60ばーばの手習い帳

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February 15, 2022
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カテゴリ: 読みたい本
​​  日本の古典で三大随筆といえば、清少納言の『枕草子』、吉田兼好の『徒然草』、鴨長明の『方丈記』。

 教科書に載っている『徒然草』
の序章は、誰もが知るところです。

​​
​徒然なるままに、日暮らし、硯に向かひて、心にうつりゆく由無き事を、そこはかとなく書き付くれば、あやしうこそ物狂ほしけれ。​
​ (退屈にまかせて一日硯に向かって、心の中に浮かんでは消えて移っていく何でも無いことを書き留めてみると、不思議にも気持が高揚して、何かにとりつかれでもした気になることです。)
​

 特別な出来事でなくても、そのときどきで心に浮かんだことを書き留めていく、そう兼好は宣言しています。

 続く第一段では、『枕草子』が引き合いに出されます。清少納言もまた、人には面白くもないことかもしれないけれど、心の向くまま書き留めてみる、と言います。両者の考える随筆は、普段着の文学とでもいいましょうか。

 2月15日は吉田兼好の命日です。

      引用および参照元:吉田兼好 島内裕子・校訂・訳『徒然草』ちくま学芸文庫​ ​​ ​





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Last updated  February 15, 2022 12:00:21 AM
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