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神君、伊賀越えといえば。幾多の戦国時代を扱った大河ドラマといえば、本能寺の変そして家康の伊賀越えというのが定番ですが、 そんな神君家康の伊賀越えに関するお話の付け合わせとして、2016年分ですが、ご参考までによろしかったら。↓『本能寺の変といえば、伊賀越えですが。/2016年分』大河ドラマで戦国ものといえば、本能寺の変”が つきものなのですが、その場面でかならずとりあげられるものに家康の伊賀越えのおはなしがあります。 → 伊賀越えについては こちら。 と いうことで前回の浄土寺の本殿から左手に進み、件の閻魔様の前の路地を抜けて一つ木通りにでてそのまま道なりに坂を上がると、すぐに目にはいるのが、こちらの看板。 [伊賀越え所縁の鈴を祭って創建されたという説がある]鈴降稲荷さまの場所を示す看板です。 道から左手に曲がった先にあるのが、一畳ほどのこじんまりとした鈴降さまのお社。お社のわきには、この稲荷の由緒が書かれた看板があり、この看板曰く ・・・・一説には天正十年織田信長本能寺の変に遭いし折、京阪にありし徳川家康急遽三河に帰らんとて、伊賀越えの際山中にて道に迷いし時、遥かに鈴の音が聞こえるので、その方向にたどりつくと観音堂あり堂主山名孝倫なる者がいて之を迎え厨子の中より三箇の鈴を取り出し家康に献じ、且つ付近の住民を集めて道案内と警護をしつつ伊賀の白子に出、舟にて海路浜松へ帰ることが出来たという。家康は、此の恩義を徳とし、江戸幕府を開くや、孝倫はじめその折の郷民を江戸に召して四谷に地を給し、これを伊賀同心組とした。よって彼等は一宇の祠を建て、さきの鈴を神鈴として鈴降稲荷と号し伊賀組の鎮守とした。とのこと。 そのような看板の説明をあたまのなかででなんども反復し、いまはいったいどうなっているのかしらん などと、現在の神鈴のありかなどを思いながら、とりあえずお社の鈴をならしてお参りし、そのあと通りのほうに退出し・・・ きた道を逆に帰って、路地のほうから浄土寺の境内に進みつつ・・・閻魔さまとお地蔵さまに鈴のありかや、ひいてはことの真実をおたづねする のが、最近の赤坂散歩時の定番となっております/笑。 今回の大河ドラマの真田丸での、内野聖陽さんの演じる 家康のばたばたの伊賀越えは、個人的には大好きでした。 ハマカーンの浜野半蔵、ドラマ後半もどんどんでてきて ほしいです。「夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜 」のの
Jul 30, 2023

お互いの生育を助けるコンパニオン植物。。花や野菜を栽培しているとどうしても気になるのが 病気や虫による被害ですよね。そこでなるべく薬をつかわずに栽培する方法のご紹介です。ぜったいにこない・・というのは不可能なのですが、一緒に植えることである程度虫をよせつけない作用があったり、お互いの成長を促進しあう作用をもった植物の組み合わせがあったりするといわれるものにコンパニオン植物とというものがあります。今回はそんなコンパニオン植物のはなしなのですが、そのような植物の組み合わせのなかで、とくにハーブを利用した栽培例と効果を以下に箇条書きにしてみると・・・マリーゴールドとダイコン・トマト ・・・センチュウの防除ミントとトマト・キャベツ ・・・生長促進・虫除けチャイブとキュウリ・トマト・カボチャ・ピーマン ・・・つるわれ病防除バジルとブロッコリー・コーン・トマト・・病害虫の減少カモミールとタマネギ ・・・病害虫防除ボリジとイチゴ ・・・ミツバチの来訪多・受粉を助けるタイムとズッキーニ ・・・ミツバチの来訪多・受粉を助けるローズマリーとニンジン・キャベツ ・・・土着菌が増えるなどなどがあります。さらに害虫を避けるということになればミントとキャベツ・ブロッコリー・カリフラワーのケース やナスタチュームとキャベツ・ピーマン・キュウリ・ナスなどがあげられます。こういった事例のなかで、もっとも古くから知られていてかつ古くから行なわれている事例として、しかも私自身も実際に生産現場で見聞きしてきたのがマリーゴールドによるセンチュウ防除です。どうにもマリーゴールドの匂いをセンチュウが嫌うというのが、その原理らしいのです。そういった忌避作用というのは、シカクマメや飼料のソルゴーなどももっており、畜産地帯である南九州においてはマリーゴールドよりもソルゴーが利用されることがおおくなったというのが現状といったところでしょうか[大きく育つソルゴーは植物質繊維の補給にも利用できますし]。さてそんな良いことづくめの観があるコンパニオン植物ですが、よくよくかんがえてみれば、大量生産・大量消費が行なわれる前の、全国規模の流通網や大型機械を使った耕地整理も万全に整えられてなかった時代の日本の農業では「畑のパッチワーク」といわれるほどに、いろいろな植物がいろいろな作型で栽培されていたということで、自然なかたちでのにコンパニオン植物の組み合わせができあがっていたのかもなあと想像したりもします。ということで・・・かぎられた広さの土地でおこなう家庭菜園や野菜やお花のプランター栽培では、どうしても作る作物の種類が限定されてしまいますし、栽培土を休ませることもありません。むしろ実際の農業における田畑の場合よりもずっと土を酷使しているわけですよ。そういうことでどうしても特定の土の養分が偏ったり不足しがちになりますし、加えて土に存在する微生物の種類と量も限られてくるようにみうけられます。したがってそのひとつの対策法として、植物を混植して植物間の天然化学物質の相互作用を利用する[といわれている]コンパニオン植物を植えるのは、微生物の面から考えてもとてもいいことだと思います。いじょう・・今回は、野菜の外観を気にせず・時間に余裕があり・栽培を楽しみたい方向けに、コンパニオン植物のご紹介でした。ちなみにわたくしは、ハーブやラベンダーの栽培に利用している土のセンチュウ対策にミントをつかったりしているのです[そしてそのミントにアブラムシがくるのには閉口してたり苦笑]。 ちなみに実際のハウストマト栽培農業現場で行なわれて いるウイルス病を媒介するコナジラミ対策のネットの網 目は・なんと0.6~0.4ミリのもの。お宅の網戸のネット をご覧になれば、それよりもずっと細かな栽培現場の網目 の細かさがよくわかります。そう、それは風を通さないほ どの細かさなのです。それでも防げなかったりするのです から虫害病害というものはかくも侮りがたし・・ですよ、 ほとほと。「夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜 」のの
Jul 29, 2023

超大型台風といえば。7月中旬からはじまり7月25日の本日あたりはイネ刈り真っ盛りとなっている宮崎県の早期米栽培地帯。 なんといっても幸運であったのは台風5号の直撃を免れたゆえです。そしてこの台風5号の進路が中国本土であると聞けば、どうしても思い出しちゃう映画の予告編が こちら です。なんといっても藤岡弘、さんのナレーションが 素晴らしいかと。じっさいのところ・・こんな市長さんがいたら、頼もしか~。 この5号台風の進路にあたっている宮古島や石垣島 のみなさまや台湾そして中国本土のみなさまには 被害の少ないことをお祈りいたしております。「夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜 」のの
Jul 25, 2023

土用の丑の日といえば真言密教の秘法加持。夏場はキュウリということで、2013年分のキュウリ関連のお話の再掲載です。よろしかったら。。↓土用の丑の日に、仏具の 独古/とっこ を使って、新鮮なキュウリに穴をあけ、そこに願い〔病気平癒や家内安全〕を書いた護符を封入し地中に埋める・・・これが真言密教系のお寺さんでおこなわれる“諸病きうり加持”とか“きうり封じ”といわれるキュウリを使った秘法加持です。 願いを込めたキュウリが土中で腐ることで諸病が回復するというものですが、この呪術的な雰囲気が魅力的ですよね〔なんといっても密教という秘密の宗教の中の・さらに秘法とされる儀式ですし〕。 この秘法加持で有名なのが 小豆島の保安寺さんや愛媛県西条市の栴檀寺(通称世田薬師)さんですが、和歌山県にもあるというお話も聞き及んでおりますので興味を持たれた方は丑の日におでかけになるのはいかがでしょう。個人的には・・本州側から明るい瀬戸内の海を舟でわって四国のお寺さんに参りすることとして、青い海原にキュウリを手でかざしながら[青い海に緑のキュウリですから映えますし]はせ参じて、この秘法加持に参加するという行程があこがれです。 農業関係者としては・・・この行事用に〔空海もつかったの かなの〕中国産の品種のキュウリなどを育てて売り出すのも いいかもと考えちゃったり/笑。「夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜 」のの
Jul 23, 2023

思い立ったら、なにがなんでも。一寸の虫にも五分の魂などといわれますが、そんな昆虫行動のおはなし。今年も巣をつくったということでよろしかったら。 ↓ドロバチのおかあさんが、営巣の場所として目をつけたのは・・・こちら映像の中心部分にある丸い穴です。穴のなかに、おかあさん蜂頭の一部がすこしみえるのがおわかりになりますか。ののの頭から穴の中にはいっては、穴のなかで回転するのか、しばらくすると頭からでてくる。 おそらく湿ったドロを穴のなかへすこしづつすこしづつ運んで、懸命に穴の内部で幼虫のためのお部屋づくりの作業中なのでしょう。この作業の繰り返しです。ののの ののの そんな子供想いのお母さんバチの懸命な働きぶりには、もちろん頭が下がる思いではあるののですが・・・しかしどうにも困ったことが ひとつ。それはこのお母さんバチの選んだ穴の場所なんです。じつはこの穴というのはののののののののののののののののの 重い荷物を運ぶ運搬用のフォークリフトのネジ穴。それも荷物の積み込み時や荷下ろし時には移動して仕事をするフォークリフト のマスト部分のネジ穴なんです。ののののの 営業時間内には[常時動いているわけではありませんが]もちろん可動して移動することもあるリフト、朝9時以降に倉庫から出されて、遅くとも18時前にはシャッターの降りる倉庫内に格納[その間はネジ穴の巣にも入れなくなるでしょうに]されてしまうリフト。なんでリフトなんだろう。 もっといっぱいほかにも巣をかける穴はあるだろうにと、おもわずにはおられません。かんがえてみればこのハチのお母さんは、たとえ移動したとしてもリフトの場所を認識し、さらにその居場所の変わるリフトの特定のネジ穴の場所を確認記憶している・・というほどの賢い頭脳とすぐれた位置感覚をもっている生物なはずなんですよ。それなのに・・停まっているときはいいとしても、リフト車が動くたびに、リフト車をおいかけてはネジ穴に進入して巣づくりしている様子のおかあさんバチ。はたから見ればあまりに非効率と思える作業の繰り返し。ネジ穴。なんでこのリフトのネジ穴なんだろう。そうおもわされることしきりです。そしていっぽうの巣をかけられるリフトです。このようにドロバチに営巣されるのは、じつは今年だけではないのです。思い起こせばほとんど毎年といってもよいほどに営巣されるのですから、この好かれようというのが、またすごい。この黄色いボディ色が気にいられるのか、それともオイル類の匂いが気にいられるのか、それとも単にこのネジ穴が[ドロハチにとって]超理想的な大きさと深さであるからなのか。理由はわかりませんが、当地のドロバチの一族に[先祖代々]6月7月と追いかけまわされるリフトっていったい。。。・・・ほんと世の中っていうのは不思議なことばかりだと思わずにはおられませんね。というわけで今回は、ドロバチに好かれる不思議なリフトというか、フォークリフトのネジ穴がすきな頑固一徹なドロバチの一族というか、そんな両者が繰り広げる夏の風景のお知らせでした。 こまるのはリフトの点検車検などで、 このリフトが 整備工場などに車で移動させられたとき。ドロバチは くだんのリフトを探し回って、こちらやそこら、別の リフトに乗るドライバーの足元や耳元[これは刺されそ うでコワイ]いたるところで ブンブンブン。「夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜 」のの
Jul 20, 2023

超派手なのに見つからない虫って、いったい。大発生しているというニュースも聞いた。一匹だけヒラヒラと舞っているのも、たしかに見た。 しかししかし、この虫ことキオビエダシャクって、幼虫時代は この派手さなんですよ。 ↓ 大発生したら目立たないわけないよ・・・ なあんておもっていましたよ。 折見ては確認してるけれど、まだいないなウチにはなんてかんじで ずっと思ってたのですから[今にして思えば]おめでたいというか、能天気というか。 これがですね、10本ほど植木にしているマキのそばで↑たまたま 蚊よけにアースジェットを噴射したら それがびっくり、いないとおもっていたキオビエダシャクが またぞろ、まさにうじゃうじゃとマキの枝のうえで動き出したではありませんか。 ほんとにびっくりさせられました。そして、ええええええええええええっというかんじで、蚊ではなくマキに向かって反射的にアースジェットした結果が これですよ。これ。 ↓ たかだか3本ほどのマキの樹から落ちてきた幼虫がこれなのですから。そら びっくりもしますって。ええ。そんな状況から思い出されたのは、映画エイリアン2。トンネルの中のどこかにエイリアンがいる・・・のではなくてじつは壁全体が、たくさんのエイリアンの作る繭だったというあのシーンを思い出しました[その後わたくしの場合は銃ではなくてジェットを乱射してしまったわけですが]。それにしてものキオビエダシャク。 これだけ発生してしかも新芽を狙って食べ続けていくとしたらそれはマキの樹も枯れてしまうことだろうなと、強く実感させられましたよ。ということで今回は、大発生しているキオビエダシャクは、なかなか見つけにくいので注意してくださいね・・というおはなしでした。 背景と見分けがつきにくくなっている体色を保護色と はいいますが[アマガエルの場合はこちら]、マキの樹の 色とはちがう色なのにみつけにくいというのは、じつ に不可思議な話であります。逆光になっていたからな のか、それともあえていうならこんなサメ除けのウエ ットスーツみたいな原理[こちら]なのか。うーむ。「夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜 」のの
Jul 18, 2023

見かけなくなったはずだった侵入害虫。前回にひきつづき難防除害虫であるキオビエダシャクの過去の回の再録で2014年の回になります。次回の参考でよろしかったら。↓『見かけなくなった侵入害虫/2014年』宮崎県で、樹齢250年にも及ぶという、なまえの知れ渡った貴重なお寺のイヌマキや宮崎神宮の境内に植えられていた30本以上のイヌマキを枯らしたことで有名になった、南方からの侵入害虫である キオビエダシャク[前回はこちら]。宮崎県内で2009年と2010年に大発生して生息域を広げ県内各地に被害をひろげていたはずのこの大害虫の姿を 2014年の今年には見かけなくなったことが、宮崎県の樹木の関係者やガーデナーの間で話題となっています。とにもかくにもこの虫の存在は脅威そのものでしたから、ここ数年にわたって大切な樹木を守ろうとして奮闘させられた関係者にとっては、これはうれしい大ニュースといえそうです。こちら → 新聞記事にありますように、大発生していたキオビエダシャクを見かけなくしたのはなんといっても低気温、そう2010年以降の冬のもたらす最低温度が下がっていることでした。さらに追い打ちをかけたのが降雨の回数・・・通常では旱魃といってよいほどに乾燥するはずの冬期の宮崎で、ここのところ降雨の回数が増えているのも有利に働いたようですよ。幸いにもいまのところキオビエダシャクの侵入のみられなかった地区在である私、マキ系の生垣を持っている身としては、上記ニュースにほっとした次第です。ということで今回は、防除の難しかった南方からの侵入害虫に対しては、どんな防除法よりも気象要因が一番効いたというケースのおはなしでした。 そんなキオビエダシャクに関して言えば、宮崎県での初確認 は1955年ということですから、いまから50年以上も前 から 侵入しては死滅し・侵入しは死滅し・・という行動を 繰り返しているようです。「夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜 」のの
Jul 16, 2023

生垣を食べる侵入害虫・またまた増殖北上中。。次回の関連記事として 2009年7月分の再掲載 です。写真は新しくしております。 ↓『生垣を食べる侵入害虫・またまた増殖北上中?』生垣や街路樹に使われることの多いイヌマキを食べる虫の北上です。1年のあいだにに4~5回孵化するといわれているこの虫の幼虫が好んでたべるのはが、新芽の部分。新芽がすべて食べ尽くされることにより、被害を受けたイヌマキが枯死する確率があがる・・というわけですね。さらにはその産卵数の多さです。“メス一匹当たり千個ちかくの卵を産む” といったはなしもあるとのことで、その驚異的な産卵数こそが最大の脅威なのかもしれません。この害虫の名前はキオビエダシャク。2007年くらいから南九州の鹿児島県や宮崎県で目立つようになってきました。もともとの生息地はインドやマレー半島。その後、温暖化の進行とともに北上。南西諸島を経て、2000年夏には鹿児島県薩摩半島南部に上陸。その後、鹿児島県を経由して今回の[2007年]宮崎県への侵入につながっているというわけです。2007年には宮崎県の串間市で大発生した、このキオビエダシャク 。身体に黄色の帯状の縞がはいった、枝にとまるシャクトリムシの仲間・・・ということになりますよ。体長は約5センチほど。映像はこちら↓ 上から見る 横から見る こんなふうな動き 自慢の銘木がやられるかも・・・と、神社仏閣では戦々恐々 な状態が続いています。。「夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜 」のの
Jul 13, 2023

酷暑に見ごろなお花といえば。最高気温が35度超の晴天になっている南九州。。そんな当地にあって花をつけているのが柱サボテンです。と書くと、温暖な南九州であるから植えさえすればどこでも育つのだろう・・などと思いがちになりますが、冬場の晴天時には放射冷却現象が起こることも多い土地柄でもあり、そう大きくは育たないものなのです。大きく育って開花するのはまれなこと、 育って開花すれば新聞やテレビに取り上げられることも多いかんじなんですね。ということで例外的に大きくそだった柱サボテンの開花の時期を迎えているということで、 そんなお花の様子をご紹介してみました。↓『酷暑に見ごろなお花といえば。』家の見た目や眺めに大きく影響を与えるシンボルツリー。ちょっと距離をとって見たときの家のイメージを決定づけたり、実用的には玄関先の目隠しになったり、日除けになったり、また小さなスペースで心にもやさしい緑の演出を手伝ってくれるそんなシンボルツリーにも いろいろな種類がありますが・・・個人的なことで申し訳ないのですが、この初夏の時期に毎年見るのを楽しみにしているあるお宅のシンボルツリーがあります。それが こちら。 そう ちょっと高めな敷地の、登り口の脇に張りだしたお庭の角地に、シンボルツリーとして巨大な柱サボテンを植えられておられる住宅です。 庭さきに面した真下の道路から、見上げるとこんなかんじで・・ 電線にも届け・・・というかんじで、天に向かって柱がそびえていますよ。そしてなんといってもこの時期にこの風景を愛でたくなるのは 柱のそこかしこ から、 たくさんたくさん顔を出しているこのピンクのお花なんです。お花の周りには、 昆虫や鳥たちがたくさんやってきていて、わたくしいじょうに、開花をまちのぞんでいた風情が醸しだされ、なんとも華やいだこころもちに いざなわれます。ということで今回は、南国ならではのシンボルツリーのご紹介でした[前回分のサワロサボテンの乳母植物の話はこちら]。 南国の宮崎だから どこで育ててもどこでサボテンは 育つ・・・なんて考えがちになりますが冬季の宮崎の 早朝は おしなべて厳寒。3月に田植えしたばかりの 水田の水が凍ることも往々にしてある[こちら]。だか ら一般家庭での、これほどみごとなサボテンは ほと んど見かけることはありません。そんなまれにそだっ 宮大にあるサボテンの新聞記事[記事になることからも まれさがわかりますよね]は こちら。 「夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜 」のの
Jul 10, 2023

身近になったマダニの被害。に対処するには。“目は口ほどに物を言う”ということで、このブログでもたびたびイラストの効能をとりあげてきましたが、この厚労省のマダニ被害に対する啓発ポスターは、効果絶大。 2019年の回ですが、宮崎県では先月も草取り中の被害者[死亡例]がでたということで、ご参考までによろしかったら。 ↓ 山ありダニあり。 畑での農作業 茂みでの草刈り 山のなかでの山菜採りや 狩猟をするとき ダニが あなたを狙っている。ということで、ダニの媒介する感染症のなかでも治療法がなく高い致死率を持つ SFTS / 重症熱性血小板減少症候群には、とくに注意してまいりましょうね。さらに前回の対策につけくわえて とくにSFTSの発生が多い地方・地区においては ■ ダニが取りつきにくい化学繊維の服を着る ■ タオルや上着などを むやみに地面に置かない ■ 防虫スプレーを使用する ■ 着ていた衣服は屋外で叩く ■ 作業服を持ち帰る場合はビニール袋に入れ袋の口を縛る ■ 着ていた服は早く洗濯する ■ 農作業やキャンプのあと、すぐにシャワーを浴びる ■ 散歩させたペットは散歩のあとにブラッシングする ■ 野生動物はもちろん野良猫などの存在にも注意するなどの対策を徹底してまいりましょう。なんといっても吸血動物の関わる感染症は、たとえば感染経路が異なるインフルエンザなどと比較して数百倍の感染力があるという考察研究もあるとのことですので、転ばぬ先の杖・用心大事でかかりましょう。 アヴリル・ラヴィーンかかった「ライム病」。この病気 もマダニが媒介する感染症。。その数か月間にわたった 療養のようすは こちら。「夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜 」のの
Jul 6, 2023

ラベンダー、一回り大きな鉢へ。ヤブ蚊に襲われながらも、夏ごしの今 いまやっとかねばの作業についての定例回となります。よろしかったら。↓育苗作業の省力をもくろんで・・・・多くの穂木をひと鉢に挿し木したおした挿し木の鉢[こちら]。この鉢に挿したラベンダーの根がでてきたのを確認後に、ピザを切るように一本づつ小鉢に鉢上げして約4週間ほどが経過しました。そんなぎゅうぎゅう詰めの鉢から1本づつ鉢上げしたピナータラベンダーとデンタータラべンダーの現在7月はじめの様子がこちら↓。 元気にそだってます → そんなラベンダーずが 折からの高温環境で、朝に水をやっても夕方には鉢がカラカラに乾きはじめるほどにおおきくなってきたので、これはいかんなと、一回り大きい鉢に植え替えることにしました。そんな植えかえるつもりの鉢苗を、スボンと鉢から抜いてみた図はこちら⇓ 。 → 鉢の形に根ばってますさあそんなわけで根の張り具合も充分ですから、さっそくに鉢と土に道具を用意していつも通りの植え替え作業にとりかかります。 ↓左の鉢から右の大きさ鉢に 作業は簡単、ラベンダーの苗の全体を掴んで 苗小鉢からむんずと引き抜いた苗を、大きなほうの鉢にポンと入れ置き、鉢の空いたところに新たな土を入れ、表面を平らにしたあとに、鉢ぜんたいを持ってとんとんととんと鉢の中に入った土を均[なら]せば終了です。こんなかんじで↓。 作業後の植え替えたデンタータ鉢とピナータ鉢のようすはこちら↓。 というわけで今回は、 ネバーエンディングなラベンダー[こちら]栽培の応用編として、 まずは“場所と手間をとらないひと鉢への[こちら]挿し木”で増やし、その後発根した苗をひと鉢に鉢上げした苗の植え替えのご紹介でした。さあ次回は夏の管理に必要な、野放図に伸びているラベンダーずの枝のカット編に続きます。なにせここは宮崎、植えかえたこの日は全国でも一位二位を争う暑さの日でしたから。 植物質の繊維と 有機質分の少ない焼き土、フミン酸、 そしてミネラル[無機の鉱物]、清潔な水でつくる挿し木 のご紹介でした。こんな土で作ります」の回はこちらと こちら。 ご参考までに「苗が病気になるときは」の回はこちら。 「夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜 」のの
Jul 4, 2023

道ばたの牧草ロールに えっっっ。 畑とか河川敷とかに ころころころと ころがされているかんじで放置されていたり、畑の境界にならべられていたりすることの多い牧草ロール[こんなかんじ]ですが・・・じつは道路を通行しているときに気になってしょうがないという牧草ロールズがあります。百聞は一見にしかず・・ということでそのロールズの風景、それがこちら↓。 車ころがしていて、いきなりこれが目に入ったとしたら、ゲーム好きならずとも 気になりますでしょう? 今回は他の車の走行の邪魔にならないところに車を停車させてまじまじとアップで鑑賞させていただいたのですが、なかなかの筆達者の描いた図ですよ、これは。青空をバックに立ち並ぶキャラたち、いまにも動き出しそうで楽しませていただきました。眼福で満腹になりました笑。 ということで、境界におかれたりとか、地域の宣伝とか案内板とかに利用されてきた牧草ロールですが、この白いキャンパスは、やり方によっては無限の可能性を秘めているかもですよね。 子供さんたちに自由に絵を描いてもらうイベントのニュ ースなども ときおり耳にしてきましたが、腕の立つヒト 達集めて コンテストとかやったら もりあがりますって、 きっと。ええ。ちなみにイラストを使った経営戦略の回は こちらやこちら。「夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜」のの
Jul 1, 2023
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