね?」「そうそう。趣味を考えるというよりも、休日にすることを考えてくれ」「釣りとかピアノとか?」「ピアノはOKだろう。だが、釣りは70になると流石にいかなくなるんじゃないのかい?」「こうして考えると、なかなか思いつかないな。…休日、映画見たり買い物したりカラオケいったり、ボーリングやビリヤードとか? ツーリング、ローラースケートくらいなら入れてもいいかな?」「そんなものだろう。他には?」「家にいれば、読書したり、漫画読んだり、ゲームしたり…。パソコンやメールなんかも趣味に入るよね?」「そうだね。あと、麻雀やゴルフだって立派な趣味さ。パチンコなんかもね。少し年齢を下げて考えると、カードゲーム(トランプではない)なんかもあるね」「で、それがどうしたんだい?」「ちなみに先に述べた、散歩、ゲートボール、俳句、短歌、琴、囲碁、将棋、編物なんかも趣味としている若者もいるだろうが、数が少ないから考慮しないぜ。現代の激しいスポーツを除く趣味で、映画や買い物やカラオケなんかは確かに盛んだが、そればかりしている訳ではない。カラオケから帰ってきたら家での趣味がある。必然的に漫画・テレビゲーム・パソコンが基本的な趣味になる。そう、今、若者の趣味はこの三つが主流の時代なのさ」「まあ、確かにそう言えなくもないだろうね」「だから、今の若者が老人になれば、その趣味がそのまま50年後の老人の一般的な趣味になるのさ」「ああ、なるほど」「これは今の感覚で考えれば、珍妙な風景だろう。漫画を読みテレビゲームに没頭する老人。演歌は恐らく絶滅の危機に追いやられるだろうね。そして、ラップやロックを聴くのは老人だと想われるようになる。発祥時は『若者たちの狂気の音楽』と呼ばれたジャズだって、今の10代の人で聴いている人はまずいない。皆、流行のキャンディーソングばかりを聴いている。そして、50年後には、もっともっと新しい音楽が登場して若者の主流になっているさ」「確かに…ありえるね」村崎の頭の中はこういうことを考えていたのかと、私は驚いた。「先ほど、漫画・TVゲーム・パソコンが趣味の主流のまま老人に定着すると言ったが、この三つはある共通する要素をもっている」「なんだい?」「目が悪くなるのさ。パソコンなんか特にね。そして50年後ともなれば、現在街として整備されていない田舎でも、都市化が進み、遠景をみる習慣がなくなっていく。これも、視力の低下に拍車をかける。だから50年後の人々、とりわけ老人は、ほぼ100%に近い割合で、目の悪い人しかいないだろう。近視・乱視に加え、さらに老眼が始まったら最悪だね。まあ、50年の間に、視力を回復させる技術が開発されれば問題は無いのだけれど」「つまり、未来人は皆、目が悪いということだな?」「そうだね。眼鏡もコンタクトレンズもしていない正常視力の人間なんて、もう絶滅危惧種になっているだろう。眼鏡屋は儲かるだろうね。もっとも、今のコンタクトレンズより使い勝手のよいものが開発されて、一般的になっていると想うけどね。」村崎はフウと溜息をつくと、再びソファーに寝そべった。「50年後の若者の趣味って、どんなのがあるんだろうね」私は興味を持ったので、村崎に聞いてみた。彼なら明確な答を知っているような気がしたのだ。彼はしばらく黙ってから口を開いた。「さあ、わからない。だが現在の現代人の趣味の、延長線上にある趣味、それでいて今の趣味とは全然別物な趣味が主流になっているような気がする。……だが、方向性は予測がつく」「方向性?」「趣味、すなわち人間の娯楽は遥か昔から、同じ方向ベクトルに向かって進みつづけている。だから、趣味の形態はわからなくても、その方向性、趣味を通して人々が求めるものは分かる。人々の娯楽が、どういう方向にエスカレートしていくかは、少し歴史の勉強をすればわかることさ」村崎は先程の物理の本を手にとり、ページを開いた。「キノボリ君。文学の二つ大きなテーマって何だと想う?」「テーマ? 勇気とか友情とか?」「いや。もっと根源的なものさ」「成長? 努力?」「恋愛と宗教だ」彼の目が鋭く私を見据えた。「つきつめれば、性と死さ」「………」「日本でいうなら『古事記』『日本書紀』なんかそのまま宗教。『源氏物語』なんかが恋愛だね。宗教とは即ち『死』の哲学だ。人間の娯楽の欲求というものは、『性』と『死』という2方向へのベクトルへ向かうのさ」「性は分かるけど、娯楽が死に向かうの?」「ヨーロッパを例にあげよう。コロッセウムというものを知っているかい?」「少しくらいならは知っているよ」「古代ローマで、戦士たちはそこで殺し合いをしたのさ。そして、観客はそれを娯楽として楽しんだ。人々はより過激な殺し合いを求めた。それに応じて主催者の側も殺し合いの内容をエスカレートさせていった。中世の魔女狩り・公開処刑も、実の所、一般の人には半ば娯楽として見られていたんだ」「そんなまさか…」「それが人間の本質だよ。キノボリ君。平和というぬるま湯につかっている人間は刺激が欲しくなる。死という極限状態を間近に見る事によって刺激を得るのさ。人間は死の恐怖を感じた時、脳内麻薬が分泌される。これが戦争の引き起こす狂気の正体さ。好奇心も手伝って、死を娯楽とするのさ」私は驚いてしまって言葉が出なかった。「性も同様さ。江戸時代、一見性的な娯楽は御上によって取り締まられたかに見えた。しかし、ちゃっかりと城の近くには売春宿をキープしたのさ。浮世絵なんかもそうさ。誤解している人も多いようだがあれは春画だ。現代でいうところのポルノなのさ。そして世に出回っているのは氷山の一角に過ぎない。社会の教科書にのっているのなんかね、何も浮世絵の本質を表していないのさ。明治大正に盛んだった見世物小屋も、より性的で死を喚起させるものを求めた。……そんなフウに、人間の娯楽は進化しつづけてきた。おそらく50年たってもその方向性は変わらない」少し間を置いて、村崎はつづける。「そして、いつの時代も変わらないことがある。それは、年配者が若者の行動に賛成しないことだ。先程も話題に出たジャズしかり、映像文化や、服装も、新しいものが登場すると必ず年配者は反対の意志を持つのさ。これは文化と同じで道徳というものが絶えず流動するものだからに他ならない。これこそ広い意味でのファッションの本質だ。そして、ファッションは常に、年配者の疎ましく想う方向に向かう」「じゃあ、50年後…」「うん。現代人の常識や道徳に当てはまらない、より性的で、なおかつ死を暗示させる娯楽やファッションが横行するだろう。考えてみれば今の娯楽・ファッションもそういうもので、漫画やアニメは昔より性的な物になった。数年前のオタクブームなんかがそれだね。ゲームや小説や映画は、より死や殺戮を主体とするものになった。バトルロワイヤルに代表される殺戮映画やバイオハザードなんかのゲームがそうさ。これらは年配者が快く想わない傾向だろう。現代はミニスカートが主流であるが、考えてみれば数十年前には女生徒のスカートは床につくくらいの長いものが主流だった。そんな年代からして見れば、今のファッションの光景も心地よくないものに違いない」「いまの趣味が維持されるということはないのかい?」「ないね!! もし、現状趣味が維持されればどうなると想う。小学生の子供から寝たきりの老人まで、テレビゲームに興じるようになるだろう。そうなれば、ゲーム製作会社は儲かるだろうね。だがそれは無い。人とは区別されたがるものさ。若者は老人と同じことをしたくないし、老人も同じさ。必要に応じて新しい世代が、新しい趣味を生み出していくだろう。先程も言ったが、文化は流動する。時々同じような流れも見せるけどね。それがブームの再来というやつさ」村崎は立ち上がって窓を開けた。春の良い天気、温かそうな日差しが部屋に入ってきた。「オカルトブーム、超能力ブーム、推理ブーム、科学ブーム、韓流ブーム、オタクブーム……。さて、次はどんなブームがやってくるのだろう。僕は別に流行に乗っかって趣味をしたりしないが、なんだかワクワクするじゃないか」私の方を振り向いた村崎は、そう言って笑うのだった。おしまい
2007.03.27
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昔に書いたブログを見直していた。以下のような文章があった。2006年五月のブログです。「冗談ではなく、部活が終わり、受験勉強に入るわけだ。きっと太るに違いない。そして、不健康な顔をして生活するに違いない。高校受験時の僕がそうだったように…」まったく当たっていますね。ですが、実際は高校受験時以上の不健康です。当時のブログを読み返して、すばらしくユーモア溢れるブログだなと想った。いつの間に僕の脳味噌は堅くなってしまったのかと悲しく想った。つづく
2007.03.26
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午前中、幽霊のように怠惰な生活をした。午後、出かけた。3時から、中学の同級生があつまっていろいろとやった。懐かしい人たちと話すことができた。高校によって文化が違うと想った。八時にお開きになったのだが、二次会で、そのままカラオケに直行して先程まで歌ってきた。これを書いているのは10時半くらいである。実をいうと、翌日にも、高校の友人とカラオケに行く約束をしている。また、二日連続のカラオケである。
2007.03.24
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僕の同級生のブログで、僕の幼馴染の紹介文がかかれていた。以下の通りである。「鳥かごさんと幼馴染でも正反対の性格、真面目な勤勉ってイメージの男性」それではまるで、僕が不真面目で怠惰な性格みたいである。誤解もいいところである。昨日、「夏、19歳の肖像」という小説を読んだ。珍しく、久しぶりに普通の小説で、科学的説明や医学的資料、過去の事件資料、論文的な内容の無い小説だった。随分と長いこと、普通の本を読んでいなかったことに気付く。直木賞候補になった作品で、非常に味わい深い。主人公に感情移入しやすい。前半の運びなんて文句なしである。ただ、最後の展開がもうちょっと何とかならないか。少し、安っぽい気がした。だが、変にハッピーエンドにするより良かったかもしれない。主人公が19歳、僕が18歳で年齢が近いので、臨場感を持って読めた。なんとも切ない話である。
2007.03.24
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この前、話題に上りました「海亀のスープ」って、どんなゲームなのか。友人の村崎君と木登君に実際にやってもらいましょう。ちなみに例題なので、もっとも簡単な内容になっています。村崎「キノボリ君、ちょっとしたゲームをしてみないかい?」木登「いいよ。どんなゲームだい?」村崎「世間一般に『対話型ストーリー完成ゲーム』と言われているものさ。超初心者用の問題にするからやってみようよ。結構、頭を使うんだよ」「ジョンとメアリーが部屋の中で死んでいた。死体の周りには液体とガラスの破片があった。どうして死んだのか?」そう書かれた紙を、村崎は木登に手渡した。村崎「どうして、死んだのか…? 問いの条件だけでは、解答は無数に存在する。しかしこのゲームに於いては、隠された条件に基づく正しい答えが、常に1つ用意されている。解答者は、その隠された条件を探るべく、出題者に質問を重ねていく。ただし出題者は、「Yes」「No」または「関係ない」のいずれかしか回答できないため、質問は的確な形で行われねばならない。また、質問の内容が正解そのものであったときには、出題者はそれを発表し、ゲームは終了する」木登「よし、ようするに死んだ状況を説明できればいいんだな?」村崎「YES。この場合は、死因と状況を当てればゲームクリアさ」木登「この液体というのは、何だったんだい?」村崎「ほら見ろ。すぐこれだ。君は僕のルール説明をちゃんと聞いていたのかい? 質問は出題者が『YES』『NO』で答えられるものしかしてはいけない。つまりだ。『液体は透明の液体ですか?』とか『液体は飲んでも毒ではありませんか?』という質問ならOKなんだよ。ちなみに今の質問例は両方とも『YES』だ」木登「分かったよ。まさか、溺死なんていう簡単な問題じゃないんだろうね?」村崎「あたりまえさ。そんな回答なら二秒で解けるね。それに、その回答だと、ガラスの説明がないじゃないか。回答は、問いの中の状況を全て説明するものでなくてはならない」木登「液体ってのは、水だったの?」村崎「Yes。あまり綺麗だとは言えないだろうけどね。この場合の水というのは、H2Oという意味で、他に糖分や塩分なんかは入っていないという意味だよ」木登「部屋は密室ですか?」村崎「関係ないね」木登「ガラスは、窓ガラスだったの?」村崎「そうそう、だんだんクリアに近づいている。答はNOだ。窓ガラスじゃない」木登「わかった! 浮気したジョンを、メアリーが酒瓶で叩き殺した。メアリーはそのあと割れたビンの破片で手首を切って、自分も死んだ!」村崎「ふん、そんな陳腐なネタ、僕が監督だったら即刻、脚本家を解雇するね。君の想像力も貧弱なもんだ。そんなんじゃ小説家になれないよ」木登「なるなんて言ってないだろう。死体に血は流れてた?」村崎「NO。この質問は結構重要な着眼点だ」木登「二人は服を着ていた?」村崎「NO。ジョンとメアリーは服をきていない」木登「この二人は、その、つまり・・・死ぬ前に§‰Σ∬√Θなことを?」村崎「ふん、君はどうしてそういう下世話な話が好きなんだ・・・。ジョンとメアリーは死ぬ前、性行為に及んではいない。いや、及んでいたかもしれないし、及んでいなかったかもしれない。つまり関係ない。もっと言えば、問いがたまたま男と女の名前だっただけで、男と女である必要も無い。名前も関係ない」木登「死体に外傷はあった?」村崎「NO」木登「この事件と、二人の職業は関係ある?」村崎「だんだんこのゲームに慣れてきたようだね、キノボリ君。直球な質問じゃなくて、変化球的な質問だね。答はNOさ。でも、広域で言うならYESかもしれない」木登「どういうことだよ。ガラスはビンの破片?」村崎「NO」木登「ガラスはコップの破片?」村崎「NO。そうやって一つずつ言っていくと日がくれるよ」木登「死体は、水で濡れていたの?」村崎「YES」木登「二人は病死だった?」村崎「NO。ジョンとメアリーは病死ではありません」木登「水はガラスに入っていた?」村崎「YESだ。つまり、ガラスの元の形は器だったということさ。もう、分かっても良い頃じゃないかな」木登「その器は、大きかった?」村崎「そういう質問は、基準がないから答えられない。例えば『その器は10立方メートルより大きかった?』というような質問なら『NO』だ」木登「ジョンの体より器は大きかった?」村崎「YES」木登「器は水槽だね? 水は器いっぱいに入っていた?」村崎「質問は一つずつにしてくれよ。両方、YESだ」木登「死んだのは夜だった?」村崎「関係ない」木登「この二人の友人とかは、この事件に関係しているのかい?」村崎「NO。ちなみに両方の両親も関係ない。ちなみにジョンとメアリーの子供も関係ない」木登「二人の他に人間は・・・」村崎「…はぁ。君の低知能さ加減が良く分かった。もう、終わりにしよう。飽きてしまった。『二人の他に・・・』なんて言っているようじゃ、今日中にゲームクリアは不可能だな」木登「おい、村崎! それはないじゃないか。確かに俺はバカかもしれない。でも、もうすぐゴールなんだろう?」村崎「ダメなのさ。君は常識に囚われすぎている。この問題はね、世の中の固定概念に囚われているような石頭には永遠に解くことができないのさ」木登「そこまで言う事ないじゃないか。俺だってマジメに考えているんだぞ」村崎「ふん。それは考えているつもりになっているだけさ。固定概念と常識の範疇内でね。 本当に考えているならどうして『ジョンとメアリーは水槽の中にいた?』という質問が出てこない?」木登「それは今から聞こうと・・・」村崎「じゃあ、なんで君の口から常識を打ち破る質問が出てこないんだい? 『死因は窒息死?』とかね」木登「窒息死? 溺死と窒息死は違うんだよ? 部屋に空気が無かったとでも言うのかい?」村崎「逆さ。部屋に空気はあったんだ。だいたい君の常識は最初から、このゲームに通用しなかったんだ。何回も君は『この二人は・・・』という質問をしているのを、僕は『ジョンとメアリーは・・・』という言葉に直して答えている。それには容易に気付くだろう。そしてこの質問が出てくるはずさ。『ジョンとメアリーは人間ですか?』」木登「え・・・そんなの・・・ま、まさか」村崎「面倒だから答を言ってしまうよ。ジョンとメアリーは水槽の中を泳いでいた。水槽が床に落ちて割れる。水がなくなり呼吸できなくなった二匹は窒息死してしまいました。」木登「じゃあ、ジョンとメアリーは・・・」村崎「もちろん、金魚さ」木登「……」村崎「当然、熱帯魚なんて答も有りだぜ!」おしまい問題は、暗号サイト「Specter」のものを使いました。
2007.03.23
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本日、「8番らーめん」という何とも微妙な名前のラーメン屋に入った。もしかしたらチェーン店かもしれない。ラーメンも美味しかったが、何と言ってもチャーハンが美味しかった。メニューの隅っこにコラムのようなものがあったので読んだ。「ラーメンの麺の太さは『番線』というもので表されます…」そこまで読んで、ああ、麺の太さが8番だか「8番らーめん」なのかと一人合点したが、先を読むと…「…8番らーめんの麺は12番を使っています」などとかかれていた。僕は盛大に噴出しそうになった。じゃあ何で「8番らーめん」なんだよ。結局分からなかった。帰りの電車の中で、幼稚園児くらいの女の子が「おーちたおちた、何が落ちた♪」という歌を歌っていた。知っている人もいるかと想うが、昔、「マジカル頭脳パワー」というクイズ番組があった。「マジカルバナナ」や「マジカルチェンジ」などの名ゲームを生み出した番組である。坂東さんが司会をやっていた番組である。名前は忘れたが、「おーちたおちた、何が落ちた♪」というリズムを使うゲームがその番組内であった。英語圏でいうと「サイモンゲーム」みたいなルールのゲームである。それと寸分違わぬリズムを、その女の子は口ずさんでいたのだ。はっきり言ってこれはものすごいことである。だって「マジカル頭脳パワー」って僕が小学校低学年くらいの時の番組である。この女の子、時間を超越しているのである。おそらく、口頭でこのゲームが次世代に伝わっていったのだと想うが、それにしてもすごいと想う。その幼稚園児くらいの女の子、電車内なのに無邪気にも、車両中に響き渡るくらいの声量で歌っていた。止めようとする母親の声も結構聞こえていた。「おーちたおちた、電車がおちた♪」なんてことも口ずさんでいた。電車が鉄橋の上を通過するときも歌っていた。縁起でもない少女である。ふと想ったのだが、この日は大学入試国立後期の発表日ではないか。この車両内に、落ちてしまった受験生がいたら、きっと沈痛な気持ちで、この無邪気な少女の声を聞いているにちがいないと想った。子供というのは残酷な生き物である。
2007.03.20
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「他に優越しようとする努力、権力に同化し、その御威光でぞんざいな言葉を繰り出す快感、このシンプルにして素朴な欲求の構造は、実のところ日本人男子全員のDNAに刻まれた呪縛の遺伝子である」 引用「都市のトパーズ」「都市のトパーズ」という小説を読んだ。一応小説なのだが、前半のほとんどは論文のような内容である。主なテーマとして、「都市論」と「文化論」を扱っていて、「車社会」と「日本人気質」をキーワードに、「日本の文化の欠陥」と「東京の都市構造の欠陥」を言及している。シェイクスピアの戯曲は全てのセリフが詩的な味わいを持っているといわれているが、この小説はそれをセリフではなく地の文でやっている。ほとんどの地の文が、幻想的な比喩や詩的な言い回しを用いて書かれている。あまりに言い回しが芸術的すぎて、何を表しているのか分からず、解読するのに時間がかかることもしばしば…。読書中に栞を挟んで手洗いに立ち、戻ってきて読み始めると、あまりに比喩法が壮絶なために、何を比喩した文章なのか分からなくなる事も…。例えば、「これは文学的ヴィタミンの噴出装置ではない。全ての野生を巧妙への眠りへと誘う、この都市の姦淫の淋病への銃声となるだろう」なんていう文章がいきなりあっても、どの言葉が何を比喩しているのか分からなくなる。そんなこんなで、読み終わるのに多大な時間がかかってしまった。いかにいつも、簡単な言葉で書かれた本しか読んでいないか分かった。後半は前半の論点を引き継いで、話が進んでいく。ストーリー全体を見ると、なぜ主人公は行動したかがすんなり納得できる構造になっている。結局、最終的に主人公は犯罪者となって人々と敵対することになるのだが、最後まで読み進めると、実は罰せられるべきは日本人であると思わさせられる。ストーリーの展開は、作家「乃南アサ」の直木賞受賞作「凍える牙」のような内容である。作中、虎が町中へ逃げ出すというエピソードがあるのだが、それが何とも隠喩的で好きである。これから社会で活躍していくであろう人々に是非共読んでもらいたい作品。
2007.03.20
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ブラインドタッチバトン2 *ルール* キーボートを見ないこと。携帯の人は親指を見ないこと。 誤字・脱字はそのまま。 「Backspace」や「クリア」はご法度! Q1:あなたのお名前は?鳥篭Q2:憧れの人のお名前は? 御手洗潔Q3:一番好きな言葉は? これが砂糖ですQ4:一番好きな映画のタイトルは? とらさんQ5:電話に出る時最初に何て言う? はいもしもしQ6:今着てる服は? 68あっみゅあmmこQ7:好きなカクテルの名前をひとつ カクテルの名前なんてしらないQ8:5秒で「キーボード見なきゃきちんと打てないぜ!」と打ってくださいキ0ボードみなくあきちんと打てないで!「今着ている服」でミスりましたね。「ちゃんちゃんこ」ってうったんですけど・・・。「こ」しか合ってない。
2007.03.17
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毎回毎回、漫画の話で恐縮なのですが、これしか書くことがないので書きます。「スーパーマリオブラザーズ3」というゲームを知っているだろうか。初代ファミコンの名作ゲームで、僕も昔持っていました。壊れましたが…。8つのワールドをマリオを操って進んでいき、ボスを倒すというゲームです。このゲームのステージと、少年ジャンプの漫画「ONE PIECE」に、明確な共通点があるのは意外と知られていない。知っている人もいるかもしれないが、「ONE PIECE」という漫画は、コミックの12巻から「グランド・ライン」という特殊な島々が点在する航路が舞台となっている。この漫画の主人公たちが「グランド・ライン」に入ってから辿ってきた島を列記してみようと想う。1ウイスキーピーク2リトルガーデン3ドラム島4アラバスタ王国5ジャヤ6空島7ロングリングロングランド8ウォーターセブン9エニエスロビー10スリラーバーグ注目すべきは2、3、4、6、7、8、10である。2リトルガーデンこの島は巨人の島で、二人の巨人が登場した。「スーパーマリオブラザーズ3」(以下「SB3」と略記)のワールド4には「巨人の国」という名前がついている。ビッグサイズのブロックや敵キャラクターが登場するワールド。3ドラム島この島は常冬の気候で、作中ではずっと雪が降っていた。「SB3」のワールド6は「氷の国」。ツルツル滑る床のあるステージや雪のあるステージがあった。4アラバスタ王国砂漠の王国である。登場人物たちが歩いて砂漠を横断したり、オアシスを探すというエピソードがあった。また、エジプト風の名前の登場人物がいた。また、流砂や竜巻を操る敵が登場した。「SB3」のワールド2は「砂の国」。流砂や竜巻の仕掛けや、ピラミッドなどが登場する。6空島はるか上空に浮遊する島。上に乗れる性質を持つ雲や、水の性質を持つ雲などがでてくる。「SB3」のワールド5は「空の国」。空中を飛び回るステージが多い。勿論、雲を足場に出来るところもある。7ロングリングロングランド見渡す限り平原、草原の島。木があって、動物がいる以外何もない島。「SB3」のオーソドックスなつくりの最初のワールドには「草原の国」という名前がついている。8ウォーターセブン船大工の島。名前の通り、水路が張り巡らされ、交通はボートが主流。まるでヴェネツィアのような島。高潮による水没が問題となっている島。「SB3」のワールド3は「海の国」。全体的に水中のステージが多い。地面が水面に浮き沈みするステージがある。またマップでも舟に乗って移動する場所がある。10スリラーバーグ幽霊やゾンビなどが出没する。全体として薄暗い景観を持つ島。「SB3」のワールド8は「暗黒の国」。最終ワールドなだけあって、不気味な雰囲気。マップ移動は自分のいる場所以外、闇に閉ざされていてみえない。以上の符合は、意図的としか言いようがない。「SB3」の8つのステージのうち、7つが符合するのである。 残った一つは、ステージ7「土管の国」。文字通り、「土管」がいっぱい出てくる。これからのワンピースにそんな島が登場するのだろうか? なんだか、登場しない気がする。
2007.03.16
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先程、衝動的にパソコンのキーボードを解体した。イライラしていて近くにドライバーが落ちていたので、掴んだら、なにやら急に何かを解体したくなった。一番近くにあった電化製品はパソコンだった。さすがにパソコンを解体するのは気が引けたので、キーボードを解体する事にした。まず、ドライバーでもって外側のネジをすべて外し、カバーを外す。つづいて内側のネジを外す。ここで、金属製の薄い板があったので、はがそうとしたら、薄い透明なシートが下にあり、静電気で細かい部品がゴッチャゴチャになってしまった。これはもう治らないんじゃないだろうか。と想いながら治した。全然、治らないので、ピンセットを動員してやっと元通りに直した。本当に、良かった。もう、二度とキーボードは解体しないと誓った。
2007.03.16
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先日、「入試も終わったことだし、たまにはゲームをやろう!」と決心して、ゲームを買いにいった。それにしてもゲームというものは高い。気分転換に千円以上払いたくなかった。「お、お安い!」と思えば、ニンテンドー64という機種のカセットだったりした。というわけで、64のゲームを二つ買った。「ヨッシーストーリー」⇒406円「ワンダープロジェクトJ2」⇒252円3Dスティックなんていう懐かしい代物に久しぶりに触ってしまった。なんだか、「ヨッシーストーリー」全然面白くないの。スーパーファミコンの「ヨッシーアイランド」の方が100倍面白いと思う。ヨッシーアイランドは友達に借りて、隠しステージまで完全にクリアしたことがあった。また貸して欲しい。「ワンダープロジェクトJ2」の方は、主人公のロボットを誘導して話を進めていくというストーリー。まだクリアしていないのだが、ネットで調べたところによると、後の展開が非常に重いものらしい。ロボットに死の意味を教えるということらしい。なんだか、どこかの小説に出てきそうなネタである。内容の深いゲームらしいので今後の展開が楽しみである。そう。これを見ている皆さん、対話型ストーリー完成ゲーム「海亀のスープ」というものを知っているだろうか?いままで書こう書こうと思っていたのだが、受験中なので書けなかったのだ。これを、web掲示板やチャットを使って出来ないものかと半年ほど前から考えていた。受験やら何やらでスッカリ忘れていたのだが、今日、テレビでこの話題がやっていたので思い出した。いつかやってみたいと思うので、その時はご協力いただきたい。
2007.03.16
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この日、友達とメールをした。以下のような内容のメールだった。(※多少の改訂がある)今、世間は「子供の色気」の時代なのさ!漫画やテレビを見れば、幼い女の子の色気が強調されているのは一目瞭然!!二十歳を過ぎたヒロインなんてまずいない!あわよくば「萌え」を狙っているのさ!別にそれが悪いことだとは想わないけど、なんかこう、世間から「大人の色気」というものがナイガシロにされている気がしないかい?よく覚えていないのだが、こんなメールを僕は友人に送っていたらしい。何でこういう話になったのか調べてみると、「鳥篭に大人の色気はあるかないか」という話題から発展したようだ。寝ぼけ状態でメールをするとこういう文章を書くらしい。
2007.03.15
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僕は基本的に恋愛小説、恋愛漫画を読まない。恋愛映画、恋愛ドラマを見ない。別に気にいらないから見ないというわけではなく、気が進まないのだ。以下、恋愛漫画を例にとって話をすすめる。本当、アレを読んでいると精神衛生上よくない。「オメー主人公! 馬鹿なんじゃねえのか!」とか「違うだろ。作者! シナリオ書いた奴、頭おかしいんじゃないの!?」とか叫びそうになってしまう。僕は恋愛漫画の主人公たちにどうしても感情移入できない。ヒロインにもあまりできない。主人公とヒロイン以外の人に感情移入してしまうのである。もちろん、主人公とヒロイン(その逆もあり)が最終的に両想いになったり結婚したりで終わりになるのがほとんどなのだが、結局的に、主人公やヒロインに惚れていた魅力的な脇役たちは、どんなに頑張っても苦渋を飲むのである。他の異性に心が揺れたり悪戦苦闘している主人公やヒロインなんかより、一途にひたむきに異性を愛しつづける彼らを応援したくなるのは当然の道理ではないだろうか?かといって、この脇役たちが、魅力がないゲスみたいな人たちだったらそれはそれで見る気は無くなる。また、恋愛ドラマなんてもっと見る気がしない。有名俳優演じる主人公と有名女優演じるヒロインが、お約束のすれ違いをしたり、嫉妬したり、泥沼になったり・・・。そんなピリピリした修羅場を冗談の一つも言わずにやられた日には、僕は見る気を失う。恋愛漫画でそれがあったら、一回読んだだけで二度とその本を手に取らないだろう。嫉妬と欲望でドロドロの人間関係の中に、人はみんな我が身を置きたくない。それと同じ理屈で、僕はそんな内容しかない恋愛ドラマとか恋愛漫画はあまり関わりたくないのである。だが、恋愛物が嫌いなのであって、恋愛要素は大いに好きなのである。いかなる作品も「恋愛要素」「謎解き要素」「ユーモア要素」が入っていたほうが良いという。恋愛主体の物は気が引けるが、恋愛要素はどの小説・映画・漫画でも必要だと考える。とまあ、いろいろと恋愛物を批判した後に紹介するのも気が引けるのだが、恋愛漫画を推薦しようと想う。「イエスタデイをうたって」という漫画である。ビジネスジャンプという雑誌に連載中の漫画で、僕が選ぶ恋愛漫画ベスト1である。何が好きかというと、登場人物、皆優しい奴らなのである。一番の決め手はドロドロとした人間関係はなく、かなりサバサバしていることである。見ていて気持ち良いほどに爽やかな人たちなのだ。あと、登場人物全員、想った事はしっかり口にしているのに、全然人間関係に支障がないこと。ライバル同士なのに、心から仲が良かったり、何かと気があったりなど。多分、読まなければ分からないと想うが、なんだか今まで見たことの無い妙な感じの漫画である。とても上品な漫画で、昼下がりに紅茶でも飲みながら読みたいような話である。ホント、オスススススメの本。余談だが、この漫画、主要登場人物一人を除いて、皆フリーターというなんとも珍妙な漫画である。まあ、出てくる人の大半がニートな漫画を、僕は知っていますが・・・。
2007.03.14
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先日、出かけたついでに、本屋に立ち寄った。ぶらぶら店内を歩いていると、気合の入った目付きの悪い中学生の男の子数人が会話していた。「俺、カー○キャ○ター○くらのアニメ、毎回見てたんだ。ツバサも・・・」という会話が聞こえてきた。かなり大きな声で喋っていた。僕は内心、大爆笑だった。ちょっと声に出して笑ってしまった。
2007.03.10
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「天空への理系数学」という問題集がある。一年ほど前に、「何じゃコリャ、かっこぇえ!」と思って買ってしまった一冊。ちなみに100円で。他の参考書をやっていたので、ほとんど手付かずだったのだが、受験が終わってから少しずつやっている。なかなかハイレベルだが、非常に面白い。結構、これを全てやればスゴクなると思う。オスススメの一冊。今日、中学の時の友人が遊びに来た。「るろうに剣心」という漫画を読みに来たらしかった。彼が「るろうに」を読んでいる間、僕は久しぶりに「艶姿純情BOY」という漫画を読んだ。この漫画、かの有名な「GTO」の作者が「湘南純愛組」を書く前に書いた漫画である。僕の大好きな漫画の一つである。良い話なのである。「GTO」もなかなか感動したが、個人的な意見で言うと、「艶姿」も負けてはいない。「湘南純愛組」はというと、これは鬼塚先生の高校時代の話なのだが、これはイマイチ感動しない。この作者、わりと好きなのだが、今連載中の作品とか「特攻」とかは、まだ読んでいない。そのうち買おうと思う。
2007.03.07
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「ハリウッド・サーティフィケイト」という小説を読んだ。推理小説に分類されているらしいが、犯罪小説に近い内容だった。アメリカ、ハリウッドが舞台。惨殺された友人の仇を打つために、捜査をするハリウッド女優の話。一文で言えば、「ドラッグ」と「ポルノグラフィ」と「臓器売買」の話。キーワードは「子宮」と「ケルト神話」。ハリウッドの幻想を見事にぶち壊してくれた名作。内容がヤバすぎて、100%映像化は不可能だと思った。「バトルロワイヤル」や「悪魔の飽食」などが「人間のダークサイドを描いている」なぁんて言われているが、それさえも馬鹿みたいに幼く感じるくらいダークだった。途中、クローンと遺伝子の、かなり専門的医学的な説明があって興味深かった。僕は、外国の映画をあまり見る人間じゃないが、もう、ハリウッド映画を見る気にはならないように思った。オスススススメの作品。「本当は残酷なグリム童話」(桐生操著)などを読んで「べっつにぃ。なんとも無いよ」という人にオススメします。それにしても、最後の結末は全然想像していなかった。してやられた。「やられた!」と叫んでしまった。本当に面白かった。続編も読みたい。
2007.03.06
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さて、卒業式であった。なんだろう。何か思い出を振り返ったり、友達のことを書いたりして、感動的に行こうか。ネガティブなことを書いて暗くなろうか。今、非常に迷っている。先程、同じ高校の生徒のブログを見てきたが、8:2くらいで前者が多いようだ。そこで後者を選ぶのが、鳥篭さんの悪いクセである。まあ、そんなことはしないが・・・。いつも悲しみは後から気付く、そのときには何とも思わない。僕は経験上、そうなのである。「テレビと漫画と野球と学校頭はいいと思ってた雪が嫌いになるなんて思ってもみなかった。」「好きな人がいたねむいときに いつでもねれた10年後も同じ事してたかった。」上の二つの言葉は、冨樫義博が自らの学生時代を振り返って書いた言葉である。何と押えた悲しみに充ちた詩だろう。これを読んで、心に何ものも生まれない人間なんているのだろうか。・・・というのは冗談であるが、なかなか心に染みた。卒業が悲しいのは、とても幸せなことである。
2007.03.01
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