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指数関数や三角関数は複雑で、そのままの形でだいたいの値を計算するのも大変です。そこで、計算しやすいxのn乗の多項式に置き換えられないか、と考えられたのが、テイラー展開(0の周りで展開する特殊な場合がマクローリン展開)です。
そんなことができるのかい、と思ってしまいますが、xの一次式で近似、二次の項を加え、三次の項を加え…と項を増やしていくことで、元の関数に近づけることができます。
どんな関数でもテイラー展開できるわけではなく、条件もあります。条件にあてはまる関数なら、公式にあてはめて展開できます。
関数f(x)をある点aで微分して、傾きを求めることをしました。こうして得られた接線はもとの関数を近似します。
点aにおいては、f'(x)の値はf(x)に一致します。が、点aから離れるにつれて、f'(x)の値はf(x)と異なっていきます。もっとf'(x)の値に近づこうと思ったら、直線から、2次関数の曲線、3次関数の曲線へ…にしていく必要があります。
f(x)とf'(x)の誤差が剰余項といわれる部分になります。二次、三次と近似する関数の次数が上がると、誤差は小さくなっていきます。
先に公式をあげてしまいましたが、基本は、微分と0の代入を繰り返して多項式の係数を求めることです。
テイラーの定理によって、剰余項は定数cを使って表されることがわかります。どんなに微分していっても、より小さいcが存在します。
ラグランジュが、テイラーが曖昧にしていた剰余項を、cを使って表せるようにしたので、この形をラグランジュの剰余項と言います。
剰余項は、積分の形で表すなど表し方はほかにもあります。
平均値の定理を再掲します。
▶▷数学Ⅲ63◁◀定積分で体積を求める May 17, 2026
▶◁数学Ⅲ62▷◀定積分で求める面積3 May 9, 2026
◁◀数学Ⅲ61▶▷定積分で求める面積2 May 8, 2026