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April 22, 2020
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カテゴリ: ミステリー三昧
​  有栖川有栖の『四分間では短すぎる』は、ハリイ・ケメルマンの『九マイルは遠すぎる』にインスパイアされ執筆された作品です。学生アリスシリーズの短編集『江神二郎の洞察』の中の一編。

 ぼく有栖川有栖は、部員4人という弱小の、英都大学推理小説研究会に入りました。駅で電話をする用事があったぼくは、隣の公衆電話で話す男の話が耳に残りました。
 「四分間しかないので急いで。靴も忘れずに。…いや…Aからです」

 奇妙な言葉にどんな意味があるのか、ぼくは研究会の先輩たちに話してみました。『九マイルは遠すぎる』ゲームが始まります。



 導き出される推論は理にかなっていながら、時にこじつけになるところが愉快です。本筋からそれた推理小説論がさらに面白く、読ませます。

 『九マイルは遠すぎる』の書かれた経緯は、推理小説ファンには有名です。教職にあった時代、ケメルマンは生徒に、新聞の見出しにあった「九マイルもの道を~」の文章から可能な推論を引き出すようにと、問題を出したのですが、芳しい答が得られませんでした。それなら、と自分で考察して解答を得るまで14年かかったそうです。

 「四分間」から、清張の『点と線』の「四分間の空白の不自然さ」に話が飛び、エラリー・クイーンの『日本樫鳥の謎』、都筑道夫まで登場します。
 ミステリー愛にあふれた作品。パズルのような面白さの作品です。


         参照元:有栖川有栖『江神二郎の洞察』創元クライム・クラブ





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Last updated  April 22, 2020 12:00:19 AM
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