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March 27, 2019
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カテゴリ: 詩とやまと歌と
​​​星 ​慢…マン​


                       小野小町
花の色は移りにけりないたづらに我が身世にふるながめせしまに
花の色は移ろい散りかけてしまいました、降り続く雨の中に。何とはなく物思いに​
沈みながらこの世に過ごすうちに、私の身も衰えてしまったことです。


「花の色は」の歌には掛詞が多く使われ、教科書でも掛詞の例によく引かれます。が、詳細な解釈は説が分かれます。古今集では桜の花を歌った歌の中に出てくる
ので、桜の花を歌いつつ自分の容色の衰えを重ねている、と解釈するのが普通
ですが、「花の色」=漢詩の「花色」で女性の容姿の美をいい、桜の花を歌って
いないとする解釈もあります。

 「ふる」は、雨が降るの「降る」と身が衰える意味の「古る」、俗世間に生き
続ける意味の「経(ふ)る」の三語がかけられています。
「ながめ」は「長雨」と「眺め」の掛詞です。

 掛詞が多用されているわりには技巧的な感じはせず、気持ちがストレートに
伝わってくる歌だと思います。


 小町は名こそ有名なものの、歌以外に確実な資料が伝わらない人です。生没年も
未詳ですが、ほかの歌人との歌のやり取りから仁明朝の頃の人かと思われます。
小野氏は外交官の家柄で、仏教の招来とも関係が深いそうです。
 詩人として有名な小野篁につながる家系であることはほぼ確実ですが、系図は
伝わりません。


 驕慢な美女で、老後は落魄し、野ざらしになったという伝説は有名ですが、真偽
は不明です。残された歌を見る限りでは驕慢さはうかがわれませんし、嫉妬から
きた創作かもと思ってしまいます。


      参照元:大塚英子『コレクション日本歌人選 小野小町』笠間書院
          田辺聖子『田辺聖子の百人一首』角川書店





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Last updated  March 27, 2019 12:00:40 AM
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