60ばーばの手習い帳

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January 19, 2022
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カテゴリ: 読みたい本
​​​  恋人の裕太が描いた絵を手に、誰にも言えない秘密を胸にわたしはトンガに来ました。
 かつての恩師、家庭科の松本先生が見せてくれた「楽園」を求めて。どうしても見つけられなかった楽園の場所を教えてくれたのは…。
​​
線香花火の最後の瞬間のような、じくじくと燃える太陽が水平線に触れると、空も海もわたしも裕太もすべて同じ色に染まり、楽園の中へ溶け込んだ。​
​​​

 第一章『楽園』のヒロインは、阪神淡路大震災で双子の姉妹を亡くしたわたし。
 わたしらしく生きることができなくなったわたしは、トンガの海岸で新しいわたしとして生きる決意をします。
 震災で、否その前から失った物は大きかったのですが、大きな風景に包まれ、わたしは再生することができたのです。

 第二章『約束』のヒロインは、第一章のわたしと裕太の恩師、松本先生。彼女は国際ボランティア隊の一員としてトンガに来ていました。学生時代からのつきあいの彼、宗一との関係に悩んでいます。
 震災で亡くなってしまった人へ言ってしまった取り返しの付かない言葉が刺さります。

オムニバス形式の短編四編は、トンガのゲストハウスの主人、尚美を軸につながっています。
 各章の4人は、みな阪神淡路大震災で誰かを亡くし、何かをなくし、傷ついた​経験を持ちます。彼女たちが、その空白を埋め、再生する話になっています。

話は後半に向かってぐんと重くなります。それでも読みたい本の1冊です。​ ​​

                  引用および参照元:湊かなえ『絶唱』新潮文庫





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Last updated  January 19, 2022 12:00:20 AM
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