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June 17, 2020
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カテゴリ: ミステリー三昧
​​ 「誰にでも親しめる名探偵もの」を目指したという本書は、山口雅也のほかのミステリーとはひと味違った味わいです。

垂里冴子(すいり さえこ)は33歳にして13回目のお見合いに挑戦しようとしています。今までお見合いをする度に事件が起こり、事件は冴子の推理で解決するのにお見合いの方はさっぱり。今回も、お見合いの相手がいきなりほかの席の男女とトラブったり、行方不明になったりと散々です。
 冴子は何が起こっても動じず「それぞれご事情がおありになるだろうから…」と怒ることも慌てることもありません。そして、さらりと謎を解いてしまいます。



 四季の章立てになった本格推理短編四部作。
夏の章は、チェスタトンのブラウン神父ものを思わせます。人には、目に入っても見ていないものがあります。冴子はそれを見ます。
 事件解決後、見合いの相手に冴子はきっぱりと言います。「ナマコは海に返すべきです」(これだけの台詞だと、なんのこっちゃですが)

 殺人事件も、気分の悪くなるような話も出てきますが、殺伐とせずさらっと読めるのは、おっとりとして、自然体の冴子のキャラクターに寄るところが大きいのでしょう。頼りなく見える姉を心配する、一番まともな弟と破天荒・ド派手な妹の援護もユニークです。

 兄弟ならずとも応援したくなる冴子です。
 13回目から16回目までのお見合いがまたまた事件続きで、次こそはと願いましたが、続編でもまだお見合いを続けているようなので…推理もまだ冴えそうです。​

         参照元:山口雅也『垂里冴子のお見合いと推理』講談社NOVELS





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Last updated  June 17, 2020 12:00:18 AM
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