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■臭いものに蓋意味:人に知られてはまずいことを隠す。類語・関連語:臭い物に蓋をする。Hush up / put a lid on / contain解説:臭いからその臭いを隠そうとして蓋をするわけだ。蓋の字の成り立ちを見ると,「草で編んだ覆い」だ。通気性が良さそう。それじゃ臭いが漏れてバレバレだっちゅうの。頭隠して尻隠さずみたいに,姿かくして臭い隠さず。臭は自+犬の会意文字。自は鼻の象形。犬は鼻が利くので持ってきた。蓋は艸+盍の形声文字。音符の盍(コウ)は,覆うの意。草を編んで作った覆いの意。出典 日向一雅監修 『「ことわざ」新辞典』 2010,高橋書店。 故事・ことわざ研究会編 『四字熟語辞典』 2005,ナツメ社。 SIIの電子辞書「SR-G8100」: 広辞苑第六版,新漢語林。ウィキペディア。
February 8, 2016
■醍醐味意味:深い味わい。類語・関連語: a delicious taste解説:とても美味しいとか最上とか,とにかくきわめて奥深い味わいのこと。面白さ,楽しさも含んで表現できる言葉。漢字の成り立ちを知る時間は醍醐味だな。仏教の言葉では最高真理。牛乳を精製する5段階(乳味・酪味・生酥味=しょうそみ・熟酥味・醍醐味)のプロセスの最終段階で最も美味。醍は酉+是の形声文字。醐は酉+胡の形声文字。澄んだ酒,赤い酒の意。音符の胡(コ)は糊の意。牛乳などで作った糊状のヨーグルトのこと。味は口+未の形声文字。音符の未はまだ明らかでない,かすかの意。微妙な味を味わうの意。出典 日向一雅監修 『「ことわざ」新辞典』 2010,高橋書店。 故事・ことわざ研究会編 『四字熟語辞典』 2005,ナツメ社。 SIIの電子辞書「SR-G8100」: 広辞苑第六版,新漢語林。ウィキペディア。
February 7, 2016
■空谷の跫音意味:とても珍しいことの喩え。類語・関連語:空谷の足音。解説:元は荘子。空谷に聞こえる人の足音。転じて寂しく暮らしているときに思いがけない人が訪れること。嬉しい表現なのだけれども,やっぱり何か寂しさが色濃く漂ってくる。空谷は人がいない寂しい谷。空は穴+工の形声文字。音符の工は,のみなどの工具で貫くの意。貫いた穴,むなしいの意。転じてskyの意。谷は上の部分の文字(左右に迫る谷の象形)+口の形声文字。音符の口(コウ,コク)は,たにの口の意。跫音は足音。跫は上の部分の文字+足の形声文字。人の歩く音の意。音は言の口を日にした指事文字。管弦楽器や草木などから発するsoundの意。出典 日向一雅監修 『「ことわざ」新辞典』 2010,高橋書店。 故事・ことわざ研究会編 『四字熟語辞典』 2005,ナツメ社。 SIIの電子辞書「SR-G8100」: 広辞苑第六版,新漢語林。ウィキペディア。
February 6, 2016
■大団円意味:めでたく解決がつくドラマなどの結末。類語・関連語: フィナーレ。大喜利。カタストロフィ。終局。Come to an end / happy ending / grand finale / end-all解説:大団円と大喜利(あるいは大切り)はほぼ同じ意味で,最後の出し物,物事の終わりの意。大団円の意味は要するにめでたしめでたしのハッピーエンド。ま,こうでなくてはならんよな,という納得の終わり方なわけだ。そういう意味でしたか。大は両手両足を伸ばした人の形の象形文字。団円は終わり,結末の意。演劇用語でハッピーエンド。まるくおさまるの意。団(團)は囗+寸(專)の形声文字。音符の專(セン)は糸を糸巻にまきつけるの意。囗はめぐるの意。まるくなるように転がす,丸い・かたまりの意。常用漢字の団は團の省略体。円(圓)は口+員の形声文字。音符の員は口の丸いかなえの意。円は圓の略字。出典 日向一雅監修 『「ことわざ」新辞典』 2010,高橋書店。 故事・ことわざ研究会編 『四字熟語辞典』 2005,ナツメ社。 SIIの電子辞書「SR-G8100」: 広辞苑第六版,新漢語林。ウィキペディア。
February 5, 2016
■食いつく犬は吠えつかぬ意味:やる気の者は騒がず実力行使する。類語・関連語:能ある鷹は爪を隠す。解説:「食いつく」のほうは危ない危ない。「能ある鷹」のほうが表現に美がある。なぜだろう。食いつくというのがいかん。食いつく犬は怖い。食いつかない大多数の平穏な犬たちに責任はない。犬は耳を立てたいぬの象形。吠は口+犬の会意文字。出典 日向一雅監修 『「ことわざ」新辞典』 2010,高橋書店。 故事・ことわざ研究会編 『四字熟語辞典』 2005,ナツメ社。 SIIの電子辞書「SR-G8100」: 広辞苑第六版,新漢語林。ウィキペディア。
February 4, 2016
■大黒柱意味:家族や組織を支える中心人物。類語・関連語: 建初柱(たてそめばしら)。大極柱(だいこくばしら)。breadwinner / mainstay / pillar解説:伝統的な日本家屋で使われていた一番太い柱。欅(けやき)を使って磨きこまれたりしていた。前に知人の吉田が家の作りやうは夏をむねとすべし,とか言うので,ふざけんなお前気取っていい加減なことを言うのもたいがいにしておけや,言ってやった。それでも効果がなくて,結局,日本には茶室のようなわけのわからん建物を好きこのむ文化人が後を絶たない。ああいうのはブーフーウーのブーの家じゃないか。寒い時や風雨の激しいときは,ウーのうちのように堅牢な建物が良い。吉田は良い家に住み飽きて酔狂な庵を編んで好きな事を言ってただけ。大黒柱ががっちり全体を支える建物をしっかり支える柱であることから,家族や組織の中心人物の代名詞になった。英語では稼ぎ手とか頼みの綱とか,とても現実的な表現で分かりやすい。稼いで来たり食わせたり守ったりする力がある人のことだ。大黒は七福神の恵比寿様である大黒天の意。大は両手両足を伸ばした人の象形。黒は上部の煙出しに煤がつまり,下部で炎があがる形の象形。柱は木+主の形声文字。音符の主は静止しているの意。動かない木,はしらの意。出典 日向一雅監修 『「ことわざ」新辞典』 2010,高橋書店。 故事・ことわざ研究会編 『四字熟語辞典』 2005,ナツメ社。 SIIの電子辞書「SR-G8100」: 広辞苑第六版,新漢語林。ウィキペディア。
February 3, 2016
■琴瑟相和す意味:夫婦仲が良いこと。類語・関連語: 琴瑟相楽しむ。和すること琴瑟の如し。比翼連理。琴瑟調わず(対義語)。解説:二つの楽器の音がよく調和するの意。そこから夫婦,友達,兄弟の仲が良いことに使われるようになった。元は詩経。「妻子好合,如鼓琴瑟(さいしこうごうし,しっきんをこするがごとし)」。琴瑟は琴(こと)と瑟(おおごと)。琴は篆文ではことの断面図の象形文字。のち音符の今(吟)を付して形声文字になった。琴の弦の数は7本。瑟は上の部分の文字(カク,琴の本字)と必の会意文字。必は隙間がなく付くの意。弦の数が25本ある琴の意。相は木+目の会意文字。木の姿を見るから事物の姿を見るの意。和は口+禾の形声文字。音符の禾(カ)は,会(會)うの意。人の声と超えとが調和する,なごむの意。出典 日向一雅監修 『「ことわざ」新辞典』 2010,高橋書店。 故事・ことわざ研究会編 『四字熟語辞典』 2005,ナツメ社。 SIIの電子辞書「SR-G8100」: 広辞苑第六版,新漢語林。ウィキペディア。
February 2, 2016
■太公望意味:釣り人。類語・関連語: an angler / goes fishing解説:昔の中国の斉の国を創った人物のお名前。太公望は世を避けるため渭水(イスイ)という川で釣りをしていた。そのエピソードから太公望イコール釣り人になった。本名は別の名前。取り立てた人が,長い長い間,待ち望んでいた人物,ということで望の字が入った。太公は父・祖父・高齢の人の敬称。太は二+大の形声文字。大きいうえにも大きい,はなはだの意。公は八+ムの指事文字。八は開くの意。ムはもと口の字で場所の意。口はみなが共にする広場,おおやけの意。口がムに変形して公になった。望は月+壬+亡の形声文字。最初は甲骨文で,背伸びした人の上に強調した目(臣)のある形の文字で,遠くをのぞむの意だった。これが金文から満月の意に借用されて月が付された。臣が音符の亡になって今の字になった。望になるには,いろんないきさつがあったわけだ。出典 日向一雅監修 『「ことわざ」新辞典』 2010,高橋書店。 故事・ことわざ研究会編 『四字熟語辞典』 2005,ナツメ社。 SIIの電子辞書「SR-G8100」: 広辞苑第六版,新漢語林。ウィキペディア。
February 1, 2016
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