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銀行強盗の罪で服役中の、「役者のエディー」が脱獄したというニュースが伝えられました。エディーの弁護人がマローンでした。 共犯者のショウは逃亡中で、エディーが持ち逃げした現金は未だ見つかっていません。 変装したエディーはマローンの前に姿を現し、自分の代わりにある場所から現金を取って来いと言います。 エディーがマローンを脅しているところへミス・ウィザーズが飛び込んできて、マローンは急遽、彼女を保釈中の詐欺犯に仕立てます。 どう見てもまっとうな人間にしか見えないミス・ウィザーズが、鼻を鳴らして「どんなヤマなわけ」と演技する場面は想像すると笑ってしまいます。 しかもそのあと、エディーの恋人だったエセル・ミーグリムの家一帯を、百科事典を売りこんで回るのです。 警察をごまかすためにミス・ウィザーズが現金を隠した場所がまたすごい。この短編は、ミス・ウィザーズが大活躍の一作です。 参照元:スチュアート・パーマー&クレイグ・ライス 宮澤洋司・訳 『被告人、ウィザーズ&マローン』から『薔薇の下で眠る』
May 31, 2021
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僕、久太郎16歳は特殊な体質を持っていました。 ひとたび反復落とし穴に陥ると、九日間同じ一日を繰り返すのです。最終の周回に起こったことだけが周囲の人にとっての現実になります。 祖父の家の新年会に招かれた日、僕は反復落とし穴に落ち込んでしまいました。オリジナルの第一周では何でもなかったのに、二周目に祖父が殺されてしまいます。 それからの周、僕は何とか祖父の死を防ごうと奮闘するのですが、毎回うまくいかず…。 主人公だけがある一日を繰り返す体質のため、人の死をなかったことにできるというSFの手法を使っているため、本格ミステリーではありません。肩肘張らずに楽しむ話。 登場人物は、主人公の母、下の妹(=叔母)、従姉妹、兄ふたりとも一癖あり、言動は至って滑稽。まとも?なのは、母の中の妹(=叔母)、その秘書、家政婦くらいです。 私なら、同じ日を九回も繰り返したら頭がおかしくなりそうです。楽しい一日ならまだいいですが、いやな目に遭った日を九回繰り返すことを考えると、ぞっとします。自分の力で変えられないこともありますし…。 最後の最後まで気が抜けないミステリーです。ドタバタ劇のようで、ちゃんとトラップも仕掛けられています。最終章は蛇足のような気もしますが。 参照元:西澤保彦『七回死んだ男』
May 29, 2021
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梨乃の祖父は、花を育てながら一人暮らしをしていました。従兄弟の尚人の突然の自殺に続いて、祖父も殺されます。 梨乃は、祖父が最後に育てていた黄色い花が庭から消えていることに気がつきます。その花をブログにあげたことで、蒲生要介なる人物から連絡があり、あの花には関わらない方がいいと言われるのですが…。 プロローグで、場所も時間も異なる出来事が次々に起こり、本文に入ってからも、どこにどうつながるのか考えているうちに、最後にはパズルのピースがはまるように登場人物がきちんとつながります。 国家公務員という立場で、親子3代に亘って私事の使命感から特定の調査ができるかは疑問(公務員はそんな暇じゃない)だし、家族の中の一人にだけ隠しておくのも無理があるとは思います。 ですが、殺人の動機は納得できますし、刑事の早瀬が真相に気づいたきっかけも自然です。 変化朝顔や朝顔の花の色素についての話が面白いと思いました。 この作品発表時は幻の花だった「黄色いアサガオ」は、2014年に基礎生物学研究所とサントリーグローバルイノベーションセンターK.K.が共同で咲かせることに成功しました。 キンギョソウ由来の遺伝子をアサガオで機能させることで、花の黄色を出したそうです。 梨乃の祖父、周治が書いた手紙も感慨深いものがあります。「自分にとって一番大切なものは何だったのかということに気づくのは、それを失った後なのです。」 参照元:東野圭吾『夢幻花』PHP文芸文庫
May 27, 2021
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日本各地のパンフェアで買ったパンから。 京都の山一パン総本店のメロンパン。つるんとしたメロンパンで、クリームは濃度が濃く、昔なつかしい街角のパン屋さんの味がしました。 形はメロンパンですが、味は完全に夏みかん。山口のパン。 これは本当に辛い!山形のカレーパンです。 (左)長野の野沢菜おやきパン。フィリングは完全におやきのそれですが、塩分多めです。(右)同じく長野の牛乳パン。昔好きでした。なつかしい。甘いミルク・クリームサンドパンです。 形に惹かれてつい買ってしまった、島根の薔薇パン。クリームを巻き込んだ食パン風。楽しいパンです。 甘くない富山の昆布パン。中の昆布は固いです。乾燥昆布が戻りきっていない感じです。体によさそうです。
May 26, 2021
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渡辺淳一といえば『失楽園』がぱっと頭に浮かびますが、執筆初期には医療現場を舞台にした小説も多く扱っています。この短編は、整形外科医である筆者の整形外科ミステリー。 国道の横断歩道を渡っていた少年が、途中から引き返そうとしてトラックに轢かれ、国立第一病院に運ばれてきました。少年は意識がなく両脚を骨折していました。 止血、輸血した上で血圧の回復を待って左脚は切断することになりましたが、結局少年は助かりませんでした。 遺族は血液型を間違って輸血したことが死因ではないかと迫ってきます。少年はA型なのにB型の血液を輸血していたというのです。ですが、輸血前の検査では確かにB型の結果が出ています。一体なぜ? 血液型は、赤血球の表面にA型抗原とB型抗原を持つことで決まります。Aだけ持つ=A型、Bだけ持つ=B型、A,Bとも持つ=AB型、どちらも持たない=O型です。新生児では抗原がまだはっきりとしないので、検査しても誤ることがあります。また、骨髄移植により血液型が変化することもあるそうです。 この作品中の少年は血液型が変化したわけではありません。血液型の謎は解けますが、これからがもう一つのドラマの始まり…という結末です。 参照元:佐野洋・編『ミステリー総合病院』光文社文庫から 渡辺淳一『血痕追跡』
May 25, 2021
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紫陽花の季節になりました。二か領用水~渋川沿いの紫陽花を見てきました。まだ多くは色づき初めです。 紫陽花の色は①土壌のpH(ペーハー)と②咲く経過によって変わります。①土壌が酸性だと、アルミニウム・イオンが溶けてアントシアニン色素(青色の色素)と結合するので、花の色が青色になります。 土壌が中性~アルカリ性だと、アルミニウム・イオンが溶けないので花の色は赤色です。②土壌の性質にかかわらず、咲き始めから咲き終わりまで、淡い緑→白→藍色→淡い紅色に変化します。 『万葉集』には「あぢさゐ」の歌が2首採られていますが、平安時代の文学には登場しません。「源氏物語」にも「枕草子」にも「あぢさゐ」は出てきません。 紫陽花が注目されるのは江戸時代後期になります。 蛇が出てきて、子どもたちが歓声をあげていました。その声でちょっとした人だかりが。散歩の常連らしい婦人が「この前のより小さいな」と言っていました。人慣れした鳩も気持ちよさそうに散歩?です。 久々にいいお天気の日曜日でした。 参照元:吉海直人『古典歳時記』角川選書
May 23, 2021
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米崎地検の事務官増田は、上司の筒井、検察官の佐方と連れだって、酒処「ふくろう」に来ていました。店のおやじさんがふと、常連客が出した手紙が届かなかったという話をしていました。 次の日、先輩の佐々木にそんな話をすると、佐々木も親戚から同じような話を聞いたと言います。佐方は届かなかった手紙に関心を持ち、調査を始めます。 なぜ、手紙が届かなかったのか…、父母が亡くなり、祖父母に育てられた佐方は、自らの体験を基に推理します。 メールやLineで即時にやりとりができる世の中、手紙を出す機会も減りました。手紙は、受け取る相手の顔を想像して書く、ポストに入れるというステップを踏みます。面倒で時間もかかりますが、その分、本当にこの言葉を相手に送っていいのか考えることになります。途中で書くのをやめたり、書いたものの投函しなかった手紙もあるはず。 メールやLineはワンクリックで即時相手に送られてしまいます。便利ですが、推敲する、考えるというステップが抜けてしまいがちで怖いと思います。 私たちが扱っているのは単なる紙きれではありません。人の気持ち、心です。という郵政監察官の言葉にも肯けます。(警察官と同じ権限を持つ郵政監察官は、郵便の民営化に伴って廃止されました。) 手紙のよさも見直したい「ふみの日」です。 引用および参照元:柚月裕子『検事の死命』宝島社
May 23, 2021
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「直樹とゆう子の物語」全5編の3作目に当たります。 ゆう子は13歳の誕生日を迎えました。母の蕗子から日記帳と『アンネの日記』の本をプレゼントされたゆう子は、アンネ・フランクにあてて日記を書き始めます。 一方、蕗子は日記の中の13歳で時が止まってしまったアンネが、自分と同じ1929年の生まれだと気づき、はっとします。アンネが亡くなった1945年、蕗子はヒロシマの原爆で死ぬ運命だったところ、ふとした偶然で生き残ったのでした。 蕗子もまた、アンネに向けて日記を書き始めます。 兄の直樹も、衝撃を受けたエピソードをアンネにあてて書き込みます。スーブニール・ドゥ・アンネ・フランク(生田薔薇園) 「鬼の目玉とは何だろう?」 ジャーナリストである蕗子に、青森県で採話した『鬼の目玉』という昔話が疑問を投げかけます。 悪行の代償として目玉を取り上げられた鬼が、子孫である若者を日々苛みます。妻になった娘は開かずの倉から目玉を見つけ、善意から鬼に差し出します。 目玉を受けとった鬼は宝物を残し姿を消し、若者夫婦は幸せに暮らしました、めでたし、めでたし。 こんな筋なのですが、蕗子は考えます。鬼の所業を忘れてしまっていいのだろうか、結末が違うのではないかと。 目玉を渡したとたんに鬼たちが「これでおれたちの世の中だ」と言い、あたりは暗転、一面のしゃれこうべの中、娘は取り残されていました。 これが結末ではないか。 いや、しゃれこうべの中で座っているだけで留まってはいけない、と蕗子はわからなくなります。 アウシュビッツを訪ねる旅がテーマの中心ではありますが、松谷みよ子さんの目はそこに留まりません。 アウシュビッツの悲惨、ナチスの台頭に私たちは関係ないと言えるでしょうか?その存在を許してしまう私たちもにも負うべき責任があるのではないでしょうか? 私たちもまた、鬼の目玉を差し出してしまう娘ではないでしょうか?鬼の目玉は、問い続けます。 過去のことではありません。直樹が始めた新聞の切り抜きは(1978年当時の)現代に近づく軍靴の響きを伝えます。2021年現代も「忘れっぽい日本人」は常に鬼に目玉を返してしまおうとします。ふりかえって戦争の時代を書くのではなく、いま、私たちの掌(てのひら)にある戦争を書きたかったと、松谷みよ子さんは後書きに記しています。 大人にも子どもにも読んで欲しい本の一冊です。 引用および参照元:松谷みよ子・作 司修・絵『私のアンネ・フランク』偕成社文庫
May 22, 2021
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耳に痛い作品でした。 私は先輩小学校教諭のスミちゃんに、「母は絶対。母が家庭内のルール」と考えるクラスのお母さんの話をしました。スミちゃんは、「うちの母親もそうだったけど、そのうちいなくなるわよ。」と言います。そして、スミちゃんは不思議な話をし始めます…。 子育てが成功だったのかどうかは、子どもが大きくなって審判する時が来る、という言葉が耳に刺さります。私は大失敗だったからなあ。 じわじわと怖い話です。 参照元:『宮辻薬東』講談社 から辻村深月『ママ・はは』
May 21, 2021
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花水木の紅茶をいただきました。アフタヌーンティーはナボナのレモンと。通常のナボナより賞味期限が長い、小ぶりのナボナです。ダージリンは、ちぼりスイーツファクトリーのクッキーと。手頃でバリエーションがあるクッキーです。4種のベリーの香りのフレバリーティー「グレイス」。小さなキューブのチョコレートは、リラコ。乳酸菌でリラックスできるという機能性チョコです。 「花水木」はつくば市にある、紅茶とバウムクーヘンのお店です。
May 20, 2021
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ひかりの母は、日本映画界不世出の女優、堂本あかり。デビュー前に、ひかりを生んですぐ離婚したという父の記憶はありません。 母の名前ゆえすり寄ってくる人が多いことにうんざりしたひかりは、日本を遠く離れセネガルのNPO法人で働いていました。 母危篤の報で日本に戻る中途、母は亡くなり、事務所の所長からビデオメッセージを渡されます。 大分の日田、「夜明」に骨をひとかけら持って行ってほしいという母の願いを叶えるべく、ひかりは夜明駅に向かいました。 母が生前一回も戻ったことのなかった故郷で、温かく迎えられたひかりは、母の過去を知ることになります。 夜明けと共に、たったひとりでこの駅から都会に出た母。ひとりでひかりを守り続け、何十年間もかけて浄化された罪。 夜明駅から、ひかりも旅立ちます。夜明けまで、ほんのわずか。 参照元:原田マハ『星がひとつほしいとの祈り』実業之日本社文庫
May 19, 2021
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マリアージュ・フレールはフランスの紅茶です。ルイ14世の時代に貿易に従事したマリアージュ家の二兄弟が、1854年にパリのマレにお茶の専門店を開いたのが始まりだそうです。 今回は二種類の茶葉のセットを購入しました。「マルコポーロ」はマリアージュを代表するお茶。中国とチベットの花と果実の香りがするフレバリーティーです。ヴァニラの香りがします。 ブルーベリーのチョコと。「アールグレイインペリアル」ベースがダージリンティーのアールグレイ。特別感があります。ほどよいベルガモットの香り。糖質控えめのチョコチップクッキーと。固めのクッキーですが、薄く小型なのでさくさく食べられます。
May 18, 2021
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名前が「すっぱいレモンケーキ」!レモンケーキと言っても酸味がないお菓子がほとんどですが、これは中のレモン・ジェレがけっこうすっぱいのです。瀬戸内の梅月堂さんの商品です。お茶はグレープフルーツの緑茶です。こちらは広島のレモンケーキ。すっぱくないケーキです。お茶はブルーベリーのハーブティー。結論=酸っぱくても酸っぱくなくても、今の季節のレモンケーキが好きです。
May 17, 2021
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教員を13年間続けた分の年金が振り込まれました。1ヶ月3万円強ですが、うれしい。私より上の世代は60歳支給開始でしたが、制度の改悪(…)によって、65歳支給開始になってしまいました。私たちは移行措置で63歳支給開始になっているようです。 基礎部分の国民年金は65歳からです。 75歳を越えた(今年75歳になる方も)方には、コロナワクチンの接種案内が届いています。持病があってかかりつけ病院がある方は「今打ちます?」と言われる位すぐ受けられるそうです。そうでない方は7月の予約だそうですが、聞いた限りの範囲では、予約ができなくて困ったという方はいませんでした。 川崎では、医療関係者の次が75歳の方、持病のある方と65歳以上の方の順です。65になっていない私たちは一番最後なので、いつになるか??ですが、日々予防に努めるしかありませんね。ホタルブクロと、咲き始めの紫陽花。今年は梅雨入りが早そうです。
May 16, 2021
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著者の柴田よしきの猫好きは有名です。ミステリー『正太郎』シリーズは、ユーモラスな筆運びながら、本格的なミステリーですが、この作品はミステリーの要素はスパイス程度。 田舎の超赤字私鉄路線、柴山電鉄根古万知(ねこまんち)線の終着駅根古万知(ねこまんち)。炭鉱の廃坑に伴って人が減り、国道沿いに大きなショッピングセンターができたことで、駅前はどんどんさびれ、商店街も八軒を残しシャッターを閉めていました。 商店街の中のラーメン屋の娘、愛美は離婚して都会から戻ってきていました。昼間駅の売店に預けられた猫のノンちゃんがツイッターで話題になったことをきっかけに、愛美はこの町に来てくれる人に何かおもてなしができないだろうか、と考え始めます。 過疎と高齢化で空洞化していく駅前の町が社会問題になった時期に書かれた作品です。現代でも問題は解決していません。 愛美の町では、跡継ぎのいない高齢者は、娘・息子の家に出て行ったり、シャッター街の中でひっそりと年金暮らしをしようとします。変わらないことが幸せと考える人たちもいました。 愛美たちは、外から人を呼びたいと考えるだけでなく、この町で育つ子ども・若者に思い出を残し、いつかこの町から旅立っても帰ってこようと思えるような町にしたいと考えます。この町で生まれ、この町に戻って来た。そしてこれからも、この町で生きていく。と言える場所があることがすばらしく、うらやましいと思えました。 引用および参照元:柴田よしき『ねこ町駅前商店街日々便り』祥伝社
May 15, 2021
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短編集『被告人、ウィザーズ&マローン』は、スチュアート・パーマーとクレイグ・ライスの共作ミステリーです。 二人は長年の友人でした。共作はほとんど手紙によって成り立ったものです。クレイグの提供する仕掛け・小道具・切り口・発端または結末の台詞を取り入れ、スチュアートが執筆したのです。 このシリーズは残念ながらクレイグの早すぎる死によって終わりになりました。「被告人、ウィザーズ&マローン」とあと1作は、クレイグの死後に発表されました。 いつも二日酔いの小柄な弁護士マローンは、歌姫ジャニーヌを殺したかどで逮捕されたコールマン・ジュニアの弁護に当たっていました。 が、マローンに買収されそうになったと法廷で証言する男が現れ、偽証教唆罪に問われそうになっています。 事務所でマローンが秘書のマギーと話していると、カルフォルニアからミス・ヒルデガード・ウィザーズがとんできました。 ふたりは偽の証言をした男を追いますが、罠にはまったマローンは片脚をつり上げられた状態で郡病院に入院する羽目に…。 どうしても酒が飲みたいマローンのやり口が漫画のよう。命がけの飲酒です。ウィザーズの病院潜入策もたいしたもの。元教師のオールドミス、ウィザーズは見かけによらない名推理と怖い物知らずの実行力で真相に至ります。「ね、マローン、私のミスだわ。あの偉大なる大探偵の顰(ひそみ)に倣って、私が自信過剰担っていると思う時がきたら『ノーベリー』って耳元で囁いてちょうだい。『ノーベリー』っていうのは郡病院のことね」 言うまでもなく大探偵はシャーロック・ホームズです。これくらいは私でもわかります。 英語での語呂合わせ、言葉遊びが多いのですが、日本語だとぴんとこないのが残念。不思議の国のアリスやシェークスピアの引用も学がないので…。原語だともっとスラスラ楽しめるのでしょう。 それでも、ユニークなふたりに加えて、親切で一番常識的?なマギーの人物設定は愉快で、ストーリーの展開もメリハリがあって引き込まれます。 引用および参照元:スチュアート・パーマー&クレイグ・ライス 宮澤洋司・訳 『被告人、ウィザーズ&マローン』論創社
May 14, 2021
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トワイニングのダージリンをいれました。ダージリンはちょっと改まった時に飲みたいお茶。あまおういちごのカスタードケーキと。クリームパンの広島八天堂の監修だそうです。 セレッシャルの「サングリアジンガー」は、シトラスの香りがたっぷりのハーブティー。アイスでもいいです。フルーツをたっぷり漬け込んだサングリアの風味がありますが、もちろんアルコールはゼロ。オレンジピールをビターチョコでコーティングしたチョコと。 ルピシアの地域限定「クウイポ」はマンゴー、パパイヤ、ハイビスカスなどがブレンドされた紅茶です。「クウイポ」はハワイの言葉で「恋人」の意味。糖質なしの小さなシュークリームといただきました。
May 13, 2021
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5月11日は、川端茅舎、中村草田男と並び称される俳人、松本たかしの命日です。 松本たかしは能楽師の家に生まれましたが、病気のため後継者になれず、高浜虚子の門下に入り俳人として活躍しました。 その句は、写生でありながら用いる語は詩的で、空想化された句とも受け止められると、師である虚子は評しています。ものゝ芽のほぐれほぐるゝ朝寝かな深い観察の上に主観が土台となって生まれる句(虚子解説)。 「ものの芽」は春の季語です。木の芽、草の芽、いろいろな植物が芽吹きやわらかく伸びてくるのを感じると、朝寝をする自分も心がほぐれてくるような…春の柔らかな雰囲気です。かずかずの物芽(もののめ)の貴賤おのずから同じ「もののめ」の句ですが、植物でさえ生まれたときから貴賤が決まっているといいます。人もまた然りでしょうか。赤く見え青くも見ゆる枯れ木かな枯れ木の色が赤や青に見えるという経験は凡人にはないのですが、松本たかしにとっては真実の見え方なのです。どうしたら、枯れ木が赤青に見えるのか知りたいところですが、それがわからないのが凡人なのかもしれません。 引用および参照元:『現代日本文學大系95 現代句集』筑摩書房
May 11, 2021
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カレンダー通りだと6,7日は平日ですが、ずっと連休という方もいらしたでしょう。今週に入って日常がもどってきた感があります。ベビーリーフの収穫をさぼっていたら花が咲いてしまいました。二か領用水の緑が濃くなりました。 颯爽と仕事を終わって帰ってきたつもりが、玄関の鍵を家の中に忘れ、のび太君に借りてきました。 初めてのび太君の通っている地域活動センターまで行ってきました。元は精神障害のかたが対象で、利用に当たっての契約などは原則本人がするので、今まで来たことがなかったのです。 うーん、歳かな。気を引き締めて行動します。 医療関係の方々、介護に当たっていらっしゃる方々、私たちの生活のために働いてくださるおひとり、おひとりに感謝して。 早く落ちつきますように。
May 10, 2021
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原田マハの短編集『星がひとつほしいとの祈り』は、女性の人生を温かく描きます。『沈下橋』は、かつて母であった多恵と、かつて娘だった由愛の物語。 巷は、歌手の阿藤由愛(ゆめ)が夫と共に大麻に手を染め、逮捕状が出たというニュースでもちきりでした。その中、食堂でパートをする多恵のケイタイに着信が入ります。 「由愛ちゃん?」 多恵はかつて由愛の父親と結婚していました。離婚してから、四万十川のほとりに一人で住んでいます。 欄干のない橋を渡りながら、やり直してまた歌えばいいと諭す多恵。嵐の時は水面下に沈み、晴れれば再び姿を現す橋のように。 夫の不倫に悩みながら、由愛を心配して離婚できなかった多恵の背中を押したのは由愛でした。別れの前に多恵は歌を聴かせてと頼み、由愛は「今日の日はさようなら」を歌います。「今日の日はさようなら」は金子詔一の作詞・作曲。1967年森山良子の歌唱で「恋はみずいろ」のB面にリリースされました。 近年では「エヴァンゲリオン破」の破滅的シーンで使われたのが有名ですが、本来は「さようなら」より「また会う日まで」に力点が置かれる歌です。信じ合い、再会を願う内容の歌詞になっています。 この歌と沈下橋のイメージが紡ぐふたりの物語は、嵐の後の穏やかな未来を予感させます。 参照元:原田マハ『星がひとつほしいとの祈り』実業之日本社文庫
May 9, 2021
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5月8日は「声の日」です。 5(ご→こ)月8(エイト→え)日の語呂合わせから。「声総研」という情報発信機関の設定だそうです。すてきな声の人を増やすことで日本をハッピーにしたいという趣旨だそうです。 すてきな声の人というと思い浮かぶのは、谷原章介さんとサドイッチマンの富澤さんかな。このおふたりの声ならすぐオレオレ詐欺に引っかかりそうです。(もちろん、性格がいいお二人なので詐欺などあり得ませんが。) 歌う声は大野君(即答)。しゃべる声より歌っている声の方が艶も透明感もあってすてきです。伸びやかな高音から低音まで、音域の広さも魅力。そこはかとない儚さをまとう、七色のシャボン玉のような声。 嵐はダンスがメインで、生放送の歌番組でも「かぶせ」が多いので、正直どこまで大野君の生の声なのか?とも思いますが、声の特徴は大幅に変えられないので(加工しすぎると全員初音ミク?になっちゃう?)やはり好きだ、あの声が。 最近気になるのがnewsの増田君の声。話す声は落ちついた低音寄りの声なのに、歌う声は別。わたしのあこがれの、女声でいうと豊かなアルトといった声。優しく甘い、少年の響きを残す声はパステルトーンかな。 しかし、ラップを聴いたら椅子からこけそうになりました。なんだなんだ、この破裂音は。面白すぎ。(CDもライブのブルーレイも買ってしまった…) ジャニーズの公式YouTubeで、増田君が壁に向かって歌っているだけの動画があります。楽屋でハンドマイクもなしで、ほんと、壁に向かって歌うだけ。 ですが、この人って歌が好きで、大切に歌っているんだなというのが伝わってくる動画です。 テゴマス解散は残念すぎる。手越君と増田君の声のハーモニーは×2ではなくて、×3,4のきれいさだったから。今更ですが、テゴマスのライブのブルーレイもCDも買って聴いています。 手越君が着々と進めている「手越村」構想や社会貢献、そして増田君の守る3人のnewsの行き先を見届けるのが、老後の楽しみのひとつです。
May 8, 2021
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イチゴのラング・ド・シャをいただきました。 ラング・ド・シャは「猫の舌」の意味だそうです。フランスの伝統的なお菓子で、もともとは薄い楕円形で表面がざらざらするので、この名前になったとか。日本では「白い恋人」に代表されるように四角形や正円形が普通なので意外でした。マンゴーとオレンジの香りの紅茶をいれました。同じ紅茶ですが、シトラスのドライフルーツを入れてみました。 愛媛県産の7種の柑橘類をチップス状にしたものです。砂糖など無添加なので、そのまま食べると苦みがあります。お茶に入れると水分を吸ってある程度もどるので、食べやすくなります。 のび太君のお気に入りフレーバー、白ワインとラ・フランスの香りの紅茶も、とてもさわやかです。
May 7, 2021
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5月6日はコロネの日です。5(コ)月6(ロ)ネ日の語呂合わせから。山崎製パンの制定です。 コロネはもとは角、角笛を表すことば。パンのコロネは明治時代に日本で作られました。
May 6, 2021
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4月26日紫陽花のつぼみ 端午の節句の今日、沖縄と奄美地方の梅雨入りのニュースが伝えられました。平年より5~7日ほど早いそうです。関東地方の梅雨入りも早そうです。
May 5, 2021
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今や本格推理小説の古典ともいうべき夏樹静子の短編は、言葉とストーリーに厚みがあります。 常連客のひとりをゆすっていたらしいホステスが殺されました。容疑者の喜多川は、捜査に当たった刑事、湯原の高校時代の同級生でした。喜多川のアリバイを証言する人は3人もいましたが…。 大企業に勤め、よき夫でありよき父である、理想の男性像そのままのような喜多川。彼に対する、湯原の屈折した思いが掘り下げて書かれています。犯罪を犯す側に加えて、捜査する側の心理まで書かれることで作品の厚みがぐんと増します。もちろん、推理小説としてのプロットもしっかりしています。 地道な捜査を積み上げ、湯原は意外な結論に至ります。最後の湯原の心理描写も秀逸です。 参照元:夏樹静子『アリバイの彼方に』徳間文庫
May 4, 2021
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5月2日は紙コップの日です。ゴールデンウィーク中で紙コップを使う機会が多いこと、夏に向けて水分補給の大切さも意識してほしいという意図から。初めての日本製紙コップは、飲料用ではなくアイスクリーム容器でした。飲料用だけでなく、お菓子や文房具を入れて使えます。汚れたら気軽に捨てて新しい物に変えられるので、汚れやすいメイク用品などにも使えます。
May 2, 2021
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そろそろアイスティーもおいしい季節です。ドライ林檎。本当にナチュラルなりんごでした。マスカットティーと。ポテトチップスならずアップルチップス。お茶は「カントリー・ピーチ・パッション」ハーブティーです。しっとり、こっくりのりんごパイ。ブルーベリーのハーブティーと。 東北フェアで買ってきた林檎のお菓子あれこれです。生まれた信州が林檎の産地なので、林檎のお菓子は大好きです。
May 1, 2021
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