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三浦 しをんさんの小説で、解説はあさのあつこさん!なんて贅沢!月魚 「水底の魚」・・・夕闇が迫る中、古書店『無窮堂』を訪れた瀬名垣 太一は、すでに店じまいしかけている店内にいるであろう若き店主・本田 真志喜に声をかけた。いつものように和服姿の真志喜は、つれない態度をとりながらも瀬名垣を店内に入れる。同じ古書業界に身を置く二人は幼いころからの友人だが、ある事件をのせいで、お互いがお互いに距離をとるようになっていたのだ。それでも瀬名垣は、ことあるごとに理由をつけて無窮堂を訪ねていた。その日も、瀬名垣は真志喜に買い付けの手伝いを頼みに来たのだ。それはM県の山奥での買い付けで・・・「水に沈んだ私の村」・・・夏休み。宿直をしていた高校教師の宇佐美は、自分の<想い>をしたためた小説を、本を届けに来た業者の若い男に見られてしまった。秘め事を暴かれた彼だったが、それでも無窮堂に行かずにはおれず・・・しかし、そこでは本田 真志喜と先ほどの男がなにやら言い争っていた。まさか、本田に密告した・・・?宇佐美は言い知れぬおののきと、甘い恐怖を味わった・・・「名前のないもの」・・・祭りに行く約束を忘れているらしい真志喜を無窮堂まで迎えに来た瀬名垣は、明らかに心ここにあらずといった真志喜の態度に、納得の行かない商いをしたのだろうと考え、なにがあったのか聞くことに・・・ いやぁ、本を読んでいる間中、その世界観にどーーーっぷりとはまりこめて、とても楽しかったわ。一見静謐に見える月夜が、実はその中にいろんな罪悪感や執着、そして焦がれんばかりの想いを内包していてる・・・ってな感じでさぁ。時にそれは真夏の日中を舞台とするにもかかわらず、流れている空気は夜の衣をまとっているような気がするのよねぇ。おまけに、幼いころに起きた古書をめぐる事件のために、互いを想いながらも先に進みきれずに逡巡する二人の青年ときたら!真志喜君のツンデレっプリも、瀬名垣君のちょっとだけ遠慮気味な愛情表現も、二人の付かず離れず名距離感も絶妙でさぁ・・・はっきり言って、もと腐女子のおばさんとしては、腐萌え感バリバリよぉ!でも、遠まわしな表現が大半なのでBLがあまりとくいでない人でも、比較的大丈夫かと・・・もっとも、私は「へぉ、ほぉ、真志喜君ったら、いったいどんなときに、瀬名垣君を名前で呼んでるのかなぁーー?」「へぇーー、もうお布団、わざわざ離したりしないんだ。ふーん」などと、一人でニヤニヤしながら突っ込んでおりましがね。 あとさぁ、秀朗君が、どうやってみすずちゃんとの結婚にこぎつけたのか、ちょっと気になるわ。例のノリで押し切ったのかねぇ??
2014年10月17日
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<少年陰陽師>シリーズの結城 光流さんの吉祥寺よろず怪事請負処 ちょっと不思議な連作短編小説です。 「えー、丹羽君で庭師?」「冗談じゃなくって?」「庭師の丹羽(にわ)くん、なんかおもしろーい」 「丹羽氏が庭師で何が悪い!」「黒ムシと春告げの梅」・・・あんまり親しくない広崎から、なれなれしく声をかけられた保は、家業が庭師だということだけで、羽アリ駆除の方法を教えてくれとたのまれた。腹を立てながらも、翌日調べたことを教えるが、一向に効果がないと文句を言われる羽目に。しかも広崎の知人だという美人の二年生・香澄から声をかけられ、奇妙な頼まれごとをされることに・・・「もみじのあざとまじないの言葉」・・・丹羽家の料理番でもある保は、久しぶりの外食に浮かれていたが、食事中、となりの座敷で言い争う声が。しかも、同席していたらしい子どもが、なんだか邪険にされているようで・・・「たそがれの窓としがらみの蔦」・・・取り壊す予定のアパートの庭の手入れを請け負った<栽-SAI->。抜いても抜いても一向に終わりそうにない作業に保がため息をついていると、急に啓介に帰っていいといわれ・・・「白ムシと神依りの松」・・・先日の出来事に少々気がめいっていた保は、美人の先輩・香澄の携帯番号を教えてもらい、ちょっと元気に。そして、香澄と別れたあと、一人で井の頭公園に行くことにしたのだが・・・実家が植木屋で、大学に近い大叔父の家に居候ついでに、そこのガーデンショップ<栽-SAI->でバイトをしている大学一年の丹羽 保君の、ちょっと不思議な物語。どうやら<あやかし>に取り付かれやすい彼は、何かと困った状況になることが多く・・・そして、そんな彼を助けてくれるのがガーデンショップ店員の久保 啓介さん。どうやら彼は陰陽師だという。なので、庭木がらみの怪異がおきると必ず呼ばれるらしく・・・「つまり啓介さんは、おっかない木のスペシャリストってことか」ライトなかんじで、楽しく読めました。もっとも、いくつか(結構?)釈然としない部分もありましたがね。次回作があるとしたら、そこらへんをすっきりして欲しいなぁ。あっ、もしかして<少年陰陽師>を読めば解決するのか??うーん・・・読んでみるか?でも、最近は本を読む時間を作るのも大変だし、さて、どうしよう・・・
2014年10月14日
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キャロライン・リンデンのヒストリカル・ロマンスで、本物のキスは罪深く甘く <スキャンダル・シリーズ>第一弾!1821年 ロンドン。ジョーンは、兄のダグラスを花嫁候補の出席する舞踏会に来させようと意気込む母のために、兄を訪ねることに。もっとも、彼女には別の目的があり、兄のことをうまく利用するつもりだった。しかし、兄の屋敷のドアを開けたのは、執事でも従僕でもない半裸の男性で・・・それは、久しぶりに会う兄の友人で、悪名高いトリスタンだということが、ジョーンにはすぐにわかった。しかし、彼はジョーンのことを思い出せずにいるようで・・・24歳で、いきおくれ扱いされている准男爵令嬢ジョーンと、彼女の兄の親友で、バーク子爵トリスタンのロマンス。ジョーンの行く手を止めようとするトリスタンに、彼の子供のころの無作法を思い出させることで、兄の寝室に入る込むことに成功したジョーンは、そのまま首尾よく一筆書かせて本来の目的地へ向かった。しかし、兄にたのまれて書付を取り戻そうとするトリスタンに後をつけられていたのだ。そう、おめあての本を手に入れることのできる、小さな書店まで・・・結構楽しかったわ。長身・丸みを帯びた体型にコンプレックスがあるヒロイン・ジョーンちゃん。流行の服を着ても、似合うどころか不恰好にさえ見えるのが悩みの種です。そんな彼女が、幼馴染といってもいいようなヒーロー・トリスタン君に貶されて落ち込みながらも、あることがきっかけで現れたおばちゃまのおかげで自分にあったスタイルにたどりつくのよねぇ。そして、なぜかヒロイン兄ちゃんからヒロインのことをたのまれたトリスタン君は、<仕方なく>を装いながらも彼女を楽しませようと尽力してくれるしさ。ただ、壁の花仲間がこのあとヒロインになるとしたら・・・ペネロピちゃんは、ちょっといやかも・・・まぁ、次作はその姉ちゃんのアビゲイルちゃんらしいからいいけどさ。そりゃそうと、最初はなんだかなぁ?な感じだった准男爵夫妻ですが、夫人が病気になった頃からすんごくいい感じでしたねぇ。もっとも、母ちゃんの洋服のセンスはいまいちのようですが、それも我が子をかわいく見せようと一生懸命だったのがわかるだけに、怒れんしな。さて、あとはあの困った兄ちゃんが、どういう風になるのかが楽しみだわ。ちゃんと出てくるわよねぇ??
2014年10月09日
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渡部 サトさんの手芸本です。きものリフォームnewスタイルブック 着物地で服を・・・コートスタイル/ベストスタイル/ジャケットスタイル/スカートスタイル/パンツスタイル/ワンピース・ジャンパースカートスタイル/Tシャツスタイル着物地で小物を・・・ミニトートバッグ/皮持ち手バッグ/がま口バッグ/台形バッグ/ショルダーバッグ/リュックサック/ポシェット/巾着/三角袋/ポーチ/ティッシュケース/ティッシュボックスケース/のれん/クッションカバー/エプロン/マフラーお店で服や古裂を・・・着物地や洋服・小物が買える店24/骨董市やフリーマーケットにも足をのばして実母から譲り受けた着物をリフォームしようと借りたんですが・・・なぜか、末っ子に持っていかれてしまい、結局何も作れそうにないのよね・・・さて、困ったもんだわ
2014年10月03日
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