Pass Labs Rushmore用に200Vを導入し、 その特注ステップダウントランスには103Vの出力 を付けてもらいました。つまり仕様は、
【ステップダウントランス規格】
入力 200V/出力 100V-103V-117V 30A
無負荷出力電圧 101.7V/105V/118.3V
です。117Vは万が一の他所転用を考えてですが、103Vは一体何のために?
他機でも103V出力の付いたものはありますが、それは電圧供給が100Vを下回るお宅用だと思います。ただ我が家は常に100.6~101.3V程度で安定 しています。ステップダウントランス制作の際に103V出力を作りたいと話したら、結構いろいろな方に「なぜ?」と問われたのですが・・・・。
これは長かった社宅暮らしに原因があります。
なにせ築40年のボロ屋でしたし、もちろん他の方もお住まいです。電圧は98V~102Vと安定せず、音の良い夜中は101Vを上回ることが多かったので、 許される上限で電圧供給した方が音が良いという刷り込みができちゃったんですね。(夜中は周りのSNも良いので、いい音は安定した電圧のせいだけではないんですが。)
もちろん、高電圧で100V入力機器を壊したらバカらしいわけで、許容範囲も考えていい落としどころが103V(無負荷出力電圧105V)というわけ。
こういうあの時ああだったという経験は、その人にとってポリシーとして生きます。私が 60Hz信者
になったのも、大阪暮らしの経験があったからです。
で、せっかくの103V出力。
実は昨年末まで試さずにおりました。100Vでも十分なステップダウントランスの効果があったもんね。
100V出力と103V出力を一対比較してみると、その差は思っていた以上に微妙です(ちょっと残念 もっと大きいと思ったんだけど)。これでは10回比較しても6回当てられるかどうかといったところでしょう。
イメージ的には103Vの方が力感が上がるような気がしますが、そうではなく、あえて強調するならば、

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