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ジョリ(・・・・・・また、この公園に来てしまったですよ・・・・・。) ジョリ(ヴェリタス様の船、【クイーンシルフィー号】からジュエを探す為に飛び降りて、結局とり残されてしまい、しろくまさんに助けて頂いてからもう半年。今まではこの生活に慣れる為に夢中で気付きませんでしたが、この海の見える公園がある事に気付いてから、ここばかり来てしまいます・・・・・・・。) ジョリ(しろくまさんもこの町の人達も皆大好きですが、やっぱり最近考えてしまうのはヴェリタス様と巡った綺麗な海の事ばかりです・・・・・。大好きなヴェリタス様と一緒に各国を回り、数々の依頼主さんの難事件を解決していった時は毎日がとても楽しかったですよ。・・・・・・・でも、ジュエを探す為とはいえ、勝手に船を降りた私の事をやっぱりヴェリタス様は怒っているのでしょうか?この半年の間、ヴェリタス様がこちらに来たと言うお話は聞いていません、やっぱりヴェリタス様は勝手な行動をした私の事を怒っているのでしょうか・・・・?元々がわたしが無理を言ってヴェリタス様のお側に置いて頂いて頂いていたのだし、もしかして私の事を呆れてしまって、もう迎えに来て頂けないのではと最近そんな事ばかり考えてしまいますよ・・・・・・。) !? ジョリ「・・・・・フフ・・・・私ったらいけませんね、最近ヴェリタス様の事ばかり考えているので道行く女性までヴェリタス様に見えてしまいますよ」 ジョリ (・・・え・・・・・?) ジョリ (・・・えぇ~~~・・・・・?) ヴェリタス 「こら、この無鉄砲娘。」 ヴェリタス 「如何(いか)なる事があろうとも、乗船確認をした後に勝手に船を降りるなど【クイーンシルフィー号】始まっていらいの大事件だぞ? さて、いったいどういった罰を与えてやろうか?」 ジョリ 「ヴェ・・・・・ヴェリタス様・・・・・・・・ウソッ・・・・本物・・・・ですか!?ヴェリタス様が迎えに来て下さるなんて・・・・・私・・・・・昨日の夢の続きでも見ているんでしょうか・・・・?」 ヴェリタスフフ・・・・「夢にしてはハッキリした寝言だなぁ。・・・・・・・・夢に見る程わたしの事が恋しかったのか?」 ジョリ「・・・・はい・・・・。え?あ!あの~~~~・・・・・・私・・・・・私、何と言って良いのか・・・・・・・・・・・・」 ヴェリタスフ・・・・・ 「まったく、心配させおって。」 ジョリ「・・・・・ヴェリタス・・・・さまぁ・・・・・」ジワ~・・・・・ しろくまくん「じょ~~~ちゃ~~~ん!!」 !? ジョリ「し・・・・しろくまさん!?」 しろくまくん「え~~らいこっちゃ!えらいこっちゃやで~~~!!さっき・・・・・さっき!オリゾンはんがエライ別嬪はんをナンパ・・・・じゃぁなくってこっこう~~~赤くてなが~~い髪の別嬪はんと話してましてん!それでな、そのお女性(ヒト)が嬢ちゃんを探してる言うて~~~~~!!・・・・・と・・・・とにかくエライこっちゃやで!!」ジョリ「しろくまさん、慌てているのは解るのですが、もうちょっと落ち着いて話して下さいです」しろくまくん「何言うてますのん!?これが落ち着いていられますいかいなっだって・・・・・だってその別嬪はんはもしかして~~~~・・・・・」 ヴェリタス「おぉ、先程すれ違った。ジョリと知り合いだったのですか?」 しろくまくん「 (゜∇゜;) はへ?」 ジョリ「しろくまさん、この方が私の師、海上の名探偵と謳われている名探偵のヴェリタス様ですよ。ヴェリタス様、この方は私とジュエが今お世話になっているしろくまさんです。」ヴェリタス「・・・・・そうでしたか、それは失礼しました。ジョリとジュエが大変お世話になっております。」 しろくまくん「 (゜∇゜;) ・・・・え!?あ、はい、えと・・・・・イヤ~、そんな大変だなんて・・・・・・・・・はぁ・・・・・・・。」 (*^人^*) 良かったらポチッてやって下さいませ~!ランキング参加中です 全国から注目されているサイトが大集合!ゲーム・アニメ・趣味人気急上昇ランキング
2008年05月27日
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しろくまくん「♪ある~ぅひっ森のなかっくまさ~ん~にっで~あぁ~った!♪・・・・・・?あれは~・・・・。」 しろくまくん(お迎えしてからとんと出番の無かったオリゾンはんやないか~?(←さり気に失礼)一緒に居(お)る女性は誰やろ?)オリゾン「・・・・・・・・・。」????「・・・・・・・・。」しろくまくん(ここいらでは見掛けんおヒト(女性)やな?何話してはるのやろ?) ????「・・・・・解った、そこに行けば会えるのだな?協力感謝する。では失礼。」 スタスタスタ・・・・・ しろくまくん「ほあ~・・・・・・・!な~!な~!な~!オリゾンはん!今のゴッツイ別嬪さんは誰でっか~!?あんなゴッツイ別嬪さんをナンパするなんて、あんさんもスミにおけまへんな~」オリゾン「ナンパ・・・・違う違う!ヒトを探してるらしくって聞かれたんだよ。」 しろくまくん「ヒト・・・・?人て~・・・・誰を・・・・?」オリゾン「あぁ、なんでも女の子を捜してるらしくって、ブラウンの髪をお団子にしていてクマのぬいぐるみを抱いていて、マリンルックを着ている【ジョリ】って子をな。」しろくまくん 「!? ジョリの・・・・・嬢ちゃんを!?」(まさか・・・・・・・・・)ドキドキドキ・・・・・オリゾン 「!? あ、そういえばあんたのトコに居る子って確か~・・・・・」しろくまくん「そそそそそ・・・・・それでっ何て答えましたん!?」 オリゾン「え?この先の公園で見かけたから、その公園に居るって答えちゃったけど~・・・・マズかった?」 しろくまくん「え!?イヤ、マズイ・・・・・マズイって~事は~~~~あらしませんけどぅ・・・・・でもでもでも・・・・・もしかして・・・・あのお方・・・・・?」 オリゾン「何よ?教えてマズかったの?マズくなかったの?どっち?」 しろくまくん「い・・・いや、オリゾンはんは気にせんといて下さい。でもでもでも~~~~・・・・・・とにかくえらいこっちゃ~~~!!」 タッタカタカタカタカタカ― ・・・・ ・・・・ ・・・ ・。 オリゾン「・・・・・何なんだ?いったい。・・・・・・てか、俺の出番ってこれだけ?」 久し振りの出演なのに・・・・・・ ポツン・・・・ 続く。 (*^人^*) 良かったらポチッてやって下さいませ~!ランキング参加中です 全国から注目されているサイトが大集合!ゲーム・アニメ・趣味人気急上昇ランキング
2008年05月26日
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ジョリ「・・・・・・・・フゥ。」 どくろべ~さま「お~!嬢ちゃ~ん!買い物の帰りでっか~?」どくろべ~さま「そういえばしろくまはん、最近新しいネタ考えてはったやろ~?何か良いネタでも出来た様子は・・・・・・」ジョリ「・・・・・・・・・・・・・。」どくろべ~さま「・・・・・・・・・・・・・嬢ちゃん?」 トボトボトボトボ・・・・・・ どくろべ~さま「嬢~~~~ちゃん!」 ジョリ「・・・・え!?」どくろべ~さま「んもぅ!嬢ちゃん、道歩く時は危ないし、すれ違っても知り合いに気付かへんからちゃんとメガネ掛けてぇなぁ言うてんのに・・・・・・て、あり?ちゃんとメガネ掛けとるがな」ジョリ「あ・・・・・・・あぁ、どくろべ~さまでしたか。ごめんなさい、ボゥっとしていて気付きませんでした」どくろべ~さま「いつもはシッカリしてはるのに珍しいなぁ?風邪でもひいたのん?調子悪いんやったらおっちゃんが送ったろか~?」ジョリ「大丈夫ですよ~、ちょっとボゥっとしていただけですからどくろべ~さまはこれから会合(mi wa ko地区自治会班長会議会議テーマ【禁断のパンドラの箱(ドール専用クローゼット)内の各ドールテリトリー配分について】)でしょ?最近暖かくなったとはいえ、まだまだ朝と夜は冷えますから、暖かくして出掛けて下さいね」 どくろべ~さまジ~ン「嬢ちゃんは優しいな~ほんま、こんなシッカリしてて優しい嬢ちゃんを嫁に貰う奴はゴッツイ幸せ者やで~」ジョリ「んもぅ、どくろべ~さまったらいつも大袈裟なんですから・・・・・いけない!そろそろしろくまさんが帰ってくる頃ですよ!?では、私失礼するです!」どくろべ~さま「おぉ、そうでっか~、いくらしろくまはんの所に世話になってる言うても、あまり気ィ遣い過ぎたらあかんで~!」ジョリ「お気遣いありがとうございます、でも、しろくまさんには良くしてもらっているのでそんな気を使ったりなんてないですよ~!じゃぁ・・・・・失礼します」ペコリ・・・・ どくろべ~さま「もう暗いさかい、気ィ付けてな~!」 どくろべ~さま 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」 どくろべ~さま 「・・・・・う~ん、何やろな~?いつもは元気なのに、今日の嬢ちゃんはや~っぱり心なしか背中も元気が無さそうなんやけど~・・・・・いったいどうしはったんやろ?」 しろくまくん「お~~~!どくろべ~は~ん!こんな所で黄昏てどないしたん?」どくろべ~さま 「しろくまはん・・・・・って、その首周りのジャバラみたいなキュートな物は何なんですのん?」しろくまくん「お~!流石どくろべ~はん気付かはれました?ほら、最近『~王子』っちゅうのが流行りですやん?ゴルフとか野球とか~・・・でな、今度のネタで王子ネタやろう思うてテヤン兄さんの【カヴァリエ】はんから王子の格好では欠かせないアイテムの、首の周りのモワモワを借りて来たんですわ~」どくろべ~さま「ナントカ王子~って・・・・・んまぁ、確かに新聞やマスコミでは今や普通に『~王子』っちゅう文字は躍ってはりますけれども、もう旬は過ぎてる気ィが~~~~」しろくまくん「なんや~!一生懸命考えたのにぃ!」 どくろべ~さま「ま・・・まぁまぁまぁでも、その格好はゴッツイキュートやで?似合うてはるわ~わては好きやで?」しろくまくん「おおきに~そんなどくろべ~はんも今日はゴッツイ渋くてイケメンやで?」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 どくろべ~さま 「・・・・・・・しろくまはん」 しろくまくん「どくろべ~はん」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 どくろべ~さま「って!二人で怪しい雰囲気醸し出している場合やないんやわ!なぁなぁなぁ!しろくまはん?最近、ジョリの嬢ちゃんに何かあったんやろか?」しろくまくん「・・・へ?急にどないしましたん?」どくろべ~さま「いやな、さっき嬢ちゃんに会うたんやけど~~~~~・・・・・・・・・・・。」 ―数分後― しろくまくん「・・・・・・・は~、そないな事があったんでっか~・・・・・。」どくろべ~さま「せやからな、何か悩みとかあるんやないかって心配になってしまいましたんよ」 しろくまくん「それなんやけどな、わてもチョイ前から気になってましてん。普段はいつも通りになんも変らず元気なんやけど・・・・・そうそう、この前なんかも今時分の時間やったかな~?嬢ちゃんが公園で椅子に座り込んで、一人で何もする事なく、ズ~~~~~と何やら考え込んでいて、声を掛け辛かった事がありましてん・・・・・・・。」 どくろべ~さま「・・・・そうなんでっか~・・・・ほんまに何も思い当たりあらしませんの?」しろくまくん「それがサ~ッパリ・・・・・・・・・・あ!」 どくろべ~さま「なっ何なんですのん!?いきなりビクリするがな~!」しろくまくん「そうそうそう!思い出しましたわ~!この前な~、『最近暑くなってきたから、もうそろそろ海水浴してもええんちゃう~?嬢ちゃん、そろそろ水着とか買っておいた方がええよ~』ってわてが言いましてん、それから・・・・・かな~?」どくろべ~さま「解った!しろくまはん~、若い女の子に水着の話なんてセクハラまがいの事言うたらあかんやないか~、乙女はちょっとした事でも・・・・」しろくまくん「ちゃうわ!アホゥ!!誰がセクハラオヤジやねん!」 どくろべ~さま「・・・・じゃぁ何々ですのん?」しろくまくん「・・・・・・・・そもそも、ここに来る前は嬢ちゃんは【べりたす】いう女性(ヒト)の舟で色んな国を旅してはったんやろ?ここに来たのも、乗船出来なくなって仕方なくここに住まわざるをえなくなったんやし・・・・その【べりたす】いう人の事が恋しくなったんやないやろか・・・・・?」 どくろべ~さま「!?」しろくまくん「元々も、嬢ちゃんがその【べりたす】言う女性(ヒト)に憧れてその女性(ヒト)助手になったくらいな訳やし・・・・・」 どくろべ~さま「・・・・・そうか、そうやな~。ここに来たのも、舟に乗り遅れてここに住み着いた訳やし・・・・」しろくまくん「その女性(ヒト)もきっと、いつかはジョリの嬢ちゃんと坊(ジュエ)の事を心配して迎えに来るやろうし・・・・・・」どくろべ~さま「そっか・・・・やっぱりそうやろな、その【べりたす】言う女性(ヒト)が迎えに来たら行ってしまうやろか?」しろくまくん「そりゃそうやろ~!・・・・・でも、わてらはそれを止める権利なんてないもんな・・・・・」どくろべ~さま「そ・・・・・・・・っか。なんや~、折角良い子が来てくれたのに、寂しいな~・・・・・」 しろくまくん「う・・・ん。でも、わてらは笑って送りだしてやらなぁ・・・・な。」 どくろべ~さま「ん・・・・・・・・・・・・・・・・。」 (*^人^*) 良かったらポチッてやって下さいませ~!ランキング参加中です 全国から注目されているサイトが大集合!ゲーム・アニメ・趣味人気急上昇ランキング 拙いブログですが、これからも少しずつ更新して行きたいと思っていますので、よろしくお願いします
2008年05月22日
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ザザザザッハァハァハァハァ・・・イエローライン傭兵A「よぉよぉよぉよぉ!MJちゃんよぅ!もぉいい加減観念してくんねぇかなっ!?」イエローライン傭兵B「ハァハァハァ・・・・・俺ってさ~、実はあんま長距離得意じゃないんすよね~・・・・もぉ走れねぇよ~・・・・」イエローライン傭兵A「うるせぇよ!お宝を目の前にしてみすみす逃がしてたまるかよ!根性出して追え!!」 ザザザザザザザザ・・・・・ザン! !! ハァハァハァハァ・・・・MJ「・・・・・・・・・・・。」イエローライン傭兵A「ハハッ・・・・残念~!MJちゃん。その先は2時間ドラマ最後の場面ではお決まりの高~い崖っぷちだよ~ん!ほらほらほら、危ないからこっちにおいで~!あんたもここに来てそこからダイブしてミンチにはなりなくはないだろう~?ハァハァハァ・・・」イエローライン傭兵B「ったくよ~・・・・・ハァハァハァ・・てっ手間取らせやがって・・・・・あんたも・・・・ハァハァ・・・・その様子・・・だとっ・・・・ハァハァ・・・ソートー弱ってるんだろ?・・・なのに変な所で根性・・・・出しやがって・・・ハァハァハァ・・・・で・・・でも兄貴、これで報奨金は俺らのものっすね!ハァハァ・・・・・それにしても、本当にコイツ、カイム兄貴にソックリでビックリしましたね!」イエローライン傭兵A「あぁ、こんなヘタレでなかったらカイム兄貴だって信じちまうくらい良く似てるよな~。・・・・・しかし、【MJ捕獲】はグリーンレベル以上のサブミッションだろ?兄貴ソックリの奴をふん縛るのは気が引けっどよ~、グリーンへの昇格と報奨金がいっぺんに俺らの物になるなんて俺らにも運が回って来たよな~!ヘヘ・・・」MJ(カイム兄貴?ソックリ・・・?町で間違われた男の事か・・・・?)「ハァハァ・・・・あ・・・あんたらも【天国への翼】の信者か?最近の教団は信者に金をチラつかせてこんなマネまでさせているのか?表では聖人面して裏では信者がスパイごっこ・・・・ご苦労なこったな」 イエローライン傭兵A「はぁ!?おめぇ何言ってんだ!?俺があんな綺麗事ばっか言ってる胸糞悪ィ(むなくそわりぃ)集団の信者な訳ねぇだろぉが!?あんな奴らと一緒にすんじゃねぇ!てめぇ、ふざけた事言ってっとミンチにすんぞ!?」イエローライン傭兵B「あ・・・兄貴ィ・・・・落ち着いて下さいよ~。こいつの場合は無傷で捕らえないと報奨金がパーな上にきっと罰金っすよ!?」イエローライン傭兵A「チッ・・・・解ってるよ。面倒臭いミッションだよな~、他の奴みたいにミンチにしちまえば楽なのによ。」 MJ「!?お前ら・・・・【天国への翼教団】の差し金じゃねぇのかよ?・・・・じゃぁ・・・・お前らの雇い主ってのはいったい・・・・・・・・・・・・・」イエローライン傭兵A「あ~?んなの知らねぇよ。俺らはただ元締めであるカイム兄貴がボスから貰ってくるミッションをコンプしてカイム兄貴から報奨金を頂くだけ。約束通り金さえ払ってくれれば、どんな雇い主だろうがどんな仕事だろうが別に構わねぇよ」イエローライン傭兵B「へへ・・・そうそうそう、ただ与えられたミッションさえこなしていれば大暴れ出来る上に大金が転がりこむんだからこんなボロイ仕事ないよな~。・・・・・だからなぁ?ここは俺らの為に大人しく捕まってくれよ~。カイム兄貴から聞いたんだけど、どうせもうあんたには帰る場所もねぇんだろ?」 MJ!? イエローライン傭兵A「へへ・・・だからさぁ?どうせもう帰る場所が無いんだったらここでジタバタしてもしょうがないべ?だったら俺らに大金稼がせてくれよ~・・・・な?」イエローライン傭兵B「そうそうそう・・・・ほらぁ?そんな所でフラフラしてっとマジに落ちっぞ?危ないからこっちにおいで~。ここで俺らに見付かったのも運命だと思ってさ~、どおせお友達も居ないんでしょ~?つか、居たとしてもあんたがノコノコお友達の所に出向いて行ったら、お友達に迷惑が掛かっちゃうかもよ~?」MJ(・・・・・帰る・・・・場所・・・・・。そうだ、帰る場所なんてもう・・・・・ここには無い。だから、ヂュオラーの元から出て約1ヶ月・・・・教団の息の掛かっていない土地を目指して気配を消しながら森の中を走ってきたのに・・・・・まさかここに来てこんな金の事しか考えていない様なチンピラに嗅ぎ付けられるとは・・・・・クソ!・・・・・こんな奴らにまんまと捕まってアイツ(イヴリーズ)の所に連れて行かれるくらいなら、いっそあの時のように一か八かこの崖から飛び降りて・・・・・) ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ ジリ・・・・イエローライン傭兵A!?「お・・・おい!何後ろに下がってんだよ!?この高さから落ちたらマジでミンチどころの話しじゃねぇぞ!?いいからこっちに来いって!」MJ(フ・・・帰る所もない・・か・・・。そうだよ・・・な、このまま生きて、誰かがまた俺に関われば、いつかはまたあいつら(天国への翼教団)に嗅ぎ付けられて、その関わった人間がまた犠牲になるかもしれないし・・・・本当は俺はここに居ちゃいけないのかもしれない・・・・) ジリ・・・・MJ(この賭けで死んだのなら死んだでそれも運命・・・・か・・・・・・・。死んだら、ジャック、ポアロ、デレク、フィーゴ、ヨーフ・・・・あいつらと一緒の所に行くのかな?クソ・・・・・・!あっちでもしあいつらに会えたら、絶対全員1発ずつぶん殴ってやる!ナムに酷い事した仕返しだ・・・・・!・・・・・・・・んで、俺もあいつらに謝んなきゃ。・・・・・・・・こうなった結果は全部・・・・・俺のせい・・・・・・だから・・・・・・。) ジリ・・・・ MJ(・・・・・・・・・・・・ソフィア。) イエローライン傭兵A「だ~~~!だから後ろに下がるなって!!」(*^人^*) 良かったらポチッてやって下さいませ~!ランキング参加中です 全国から注目されているサイトが大集合!ゲーム・アニメ・趣味人気急上昇ランキング 拙いブログですが、これからも少しずつ更新して行きたいと思っていますので、よろしくお願いします
2008年05月19日
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ピッ エド「・・・・!あ~!」マアト「エド?」 エド「」 マアト!?「バッカだな~!自分で自分の頬を切っちゃったのか?・・・・・・あぁあぁあぁ!結構深く切っちゃったな」 エド「」 ゴシゴシゴシ・・・・・マアト「わ!バカ!!何やってるんだよ!?傷口を擦るやつがどこにいる!?・・・・痛くないのか?」エド「・・・・あぅ・・・・ば・・・か?」 マアト「!?・・・・お前・・・・言葉を・・・・・?驚いたな、脳細胞の細胞分裂が活発な子供の頃だったらまだ充分可能だけれども、栄養失調が原因で一回縮んでしまった大人の脳はもう元に戻らない筈なのに・・・・・・・いつもザクエル様御手すがらお前に食事を与えて下さっているお蔭なのかな・・・?って、何でよりによって最初にマトモな単語を話した言葉が【バカ】なんだよ?そんな言葉、覚えなくていいからね?」エド「???・・・・ば・・・・か?」 マアト「だ~か~ら!覚えなくっていいってば!・・・・・・もぅ!しょうがないな~!血がポタポタ流れちゃってるじゃないか、ほら、こうしてても埒が明かないから傷の手当をしに行こう」エド「????」マアト「ほら!行こうって言ってるんだよ、付いて来て!」 エド「?????」 ハァ・・・・ マアト「本当に赤ん坊と一緒だな、ほら、来いってば」 グイッ エド「」 マアト「まったく・・・・お前には言葉の意味から教えていかないとダメだね。あ~ぁ。最初はザクエル様からの依頼だし、実験用マウスの世話しかした事なかったけど、大人の人間の世話だから大した事ないだろうって思って引き受けたのに、こんなに大変だとは思わなかったよ・・・・・・」エド「・・・・・・・・・・・・・・・」 マアト「・・・・おっと!いけない、さっきみたいに余計な事を覚えちゃうとザクエル様の前でエドが使っちゃったら大変だ、これから言葉使いも気を付けていかないと・・・・・でも、そんなに僕【バカ】って言ってたかな~?」エド「・・・・・『ばか』?」 マアト「あ~!だから!!その言葉は忘れて良いってば!」 エド「???」 マアト「・・・・・・・・ハァ今度ザクエル様に会うまで修正しておかないと大変だ・・・・・・僕が悪いんだろうケド・・・・・」 (しかし、自分とお金と女の人の事しか考えていないような煩悩だらけのあのカイム幹部が不幸な生い立ちの人間を保護しただなんて信じられないな・・・・。噂ではこの【天国への翼シティ】を出て、隣町まで行って不良達を集めて何やら天国への翼の教えに反するような良からぬ事もしているって噂も聞いているし・・・・・。ザクエル様は『噂はあくまでも噂です。彼は彼で深い考えがあって町を出ているのでしょう、企業側の人間と言っても、天国への翼の家族がそのような事をする筈ありません。それよりも、私以外の幹部の方や司教様に今のような上層部の批判めいた事を言ってはいけませんよ?厳罰を受けてしまいますからね?』なんて仰っていたけれども・・・・・・僕はやっぱり、どうしてもカイム幹部の事は好きになれないな・・・・・・。) ザクエル(おこちゃまの情操教育にはペットを与えるのも有効なんだよね~ん♪byカイムモードの俺様♪) ザクエル(マアトを慰めている時はち~っとやり過ぎたかな~?(家族(信者)に優しくし過ぎて恋愛感情を持たれ、自分の手に入らないのならと追い詰められた家族(信者)に2度刺されている)とは思ってたんだが、あの様子だったら大丈夫だろ。ま、成長促進剤を投与していたとはいえ、人口羊水から出てまだ5年程しか経ってないから恋愛感情や性欲なんてまだまだ無いか。エドの世話も何だかんだやってるし、上手くいってるようだな、流石策士家の俺様♪) (*^人^*) 良かったらポチッてやって下さいませ~!ランキング参加中です 全国から注目されているサイトが大集合!ゲーム・アニメ・趣味人気急上昇ランキング拙いブログですが、これからも少しずつ更新して行きたいと思っていますので、よろしくお願いします
2008年05月08日
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―銀狼捕獲失敗3日後―マアト「う・・・・うぅっ・・・ヒック・・・・」トントン! マアト「・・・・・・・・・・。」トントン シ―――・・ン・・・ ・ ・ ザクエル「マアト君?居るんでしょう?」マアト!?「ザクエル様・・・・!?」ザクエル「マアト君、もう3日もラボに出ないでどうしたのですか?皆さん、心配していますよ?具合が悪いのですか?でしたら、私が診察しますから一緒に診察室に行きましょう?・・・・ここを開けて良いですか?」マアト「は・・・・入らないで下さい!僕は・・・・僕はザクエル様に顔向け出来ません・・・」ザクエル「銀狼の事をまだ気にしているのですか?・・・・あの事はもう気にしないようにと言ったでしょう?」マアト「・・・・でも・・・でも僕、あんなにザクエル様が楽しみにしてらしたのに、銀狼を逃がしてしまいました・・・」ザクエル「えぇ、確かに、私も強引なのはどうかと思っていましたが、銀狼の協力はどうしても必要なので楽しみにはしていましたよ?ですが、ずっと山賊をしていたような運動能力の高い人間、ましてや我々の事を良く思っていなかった人間だったのならば仕方ないでしょう?私は、彼のデータが取れただけでもとてもありがたいと思っていましたよ?」マアト「でも・・・・でも・・・・・」ザクエルフゥ・・・「入りますよ?」!?マアト「ま・・・・・!」ガチャ・・・・ザクエル「マアト君。」サッマアト「・・・・・・・・・・。」グズ・・・・ザクエル「その様子だと食事は摂っていないのでしょう?いけませんね~。どうです?食事をここに運んでもらって私と一緒に食べませんか?」マアト「・・・・・・・・・・。」 ザクエル「やれやれ・・・・・困りましたね~。折角こちらに居られる時間が出来たのですから、貴方の顔を見たいのですがね・・・?少しでもこちらを向いて頂けませんか?」 ギシ・・・・・ マアト「・・・・だって・・・・僕・・・・・今までこんな失態・・・・」 ザクエル「・・・・そうですね~、君の仕事は完璧でしたよね、不思議なくらいに・・・・。いや、それは決して不思議な事ではなく、それ程君が大人しか居ないラボの中で大人以上に一生懸命努力していてくれていた事は私は解っていましたよ?」マアト「・・・・そんな・・・・頑張るのは当たり前です。ザクエル様の為に少しでもお役に立てるのでしたら、僕は・・・・」 ザクエル「そう言って頂けるのは大変嬉しいですが、少し頑張り過ぎではいませんか?頑張り過ぎて、少しの失敗でそのように弱ってしまった貴方を見るのは私も辛いのですよ?」マアト「・・・・申し訳ありません・・・・・でも、僕は・・・・・」 グイッ!? !! マアト「ザ・・・・ザクエル様!?」ザクエル「・・・・私は・・・・今更ながら後悔しています。君があまりにも幼い頃から優秀だった為に、私のパートナーにと勉強勉強であまり構ってあげられなかった事を・・・・・その為に今、貴方がそんなプレッシャーを持ち続けていた事に気付いてあげられなかった鈍感な私の事を・・・・・悔いています。・・・・ごめんなさい、これでは司教失格ですね。」 マアト「ザ・・・・ザクエル様・・・・・そんな・・・・プレッシャーだなんて・・・・司教失格だなんてっ」ドキドキドキドキ・・・・ ザクエル「本当はもっと兄弟の様に遊んであれば良かった、こうして抱いてあげれば良かった・・・・・貴方の事は、仕事のパートナーとしてではなく、本当の弟のように可愛いと思っているのですよ?ですから、こうして弱っている所を見ると、私まで心が苦しくなります・・・・」マアト「・・・ザクエル様・・・そんな、もったいない・・・・僕なんか・・・・」ザクエル「お願いです、もう少しこうして抱かせて頂けませんか?貴方を抱いていると何だか心が落ち着くのです・・・・私の事を本当の兄と思ってもっと甘えて下さい。」マアト「え!?あ・・・兄?そんな勿体無い・・・・!」ザクエル「シー!」マアト「え?・・・あ、は・・・・・はい・・・・」ドキドキドキ・・・(な・・・・)マアト(何だろ?こんな気持ち・・・・こんな、僕を抱いてくれる人間なんて今まで居なかった・・・・・今までは健康の為に栄養を摂って、健康の為に運動をして、教団の為に勉強する事が当たり前だと思っていたから・・・・・・・・そんな人に抱いて貰うなんて想像すらしていなかった。あの時、あいつ(銀狼)があんな事言ってた時は理解出来なかったけど・・・・ザフィア『あのな~、さっきから有利とか不利とか言ってっけどよ、親ってそんなもんじゃねぇだろ?もっと~・・・・そう、例えば親が居たらこういう風に一緒に暮らしたいとかさ、親に抱きしめられたいとか・・・・子供だったら誰でもそういう風に思うもんだろうが?』マアト『抱きしめられたい・・・・・・?親に?何で?』 ザフィア『何でって お前・・・・ 』抱いてもらうって・・・・・こういう事・・・なのか?何だか・・・ザクエル様の膝の上なんて普通はこんな形でなんか勿体無くて触れられないのに・・・・でも、暖かいっていうか・・・・なんて言うか・・・・)サラ・・・・マアト(・・・・あ・・・・ザクエル様が・・・・僕の髪を優しく撫でてくれている・・・・)ザクエル「・・・・そう、何も心配する事はありませんよ。今までろくに眠ってもいないのでしょう?そのまま眠ってしまいなさい。」マアト(・・・・・ザクエル・・・・さ・・・ま・・・・) マアト(そう、あの時、あのままとんでもない事にザクエル様の膝の上で気持ち良くなっちゃって眠ってしまったんだよな~!気付いたらちゃんとベットの中に寝かされていたから、きっとザクエル様がそのままベットに寝かせてくれたのに違いない!またザクエル様の前でみっともない所を見せてしまったよ・・・・!でも・・・・・『私の事を本当の兄と思って甘えて下さい』って・・・僕の事を本当の弟の様に可愛く思ってるって・・・・親や兄弟に抱いてもらうって・・・・こんな感じなのか・・・な・・・・?)ドキドキドキドキ・・・・ ピッ エド「・・・・!あ~!」 マアト「エド?」 (*^人^*) 良かったらポチッてやって下さいませ~!カメブログですが、ランキング参加中です 全国から注目されているサイトが大集合!ゲーム・アニメ・趣味人気急上昇ランキング
2008年05月07日
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研究員A「す・・・・すみません!所長!!」 マアト「まったく!いったい何年科学者やってるんだよ!?もう40だろ?いい年してシャーレの取り違えなんてありえないだろ!?・・・・・・・あ~ぁ、無能な部下のお蔭で3週間分の研究成果が全て台無しだよ・・・・。ザクエル様への研究成果の報告も遅れ気味だし・・・・・こんな間違えにずっと気付かないなんて、ここに居る君達もいったい何やってるの?チームを組んでいるのに僕が居ないと基本的な事も満足に出来ないのか!?」研究員A「も・・・・申し訳ありません、直ぐにやり直しを・・・・」マアト「もういい!君は信用出来ないから後は僕がやるよ!君はラボの掃除でもしていろよ。あぁ、君!後で僕が書類をチェックしておくから今までのデータを全て纏めておいて!」 研究員B「は・・・はい、解りました。」バターン 研究員A「す・・・・すまない、私のせいで君達まで・・・・」研究員C「気にする事ないですよ、ありゃぁタダの八つ当たりだ。・・・・ったく!自分がザクエル様からの仕事を失敗したからってイライライライラ、迷惑もいいトコだよ。こちとら徹夜で働き詰めなんだ、シャーレの一つくらいの間違えでガタガタ言うなよな~!」研究員B「あぁ、気にするな、所詮研究所の人口羊水で育った【カプセルベビー】だ、仕事の知識だけ詰め込んだただの頭デッカチさ。人の気持ちなんて何年経っても解る筈もないだろうよ。・・・・・・あ~ぁ、この春にザクエル様のラボに転属になった奴らが羨ましいよ・・・・」研究員D「あぁ、ザクエル様の下に行く奴らは皆仕事をするのがやり易くって研究成果も伸びてるって言ってますよね。・・・・・しかし、ここに来る前からここの噂は聞いていましたたけれども、聞きしに勝るって感じですね~。いくらラボの所長の席を与えられたと言っても、14そこそこのガキにああいう風に顎で使われるなんてたまんないっすね」研究員C「だから俺達みたいな理解のある30歳以上の人格者がここに配属されるんだろ?悔しいが、確かにマアト所長殿の腕は確かだからな~。【カプセル坊や】(マアトの事)もザクエル様の前じゃ笑える程しおらしくなるし、ザクエル様も【カプセル坊や】の本性、知らないんじゃないのかな~?」 研究員D「あぁ!俺、この前ザクエル様とマアト所長殿が一緒に居る所を始めて見ましたけれども、本当に俺らと居る時との態度が180度違って、借りてきた仔猫みたいに可愛らしくなっていて思わず笑っちゃいそうになっちゃいましたよ~!いつもああいう風にしてりゃぁホント、可愛いのに・・・・・・・・・あれじゃぁ、確かに流石のザクエル様も騙されるわな。」研究員B「ザクエル様は本当にお優しくて人を疑う事の出来ない方だから、表面に騙されて気付かないだろうな~。」研究員A「私はザクエル様のラボからここに配属されたんだが、ザクエル様は本当に神の使者に相応しい方だよ。ここに来る時も『マアト君は優秀な研究員です。だが、若い・・・・若いゆえにどうしても避けられない色々な問題もこれから出て来ると思います。だからこそ貴方のような信頼出来る優秀な研究員に付いていて欲しいんですよ、どうか若い彼を育てるつもりで彼のサポートをお願いします』って気遣って送り出して下さったんだ」研究員C「へぇ~、そうだったんですか~。・・・・ったく、ちょっとはザクエル様を見習えって言うんだよな~。」研究員B「あ~ぁ、ザクエル様にお願いされちゃったあんたには悪いけど、俺、他のラボに移りたいよ・・・・」研究員C「俺も~」 ハァ・・・・・マアト(最っ悪!) マアト(・・・・本当に最悪だよ。銀狼捕獲失敗(【逃亡者『64』】・・・・『銀狼捕獲作戦『6』』)からまるで運が尽きたように、無能な部下のお蔭でガタガタと実験の失敗は続くわ、計算通りの研究成果は出せないわ・・・・・) マアト(・・・・・ザクエル様はお優しい方だから、僕を責めない・・・・でも、きっと僕の事に少なからず失望している事は確かだろう・・・・今まで上手くやってこれたのに、どうしてここに来て・・・・)マアトハァ・・・・「・・・・早くザクエル様の信頼を取り戻したいのに何もかも上手く行かない・・・いったいどうすればいいんだよ・・・?」 チャキチャキチャキ・・・・!? チャキチャキチャキ・・・・~♪マアト「・・・・・【植木屋エド】~!ここの植木はもうお前が全部綺麗にカットしたんだろ?これ以上どこをどうカットするって言うのさ・・・・?」 エド「あ・・・・・あ・・・・?」マアト「フン・・・・お前は良いよな、バカだから何にも悩みがなくって。・・・・それにしても、僕の防腐剤をザクエル様が欲しがったから何に使うのかと思ったら、まさかお前みたいな奴の皮膚の為に使ってただなんてね。その防腐剤、気に入ってたんだぞ?あんなに沢山あったのにお前のお蔭で全部無くなっちゃったから、また最初から作り直しだよ・・・・・。」 エドニコ・・・「あ?・・・・あ~?」 マアト「バ~カ、何もお前の事なんか褒めてないよ、嬉しそうな顔するな。」~~♪~~♪チャキチャキ・・・・マアト(・・・おまけにコイツ・・・・・最初の頃はいつのまにかフラっと現れて得体が知れないし、ザクエル様にベッタリだったから気に食わないなと思ってたんだけど、まさかこんな事になるとはね・・・・) ―1週間前―ザクエル『あぁ、マアト君丁度良かった、君にお願いしたい事があったんですよ。彼はエド君と言うのですが・・・・』 そいつは何でも、カイム幹部が保護して来た児童虐待児で、長年親から虐待を受けてきた男なんだそうだ。幼い頃からネグレクト(親が子供の育児を放棄する事)を受けてきたようで、長年日の当たらないような部屋での監禁生活に加えて、虐待による裂傷も長年消毒されないまま放置された事により皮膚はボロボロに壊死をおこし、更に、食事を満足に与えられなかった事による栄養失調の為に心身共に充分に成長出来る事が出来なかった結果、言葉を話す事が出来ないのだそうだ。おまけに父親がマッドサイエンティストだったらしく、何を思ったのか自分の息子の両手首を切り落とし、巨大な鋏に差し替えてしまったんだそうだ。ザクエル様の技術だったら、両手首をドナーから移植して手術で治す事は可能だそうだが、長年の虐待で心臓が弱っており、手術中の麻酔に心臓が耐えられないとの事・・・・。ザクエル『・・・・ですからね、彼の心臓が手術に耐えられるようになるまで私がカイム幹部から預かって面倒を見る事になったのですが、私自身とても忙しくてずっと彼の側に付いてあげる事が出来ないのです。ですから、1番信頼出来るマアト君に私が居ない間彼の面倒を見て欲しいのですよ。・・・・・・大変だとは思いますが、お願いして良いでしょうか?』 マアト(・・・・・ザクエル様はあんな大失態を仕出かした僕の事を『1番信頼出来る』と仰って下さった・・・・素直にその言葉は嬉しいけれども、本当に僕の事を許して下さったんだろうか?子守なんて誰でも出来そうなのに、あんな失態をしでかしたばかりの僕に何でわざわざ・・・・・・・?まさか僕、逆に使えない奴だと思われて見限られ・・・・・・・・ううん!あの方はそんな方じゃない、きっと本気でそう思って言って下さっているんだと思う。思う・・・・けど・・・・・)マアト(・・・・ザクエル様・・・・・) ―銀狼捕獲失敗3日後―マアト「う・・・・うぅっ・・・ヒック・・・・」 ランキングに参加しています、良かったらポチッて下さい 全国から注目されているサイトが大集合!ゲーム・アニメ・趣味人気急上昇ランキング
2008年05月07日
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