60ばーばの手習い帳

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September 25, 2020
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カテゴリ: ミステリー三昧
​​​​​  怒れるマープルが登場するのが『ポケットにライ麦を』です。



 投資信託会社の社長レックス・フォテスキューが毒殺され、続いて2番目の妻アディールと小間使いグラディスも殺されました。レックスのポケットからはライ麦が出てきました。

 グラディスの元雇用主ミス・マープルは、グラディスが死後洗濯ばさみで鼻をつままれている姿で発見されたことを聞き、悲嘆と憤慨をもって、のりこんできます。

 ライ麦や洗濯ばさみは〝マザーグース〟の見立てでした。



 グラディスは孤児院育ちでした。そこから何人もの少女をミス・マープルがひきとって、行儀作法を教え、お屋敷奉公ができるように仕込んでいたのです。グラディスは、奉公に辛抱できず安易なカフェ勤めに走ったものの、また奉公にもどってきていました。 
 手塩にかけて育てたグラディスのむごい殺され方に、珍しく怒り心頭のミス・マープルです。

 レックスの水松(いちい)荘を訪れたニール警部は考えます。宏壮なお屋敷にわざわざ「荘」などとつけるところが金持ち連中の嫌みな趣味だと。
 ニールは本来の「荘」というべき境遇で育ちました。世間から一時代分昔へずれた生活。ですから「水松荘」を「倨傲な謙遜」と批判するのです。

 貧富の差、階級社会への批判がぴりっと効いた部分です。​
​​
参照元:アガサ・クリスティー『ポケットにライ麦を』早川書房
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Last updated  September 25, 2020 12:00:20 AM
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