60ばーばの手習い帳

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July 7, 2023
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カテゴリ: ミステリー三昧


『金曜日の本屋さん』は、各話有名な本がテーマの連作短編集で、日常の些細な、けれども本人にとっては人生に関わるような謎が解き明かされます。

 大学生の僕は、ネットで目にした「読みたい本が見つかる本屋」という噂の書店を訪ねていきました。僕にはどうしても手に入れなくてはならない本があったのです。
 北関東の小さな駅の中にある本屋『金曜堂』には、明るい笑顔の女店長、槇乃さんと、その筋の人に見える怖いオーナーと、無口で料理上手なイケメン店員がいました。

 人と本、本を通した人と人との出会いがここにあります。
各話のテーマになる本は、庄司薫の『白鳥の歌なんか聞えない』、レイモンド・チャンドラーの『長いお別れ』、ミヒャエル・エンデの『モモ』、梨木香歩の『家守綺譚』です。それぞれジャンルの違った本です。



 どんな『白鳥の歌なんか聞こえない』を渡しても、父がこれではないと言うのに困って本屋を訪れた僕は、父の望む本を見つけられるのでしょうか?
 申し分のない彼氏が、なぜ自分と結婚しようとするのかわからないマーロウ好きの猪之原さんは、納得する答えを得られるのでしょうか?
 有名子役の渚君は求めていた『モモ』の本を得られるのでしょうか?
 河童を見たことがあり、興味のある藪北さんに店長が勧めた『家守綺譚』。同じように昔河童を目撃したという人物が…。


 探していた本そのものが見つかる場合だけでなく、店長がこれという適切な本を薦めてくれる場合もあって、「読みたい本が見つかる」本屋なのです。自分では何を探していたのかが、わかっていなかった場合もあります。探す手助けをしてくれるのが、店長、オーナー、無口な店員の3人。

 個人的には、ぼくの『モモ』を探しに来た渚君の話が好きです。エンデの『モモ』自体のすばらしさも大きいです。渚君のこれからにエールを送ります。
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                   参照元:名取佐和子『金曜日の本屋さん』ハルキ文庫





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Last updated  July 7, 2023 12:00:21 AM
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