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星はすばる。ひこぼし。夕づつ。よばひ星、すこしをかし。尾だになからましかば、まいて。
枕草子第二百三十九段です。
「すばる」(昴)は、外来語のような響きがありますが、枕草子の時代から使われた純然たる日本語です。今のプレヤデス星団のことです。
「すばる」は「統べた状態になる」=一つにまとまることで、星団が数個の星の集合に見えたここから。プレヤデス星団は、牡牛座の中にある肉眼で6個に見える星。
「ひこぼし」は牽牛星。「夕づつ」は金星のこと。明星・赤星とも言いました。
「よばひ星」は流星です。「よばひ」は、夜男性が女性の寝所に忍んでやってくることで、名前がちょっと面白いと述べます。しっぽがなければもっといいのにと言う感想。尻尾があるのは彗星で、流星と混同されているようです。
柄があるのは…ヘイ、え、がら


古くから日本人にも親しまれたのが北斗七星です。「七つ星」「四三の星」「柄杓(ヒシャク)星」「カギ星」といろいろな和名を持ちます。
「カギ星」は佐渡の言葉で、囲炉裏の自在鉤に形が似ることからだそうです。
形が覚えやすいことから、北斗七星は世界中で人気があり、様々な神話を生んでいます。
参照元:金田一春彦『ことばの歳時記』新潮文庫
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