60ばーばの手習い帳

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December 29, 2020
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カテゴリ: 詩とやまと歌と
​目出度さもちう位なりおらが春

 一茶の有名な句です。「ちう位=中くらい」は、「あまりめでたくもない」という意味ではなく「とりわけめでたいというのではなく、いつも通り素のままで」という意味です。

 親鸞は門松を迷信として、正月になっても立てなかったといいます。一茶も親鸞に倣い「小さなこの家で、門松も立てず、いつも通り阿弥陀様にお任せして正月を迎えよう」という心境でできた一句です。



 句集『おらが春』の名は、この一句からつけられました。『おらが春』は、一茶の没後25年に、白井一之(いっし)が、一茶の俳文・俳句をまとめて刊行したものです。12月29日はその成立の日です。
 表題の句に代表される他力本願、宗教への帰依が大きなテーマになっています。
そして、長女さとの誕生と死も描かれます。

(こぞの五月生れたる娘に一人前の雑煮膳を据ゑて)
這へ笑へ二つになるぞけさからは
​​
昨年の五月に生まれた娘は正月のなると一つ歳をとって(かぞえ歳)二歳になります。一茶の喜びがストレートに伝わってくる句です。
 しかし、その子は天然痘にかかり、年明けて六月に亡くなりました。

露の世は露の世ながらさりながら
この世は、はかない世とは知っていても、いざかわいい娘が逝ってしまうと、はかない世だからとあきらめられるものではありません。
 一茶は最初の妻、菊との間に三男一女を授かりますが、いずれも満二歳前に夭逝しています。再々婚の相手やをが一茶の死後産んだ娘やただけが長生きしました。


ともかくもあなた任せのとしの暮れ
何をおいても阿弥陀仏にお任せする年の暮です。
           ​​参照元:矢羽勝幸・校注『父の終焉日記・おらが春 他一編』岩波文庫





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Last updated  December 29, 2020 12:00:17 AM
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