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岬…みさき 崎…さき 埼…さい



6月20日は、藤原純友が捕らえられ処刑された日です。藤原一族の一人である
純友は、元々は瀬戸内海の海賊を成敗する役目の役人だったのが、伊予の国に
土着し、自ら海賊となりました。純友の乱は鎮圧されるまで2年に及びました。
『岬にて』は、純友の乱が起こったあたりの村に因んだ乃南アサの短篇です。
娘たちも社会人と大学生になり、帰りの遅い夫とは疎遠になっている私。長女に「ママは昔つきあっていた人が今どうしているか知ってる?」と聞かれ、心の底に引っかかるものがありました。
仕事で立ち寄った松山・宇和島は、昔の彼の故郷でした。私は密かに岬の突端、
過疎の村に行ってみます。
都会で生まれ育ったら、町って言う者は大きくなるものだと思う。時と共に寂れて小さくなるなんて想像もつかないんじゃないか。
と彼が言っていた場所。
かつて藤原純友が反乱ののろしを上げた船が行き交った海でした。
突堤に一人の釣り人の姿を見かけます。まさか…。
引用および参照元:乃南アサ『岬にてー乃南アサ短篇傑作選』新潮文庫
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