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昨日はブリスベン→シドニーの1時間半のフライトでした。シドニーのホテルに到着後、キャビンクルーから「みんなでシドニーのダウンタウンにあるイタリア料理のお店に行くので一緒にどうですか?」とお誘いがあったので。私 「行きますっ」(`・ω・´)こういうときのお誘いは非常に助かります、一人だとダウンタウンにある「吉野家」で日本では見かけなくなった「牛丼」を寂しく食べることになるので。思い起こせば昨秋にバンコクでタイ/イタリアンのお店に行ったきり久々のイタリア料理です。店は「Caminetto」13-17 Playfair St., At the Rocks, SydneyPH 9247-5787ロックスにある洒落た雰囲気のイタリア料理屋さんです。サラダ、リゾット、パスタ、ステーキと一通りオーダーしたのですが、どれも味、量共に◎私はその中でも「リゾット」が一番のお気に入りで、久々のイタリア料理を堪能しました。あいにく小雨が降っていて、外のテーブルで食事をすることができませんでしたが、なかなか雰囲気は良さそうで次回チャンスがあれば外のテーブルで食事したいです。平日であるにも関わらず、オーストラリア人で混雑していましたので行かれる時には予約をしていった方が良いと思われます。
2005.03.31

気がつけば、いつのまにやら50000アクセス。これも皆様のおかげです。m(_ _)m約半年前に何気なく始めたブログ、、、とりあえず数日やってみて、どんなものか分かったら辞めようと思ってたんですが、なんとなくだらだらと続いています。書きたいことが書けないストレスを感じつつ、、、う~ん、いつまで続けるんだろう。。。なんとなく、人気ブログランキングに参加してみました。ご協力お願いします。↓をクリック
2005.03.30

私にパイロットを続けさせているモチベーションの一つに、「朝焼け」というのがあります。特に太陽が水平線に顔を出す1時間~30分前くらいの朝焼けが大好きで、水平線上の透き通った濃いオレンジ色が徐々に薄れてホワイトになり、その後薄い水色、濃い青、そして暗黒の空に変わって行くグラデーションが言葉では表現ができないくらい美しいです。「夕焼け」の美しさも基本的に同じだと思うのですが極めて個人的な感覚で、朝は「これから一日が始まる、世界が動き出す、頑張ろう」という積極的な気分になれるのですが、夕方は「一日が終わった、、、ふうー」という消極的な気分になってしまうので、ただそれだけの理由で同じような風景でも「夕焼け」よりも「朝焼け」の方が好きなんです。で、日本-オーストラリアのように南北にフライトをするとタイミングがよければ、美しい「朝焼け」に遭遇する機会が多いのですが、この時「朝焼け」より更に美しい風景の遭遇します。「朝焼け」が終わって恐らく数分間なんですが、太陽が昇ってきた時に天を二つに分けるように自分を中心にして左半分が昼、右半分が夜という風景を見ることが出来るのです。そう、まさに昼と夜のちょうど中間を飛んでいるような感覚です。「天と地」「白と黒」「水と油」「豚と真珠」「勝ち組と負け組み」など世の中には2極に分かれるものがたくさんありますが、この「昼と夜」ほど幻想的で人の心を魅了する2極化はありません。このような風景が見られるというのは、まさにパイロット冥利に尽きるの一言で、これを見る度にこの仕事をやっていて良かったと思います。一人でも多くの方に写真でもいいから、この風景を見せてあげたいと思うのですが、最近は「勤務中に写真を撮るなんてけしからんっ!」という人がいるので、貨物便のチャーター会社で同じく747に乗っている友人が最近送ってきてくれた貴重な写真で我慢してください。m(_ _)m↓バグダッド上空35000ftコックピットからの風景です。
2005.03.30
関空からブリスベンまで飛行時間8時間ちょうど。。。関空では昼ずっとすることがなく昼寝していたので、十分な睡眠のおかげで徹夜でフライトしても全く疲れませんでした。天候も赤道近辺で少し入道雲が発達し、多少の揺れがあったものの赤道を越えたらオーストラリア大陸が高気圧に覆われていたので、気流が安定し着陸まで快適なフライトをすることができました。ブリスベンには朝早く到着するので、ホテルにチェックインしたあとは、いつもホテル近くのオープンカフェに朝食を食べに行きます。「STAR on little Staniey」SHOP#12, 166 Grey Street, South BrisbanePH +61-3844-8448というカフェなんですが、そこの朝食が美味いんです。「STAR BREAKFAST」トーストハッシュドポテトイングリッシュベーコン卵×2焼きトマトといった、いたってスタンダードな朝食で、税込み720円。値段だけ見るとちょっと高いのですが、質、量共に(o^-')bです。ところで、この朝食のアイテムの中で、一つだけ「(゚д゚)ん?」と思ったものはありませんか?そう、、、、焼きトマト最初、こんがり焼けたほっかほかのトマトが出てきたときには工エエェェ(´д`)ェェエエ工「これは、ありえない」ってな感じだったのですが。恐る恐る、食べてみるとこれがなかなか(・∀・)イイ!! ジューシーでこんがりと焼けていて、皮も柔らかくなっていて、美味いんです。けど、これってやっぱりイギリスから来たものなんでしょうかね?アメリカでは未だに見たことが無いんですが、、、勇気のある方はご自宅で試してみてください、買ってきたトマトを4つに切って、フライパンで焼くだけですから。見た目は悪いですが食べたら、はまるかも?
2005.03.29
4日ほど前に成田からホノルルに向かうフライトのブリーフィングを受けているときのこと。機長 「そういえばさー、今日桜の花を見に行ったんだよ、お花見ってやつ?」フライトエンジニア 「俺も行ったよ、桜きれいだったねー」桜?、、、、今朝NHKニュースで桜の開花予想やってたけど、、、、関東地方の開花予想は3月末だったような気がする。私 「そ、そう、それはよかったねー、ところでどこに桜を見に行ったの?」機長 「成田山の参道沿いの駐車場」フライトエンジニア 「俺も一緒のところ」私 「君達、、、それは桜じゃなくて梅だ。。。」_| ̄|● 確かに彼らにとっては、梅も桜も一緒なのかもしれない。。。。
2005.03.28
今朝、出勤したときの事です。いつも余裕を持って行動する私は、予定より1時間も早く会社に行き、予定より早くホノルル-成田往復のフライトのチェックインを済ませのんびりとコーヒーを飲んでいたのですが、、、どうも周りの雰囲気がおかしい。。。事務所のみんなが、Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)ざわざわしてる。一人だけコーヒーを飲んでくつろいでいるのも悪いので(この辺が日本人)、私もなんとなく(゚Д゚≡゚Д゚)エッナニナニ?ざわざわしてみました。状況から察するに、どうやらホノルル→関空のフライトの副操縦士が出勤の予定時間を30分すぎても姿を現していないようで、事務所の人たちが彼に連絡をとっているんだけど、自宅にもいなければ携帯電話も繋がらないで困ってるようです。急病で病院に運ばれたか?それとも出社途中で事故?など、憶測が憶測を呼び、みんな少し焦っています。とりあえず、スケジュール管理してる人が自宅待機している予備の副操縦士に電話をかけて、「すぐに出社してくださいっ」(´д`;) と言ってるのが聞こえます。。。ここでコーヒーを飲みながら考えること数秒、、、、「このまま予備の副操縦士を待っていたら、関空行きのフライトは間違いなく1時間以上遅れる」 ↓「自分の成田便の出発まであと1時間近くある」 ↓「俺が今すぐ関空のフライトに乗務すれば、定刻出発できる」(関空に帰るお客さんHAPPY) ↓ 「予備の副操縦士は1時間後には出社するだろうから、成田行きのフライトも定刻出発できる」(成田に帰るお客さんもHAPPY) ↓「関空の次はオーストラリアへのフライトだから成田往復に比べて時差が少ない分、体も楽」(自分もHAPPY) ↓「すべての便が定刻出発で、かつスケジュールも最低限の副操縦士の入れ替えだけで済むから会社としても楽」(会社もHAPPY) ↓「みんなHAPPY?」 ↓ ↓ ↓ ↓「‥‥‥‥」俺「行きます、関空へ」(`・ω・´)事務所のみなさん「( ゚д゚)ポカーン 」俺「で、予備の人が俺の成田行きのフライトに乗れば両方便とも定刻出発できるでしょ」事務所のみなさん「*:.。..。.:*・゚(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:* ミ ☆」ということで、成田から急遽、関空行きに変更。当初準備していた目的地とちょっと違いますが、雪国に行く予定が南国になるっていう訳でもありませんし、同じ日本だし頭の切り替えは結構簡単に済みました。既に待ちくたびれた、機長とフライトエンジニアと簡単に挨拶を済ませブリーフィングをした後、速攻で飛行機に行って、同じく待ちくたびれている客室乗務員に挨拶してコックピットのセットアップに入りました。普段ならコックピットに入ってから、出発まで準備する時間が60分あるのですが、今日は30分くらいしかありません。。。手際よく、機長、フライトエンジニア、地上のメカニックと役割分担しながらチェックリストを進めていきます。出発20分前に、チーフパーサーから「お客様搭乗開始します」の連絡が入り、少しプレッシャーを感じながら予定通り全ての準備が完了しました。すべてのドアをクローズしドアモードの変更を確認した後、定刻丁度にゲートを出発することができました。水平飛行に入り、定刻出発できた事に対するちょっとした達成感と、それに協力してくれた地上スタッフ、客室乗務員に感謝しながら飲むコーヒーはいつもよりおいしかったです。無線を聞いていると、ホノルル→成田便も予定通り出発したらしく、めでたしめでたしでした。ところで今日の原因を作った副操縦士、、、、どこに行ったんだろう?
2005.03.27
会社から来月のスケジュールが発表されました。。。このパイロットのスケジュール、会社によって3ヶ月前から分かったり1ヶ月前に分かったりといろいろなんですが、うちの会社では前の月の終わりくらいに発表されます。このスケジュールで、来月の飛行時間(=給料)が決まるので、毎回ちょっとドキドキ (*゚∀゚)=3なんです。で、来月の分を見たところ、、、、飛行時間80時間 「まーまーじゃん」(・∀・) とか思ってたのですが、フライトが「日本-ホノルルだけかよっ!」Σ(゚д゚lll)とつっこみたくなるくらい、みごとに東西の単純往復なんです、、、いったりきたりの、、、、「日本-東南アジア・オセアニア」間のフライトだと、時差があっても2時間程度なので、南北に飛ぶのは精神的にも身体的にも楽で好きなんですが、これが「日本→ホノルル」だと、毎回時差が19時間(5時間)、、、、で毎回日付変更線を超えるので、東西に飛ぶのはなんとなく嫌 (´・ω・`)なんですよねー。まー個人の嗜好の問題なのですが、、、、スケジュールを見てちょっと凹んでしまいました。(´д`;)
2005.03.26
やっとホノルルに帰ってきました。(・∀・)今日、一緒にフライトしたフライトエンジニアは、超マッチョで2枚目な典型的なアメリカ白人なんですが実は彼、現役の軍人さんなんです。普段、航空会社でB747に乗務しながら、休みの日は?アメリカ空軍でKC10に乗務しています。一言でアメリカ空軍といっても、大きく分けてActive Duty(=常勤)Reserve(=予備役)National Guard(=州兵)の3つがあり、彼は2番目の予備役に属しています。この予備役というシステム、余暇を活用して軍隊の任務に参加できるらしく、彼の場合は自分のベースとなるサンフランシスコ近郊にあるトラビス空軍基地というところで、うちの会社の仕事が無いときにKC10で中東への人員貨物の輸送や空中給油といった任務をこなしています。一ヶ月の勤務日数を聞いて見ると、うちの会社で働いている日数と空軍で働いている日数がほぼ変わらないので、どっちが副業?って感じなんですが、とりあえずかなりの働き者ということは、間違いありません。なんせ話を聞いていると、月によっては休みゼロですから、、、、「月間どれくらい飛んでるの?」 (゚д゚)?と聞いたところエンジニア 「忙しい月で165時間くらい」 (`・ω・´)私 「工エエェェ(´゚д゚`)ェェエエ工」エンジニア 「今月は少なくて100時間くらいかな、、、」それって、、、、「飛びすぎだよっ!」 Σ (゚Д゚;)思わず突っ込みたくなりましたが、、、、彼にとってはどうも普通のようです。年間飛行時間は平均1500時間ちょっと普通のパイロットでは考えられない数字です。。。。
2005.03.25
飛行機のナビゲーション(=航法)の話になるのですが、少し前まで飛行機は各地にあるVORと呼ばれるラジオ局とラジオ局を結んだ直線上を機体に装備した受信機を使って飛んでいたのですが、最近は科学が進歩したおかげでGPSやINS(慣性航法装置)というものを使って緯度経度を指定されたポイント(=WAYPOINT)を結んだ直線上を飛んでいます。ラジオ局を使っていた時は当然誤差があるので、同じ航空路上で反対側から飛んで来る飛行機とすれ違うとき(もちろん高度は違います)、右にいたり左にいたり、、、、どちらが中心を飛んでいるのかあんまり分からない状況でした。ところがGPSやINSを使うと、最新のカーナビと同じような感じでほとんど誤差がありません。精度が高いので、すれ違うときに同じ直線上ですれ違うんです。もちろん高度差がありますが、、、、この高度差も昔は2000ft(=約600m)の差ですれ違っていたのが、最近は飛行機の高度維持能力が向上したので半分の1000ft(=約300m)ですれ違うようになってきました。で昨日、バンコクから成田に向かうフライトの途中、台湾の上空で反対側から飛んでくるベトナム航空の飛行機とすれ違ったのですが、真正面から同じ直線上を1000ft差相対速度1800Km/hで( Д ) ゚ ゚正直、びっくりしました。管制官からは「20マイルくらい前方からベトナム航空の飛行機が飛んでくるからね」という情報が来ていたのですが、あっという間にすれ違いました。今まで同じ方向で1000ft間隔で他の飛行機とすれ違ったことはあったのですが、ゆっくりと追い越すような感じだったのでそれほど違和感はありませんでしたが、反対方向からすれ違うとおしりがむずむずするというか、、なんかちょっと変な感じです。ぼそっと「これ近いよ、、、」(・з・)と言ってしまいました。
2005.03.24
また成田に戻ってきました。追い風が強く、飛行時間 5時間!飛行時間が短いからいつもより楽だろうと思っていたんですが、、、今日はキャプテンの一年一回の定期検定ということで、コックピットには検定官が乗っていました。。。。コックピットの中は、、、、そう、少し前に流行ったドラマみたいな感じです。私がチェックされる訳ではないので緊張はしないのですが、キャプテンを上手くサポートしないと彼が不合格になってしまうと考えると、少しナーバスになってしまいます。いつもなら、くだらないアメリカンジョークを言ってるキャプテンも今日ばかりは、「‥‥‥」(´Д`)いつも余計なことを喋ってるフライトエンジニアも「‥‥‥」(´・ω・`)コックピットの中は、し~んとして明らかにいつもと違う雰囲気です。コックピットの雰囲気を察してか、キャビンからのインターフォンも鳴らない、、、いつもなら気軽に「何か飲みますか?」って聞いてきてくれるのに、、、、きっと、気を使ってそっとしておいてくれたのでしょう。。。当然私も「‥‥‥」(´д`;) なんかしゃべりたいけど、雰囲気が重くて喋られない、、、、そんなこんなで5時間、、、、何事も無く成田に到着しました。結果はもちろん合格だったんですが、やっぱりチェックは自分のも人のでも嫌なもんです。
2005.03.23
さっき、コメントを書いていて思ったのですが、、、よく飛行機に乗る女性って、乾燥肌対策に何かやってると思うんですよ。機内でローションを塗るとか、何か特殊なお茶を飲むとか、、、、このブログの訪問者って航空関係者とか旅行関係者が多いので(相変わらず大学生も多いですが)、特に女性の方で機内での"お勧め"乾燥肌対策グッズがあればコメントに残していただけますか?きっと参考になる人が多いと思いますから。
2005.03.22
少し前のニュースになるんですが、こんなニュースを見つけました。要約すると、全米第2位の航空会社が「国際線、国内線の2100マイル以上(4時間以上)のフライト以外ではコックピットにウォーターボトルを持っていっちゃだめ、のどが渇いたらキャビンアテンダントを呼んでコップで飲んでね。うちは貧乏なんだから余分なウォーターボトルを搭載するお金なんて無いのよ!」って言ってるようです。皆様ご存知のように、旅客機の機内って普通に湿度ゼロの状態で体に悪そうなのに、コックピットってそれに輪をかけて足元から空気はでてくるし窓の下からは曇り止めの空気はでてくるし頭の上からは空気がでてくるしで湿度ゼロどころか湿度マイナス100%くらい乾燥しているのでそれはもう、砂漠以上にサバイバルが大変な環境です。乾燥肌の人はもう大変です。しょっちゅうローション塗ってますから。。。乾燥肌じゃない私まで、出発して3時間くらい経つと肌がガサガサになってしまいます。「会社の言うように、キャビンアテンダントに定期的に運んでもらえばいいじゃん」って思うでしょうが、これがなかなか、、、、彼ら(彼女ら)もドリンクのサービスやなんやかんやで忙しいので、オーダーするタイミングが悪いといつまでたっても持ってきてくれないし、最悪忘れられちゃうし、、、、セキュリティーを考えると、コックピットのドアって頻繁に開けたくないし、、、、会社によっては飛行機が動き出してから離陸後10000フィートまでと降下開始して10000フィートからエンジン停止までコックピットのドアあけちゃだめとかいう規則もあるし、、、だからボトルがあれば、とっても便利なんですよねー、飛行安全にもつながるし。私の場合、たまにフライトに冷やした麦茶入り水筒(1.5リットル入り魔法びん)を持って行くのですが、これっていつでも好きな時に冷たい麦茶が飲めるので結構気に入っているのですが、、、、かなり重い(´д`;)し制服で肩からぶら下げてターミナルを歩いていると遠足みたいで、ちょっと恥ずかしい (´・ω・`)っていうのが欠点なんですよねー。あとホテルにチェックインするたびに、洗剤できれいに洗わないとすぐに変な匂いがするし、(つД`)洗剤を持ち歩くのも面倒だし。。。。たまにホテルの洗面所で魔法ビンを洗ってると、ふと我に返って「俺なんでこんなことやってんだろ?」_| ̄|●とか思ってしまうのですが、、、、それでも冷たい麦茶がいつでも飲めると思うと、また持っていっちゃうんですよねー。たまに、気分を変えて「ダイエット茶」にしたりもできるし。(o^-')bちょっと話がずれましたが、、、脱水症状にならないためにも。やっぱりコックピットにウォーターボトルは必要だと思いますよ、操縦していて脱水症状はまずいですから。。。。
2005.03.22
今日も再び成田 → バンコクです。飛行時間は7時間と5分、、、、これくらいの時間だと楽でいいです。今日は成田を午前中に出発する、フライトだったのですが、天気は前回同様の日本晴れ!関東から九州までの日本の風景を堪能しました。到着後は、キャビンクルーの方々と一緒に「SomBoon Seafood Restaurant」にタイ料理を食べに行き、シーフードを満喫してきました。そういえば、デザートでマンゴともち米にココナッツミルクをかけた、なんとも表現が難しいものがでたんですが、これが、うんまい!(゚∀゚)です。2月~5月くらいまでマンゴが旬らしいので、是非タイに来られる方は試してみてください。
2005.03.21
先週、同期入社のカナダ人がキャプテンにアップグレードしたのですが、今日たまたま彼が成田にステイしていたので一緒に成田市内の居酒屋に行って、ささやかながら宴会を催しました。俺もそろそろなので、彼から訓練の情報を収集しておかないと、と思っていたのですがくだらない話で盛り上がってしまい、最後には酔っ払って結局訓練について聞くのを忘れてしまいました。。。。まっ、いいかっ、ホノルルに帰ってから電話で聞こうっと。明日は昼からまたバンコクに行ってきます。
2005.03.20
バンコクで特にすることも無いので、暇に任せてもう一筆。。。ということで、フリーページに「ハインリッヒの法則」をアップしました。
2005.03.19
昨夜(今朝?)バンコクに到着しました。ゲートでそろそろ出発かな?と考えていたら、「アメリカからやってきた乗り継ぎのお客様21名を待っていてください」と会社から無線が入りました。この乗り継ぎの人たち、、、テキサス州のダラスから世界一巨大な航空会社「ナチス航空」に乗ってやってきたそうなのですが、空港で出発2時間前にチェックインダラス→成田 14時間成田での乗り継ぎ 1時間成田→バンコク 7時間これだけで24時間!(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル考えただけでも鬱になってしまいます。。。。予定通り?定刻の出発時間を過ぎてもお客様は現れる気配はありません、、、、ちなみに、、、よく搭乗口からコックピットに向かって手を振ってくださる方や、写真を取っている方を見かけます、、、ターミナル側からはコックピットの中は見えにくいと思いますが、逆にコックピットからはターミナルのお客様がよく見えているんですよ。私は人より視力が良いのでお客様の表情まで読み取れるくらいよく見えているんです。(`・ω・´)だから特に日本を出発する便なんかでは、旅行に行く前の喜びや期待に満ち溢れた顔をしたお客様を見ているとかなりモチベーションが上がります。って、まーどうでもいいことなんですが、、、、出発時間が過ぎたターミナルは誰もいなくて、がらーんとしていました。。。出発予定時刻から10分後、、、、ぼけーっとターミナルを眺めていると、遠くの方から走ってきました、21名のアメリカ人が。結局、定刻から15分遅れでドアを閉めました、、、(もちろんドアモード変更確認)既に時間は午後7時過ぎなんですが、この時間の成田は東南アジア方面へ出発する航空機でごったがえしています。バンコク、シンガポール、香港、マニラ、ソウル‥‥‥みんな考えることは同じで飛行機の燃費の良い高度を管制官に要求するので、成田の管制官はてんてこまいです。。。で、当然のごとく我々も同じような高度を要求したところ、、、えー、待たされましたよ、15分、、、、、けどまーこれも予想できる遅延のうちかなーと思いながらエンジンスタートしたのち滑走路34Lに地上滑走していくと、暗闇に並んでいましたよ、、、8機もの機体が、、、、(´・ω・`)この時間、アンカレッジからの貨物便の到着機も次々と着陸態勢に入っているので、簡単に見積もってこのまま20分くらいの待機。。。結局、離陸したのはドアを閉めてから1時間後でした。。。水平飛行にはいったときには、気分はもう9時間くらい飛んだ後のような感じで、なんだか疲れモードに入っていたのですが、、、、ふと外を見ると、綺麗なんです、夜景が!*:.。..。.:*・゚(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:* ミ ☆日本は冬型の気圧配置で、太平洋側は快晴! 東京から九州まで雲ひとつありません。それにラッキーなことに、いつもは太平洋の洋上を飛ぶんですが、今回のフライトは珍しく、ず~っと内陸なんです。こういう時って、一気に疲れが吹っ飛んでフライトをエンジョイしてしまいます、もう成田で出発が遅れたことなんて完全に忘れちゃってます。ダイヤモンドをちりばめたような関東平野の夜景ディズニーランド、都心、お台場、東京タワー、横浜、レインボーブリッジ等々、なんでも見えます。月夜に照らされた富士、そして南アルプスの幻想的な山々それを越えると東海平野、そして近畿平野淡路島の上空を通過し、高知平野、、、、そして九州に入ると北は福岡平野から南は鹿児島平野まで全ての町明かりが見えます。パイロットとして至福の時でした。。。。バンコクへは7時間のフライトで、ホテルにチェックインした時には日本時間の午前4時、、、、心地よい疲労感と共に、シャワーを浴びてベッドに横になったら意識を失っていました。。。。この夜景、、、、みなさんに見せてあげたいです。
2005.03.19
「日本航空がお役所から事業改善命令を受けた」というニュースが昨日流れていました。国土交通省の事業認可を受けて事業をしている航空会社が、航空法等の法令に違反した場合にこの「事業改善命令」が発せられるのですが、この命令に従わない場合は、事業の停止を命じられたり、認可の取り消しということになったりします。なぜ今回このような命令を受けたのかと言うと、今年に入ってから1 北海道の千歳空港で管制官に無断で離陸滑走2 韓国の国際空港で管制官に無許可で滑走路に進入3 貨物機の整備ミスを1か月放置4 非常用脱出装置が作動しない状態のまま旅客機を運航という人的ミスが続いたからだそうです。国土交通省が出す「改善命令」といえば、少し前に三菱自動車に出されたものを思い出しますが、、、、、単純に比較することはできませんが、それと同じくらいの危険因子があるということでしょうか。。。もちろん人間は誰でもミスを犯すので犯したミスを責めることはできませんが、航空運送事業とは安全を基盤に成り立っているものなので、人的ミスによりその基盤が揺るがされたということは重大な問題であり、航空事故を引き起こす可能性のある危険因子を事前に取り除くためにもそれらを排除する努力をしなければなりません。ミスを犯した背景には一般的にケアレスミス厳しい労働条件職場環境人間関係モラルの低下プロ意識の欠落などなどいろんなものが考えられ、航空会社としてはミスを最小限にとどめるために今後これらの因子をひとつづつ検証していき、それらの対処策を模索いかなければなりませんが、9.11以降、航空保険料の引き上げ、SARS、原油価格の高騰、アジアの他社との競争など航空会社の経営が圧迫されている状況で、それらに時間・人・金を費やすには、かなりの決断をしなければならないでしょう。大きな航空事故が起こる前に、日本航空経営陣には早期に英断を下してもらいたいものです。
2005.03.18
久々に成田に来ました!と言っても、ホテル周辺は何にも無いので、何もすることがないのですが、、、、成田天候不良のために、上空で30分近く待たされ結局ホノルルから成田まで8時間50分もかかってしまいました。で、くたくたに疲れ果ててターミナルにでてきたところワーという大歓声が聞こえてきてきました。隣にいたフライトエンジニアが「ひょっとして俺たち?」(`・ω・´)なんて言ってると、丁度我々がターミナルにでてくるのと一緒のタイミングで有名なロックバンドの歌手の人が警備員に囲まれながら出てきました。殺到する、若い女性軍団、、、もう、カメラやらプレゼントやら花束やらでぐちゃぐちゃです。最前列にいた女性なんて、後ろから押されて倒れてみんなに踏んづけられています。もうめちゃくちゃです。我々も前にも進めず後ろにも戻れず、にっちもさっちも行かない状態でした。数分して、嵐が去ったかのように静かになったのですが、、、、その後には踏みつけられた3人の女性が倒れて動かなくなっていました。。。警備員が駆け寄ってましたが、あの人たち病院に運ばれたんだろうな~。隣のキャプテンとフライトエンジニアの顔を見ると、( ゚д゚)ポカーン 皆さん、有名人を見に行くときにはエキサイトしないように気をつけてください。。。
2005.03.17
年が明けるとコックピットの中では昨年1年間の飛行時間といくら稼いだかという話をちょこちょことしたりします。で、昨日のセントレア→ホノルルのフライトでもその話になりました。なんとそのキャプテンの昨年の飛行時間、、、、995時間(゚Д゚)‥‥‥だそうで、一瞬驚きました。我々の飛行時間の上限は社内の規則で1000時間/1年と決まっているので、995時間ということはほぼ限界ぎりぎりの飛行時間です。普通、日本の航空会社で働くパイロットの飛行時間の上限は会社の規定で800時間/1年と決まっているのですが、1ヶ月以内に85時間(ちなみに我々は100時間)しか飛んじゃだめとかという規則もあるので、年間飛行時間600時間くらいというところでしょうか。。。だから彼らと比べると、なんと30%多く飛んでいることになります。(当社比)我々の場合、単純に年収=年間飛行時間×時給となるので、必然的にキャプテンの年収を知ることになります。。。日本円にしてなんと、、、、△0,000,000円!(゚Д゚;)ひょえー(△のところは、みなさんのご想像にお任せします)です、、、、「どうりでこのキャプテン、最近景気いいんだー」などと考えながら帰ってきました。。。で、家に帰ってきて自分の昨年の年間飛行時間が気になったので、調べたところ、、、、、本業+プライベートのフライトで余裕で1000時間越えていました。。。(゚д゚lll)「これじゃー体を壊す暇も無いとです。」(ちょっとヒロシ風)ちなみに私の働いている会社の規則では、、、プライベートのフライトと軍用機でのフライトの飛行時間は年間1000時間の範囲に適応しないとなっているので、軍隊の人なんか恐らく年間1500時間くらい飛んでると思います、、、、民間の航空会社で働きながら予備役で軍隊のパイロットをしているなんて日本じゃ考えられませんよね。このあいだ友達になったうちの会社の副操縦士の人も、普段はうちの会社でB747を飛ばして、休みの日は空軍でF16を飛ばしてるそうです。この話は長くなるので、また今度じっくりしたいと思います。。。参考までに、、、、私の年収はキャプテンの半分にも及びませんでした。
2005.03.16

今朝、無事ホノルルに戻ってきました。ホノルルから200マイルくらい西まで近づいてくると、ホノルルの天候を無線で聞くのですが、今日はどうやら北西の風が吹いている模様。。。通常、ホノルルではトレードウィンドと呼ばれる、北東の風かコナウィンドと呼ばれる、南よりの風のどちらかしか吹かず、トレードウィンドの時は、カラッとした爽やかな天気かコナウィンドの時はジメッとした日本の夏のような天気なので、北西の風というのはとっても珍しいです。ハワイで飛行機に乗っている時に、北西の風が吹くのは2年半住んで初めてのことです。。。。で、そもそもホノルルでは1年間のほとんどがトレードウィンドの状況なので、それ以外の風が吹くと飛行場への進入が複雑になります。ワイキキのような人口密集地区があったり、空港の北側に山があったりでトレードウィンド以外の風が吹く場合、滑走路に対しまっすぐに着陸進入できないのです。 詳しい天気を聞いて見ると、北西の風が吹いているものの低い雲が無いので、とりあえず着陸進入には問題無さそうでした。ところが、、、、みなさんの期待どおり、、、、、滑走路に近づくにつれ、どんどん高度を下ろしていくのですが一向に滑走路が見えません、さっき聞いてた天候と雲の状況が全然違います、、、、(゚д゚|||)。。。。。ちなみに今日操縦を担当していたのは、左席に座っていたキャプテンなので、私は少し気が楽だったんですが、さすがに高度をおろせる限界(地上まで150mくらい)まで下がっても、まったく何も見えないと、なんだか焦ってきました。。。もちろん、滑走路に対してまっすぐじゃ無い状態ですから、不安感はいつもの2倍です。「こりゃ~、一度進入を中止して天気が回復するまで待たないといけないな~、燃料に余裕あったかな?」などと考えていたところ、進入の限界点で薄っすらと、左斜め前方に滑走路が見えました。キャプテンは冷静にそのまま進入をつづけ、無事着陸したのですが、滑走路が見えてから接地するまでの操作があまりにもスムーズなので、思わず感激してしまいました。着陸後も暫く大雨が降っていたのですが、飛行機を降りてターミナルを歩いている時には、いつもの青空が広がっていましたとさ、、、、ホノルルの変わりやすい天候、、、、、恐るべしです。
2005.03.15
お口直しに、まじめな話を、、、名古屋でのステイは繁華街のど真ん中にある中区の栄というところなので、ショッピングや食事にはとても便利なロケーションなんです。今日は正午にキャプテン、フライトエンジニアと一緒に3人でインド料理を食べに行ってきました。インド料理「アクバル」というところで、大通りに面したビルの地下一階にあるのですが、結構アメリカ人ってインド料理が好きなので、ちょくちょくクルーでそろってここのランチに行ったりします。で、ここのデラックスランチがなんと997円!(税込み)2種類のカレーとライス、ナン、サラダがついてこの値段はかなりお得感があります。大食いのアメリカ人ですら、満腹感が得られるくらいの量ですから、普通の日本人なら大満足の量です。もちろん味も◎!一度お試しください。
2005.03.14
やっぱり自主規制により削除
2005.03.14
久々に本職のフライトをしました、2週間ぶりでしょうか。。。 ホノルル→セントレア 飛行時間 9時間50分体が久々の長いフライトに慣れていないせいか、とっても長く感じました。機長以外は初めての中部国際空港(セントレア)ということで、水平飛行している間に機長からセントレアに着陸進入する際のポイントや着陸後の注意点などを教えてもらいました。今回のフライトは私が操縦を担当したのですが、休み明けのフライトということと初めての空港に着陸するということでちょっとした緊張感があり、操縦をエンジョイしてきました。着陸後の空港の感想なんですが、、、、広々として気持ちいいというのが第一印象でした。関空国際空港や成田国際空港に比べて、誘導路や駐機場のスペースが広いので、なんかゆったりとしていい感じです。ターミナルに到着してからは、そのままバスでホテルへ移動したので空港内を散策する暇がありませんでしたが、洒落た飲食店やおみやげ屋さんが並んでいたので結構時間をつぶすことができるのではないでしょうか。。。あと温泉も空港内にあるそうですし。空港会社の社長はトヨタ出身らしいのですが、民間企業の力でこれだけの空港がつくれるというのはすごいなと単純に思う反面、いままで国によって作られた空港はいったいどれだけの無駄なお金を費やしていたのだろうと疑問に思ってしまいます。民間企業バンザイですね。貨物ターミナルも充実しているようですし、24時間運用の利点を生かして今後、貨物便のハブとしても栄えていくんじゃないでしょうか。
2005.03.13

このまえ、生徒とクロスカントリー(ちょっと遠くに行くフライト)の訓練でホノルル空港 → モロカイ空港 → ラナイ空港 →ホノルル空港という3点飛行をしたのですが、うじゃうじゃいるんです、、、、クジラが、、、、特にハワイ近海では12月~3月にかけてクジラが交尾?のために海岸近くまで近寄ってくるので、船によるホエールウォッチングなるツアーも大繁盛だそうです。飛行機で飛んでいると、暇なので下を覗いてよくクジラを探したりします。今年は1月くらいまで例年に比べ少ないと感じていたのですが、2月に入り異常繁殖してるの? (゚Д゚)というくらいたくさんいます。もう本当に、あっちにもこっちにも、うじゃうじゃっていうくらいいるのでなんかもうありがたみが無い感じです。 けど、船のホエールウォッチングツアーはいくつかあるのに、飛行機によるホエールウォッチングのツアーが無いのは、なぜなんでしょうかね?海面で飛び跳ねてるクジラとか、しおを吹いているクジラとかよりどりみどりなのに、、、、
2005.03.12
先日、生徒の訓練で久々に夜間飛行訓練をしました。小型機で夜間飛行をすることって3ヶ月に1度くらいなので、夜間飛行は毎回緊張します。パワーのあるプロペラ機やジェット機なら上昇性能がいいため、山などの障害物よりも高い高度を飛ぶことができるので安心なのですが、セスナのような小さい飛行機だとパワーが無いために、山などの障害物よりも高く飛ぶことができないため、とっても不安なんです。よりによって、この間飛んだときは月明かりも無く、まっくら、、、、まさにダークナイトです。。。オアフ島やマウイ島の一部を除いては殆ど人が住んでいないので、町明かりもありませんし、、、暗闇に向かって飛んでいくのがこんなに怖いなんて改めて知りました、、、、周りの山や障害物が見えないので、自分の飛んでいる場所と高度を計器だけを参考にしながら調べ、周りの障害物からどれだけ離れているかを考えながら飛ばなければなりません。これが結構疲れるんです。 (´・ω・`)飛んだ経路はホノルル空港 → カフルイ空港(マウイ島) → コナ空港(ハワイ島) → ホノルル空港の国際空港めぐりで朝(夜?)3時の真っ暗な中、ホノルル空港を出発し、カフルイ空港で給油し、コナ空港を経由しホノルルに帰ってきました。朝早かったのと、久々に地図を見ながら真剣に飛んで疲れたので、フライトスクールに帰ってきて朝食を食べたら、そのまま昼まで(´-ω-`)外の椅子に座ったまま寝ていました。。。。生暖かい風が気持ちよかったです。
2005.03.11
ようやく日本にも本格的な?航空貨物便を使った宅配サービスができるようです。アメリカには世界的に有名なFedExやUPSといった宅配業者があり、以前から全米翌日配達を売り物に郵便よりも確実で迅速なサービスを提供しています。佐川急便も郵政民営化を見据え、迅速で安価なサービスを提供しようとしているように思えます。私自身その昔、貨物便航空会社で働いていた経験があるので、こういった会社がでてくるのは嬉しい気がします、なんとか上手くいってもらいたいものです。
2005.03.10
久々の日記です。最近、セスナでの飛行訓練がかなり忙しくて、日記を書く暇もありませんでした。というのは単なる言い訳なんですが、、、、またちょくちょく、マイペースで更新していきますので、よろしくお願いします。
2005.03.10
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