Blog de afutura

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May 10, 2009
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さて、 数ヶ月ぶりのびーぐるさん 借り物のアレグロが大量に差されていた ので、本来の音ではないかもしれませんが、大筋で違いはないと思います。(びーぐるさん的には違いが大きくても、数ヶ月に1回の来客者の感覚で違いはない)

今回もHELGE LIEN trio/SPIRAL CIRCLE(右写真)を聴かせていただきました。 元々びーぐるシステムで聴いて仰天し 、我が家でもよくかかる1枚となりましたが、オーディオファンと音楽ファンを分ける1枚でもあります。でかい音でオーディオ的に鳴らせばオーディオファンには大好評、ただし内容そのものに音楽性は感じられないので音楽ファンには大不評。これをかける時は、来客者がどちら寄りなのかを見極めないとね。まさに正にびーぐるさんの音を端的に表す1枚。

で、この7曲目の"Take five"の冒頭1分のドラムスのソロ。当初 Pass labs Rushmoreが木魚のようにしか再生できなかった パートでもあります。いつの間にかそれも改善し、鋭い金属音も連打も苦にしなくなってきました。だいぶ改善されてきた。

と思ってました。
ところが改めてAnat Reference Professional IIで"Take five"を聴くと、鉄のスティックで真鍮のシンバルを叩くような重く鋭角な音が再生されます。に比べてピアノは妙にまろやかだったり。ポコポコ木製エンクロージュアのRushmoreは、シンバルの当たりが柔らかく、逆にビアノは金属っぽい。聴き比べてわかる。やはりこうも違うかぁ。


実際にドラムスを間近で聴けば、そこには木と合金とプラスティックの音が混じり、そしてバスドラムといえど意外に軽い音がするわけで、もしかしたらRushmoreの方が"目視がないぶんオーディオ的に物足りないけど本当はリアル"かもしれません。一方、Anatは“リアルでないけど現実以上にリアルに感じる”んですね。聴感にわかりやすい。
やはりオーディオ的にスゲー大笑い


びーぐるさんのAnat Reference Professional (II)を中心としたシステムの再生音は、強弱がエンハンスされた音だなと思ってました(思ってます)。音楽性はないと思ってました(思ってます)。5%の最高域と5%の最低域に90%の力を注ぎ込んだ音だなと思ってました(思ってます)。
今回も全体としての印象は変わらないので、私にとってびーぐるシステムはいい指標です。自分の音が確立されている証拠だと思います。

いつも試聴時間は短いのに( 今回は玉ネギ3個の物納で5曲も聴きました が)、 「記憶に残る音」 なのはうらやましい限り。ある種突出しているからだと思われます。無難な感じが全くしないもん。





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Last updated  May 11, 2009 07:19:51 AM


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