全34件 (34件中 1-34件目)
1
![]()
香月 日輪さんのYA人気シリーズの第7弾です。妖怪アパートの幽雅な日常(7) 今回夕士達は卒業式、予餞会に向け、あわただしい日々を送っています。幽霊で、妖怪託児所で働くまり子さんの事情もわかります。稲葉夕士。条東商業高校の2年生。早くに両親を亡くし、高校卒業後、公務員か、ビジネスマンになるため只今アパートに一人暮らし中。ただしそのアパートは、人間以外の物も住んでいる妖怪アパートで、なぜか俺自身もブックマスターとして日々の修行をしている。が、しかし、あくまでも目標は県職員だ。そして今は3年生の追い出し会や、予餞会が迫っていた。 カッコよく、歌を歌わせたら人を惹きつけるオーラ出まくりの担任千晶 直己先生を,どうやって予餞会に出させようかともくろむ魔女のごとき元及び現生徒会役員の襲撃や、千晶の手の傷のついた事件の話、親友長谷との友情や、秋音さんとの別れや、新たな出会い、そしてまり子さんの話を通して、高校生活最後の1年を目前に夕士はある決断をします。大好きな作家の大好きなシリーズです。本をほとんど読まない末っ子も、この本は私よりも先に読んでしまいます。今、高校1年生ですが、「プチ欲しい!くり可愛い!!」とやかましいぐらいで・・・。今回も、大人としての自分の不甲斐無さを感じながらも、楽しく読みました。たくさんの子供と、そして大人達に呼んで欲しい本です。1から6です。 8も出ています。図書室に予約中
2008年01月31日
コメント(0)
![]()
女性のためのエロティック・ロマンスのオムニバスで、キス・キス・キス(聖夜に、あと一度だけ) シャノン・マッケナ、ドナ・カウフマン、ナンシー・ウォレンの3作が入っています。「楽園で焦がされて」・・ドナ・カウフマン・・・・・離婚と家族の不祥事にけりをつけ、完璧な会社人間キャメロン・ジェームズ四世は、これから2日間を、自分の中のワイルドな男を探し出し、快楽と悦楽に費やすつもりでいた。このカリブ海の孤島のヌーディストクラブで。 早速お相手を探すべく向かった先で、男性二人に言い寄られているこの場所に不似合いな女性アリソンを助ける羽目になったが、彼女には感謝もされなかった。しかしなぜかその慎ましやかな胸の持ち主が気になり、「マンゴー擦り付け競争」でもみくちゃにされている彼女を混乱から連れ出した。そして二人で向かった先は海岸沿いの岩場のシャワーで、彼女の体中に着いたマンゴーを洗い落としているうちに・・・設定的には3作品の中で一番エロティックです。快感と悦楽を求めにやって来た、その場に不似合いな二人が、周りの雰囲気もあり、熱い一夜を共にして・・・3人の男性を相手に戯れている女性の言ったセリフにアリソンが「痛そう」と言いますが、彼女がどんな想像をしたのかちょっと気になります。(実際には痛そうなことは何もしていませんでしたが・・・)「セックスとプードルとダイヤモンド」・・ナンシー・ウォレン・・・・・労働者の代弁者で企業との交渉人であるヴィンセントは亡くなった叔母からトイプードルを相続した。20カラットのダイヤのついた首輪をし、ペリエしか飲まず、フランス語しか理解しない、1400万ドルの相続犬のミミを。 190センチの大男がトイプードルだと?おまけにこの犬が、自然死以外の方法で死んだ場合、その遺産はヴィンセントの従弟達に相続されるという。 うんざりしながらも、ミミを散歩に連れて行ったヴィンセントは、公園でセクシーなフランス人女性に出会う。彼女は子守として雇われているらしく、早速その派遣会社に交渉に行った。ミミの世話をしてもらうためと、彼女と親しくなるために・・・私的には3作の中で、この話が一番好きです。大きな男性がトイプードルにいいようにされているさまは想像するだけで楽しくなってしまいます。朝食代わりに彼女に蜂蜜を塗って味わう所はなんとも言えずエロティックでした。「聖夜に、あと一度だけ」・・シャノン・マッケナ・・・・・暴力男から逃げ出してきたアニーは運試しをすべく、かつて2000ドルを当てたカジノに向かっていた。お守りになっているラッキーーコインを持って。 キャンプやハイキングをしながらの質素な旅に、なぜかバイク乗りの男が後を着いて来るようになり、誘いをかけてくる。適当にあしらっていたが、雨の中、心配してやってきた彼とテントの中で一夜を共にするが・・・表題作です。高級なバイクに乗ったハンサムな男性ジェイコブにアニーは引かれながらもほっておいて欲しいと感じます。自分の人生を他人に、特に男性に支配されたくないという思いから来る過剰反応ですが、自分の思うとおりにする事になれているジェイコブは苛立ち、ついついきつい言葉を発し、高圧的な態度をとります。反抗されるに決まっているのに・・・(後半ジェイコブ君は、他にする事が無いのかと思うぐらいアニーとセックスしようとします・・・)過去の「キス・キス・キス」です。 どちらも、刺激的な3作品が入っています。
2008年01月30日
コメント(1)
![]()
矢野 龍王さんの監禁された10人の男女が左90度に黒の三角 殺人事件を推理するデスゲームミステリー。夜、コンビニに弁当を買いに行こうと思っていた僕は、中学生の時付きあっていた廿楽 陽香(つづら はるか)に会った。しかし彼女の様子は変で、僕を無視したままぎこちない歩き方で自宅と違う方に向かっていた。そういえば、さっき見かけた丹野も様子が変だったし・・・心配になって後を追った僕は、ぎこちなく歩きつづける彼女に、自分の意思で歩いているわけではないと聞かされ、止めて欲しいと頼まれるが、なぜか僕自身が同じように歩き出してしまった。どうしようもなく歩きつづける僕達はやがて、中学時代亡くなった同級生翡翠の家の前にいた。そこにはやはり中学時代の同級生一色がいて・・・そして、閉じ込められてしまった。丹野や他に中学時代の同級生達、全員で10人。やがて、老婆がゲームを持ちかけた。男女5組のペアに分かれ、ある殺人事件を推理する。期限は1組につき24時間。生き残れるのは正解の1組のみというデスゲームを・・・可愛がっていた孫娘の自殺の原因が当時の同級生にあった事を知った祖母が仕組んだデスゲームは、彼女の持っている特殊能力(離れている場所の人間を殺す事ができる)により、一組また一組と死のタイムリミットを迎えていき・・・そして僕と陽香の番となり・・・ゲームを仕掛ける原因となった翡翠の自殺にまったく関係の無いもの達をも巻き込んだゲームにはちょっと違和感がありますが、ミステリーとしては面白かったです(能力者の殺人をミステリーと呼んで良いのかどうかは判りませんが・・・)。でも、サバイバル・デス・ゲームはあんまり好きではありません・・・
2008年01月29日
コメント(1)
![]()
ミランダ・リーのハーレクイン・ロマンス本です。冷酷なプレイボーイセックスが苦手でテレビのラブシーンでさえ見るのが嫌なリサは、夫の死後、ハウスクリーニング業を興し、女手一つで息子のコリーを育てていた。再婚するつもりも、男性と付き合う気も無い彼女は、常に冷静で堅苦しい雰囲気を装っていたが、捻挫した従業員の代わりに行った仕事先の男性に心が揺れ動いた。 いつもの平凡な女性ではなく、卒倒しそうなブロンド美女だ。ただし、「私に触らないで」と全身で訴えていたが・・・左手の指輪・・既婚者とは残念だ・・僕の作品のヒーローのハルなら、彼女が独身かどうかなんて気にしないんだろうけど・・・ しかし彼女は未亡人だった!なら、話は別だ! ジャック・キャシディーは実はリサの大好きなスリラー作家ニック・フリーマンだとわかり、二人はおしゃべりを楽しみ、ジャックは翌晩のパーティにリサを誘うが、彼女は男性とデートはしないという。何とか説得して彼女をパーティに連れ出したジャックは、会場で皆に恋人と紹介して周り、挙句に車の中でキスしてきた・・元軍人で人気スリラー作家のジャックと、未亡人でハウスクリーニング会社を経営しているリサのお話。彼女が、セックスを楽しんだ事が無かったと知ったジャックは、彼女に初めてのクライマックスや、ベッド以外の場所で愛し合うことを教えるが、油断すると彼女は元の氷の王女に戻ってしまう・・・子持ちで、自立している独身女性にとって、ある意味男性って邪魔なんですよね・・・子供にあらぬ期待を持たせたく無いっていうのもあるし、相手のペースで動くのもストレスの元だし・・というのはバツ3の友人の弁です。実際結婚して幸せに暮らしました、何てただの絵空事で、そこからが大変なんだから・・・ダウンロードはこちら
2008年01月28日
コメント(1)
![]()
ロビン・ドナルドのハーレクイン・ロマンス本で女王が導く恋 古城の恋人達の第二弾です。今回は前回の主役ゲイブの友人で、サラと写真に撮られたホークとゲイブの妹メリッサのお話です。イリュリア公国のプリンセス、メリッサは、経営学の研修としてニュージーランドのコテージで働いていた。ロイヤルスイートに食事を運んだ時、ノックの返事は聞き覚えのあるものだった・・・ホーク・ケネディ・・・兄の友人で女性との噂の絶えない実業家・・・彼も私に気がついたようだ・・・一年前、従姉の結婚式で彼と踊った時にうけた強烈な印象は、時に夢に見るほどだったが、彼には何の意味も無い事で私は好みのタイプでさえ無いのに・・・それでも翌日彼は食事に誘ってくれた・・友人の妹への社交的な配慮かもしれないが嬉しくて・・・そしてむさぼるようなキスをされた・・・彼女が欲しい・・友人の妹で、10歳も年下のずっと庇護されてきた女性だというに・・一年前のダンスは奇妙にも心踊るひとときだった・・・あまりに感動的で、その晩はもう彼女に近寄る事も出来なかった・・・そして、彼女にキスした時、ある事を思いついた・・兄のゲイブが公爵となったため、必然的にプリンセスになったメリッサと、ゲイブの友人でゴシップ紙をにぎやかしているプレイボーイの実業家ホープのお話。再会した二人は、ベッドを共にし、幸せなひとときを送りますが・・・前回問題になった写真が、今回も波乱を起こします。 3部作の最後は次男のマルコと今回ホークの愛人と噂されていたヤコーバの禁断の恋です。彼女の素性はマルコには絶対に知られたくないもので・・・ダウンロードはこちら
2008年01月27日
コメント(0)
![]()
サラ・モーガンのハーレクイン・ロマンス本です。愛を恐れる誘惑者7年ぶりに彼に会う・・何を言えば・・・どう切り出せばいいだろう・・心の冷たい億万長者で女性は快楽の追求に利用するだけのルス・サントロに。しかし、息子のリオを守るためには彼に頼むしか方法は無かった。先週<500万ドル振り込まないと息子を誘拐する>という脅迫状が届き、迷った挙句こうして彼の元を訪れたのだが、彼は、子供のことも脅迫状の事も信じてくれず、お金欲しさのでっち上げ扱いをした。期限は明日なのに!どうしても子供を守りたいために「なんでもする」と言った為、500万ドルの対価として彼は私を私有の島に連れて行った。2週間の間、彼とセックスするために・・・底辺から這い上がり、成功した冷徹な億万長者ルスと、18歳でモデルの仕事をしている時に彼に出会い、捨てられた後に妊娠を知ったが、告げることが出来ないまま一人で子供を産み育ててきたキンバリーのお話。7年後に、脅迫状が来たためにやむおえず彼に会いに行きますが・・・とにかく今まで読んだすべてのハーレクイン・ロマンスの中で一番「セックス」という言葉が出ている話です。なんせ二人で連呼してますから・・・ ルス君、自分の思うようにしようとした時に、相手が反対すると「ノーという言葉の意味がわからない」って・・・小学生の口喧嘩じゃぁ無いんだから・・・それに、エレベーターの中でキンバリーちゃんのパンティ破っちゃぁいけません!ダウンロードはこちら
2008年01月26日
コメント(0)
![]()
キャシー・ウィリアムズのハーレクイン・ロマンス本です。一日限りの恋18ヶ月前、事故で婚約者を失った実業家のテオは、度重なる無茶の挙句にこのままでは足に障害が残ると言われ、仕方なくコーンウォールのコテージで2ヶ月間の静養を取る事にした。到着した夜、家主の女性が現れたが、彼女はテオを作家だと思っており、おまけに態度は生意気で口が減らなかった。しかし、婚約者が亡くなってからずっと女性を遠ざけていたのに、なぜか彼女には体が反応して・・・ソフィーの亡くなった父は、いろんな所に借金をしていたらしく、そのためにコテージを人に貸さなくてはならなくなった。仲介業者は作家だといっていたが、傲慢で横柄で、あまりにも魅力的な男性に腹を立てながらも彼女は心がときめいてしまう・・・そして停電の日・・・身分を隠してコテージに静養に来たテオと家主のソフィの、お互いに期間限定だと思っている恋のお話。夢を見てはいけないと思いながらも、一緒にクリスマスを過ごすといってくれたテオにソフィーは希望を持ちますが・・・お金を持っている者と、貧窮している者の恋愛は感情的に難しい物があるようです。(まぁ、喜んでお金を貰うような女性はロマンス物のヒロインには不向きですから・・・)ダウンロードはこちら
2008年01月26日
コメント(0)
![]()
ダイアナ・パーマーのヒストリカル・ロマンスで令嬢と荒野の騎士 ランダムハウス講談社から。東部の名家の令嬢ノラは冒険好きな少女だったが、いとこ達と行ったアフリカでかかった病気のために不治の熱病を患う事となってしまった。そのため結婚して家庭を持ち、子どもを育てるという夢も冒険も諦める決心をして、静かに生活をしていたが、叔母夫婦の誘いで西部の牧場を訪ねる事になった。ノラは久しぶりの冒険に心躍らせるが、着いた場所はあまりに暑く、そして迎えに来たのは汚く変な臭いをさせた無礼なカウボーイだった。その男は牧童頭のキャルで、彼はノラに対してだけ無礼で意地悪な態度をとりながら、からかうような誘いもかけてくる。戸惑いながらも、彼に惹かれていくが、使用人との恋愛に叔母は良い顔をせず、病気の事もあり、彼を拒絶するような態度をとるが・・・カウボーイのキャルを見下すような態度をとるノラに対して、あんな東部の俗物女がどうしようと知った事ではないと思いながらもキャルは彼女を自分に夢中にさせたいと思います。ただの雇われカウボーイとしてのキャルに・・・たとえそれが仮の姿だとしても・・・1900年のアメリカを舞台にしたヒストリカル・ロマンスで、東部の令嬢ノラの成長物語でもあります。ただのカウボーイとしての自分を愛して欲しいキャルにとって、しきたりに囚われ、病気を隠している彼女は苛立ちの元で、自分のプライドを守るためだけに酷いコトバを投げつけます。そのために彼も大きな試練を受けることに・・牧畜や農業の近代化、自動車や鉄道の発達の中、新しい町が生まれオイルラッシュが起きた頃のアメリカのエネルギーを感じることが出来ます。
2008年01月25日
コメント(0)
![]()
ジョン・ダニングの古書薀蓄ミステリーで災いの古書 ジェーンウェイ・シリーズの第4弾。手元にあるのになぜかなかなか読めず、後ろに予約者がいないのを良い事に借りなおしを繰り返し、2ヶ月近く置いたままだった物がようやく読むことが出来ました。読み始めると面白いので、すぐに読んでしまいまたが、時々こういう本があります・・・なぜかわかりません・・・ 前回から2年後の話です。前回登場した弁護士エレンに、その後恋人として付き合ってきた元警官で古書店経営者クリフが、事件の調査を頼まれる事から始まります。 容疑者は、一人の養子と双子の実子の3人の子供を持つ、エレンの元親友ローラで、殺されたのは彼女の夫でエレンの元恋人ロバート。二人はエレンを裏切り関係を持ち、その後結婚しますが、結婚生活は幸せとはいえず・・・そして事件後、ローラはエレンに弁護をして欲しいと要請しますが・・・ エレンは自分を裏切った二人をまだ許す気は無いらしく、弁護を引き受けるかどうかは保留の状態でクリフにいろいろ調べて欲しいと頼む。弁護士費用としてローラが夫の蔵書の売却を望んでいたせいもあるが、クリフが優秀な警官だった事が大きく影響していた。じっさい彼を「本の警官」と称した者がいるほど、本にまつわる事件を解決した経緯があったからだ。 しかたなくクリフは事件のおきたコロラド西部のパラダイスに向かったが、現地に着いた途端に、保安官代理の嫌な奴と一悶着起こしてしまった。 その後、弁護士立会いの元、ローラと会ったクリフは彼女が誰かをかばっているような印象を受けるが・・・そして彼女の夫の蔵書は、ありきたりの本ではあるが、サインのはいった物で、それだけでその価値は何倍にも上がるものばかりだった。この稀少本のコレクションのせいで犯罪があこなわれた可能性がでてきたが・・・彼女は誰をかばっていて、いったい誰が犯罪を行ったのか?ようやく読むことが出来たクリフ・ジェーンウェイ・シリーズ。最後まで気が抜けないこのシリーズは、ラスト50ページを切るまで、真相が明らかにはされません・・・おかげで、一気に読んでしまいました・・読み終えたのは夜中の2時半・・6時半起きなのに・・・
2008年01月24日
コメント(1)
![]()
ジュリア・ジェイムズのハーレクイン・ロマンス本で、パリの夜に捧げて 11月23日の日記に書いた麗しき罪人の関連本です。レオとアンナもちょっと出てます。幼い頃に両親を亡くしたバネッサは祖父母に育てられたが、その二人も相次いでなくなったため、今まで憧れていたが訪れる事の出来なかったパリへと旅立った。しかし、先々で五月蝿く言い寄ってくる男性達に困り果てていると、一人の男性が助けてくれた。「男が寄り付かないようにボディガードが必要だと思うよ」 そういって彼はバネッサをいろんな所に連れて行ってくれた。そして、1週間後、彼とベッドを共にした・・幸せな日々が続いて・・彼が大富豪のマルコス・マカリオスだと知った後もその幸せは続いたが、あるパーティで、レオの知人にあからさまにマルコスの愛人として扱われたことからバネッサの幸せに翳りが出始め・・・美しいバネッサを一目見たときから気に入り、結婚自体する気も無いので、このまま彼女としがらみの無い関係を続けていきたいと思うマルコスとひたすらにマルコスを愛し、彼の負担になるまいと尽くすバネッサのお話。マルコスが彼女を自分の愛人と位置付けてる事で彼女は傷つきますが、彼はその訳が判らないでいます。そんなお馬鹿な従弟を結婚したばかりのレオとアンナはいちゃつきながらも諌めますが・・・前作に引き続き面白く読めました。次作のちょっとした複線もありましたし・・・やっぱりジュリーが気になるのよな・・・ダウンロードはこちら
2008年01月23日
コメント(0)
![]()
ミシェル・リードのハーレクイン・ロマンス本です。偽りの抱擁なれないドレスを着てパーティに出たレイチェルは、目当ての人物ラファエロに声をかけた。これから自分のする事に対して、協力して欲しいためだったが、彼は話を聞こうともせず、立ち去ろうとした。このままでは、計画がだめになり、姉夫婦の結婚生活が破綻してしまう!カメラマンの兄の要請もあり、レイチェルは出て行こうとする彼に抱きつきキスをした。 兄のマークはそれをしっかり写真にとり、そのまま立ち去ってしまった・・・怒った彼と私を残して・・・彼と付き合っているという噂があるのは姉のエリーズだったが、それが夫にばれそうになったため、後姿の似ている私を恋人に仕立て上げることで、夫の疑惑をそらそうという計画だった。何とかその計画の内容を彼に納得してもらったが、なんと彼はパパラッチに私たちが婚約したと発表して・・・そして私をベッドに誘った・・・そして私はそれに応えてしまい・・・偽りの婚約劇を演じる羽目に陥ったレイチェルとラファエルのお話。彼はベッドでのレイチェルに夢中になり、彼女をそのような女性に導いた彼女の元恋人に嫉妬しますが、レイチェルは二度もイタリア男に心奪われた自分に愕然とします。そして婚約劇はパパラッチとそれぞれの元恋人と互いの感情に翻弄されて・・・今まで適当に女性と楽しんできたラファエロ君が、自分は2番手かもしてないと思い悩むさまは、傲慢で自信たっぷりのイタリア男の鼻を折るようで、ちょっと小気味良い。ダウンロードはこちら
2008年01月23日
コメント(0)
![]()
アリスン・ブレナンのノンストップ・サスペンスで、ザ・ハント 「元FBIアカデミー」シリーズの第2弾です。若い女性の死体が見つかった。1週間前から行方不明だったレベッカ・ダグラスだ。彼女は誘拐された後、レイプ、拷問された挙句に狩りの標的にされ殺されていた。犯人はこの15年間判っているだけで七人の女性を殺した連続殺人犯<ザ・ブッチャー>。犯人を捕まえるべく保安官のニックは、FBI捜査官のクインに協力を要請する。救難課課長のミランダは、クインとの再会に、怒りと動揺を感じた。彼にされた裏切りは10年たっても未だに癒えない傷として残っている。12年前、ザ・ブッチャーの手から唯一逃れた被害者であるミランダは、2年後、事件を克服して前に進むために、恋人だったクインの推薦をうけFBIアカデミーに入学した。そして卒業前日に彼によって退学する事になったのだ。彼女は、いつか僕の元に返ってくると長い間思っていた・・数年前、ニックと付き合っていると聞いたときは身を切られる思いがした・・10年前、彼女は僕に弁明のチャンスを与えず、電話にも出ず、手紙は送り返してきた。でもまだ希望を失ったわけではなかった・・12年前友人のシャロンと共にザ・ブッチャーに誘拐されたが奇跡的に逃げ切る事が出来、それ以来犯人を捕まえる事のみに執着しているミランダと、彼女の事件以降、親しくなり恋人にもなったが、FBIアカデミーの退校にさいして裏切ったと思われているFBI捜査官のクイン、保安官でミランダのことを愛しているニックの3人が、連続殺人犯<ザ・ブッチャー>を追うが・・・3部作なのに、なぜか第2部のみが図書室に入ってきました。しかし、それぞれ独立した話なので、十分楽しめます。このシリーズは10年前にFBIアカデミーでルームメイトだった3人の女性がそれぞれ主人公となるもので、一人目は怪我のために作家に転身したローワン、二人目は今回の主役のミランダ、そして、今回少し出てきたFBI研究所で証拠分析の専門家として働くオリヴィアで、3人共に犯罪被害者という過去を持っています。 巻末に、次作のためし読みがついていました。 「1と3はたぶん近いうちにはいると思うよ~」という図書室員の知人の言葉を信じて待ちましょう・・・第1弾と、第3弾
2008年01月22日
コメント(1)
![]()
キャサリン・スペンサーのハーレクイン・ロマンス本です。悲しい嘘を重ねても28歳の誕生日のお祝いの食事の席で夫に離婚を言い渡されたダイアナは、7ヶ月後、まだ癒えきれぬ傷を抱えながらも、自分の生みの母を捜しに南フランスの小さな村に向かった。手がかりは一通の手紙だけ。そこに書かれているマドモワゼル・モリノーが母のことで、ベルビューシュールラックという村の出身だということだけだ。その村で、アントン・ド・バロア伯爵と出会うが、彼のおかげで、母の行方がわかりそうだった。彼の家の家政婦が、もしかしたら母かもしれない・・・彼女は何者だ?こんな小さな村に長期間滞在する観光客はいない・・もしかしたらリポーターで、何か探り出そうとしているんだろうか・・・3年前、妻が亡くなったときの事が思い出される・・ある事無い事を書き立てるゴシップ紙の標的にされ彼だけでなく村中が大変な目に会った・・気をつけなくては・・・そうだ、彼女を目に届く所において置くいい方法がある。自分の産みの親を探すべくフランスにやって来たダイアナと、彼女に惹かれながらも何かを探り出そうとする彼女に警戒心を抱く伯爵のお話。個性的で楽しい伯爵の叔母さん達や、伯爵夫人の座を狙う遠縁の女性、なぜか立ち入り禁止になっている城の一部などお約束のような設定の中で、惹かれあう二人は・・・お互いに隠し事をしながらも、惹かれていく二人の想いは、お邪魔虫がいればこそ燃え上がるんだろうな・・・お邪魔虫さんたちは大事な恋愛のスパイスのようです。それにしてもお城の管理って結構大変なのね・・・ダウンロードはこちら
2008年01月21日
コメント(3)
実は本日誕生日です・・・おまけに旦那の誕生日でもあります・・・そう、夫婦で生年月日が一緒なんです。おかげで何処に書類を出しても、珍しい物でも見たように笑ってくれる・・・生きて、積み重ねてきた経験レベルみたいなモンだと思ってるので、歳をとるのはそんなに嫌じゃあありません。ただ、歳をとることによって、感性が鈍くなるのがいやなんですが、いかんせん関西のオバちゃんだしな・・・
2008年01月20日
コメント(0)
![]()
ペニー・ジョーダンのハーレクインロマンス本です。仕組まれた婚約劇恋が大好きで、婚約も結婚も大好きな母が5度目の結婚をするらしい。相手はアメリカのの大富豪で、スペインの城で新年を迎える時に結婚式を挙げるから、婚約者と一緒に来るようにと連絡があった。婚約者!!なぜか母は結婚相手に私が婚約中だと言ったらしい。仕方なくエスコートサービスに申し込むが、当日やってきたのは予想していたような男性ではなく、企業経営者か、登山家の方がふさわしい感じで・・・おまけに彼のフェロモンに身体のレーダーが反応し・・・これはクリスマスに愛するパートナーのいない不幸な女性の陥る感情の罠のせいなのかしら・・怪我をした弟の代わりにこの仕事を引き受けたが、この美貌とスタイルを持った女性が雇われエスコートを必要としている理由が判らない。むしろ男を追い払う方が大変だろうに・・彼女の母親の結婚相手にずっとインタビューを拒否されていたが、これはいいチャンスだ・・たとえ彼女がエスコート以上のサービスを求めているとしても、このチャンスを利用しない手は無い。結婚相手の家族に母が見栄を張ったために、婚約者を雇わなくてはならなくなったティリーと、本を書くための情報収集という思惑を隠して、弟の代理で婚約者の振りをするジャーナリストのサイラスのお話。彼は、最初ベッドでのサービスも期待してティリーがエスコートを雇ったと信じていたので、そんな彼女を利用してもかまわないと思っていましたが、そうではない事に気付いた時にはすでに彼女に心惹かれていて・・・二人のやり取りは面白かったんですが、結局、取材目的の環境破壊の内容は皆目わからず、ティリーの母が何でこんな結婚をしようと思ったのか判らないままでした・・単純にロマンスだけを楽しむのには、私はあまりにも年をとりすぎたのでしょうか・・・?昔からこうだったような気もするが・・・う~ん・・・ダウンロードはこちら12月発売のハーレクイン・ロマンス8冊がきました。「サスペンス時々お気楽ロマンス」の毎日です。
2008年01月20日
コメント(0)
![]()
リサ・マリー・ライスのロマンティック・サスペンスで、真夜中の男 去年の春に読んだ物の読み直しです。少し前に書いた「真夜中の誘惑」の前作で、同じ事件を扱っています。タイトルどおりミッドナイト・マンと呼ばれる元シール隊員がヒーローですが、あだ名からイメージするクールで冷静な男性とは程遠く、原始的なまでにスケベです。これから家主になるはずのスザンヌ・バロンのオフィスに入った瞬間からジョンの身体は彼女を手に入れるための戦闘体制に入った。新しい事務所の貸主の左手に指輪の無いのを確認する。身元照会の書類を渡しながら彼女の太腿が腰に回されるところを想像し・・・「失礼、今何て?」想像するのに夢中で、彼女が何か言ったが聞き逃してしまった。 交渉が成立し、握手をしたが、手を放す時は辛かった・・このまま抱き寄せ床に押し倒して・・・彼女が警戒したように目を見開いた。慎重にしないと・・今は賃貸契約の話をしてるんだ!ビルの警報システムが、あまりにお粗末なので、そのことを話し合うことを口実に彼女を食事に誘った。そう、今日はおしゃべりだけのデートで、こんなことを後何度か繰り返してそれから・・・なんて計画は、食事の後、ビルの彼女の部屋の前で彼女にキスして、彼女もキスを返してきた途端に弾け跳んだ。壁に押し付けブラウスもブラジャーもパンティも引きちぎり、彼女の中に突き入れた。そして激しく動き、身体をぶつけ彼女の絶頂のなか彼も爆発した・・・「ミッドナイト・マン」の異名を持つ元海軍特殊部隊員で、セキュリティ会社を経営しているジョンと、インテリアデザイナーで、相続した建物にオフィスを持つセザンヌのお話。彼女はなぜか突然殺し屋から狙われるようになったため、彼女を守ろうとするジョンと一緒に彼の山小屋へと避難するが・・・ 事件の過程は「真夜中の誘惑」を読むとようやくわかります。この2冊はセットで読まないと事件のあらましがわからないようになっていたので、読み直しすることにしました・・・とにかくスザンヌを守る事と彼女とする事しか頭に無いジョン君はパンティはダースで、ネグリジェはダンボールで買う約束をするほど、すぐに破ってしまいます。おまけに噛み癖があるし・・・ セットで読むと事件の流れがわかります。次作はこっち ジャックの共同経営者になったこわもてのコワルスキと、スザンヌ、クレアの友人で、盲目の歌姫アレグラのお話。図書室に予約を入れていますが、いつになるやら・・・
2008年01月19日
コメント(1)
![]()
コニー・メイスンの愛と官能のヒストリカル・愛は砂漠の夜に ロマンスで、表紙を見ても判るようにシーク物です。クリスタは、初めて彼と目が会った途端、魂を鷲づかみされ、人生が一変してしまった。アーメド王子。コンスタンティーヌの君主の後継者であり、マルボロ公爵の爵位相続人。美貌の王子の熱い視線に混乱した頭に新鮮な空気を与えるべく、彼女は庭の迷路に向かったが・・・混乱の元と言うべき王子が現れ・・・ 彼は迷路に迷ったクリスタに出口への案内の条件を二つ付けた。一つは自分をマークと呼ぶこと。そしてもう一つは、感謝の口づけだった。それはむさぼるように激しい物で、経験の乏しい彼女には比べる物の無いキスだった・・・「宿命を信じるか?君は僕のものになるために生まれてきたんだ」2週間後、チェニスにいる両親の元に帰る為、帆船に乗り込んだクリスタに、しつこく言い寄るフランス人男性から守ってくれたのは、偶然同船していたマークだった。彼は、異母兄が反乱を起こした為に、母が殺され自身も賞金クビになった事を彼女に話した。そして復讐の決意も。お互いに望む未来の形が違う事に不満をもちながらも、惹かれあう二人はベッドを共にするが、船を襲った海賊にクリスタが攫われ、マークは撃たれて海に落ちていった・・・母の復讐と、父の遺志を継ぐ事を望むマークと、イギリスに戻って爵位を継ぎ、自分と結婚して欲しいと望むクリスタの官能と波乱に満ちたヒストリカル・ロマンスです。お邪魔虫のマークの元愛人の人妻や、クリスタにライバル意識を燃やす少女、クリスタを我が物にしようとする男たちに二人の愛は翻弄され・・・シーク物なので、ホットなシーンはたんまりあります。元愛人の人妻いわくフランス男でさえ彼と比べれば半分も役に立たないらしい・・やはり、シークは愛の技巧の達人という設定は絶対のようです。ただ、ヒロインが、気が強くって親切でってとこは良いんですけど、行動を起こす前の考えがあまりにも足りなく・・・物事をややこしくしてるのはすべて彼女の思慮の足りない行動のせいに思えてしまうのは、私がおばさんのせいなんでしょうか・・・?
2008年01月18日
コメント(0)
![]()
コーディ・マクファディンの衝撃サスペンス。戦慄(下) 本日は下巻を。(あんまり書くとネタばらしになりそうなのでほどほどに)スモーキーのチームの一人ジェームズがサラの日記について、腑に落ちない事があると言う。何かが欠落している。彼女は何か、大事な事を語っていないと彼は考えていた。 そして昔の人身売買事件で、助け出された子供たちが、内部の者の裏切りにより再び連れ去られた事を知ったスモーキー達は、犯人の目的はこの事件を起因とする復讐だと確信し、さらに調査を続ける。そして、サラの両親が殺された事件以降ずっとサラを気にかけてくれていた警官のキャシーが、2年前に何者かに襲われ失明したことを知り彼女に話を聞きに行くと、やはり犯人は「ストレンジャー」だった。彼はサラの愛するもの、大事に思うものを彼女から奪い、遠ざけ苦しめることに喜びを感じているようで・・・ようやく読み終わりました。サラの物語(日記)に描かれている、ようやくつかんだ希望を犯人が喜びを持って叩き潰していくさまはあまりにも切なく、苦しくて胸が詰まりました。ただ、あまりにも凄惨で救いの無い事件にかかわっていながらも、スモーキーとチームのキャリーや、アラン夫妻、そしてボニーの明るさや心の強さ、前に進もうとする姿勢に救われる気がします。3作目は今回の事件から2年後のお話だそうで、今から楽しみです。実はこっそりお気に入りのクール(というより無礼で無愛想)な天才ジェームズ君が今回あんまり活躍できなかったので、次回に期待してるんです・・・姉が殺された事がきっかけで12歳からFBIを目指した彼は、結構謎多き存在なので・・・昨日書いた上巻
2008年01月17日
コメント(0)
![]()
コーディ・マクファディンの衝撃サスペンスで、戦慄(上) FBI特別捜査官スモーキーのシリーズ第2弾!150センチに満たない小柄な体格だが、優秀な頭脳と不屈の魂でFBIロサンゼルス支局国立暴力犯罪分析センター(NCAVC)主任となったスモーキーは、そのために犯罪者の標的とされ、夫と娘を失い、自身も大きな傷を負った。 今は、亡き親友の娘ボニーと暮らしているが、そろそろ前に進むためにも夫と娘の物を整理しようと思い長期休暇を取るが、初日から呼び出されてしまった。殺人現場に残された少女が自分の頭に銃を突きつけて、スモーキーとなら話をするといっているらしい。 現場には、一家3人が惨殺されており、養女で16歳のサラが、旋律の無い歌をうたっていた・・・夜中に墓地の地中から聞こえてくるような・・・サラは、犯人は「ストレンジャー」で、過去には彼女の実父母を殺した男だと言い、詳しい事は日記を見て欲しいと言い気を失った・・・切り裂かれ、内臓を取り出された死体、儀式のように部屋中に塗りつけられた血液、そしてサラの部屋の壁にかかれた文字 <この場所=苦痛> そして犯人と思しき男から電話がかかってくる・・・「また人が殺された。今度の場所は裁きだ」・・・言われた住所に向かうと、同一犯と思われる死体が2体あった・・・そして目覚めたサラの話し出した衝撃的な事件と彼女の日記の内容は・・・犯人のゆがんだ思い込みと凄まじい悪意のために、前作同様頭痛を感じながらも読んでいます。あまりにも面白いせいもありますが、何とか結末にたどり着きたいとの願いから読んでいるのかもしれません。私的にはトマス・ハリス以上に衝撃的です。前作です。 下巻です。只今読んでる真っ最中。戦慄(下)
2008年01月16日
コメント(0)
![]()
シャノン・K・ブッチャーのデビュー作で愛は後悔しない デルタ3人衆(トリオ)が活躍するサスペンス・ロマンスです。まずは退役したディヴィットが、暗号解読を趣味とする数理言語学者を守るお話。妻を殺したテロ組織<スウォーム>を壊滅させた後、<デルタ・フォース>を引退したデイヴィットの所に元上官のモンロー大佐が訪ねてきた。身を隠していたのにちょっとした送金がきっかけで突き止められたのだ。復帰する意思の無かったディヴィットだったが、壊滅させたはずの<スウォーム>が活動を再開したと聞いて考えが変る。組織は現在ある暗号を解くためにノエル・ブランチの拉致を計画しているらしく、早急に彼女の身柄の確保・保護が必要となっていた。たとえクビになっても、国の仕事はしないと言い張るノエルを、大学側は説得しようとして失敗していた。彼女は自分の研究によって人に危害を加えられる事を極端に嫌っており、そのためにクビになっても致しかた無いと思っていた。 その夜、何者かが彼女の家に押し入った時、一人の男が助け出してくれた。彼はディヴィットと名のり、彼女をCIAの隠れ家に連れて行ったが、そこも急襲され二人はディヴィットの友人の山小屋へと避難するが・・・軍事作戦中に学校の職員だった妻を拷問の末殺害された元デルタ・フォースのディヴィットと、修理言語学者で、趣味とはいえトップレベルの暗号解読者であるノエルのお話。最初は頑として協力を拒んでいた彼女だが、<スウォーム>の残虐行為やディヴィットの妻がされたことを知った後は今回に限り協力することにし、暗号解読に取り組むが・・・二人っきりの山小屋で、お互いに惹かれあう気持ちを抑える事が出来ず・・・しかし組織の手はすでに迫っていて・・・敵の能力が高かった割には最後ちょっと「えっ?」って感じでしたけど、楽しく読めました。妄想に囚われモンモンとするディヴィットは何度も「痛い」ほど張り詰めますが、この感覚は女には理解出来ない分、滑稽にさえ感じてしまう 次作は今回の山小屋の持ち主で、デルタ3人衆の一人ケイレブと後半少し名前の出たラナのお話です。ラナを無傷で助け出す事が出来なかった事を悔やんでいたケイレブですが、再び彼女が危険にさらされた時・・・? 作者の夫はSFファンタジー作家のジム・ブッチャーです。作品はこちら
2008年01月15日
コメント(0)
![]()
横山 充男 さんのYAで、小学生鬼道師童門 保が頑張る鬼にて候(2) シリーズ第2弾!今回の相手は占い師?もうすぐ小学校最後の夏休みだ!と思ってたら大学生やってる姉の鈴(りん)が帰ってきた・・顔を会わせた途端に用事を言いつけられ、今から夏休みが思いやられる・・あ~あ最近様子のおかしいクラスメートの長沢 奈津美の家へプリントを届けに直樹と一緒に行ったが、急に金持ちになった同級生の家に疑問をもつと直樹が教えてくれた「最近はやりの占いの館の社長が奈津美のお父さんなんだ」 行ってみると確かに繁盛しているようだったが、やはり腑に落ちない。奈津美の父は見かけたことがあるがそんな占いのできる人には到底見えなかったからだ。 そして、「占いの館」に通っている鈴の友人からの相談で、姉や直樹、そして一緒に修行している静香共々「占いの館」を調べる事になったが・・・調査しだした途端、鈴がタンクローリーに轢かれそうになったり、直樹が急に保に襲い掛かってきたりと、まるで何者かが人々を操っているとしか思えないことが続く・・・普段はぱっとしないが実は黒装束に身を包み、影のように移動し「鬼にて候」と登場する父さんの助けを借りてちびっこ鬼道師がんばる!シリーズ第2弾は「占いの館」と、城跡の遺跡に纏わりつく怪しい気配にまつわるもので、今回は大学生で優れものの霊能者の姉鈴が加わります。ばあちゃんに母さん、姉に静香に竹林の幽霊と女性達に圧倒されながらも、頑張る保っちゃんに拍手!第一弾です。
2008年01月14日
コメント(1)
![]()
マデリン・ハンターのちょっとサスペンスがらみの罪つくりな淑女 ヒストリカル・ロマンスで、「罪つくりな遺産」の姉妹編でもあります。ノリストン伯爵の息子で弁護士のナサニエル・ナイトリッジにとって今日は最悪の日だった。その最悪な気分の所へ、レディMが現れた。彼女は自分の政治活動の集会に参加を要請し、その意味をとうとうと述べているが本当は今日、何があるのか知っていた。そう、無実のまだ少年と言っていいほどの男が縛り首になる日だ。自分は弁護士とてしてなにも出来なかったという無力感に苛まれている男を慰めに来たのだ。でもそれが政治活動の集会に関する話だとは、さすがレディMらしい・・・そんな物よりも暖かい女性の身体を抱きしめる方がどんなに慰められるか・・・そして彼女を抱きしめキスをして・・・記憶が重なる・・・友人の敗退的なパーティで一夜を共にした、仮面のために顔も分からず名前も教えてもらえなかったヴィーナスと・・・レディMことシャーロットはナサニエルの事務所から逃げ出すように出てきた。あのまま続けていたら、あのパーティの女性が私だという事に気付かれるところだった・・・品行方正で有名なマーデンフォード男爵未亡人が、あんなパーティに行った事が知れたら、それが顔を合わせば言い争いばかりしているナサニエルと関係をもったなんて事が判れば・・・彼の事務所なんか訪ねるのではなかった・・いくら一人でいるのが辛いだろう事が判っていても・・・問題事が多い家族をもつわりに、当人はスキャンダルも無く評判の良いレディとして通っているシャーロット・マーデンフォードと、貴族でありながら刑事事件の弁護もする弁護士ナサニエルのお話。二人はシャーロットの義弟を脅迫して捕らえられ、獄中で自殺した犯罪者の残した言葉「あの子供は正真正銘の男爵さまだ」の真相を調べるためたびたび顔を合わすこととなり、互いに惹かれる力に抗えなくなっていく・・・前作の主人公リンデール伯爵の開いた退廃的なパーティで関係を持ってしまった二人ですが、互いをやり込めようとするなんとも軽妙な会話のやり取りが楽しかったです。「離婚法」の設立を目指すシャーロットは、そのための署名を集めていますが、史実では実際にこの話の十数年後に設立されました。きっと彼女のような人達の活動が実を結んだ結果だと思います。ヒストリカルは時代背景、政治的背景を常に考えさせられますが、私的には楽しいのは女性のファッションです。 姉妹編です。罪つくりな遺産 もともとは別の5部作のスピンオフとして書かれてた物です。5部作では「淑女」の主役シャーロットの姉や兄達のお話があるそうです。そちらは翻訳されていないのですが、将来的には?ちょっと期待してるのですが・・・
2008年01月13日
コメント(1)
![]()
クリスティーナ・ドットのコンテンポラリー・ロマンスであたたかい恋 「ロスト・テキサス」シリーズ第1弾。バラバラにされた姉弟達の再会と、両親の死に繋がる事件の真相を解き明かすシリーズで今回は長女で、事件当時16歳だったホープが主役。 冷徹なビジネスマンとして有名なザックは秘書が手配した留守番電話サービスの女性の声に魅せられた。そして彼女は彼をザック本人ではなく執事のグリズワルドだと思い込んでおり、執事の雇い主には良いイメージを持っていないことに気付いた彼は、そのまま執事の振りをして彼女との会話を楽しむ事にした。自分よりもずっと年上の女性かもしれないと思いながらも・・・16歳の時、事故で両親を失い姉弟バラバラに引き離されたホープは、留守番電話サービスの業務につきながら、大学でコンピューターの学位を取ってお金を稼げる仕事につき、弟妹たちを探し出す事を夢見ていた。 そんな彼女には最近気になる人がいる。契約者で大金持ちのザカライアの執事グリズワルド。少し傲慢な話し方をするが、親切だし雇い主に対してとても誠実な彼との会話は心弾む物だった。そしてある日彼が風邪を引いたと聞き思わず会いに行ってしまった!チキンスープを持って・・・あまりにも金持ちであるため人を信用せず、人を傷つけても、傷つけたことにさえ気付かないザックと、過去に多くの人達に傷つけられたが、それでも父母の教えを守り周りの人達を大切にして一生懸命生活しているホープのロマンスです。お互い相手の声に惹かれ、顔を合わせた途端どうしようもなく惹かれていきますが・・・冷血人間のザックの変りようが読んでて楽しかったです。 ホープの両親の事故もおかしな事だらけで、この先のお話で少しづつ明らかになるようです。 次回は里子だったガブリエルと次女のペッパーのお話。今回の話の7年後で、28歳になったガブリエルと22歳のペッパーは幼い頃仲がよかったんですが・・・血はつながってないしな・・・
2008年01月12日
コメント(0)
![]()
ロイス・グレイマンのロマンティック・サスペンスです。甘く危険な香り ソフトバンク文庫より。酒場でウエイトレスをしながら夜学に通い学位を取って、今は精神分析医。秘書のエレインは古くからの親友だけど、女優でもある彼女は今日はヨガの教室に行っている。そして、患者の元アメフト選手のボンバーが、ワインを手にやって来た。 それが事件のはじまり。 インポテンツで悩んでいるはずの彼が突然あそこをおっ立てて私に襲いかかってきたと思ったら、胸を掻きむしり、白目を剥いて死んでしまった!おまけに警察は、私に疑いをかけている!レイプされかけたのに! ボンバーの死因は患っていた心臓病に多量に服用したバイアグラが原因だった。不愉快なリヴェラ警部補は私とボンバーが身体の関係があったと信じて疑わず、自宅や職場に現れては気分の悪くなるような事ばかりを言うし・・・そこで知人のコンピューターおたくのソルバークに頼んで、自分で事件の真相を探るべく動き出したけれど、ちびりそうになるは暴漢に襲われるわ、挙句に何があったか警部補に詰問されるしで、大変なめに逢ってしまった・・・そして・・・そう、絶対にあんな失礼な警部補になんか惹かれていない!患者を殺した疑いをかけられた精神分析医のクリスティーナ・マクマレンと、彼女を疑っていながらも何故か彼女の周りを不必要にうろつく警部補ジャック・リヴェラのサスペンスロマンスです。章のそれぞれ頭に格言めいたものがあり(すべてクリステーヌの知人か身内の物で、本人の物も)、それが結構笑えるけど、的を得ています。文書はクリスティーナの独白形式のセリフで成り立っており、彼女はぼやき、嘆き、自分自身を励ましながら事件に首を突っ込みつづけていきます。
2008年01月11日
コメント(0)
![]()
キャサリン・コールターのヒストリカル・ロマンスでシャーブルックの花嫁 花嫁シリーズの第1話でもあります。親族どころか年配の召使いにまで「いい年なんだから結婚して後継ぎをもうけなさい」と言われるノースクリフ伯爵ダグラスはついに結婚する覚悟を決め、3年前に交際のあった国一番の美女と名高い公爵令嬢メリサンドを結婚相手に望むことを記した手紙を彼女の父親宛に送った。 承諾と結婚式の日取りを知らせる手紙と同時に、至急フランスに行って女性を一人救出する任務を知らせる使いがきた。「結婚しなくてはならないし、フランスにも行かなくてはならないのか」面倒な事だ・・ そこへ親戚で子爵のトニーが訪ねてきたので、これ幸いと彼に花婿代理を頼み、フランスに出発した。無事、フランス人女性と彼女の祖母を救出した後、家に帰ってみると、メリサンドはトニーと恋に落ちて結婚しており、妻がいるはずの伯爵夫人の間には見知らぬ少女が居り、こともあろうに「あなたの妻です。」と言った。3年前からダグラスにこっそり思いを寄せていたアレクサンドラ(アレックス)と、親戚と彼女の父親に欺かれたと思い、彼女との結婚なんか無効にしてやるといきまいているノースクリフ伯爵の話です。 一生懸命、いい妻になるからチャンスをくれと言うアレックスの頼みをダグラスはことごとく踏みにじります。 そして絶望した彼女が父の元に戻ろうと屋敷を後にした時、彼の前に伝説の幽霊「ヴァージン・ブライド」が現れ・・・ダグラスがアレックスの事を認めようと決意した後の彼女の反抗の仕方と、兄に手を貸すダグラスの妹シンジャの少女ながらも侮れない才能は、読んでてとても楽しかったです。シリーズ物なのでこの話の中ではまだ15歳のシンジャですが、彼女が主役の話もそのうち翻訳されるかと思うと今から楽しみです。作者の本はコンテンポラリー、ヒストリカルの両方ありますが、どちらのお話も女性はとても頑固で粘り強く、それに手を焼く男性が描かれています。
2008年01月10日
コメント(1)
![]()
リサ・クレイパスのヒストリカル・ロマンスで、想いあふれて <ボウ・ストリート>3部作の第1部です。第2部は先日発売されましたが、第3部はなぜか2年前にすでに発売されています。(RITA賞受賞作だからでしょうか?)できれば1部から順番に読みたかった・・・3部を読んだ後に2部だとちょっとネタバレがあるし・・・(2部のヒロインの死んだはずの弟ってのが3部の主役なもんで・・・)19世紀ロンドン。ボウ・ストリートの捕り手のグラントは溺死体が上がったとの連絡を受け現場に向かったが、死んだと思われていた女性はまだ息があり、その顔を見てグラントは愕いた。あらぬ噂を流し自分を侮辱した高級娼婦のヴィヴィアン!ひとまず自宅へ連れ帰り、介抱するが、気がついた彼女は記憶を失っていた。 グラントは自分を貶めた彼女に復讐するいい機会だと思ったが、記憶を失った彼女はまるで別人のようで、純粋で、使用人たちにも思いやりを持って接する女性になっていた。殺されかけた彼女が生きている事は伏せて捜査をはじめるが、かつてのヴィヴィアンの所業を調べるほど、今の彼女との違いが気になり、そんな彼女に惹かれてはいけないと思いながらも、このまま記憶がないまま、自分の元にとどまって欲しいと思うようになっていく・・・ヒストリカルなロマンティック・サスペンスです。殺されかけ、記憶を失った高級娼婦のヴィヴィアンと、彼女を好きになったりしたら記憶を取り戻し元の性格の彼女に戻った時に自分の心がずたずたに切り裂かれるのが判っていながらも愛さずにはいられない敏腕の捕り手グラントのお話。まぁ、だいたい想像のつく範囲でのストーリーですが、グラントの葛藤とヴィヴィアンの戸惑いの中で、お互いに信頼を欠いていながらも募る思いをおさえきれずに・・・みたいなのは結構好きです。今回冷静な役回りのロス卿でしたが、次巻は彼が主役です。最愛の妻を亡くして、もうあのように人を愛する事はないと思っている彼ですが?図書室に入るのはもうちょっと先かな・・・楽しみ 第2部と第3部です。第3部はRITA賞受賞作で、もちろん一番人気!!
2008年01月09日
コメント(0)
![]()
ローリー・フォスターのラブロマンスで仮面の女 ハーレクイン文庫です。これも積みっ放しにしていた購入本の内の一冊です・・・なんで買ったのかさえ覚えていない・・たぶん作者がローリー・フォスターだというだけで買ったのかも知れない・・・カーリーは、ハロウィンの仮装パーティの会場から逃げ出したかった。友人のブレンダが選んでくれた衣装はハーレム風の身体のラインが丸わかりのセクシーな物で、仮面をつけていても恥ずかしい物だった。おまけにブレンダの義弟で、いつも美人を連れているタイラーが近づいてくる!普段の私には見向きもしないのに!あまりの恥ずかしさに会場を抜け出しプールハウスに向かうと、彼が追ってきて、そして・・ 「君が欲しい。今すぐに」 思わず「いいわ」と答えてしまい、彼と愛し合ってしまった・・・それは素晴らしく素敵で、別れた夫の言った事は嘘である事も解った・・・彼女は仮面を外してはくれず、名前も教えてくれなかった。あれはセックス以上の何かが存在したはずなのに、義姉はハーレムパンツの女性の名前を頑として教えてくれない・・・彼女に会いたい・・・鬘とコンタクト、普段着ないセクシーな格好をしたカーリーに魅せられたタイラーに、普段着の冴えない眼鏡でみつあみのカーリーは戸惑います。それと同時に学校のスポーツプログラムを彼に手伝ってもらううちに段々彼の人となりがわかってきて、惹かれる気持ちも強くなり・・別れた夫に不感症でセクシーじゃ無いと言われ、女性としての自信を無くしていた教師のカーリーと、プレイボーイで有名だけれど、本当の自分を知って好きになって欲しいと思っているタイラーのお話です。ハーレムパンツの女性が自分である事を隠しながらも、解ってくれないタイラーにも苛立ったりする矛盾を抱えながらカーリーはどんどんタイラーと親しくなっていきますが・・・作者は、問題を抱えていても自立した生活を送ろうとする女性を主人公にする事が多く、今回もカーリーがまさにそう。そしてお約束のごとくホットなベッドシーンもこの作者の持ち味の一つ。
2008年01月08日
コメント(1)
![]()
オランダの児童文学者で、常にホラーバス(呪われた部屋 ) サングラスをしている、素顔が謎の作家パウル・ヴァン・ローンの「ホラーバス」シーズン1の5・6で、シーズン1はこれで完結です。副題は変更されたようですが、こっちの方が良いと思う。深夜の墓地で少年は首筋の赤い二つの傷に触れながら儀式を行う・・灰にされた本を元に戻した少年は姿を消し、そして2年がたった・・・読書週間に自動車博物館に見学に来ていた皆から離れたリディア、シェーカ、リチャード、ベリーの4人は停電と共に現れた「ホラーバス」に、異次元を体験できるゲームのテストだとエディ・Cに言われ、面白そうだと思い、乗り込んだ。 渡されたヘルメットと手袋をはめてバーチャルリアリティな世界へ踏み出すと、そこには死んだ作家オノバルと骸骨のクノッヘンが運転するバスの中だった。そして物語が始まるとたちまちその空間に移動した・・今回の物語のテーマは「建物」で・・・「屋根裏部屋」・・コンピューターゲームにはまった少年の運命は?・・あまりのリアルさに友人たちは興奮するがシェーカは・・・「プール」・・水の中で蠢く影・・かつて墓地だった場所のプールの底にはいったい何が?・・シェーカはバスを降りたいのに友人たちは続けたがり・・「倉庫」・・事故に会った少女が運び込まれた先は?・・バスの中に突然こうもりや化物たちが現れた。すぐに消えたが残した傷は・・・「仕事部屋」・・人気ホラー作家ノル・ヴァン・ラポーの雇った秘書の正体は?・・4人がいないことを知り、捜しに来た担任のジェイコブ先生は、エディ・Cとクノッヘンにバスに連れ込まれ・・次のお話の主人公にベリーが選ばれた・・・「マンション」・・鼻をたらした少年は、ベリーの住むマンションに狼男が住んでいると言うが?・・話が終わってからもベリーの様子は変で・・次のお話はリチャードが主役だった・・・「アンティークショップ」・・嫌な物から身を守るペンダント、でも使いすぎると?・・リチャードも様子がおかしくなってしまった・・ジェイコブ先生は、エディ・Cの企みを知り・・そしてリディアが主人公の話が始まる・・・「ホラースタジオ」・・深夜テレビのクイズ番組の商品は?・・そしてリディアの様子もおかしくなった・・そしてバスは墓地に着き・・2年前が再現される・・「墓地」・・本に書かれた行動しか取れない?そんなことは・・シェーカの勇気が話を変えて・・ジェイコブ先生の怒りが爆発した!拘束を解き、子供たちのヘルメットを次々外していって・・・「おわりに」・・本の行方は?今回も怖い話がいっぱいで、とても楽しく読めました。4の最後でエディ・Cの様子がおかしいと思っていたら・・・そしてセカンドシーズンはどのように始まるか今から楽しみです。怖い話の好きな子供たちにはぜひ読んで欲しい!小学校中学年ぐらいから読めますし。「仕事部屋」の作家は作者本人がモデルのようです。前1~4までとDVDです。
2008年01月07日
コメント(2)
![]()
西尾 維新さんの「きみとぼく」のための本格ミステリー不気味で素朴な囲われた世界 第2弾。イラストは前作同様TAGROさん。今回の探偵役は、前作の探偵役「病院坂 黒猫」の従妹「病院坂 迷路」。くろね子さんもちゃんと出てます。半年ほど前から分針の止まったままの時計塔のある私立上総園(かずさえん)学園中等部1年のぼく、串中弔士は、平和な日常が続く事に不安を抱き、ルーチンワークを乱し、バタフライ・エフェクトを期待して、とりあえずお母さんの作ってくれたお弁当をわざと忘れてみた。 ま、結果はささやかな物だけれども確かに日常とは違った物にはなった。図書室に行く事になったし、女の子に告白しようと思ったが二人に振られ(それも告白する前に)あと一人は言い損なった・・・クラスメートのふや子さんと、時計台の屋上(秘密の場所)にも登ったし(登る時にふや子さんのスカートの中もしっかり見れた)。そして事件がおきた。 時計塔の上から一人の生徒が落ちて死んだ・・・奇人三人衆の内の一人が・・・そしてそれは僕の・・・ 1週間学校を休んだ僕は最近親しくなった病院坂 迷路先輩に呼び出され、探偵ごっこを手伝う事になった。殺されすぎた死体の謎と犯人を見つけるために・・・喋らない迷路と、その言葉を表情だけで解する弔士との不思議な関係、奇人3人衆(串中小串・童野黒理・崖村牢弥)の残された二人、そしてうそを見抜くスキルを持つクラスメートで生徒会役員の伽島不夜子・・・彼らの学校という囲まれた世界の中で起きる非日常・・・「たーのしっ」く読めました。最近続けざまにロマンス物を読んでいた脳みそにはちょうどいい刺激です。「壊れた世界」も好きですが、これはこれで・・・名前さえもバランスの崩れた弔士君の最後のセリフがいいですねェ・・・ 5年ほど前でしょうか?きみとぼくの壊れた世界 こちらが出版されたのは。壊れてましたね・・・登場人物ほとんどが。保健室のベッドの上にいつもいるのになぜか学校で起きている事のありとあらゆる事を知っている病院坂 黒猫は印象的なキャラでした。実の兄妹で禁じられた一線を越えかけている主人公とその妹もまたしかり。
2008年01月06日
コメント(0)
![]()
スーザン・エリザベス・フィリップスのラブ・ロマンスでまだ見ぬ恋人 「シカゴ・スターズ」シリーズの第六弾です。今回は選手ではなくエージェントのお話。祖母の残してくれた車の下に入り込んでいたホームレスその他もろもろのせいでアナベルは大物スポーツエージェントのヒースとの面会時間に大幅に?遅れてしまった。友人で、ヒースの顧客を夫に持つモリーの口利きでようやく会って貰える事になったのに・・・彼は完璧な妻を求めている。その相手を見つけれれば、今は亡き祖母から受け継いだ結婚相談所のいい宣伝になると思ったのに・・・ 何とかチャンスを貰い、理想的な美人に会わす事によって契約を物にしたが、アナベルが彼と犬猿の仲のシカゴ・スターズのオーナーのフィービーとも仲が良い事を知ると、オーナーとの関係を改善したい一心で、彼女達のイベントに自分も連れて行くように迫る。顧客の要望ではしかたがないと、少女達のためのプリンセス・パーティーや湖畔のコテージでの読書会に連れて行くが、そこで集まった友人の一人が「女性だけで見る女性のためのエロチックな映画会」を開いたために、前日から火花が散っていたアナベルとヒースは遂にベッドを共にするが・・・お気に入りのシカゴ・スターズシリーズの第六弾で湖に映る影のケヴィンのエージェントのヒースと、祖母の結婚相談所を継いだばかりで、名門一家の心配の種でもあるアナベルのお話。あまりにも都合の良い女性を求めるヒースに反感を持ちながらも彼に心惹かれる彼女ですが・・・、日本にはなじみが薄いエージェントの仕事の内容も理解できるようにかかれています。過去に出てきたキャラが幸せそうにしているのを読むのもまた楽しいしなんと言ってもピッピが可愛い作中に出て来るフィービーのお話はこちら 「シカゴ・スターズ」シリーズの第1作目ですが、翻訳されたのは第5弾としてです。内容は、ある意味一番エロチックでスリリングかもしれません。フットボールチームを相続したフィービーを元嫁と勘違いしたダンが襲う事がきっかけでお互いを意識しあいます(ダンは「O嬢の物語」を愛読書に持つ元嫁と『暴漢におそわれ無理やり犯される令嬢」ごっこをしていました・・・)
2008年01月05日
コメント(0)
![]()
キャンディス・キャンプのヒストリカル・ロマンスで遠い夢の秘宝 「モアランド公爵家の秘密」の最終話です。今回は長男で次期公爵のテオが主役です。冒険好きの彼の巻き込まれた10年前の事件の真相は・・・「死んだ兄が何かを探して欲しいと訴えている」不思議な物の見える妹ディアドリーの言葉をきっかけにニューヨークの新聞記者ミーガン・マルカヒーは兄を殺した貴族に裁きを与えるべく父・妹と共にイギリスに渡る。 そして当時兄と行動を共にしていて、兄の死の真相を教えてくれたバーチェスターに会い、詳しく話を聞く。 そこで、事件後兄を殺した男がペンダントのような物をクビから下げていたと聞き、それを捜すべく偽りの名ミス・ヘンダーソンと偽りの履歴書で、その家の双子の少年達の家庭教師の職を得るが、敵のテオ・モアランドに会った途端に殴られたような衝撃を受け、全身が痺れた・・・これが10年間憎み続けた人なの・・・想像していた人物像とは全然違い、何よりも、前にどこかであったような気がしてならなかった。夢の少女だ・・・ミス・ヘンダーソン、彼女は10年前に夢で見た少女にそっくりだった・・あれは想像の産物、高熱がもたらした妄想だと思うようになっていたが・・・彼女は実在した・・・テオを兄を殺した敵と信じ、彼に裁きを受けさせるべくイギリスに渡ってきた新聞記者のミーガンと、次期公爵で、探検家のテオのお話です。お互いにはじめてあった気がしない二人ですが敵である貴族に惹かれることに抵抗を感じるミーガンは引き合う思いを否定しようとしますが・・・相変わらず、変わり者達の多いモアランド家でしたが、コンとアレクサンダーの双子コンビは今回もいい味を出していました。このシリーズはこれで完結のようですが、できればこの二人が成長した後の話も読みたい気が・・・1~3です。
2008年01月04日
コメント(1)
![]()
あさの あつこさんの大人気青春小説シリーズ第3弾The manzai(3) 文庫版です。去年買って積みっ放しにしていた本の中の一冊で、年末の片付けの時に見つけたので。(他にもいろいろ出てきた・・・未読の購入本・・・)夏真っ盛り、今日も秋元は歩の部屋で「漫才をしよう」と誘いをかけていた。去年の文化祭でやった「漫才ロミオとジュリエット、ほんまは、あんたがアホやねん」が変に受け、商店街の夏祭りの舞台の出演を依頼されたせいだ。おまけに恋人に話し掛けるように「あゆむ~」なんて伸ばして名前を呼び、「おまえへの愛は不滅だ」なんていう始末。おかげで、いくら華奢で可愛いからといって、れっきとした男の子である歩は、思いを寄せる発光美少女萩本恵菜にライバル視され(恵菜は秋元に恋してるので)堂々巡りの3角関係が出来上がってしまっていた。その恵菜を熱が出たために行った病院で見かけた。なにやらショックを受けたようで、声をかけることも出来ずにいたが・・・翌日お好み焼き屋「おたやん」に呼ばれた歩は夏祭りの存続が危ういという話を聞き、一時、漫才をしなくても済むかもと喜ぶが、友人達それぞれの下心満載の夏祭り存続計画を聞き・・・それぞれの想いを乗せ、15歳中学3年生の夏はゆきます。もともとは、お笑い好きの真ん中の子のために買っていたものですが、あさのさんは私自身も大好きなので一緒に読んでいました。しかし、読もう読もうと思いながら読んでいない本の中の1冊になってしまっていました・・・今回、画像を入れようとして4巻が出てるのを知って愕然としています・・・すぐに買うよう子供に催促されています・・・次巻は夏祭りの漫才のようですし・・・これを書いたら注文します・・・1、2巻と4巻です。
2008年01月03日
コメント(2)
![]()
スーザン・エリザベス・フィリップスのヒストリカルロマンスで愛はジャスミンの香り MIRA文庫より。父の後妻が自分の息子に私の農園リズン・グローリを残した!リズン・グローリを取りもどすためには、彼を殺すしかない。南北戦争の英雄バロン・ケインを・・・そう思い込んだキットことキャロラインは、父の形見の銃を持ち、列車に乗った。彼は自宅に忍び込んだ男物の服を着た小柄で痩せていて不潔なキットを少年だと思い込み、馬丁として雇う事にした。まさか自分の命を狙っているとは知らずに・・・そして嵐の日・・・濡れて震えているキットに服を脱いで身体を拭くように言ったのに抵抗されたケインは無理やり服を脱がそうとして、実は相手が少女だと知る。それも、自分の被後見人の少女で彼女は自分の死を望んでいる事も。継母に疎まれ、少年のように生活していたキャサリンと、南北戦争の英雄でギャンブラーのケインの話で南北戦争の数年後のお話です。南部の農園を故郷とするキットにとって北軍の英雄は憎むべき敵であり、大事な物を奪った憎むべき相手でもありました。しかし彼を殺すのに失敗し、挙句に女学校にほうり込まれたキットは、結婚して信託財産を使えるようになり、リズン・グローリを買い戻そうと画策しますが・・・最初は結構面白かったんですが・・・段々ただの痴話げんかが延々続くようになって、そこからは・・・ケインは愛する妻に出て行かれ、壊れていった父のようにはなりたくないとの思いからキットを遠ざけるんですが、彼女からは愛されたいと願っているような態度を取るのであんまり同情できないし、キットはキットで、あまりにも愚かな行動が多すぎて・・・
2008年01月02日
コメント(0)
![]()
サンドラ・ブラウンのロマンスで、MIRA文庫から。失意の向こう側テレビ局のレポーターとして働くカリーに夫で市議会議員のトーマスが、事故にあい亡くなったとの知らせが届いた。そして葬儀の日、悲しみに暮れる彼女の姿を映し出す映像を見ながら考え込む男がいた。なぜ、今、僕がこれをしなければならないのか。この悲しむ未亡人に亡き夫がした横領の責任を追及しなければならないとは・・・あぁ、彼女はなんて美しいんだろう・・・そして、検事のオフィスに現れた彼女を見て、さらに思いが募り、夫の罪について話す彼に対して怒りながら出て行く彼女を見送りながら、自分を敵対視する女性を愛してしまった事実に打ちのめされる。そして召喚の日、証言中に倒れた彼女を自分のオフィスに連れて行ったとき、気を失っている彼女に手を触れ、キスした・・・彼女は亡き夫の名前を呼び・・・始めて見た時からカリーに惹かれ、会った途端に恋に落ちた検察官ハンターはただ、彼女に愛される事を切に願いますが、一方のカリーは自分の名声を高めるためだけに亡き夫を攻撃していると思っているため、ことごとく彼に反発し、個人的な批判をしますが・・・心から愛する女性と、違う形で知り合えなかった事をすごく残念に思うハンター君の苦悩は心のぐっときます。
2008年01月01日
コメント(0)
全34件 (34件中 1-34件目)
1
![]()
![]()
![]()