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『天狗の巣』よりも、むしろ『魔女のほうき』的な。山桜や河津桜がチラホラと咲く季節となってまいりましたね。ということで、今回は つぎに一斉に咲くソメイヨシノ関係の回の再掲載です。もともとは、2010年分の回ですが、あいかわらずの対策しかなさそうなかんじということで、よろしかったらご参考に。↓『天狗の巣』よりも、むしろ『魔女のほうき』的な。“植物のなかで、樹木の茎・枝が異常に密生する奇形症状を示す” 状態は てんぐ巣病(てんぐすびょう) とよばれています。かわった呼び名ですよね。たしかに、樹下からこの状態を真上に見上げると大きな鳥の巣でもあるような状態に見えることから、まるで あの天狗さまでも居ることができるような枝の状態を引き起こす病気だということで、このように てんぐ巣病(てんぐすびょう)よばれるようになったのだとおもいます。写真例ずは こちら。しかしですね、妖怪ファンとしての自分としては あの大天狗さまに敬意を表す意味合い[天狗様の住処を巣とはよべないという]思いも込めて、英語の病名である witch's broom(魔女のほうき)という病名のほうが、しっくりと馴染むかんじですかね。まあそのような病気の名称はさておいて、今回の本題のてんぐ巣病です。このような近まった場所で・多くの芽が一度に生長して症状を引き起こす原因は菌類・昆虫・線虫・ウイルスなどによって引き起こされるものとされていますが・・・ソメイヨシノで問題になっているてんぐ巣病は、カビの一種であるタフリナ属菌によっておきるといわれています。ここまで読んでいただいて・・・枝が密集するくらいなんでもないことじゃないかと、そう思われる方も多いことかと思いますが病状はここからずんずんとすすんでいくのが問題で、てんぐ巣の症状がでたソメイヨシノは、やがて患部が枯死し、折れた枝がおちていき、徐々に樹全体が花の咲かない状態になっていきます。結果として対策を実施せずに放置すれば、やがてサクラの木本体の枯死を招くといいますから、なかなかにやっかいな病気なのですね、このてんぐ巣病は。そしてこの病気のおそろしさは、この病気を引き起こすタフリナ属菌のカビが空気伝染していくことにあります。以下、対策の回へと つづく。 低位置に発生した場合などは てんぐ巣というよりも むしろ「天狗の腰掛け」病というほうが、しっくりく るかんじがしますよ。 ちなみに俗称ではほんとに 「天狗の腰掛け」病ともいわれているとか。さらにこ れは想像ですが、この病気の命名者は 大天狗さまというよりは ひょっとするとカラス天狗 さまを想像して命名されたのでしょうかね、そんな気 もして。。 「夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜」のの
Feb 28, 2023

春の管理へ / ハウス施肥管理メール。2月も終わりに近づき3月はじめよりは、ハウス栽培の管理作業を冬の管理から春の管理に切り替えることが必要となってきます。ということで、ハウス栽培管理に関するメール NO.458&459を順次郵送しはじめております。 上記メール便記事の NO.458の一部拡大版がこちら ↓ 上記メール便記事の NO.459の一部拡大版がこちら ↓ 3月からは長くなる日照時間に加えて、日によっては上がる過ぎるほどに上がる気温対策が必要となってまいります。そういった気象条件に注意しつつ、水量やかん水回数を的確に対応させてまいりましょう。 急な晴天に伴い発生する石灰欠乏症対策の回はこちら。 作物を観察して状態に応じた施肥の種類をかんがえる 回は こちら。です。 施肥管理に特化した回は こちら となります。 「夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜」のの
Feb 27, 2023

松本零士さんが描いた池田湖のイッシー。。開聞岳が湖面に映り込むのもあってか、なんだか神秘的な鹿児島県の薩摩半島にある九州で最大の湖、池田湖。 未確認生物/UMAに興味のある方には、怪獣イッシーがいるかも・・・ということでも有名な湖です。そんな池田湖のイッシーを、先日亡くなった漫画家の松本零士さんが描いた作品が、今も池田湖の湖畔のお土産販売やレストランなどがある池田湖パラダイスに飾られていますよ。その絵が描かれたいきさつをとりあげた鹿児島県のMBC南日本放送のニュースは こちら。今回は松本零士ファン、そして未確認生物/UMA好きへのお知らせでした。ニュースが消えないうちに ぜひ いかれてくださいね~。 池田湖にいる甲羅のもりあがったスッポンの話は こちら。 開聞岳のある風景を絶賛したという伊能忠敬の話は こちら。 「夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜 」
Feb 23, 2023

「開聞岳」とよばれる珍しいスッポンのはなし。そもそもスッポン。カメの仲間ではありますが、その皮膚で覆われている甲羅は柔らかく[英名はSoft-shelled turtle]、そのため全体的な身体のフォルムは 薄く・平たいというのが特徴です。そんな平たいはずのスッポンの甲羅が異様なほどに高いスッポンがいるというののです。ちなみに画像が ↓こちら。 ← 通常より高い甲羅! 山でもないのにきれいな稜線もっているなあっておもいましたよ/笑。この記事を2006年くらいに朝日新聞の地方版で初見したときには。ちなみにこのスッポンは普通のスッポンに比較すると6センチは高い甲羅なのだそうです。さらにその記事に曰く・・・“ひさしぶりに捕獲された若い雌” “湖のそばの道路を歩いていた”“捕獲した住民がスッポン料理店に持ち込んだ” “店主の岡田保さんは、珍しいので料理せずに水族館など公共の施設に寄付したい”と続きます。なにより興味深いのはこの山の形の甲羅をもつ珍しすぎのスッポンが まれに捕獲される場所なんですが・・・ そこは池田湖。そう、鹿児島県指宿市にある九州最大の湖。約5500年前の火山活動によってできた周囲15km、最深部の水深が233mもあるという池田湖なんです。そしてこのスッポンの通称ですが、そんな池田湖の藍色の湖水に映る美しい薩摩富士こと開聞岳にちなんで、地元では「開聞岳」とよばれていたのだそうですよ[たしかに似ていて言いえて妙!]。はてさてそれから20年余り・・・ ずいぶん時が経ちましたが、この開聞岳と呼ばれるスッポンが新たに捕獲されたというニュースは、残念ながら自分は見聞していません。ひょっとしてあれが最後の一匹ではないよね なんて思いながら、今年も春の池田湖詣りにいこうかなと思う今日この頃。ということで今回は、前回の江戸時代に日本地図を作製した伊能忠敬が絶賛した開聞岳の風景に関するおはなし[こちら]ついでに、開聞岳という名前で呼ばれるスッポンがいるよというお話でした。 体長が2メートル以上にもなるオオウナギの生息地でも あり、UMA好きの方には有名すぎるほどに有名なイッシー がいるのではといわれている池田湖。夕闇せまる時間に浪 たつ湖水を見ながらたたずんでいると、なんともいいがた い畏怖みたいなものを感じられますよ~。 「夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜 」
Feb 22, 2023

伊能忠敬が絶賛した風景。伊能忠敬。お生まれが1745年2月11日ということで、誕生日には少し遅れましたが、まだ2月うちということで よろしかったら。↓鹿児島県薩摩半島にある指宿から茶の産地として有名な頴娃[えい]を通過して枕崎方面に向かう。その道すじで左手にみえはじめるのが、みごとな円錐形をした開聞岳[かいもんだけ]です。 晴れ間がみえるとおもっていると、いきなり小雨がふりだり、 雨になるのかとおもっていると やおら晴れたりという不安定な天候を表すかのようにそんな笠雲をかぶった開聞岳のお姿を みつけ車中からシャッターを切る。あるときは 牧草地のむこうに。あるときはビニールハウスの向こうに。あるときは 芝生畑のむこうに。あるときは 岬の向こうに。あるときは キャベツ畑の向こうに。あるときは エンドウ畑の向こうに。という具合に[まわりに山がないために]どこから見てもその美しい稜線を確認できる開聞岳。さすがに薩摩富士とよばれることであるな と、再認識していたところ・・・いやいやそうではなく いちばんの絶景は、いまでいうところの番所鼻自然公園からだといった男がいたのを思い出しました。そしてそんな番所鼻自然公園からみた 開聞岳のお姿がこちら 。のののの 旅程の都合からお山が逆光になってしまったのですが、それはそれととして、やはりここからの光景はとても美しく、まさしくベストなかんじありあり[個人的にはここ枕崎にある、あの焼酎蒸留所のさつま白波のラベルをおもいだしたりもして/笑]。ちなみにここからの風景をして「天下の絶景なり」と賞賛した人物ですが・・・それは あの伊能忠敬。日本地図作成のためにここに立ち寄った際にいった言葉とされています。ということで今回は、薩摩半島にある美しいお山と伊能忠敬の言葉の紹介でした。 サーフブランドのクイックシルバーの商標にも似てます よね、この風景。 そして航海時の目印にもなっていたのだろうなと山川港 の仲覚兵衛さん[田畑に骨をまいた男/こちら]を思い出し たり。 「夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜 」の
Feb 20, 2023

シジミ貝[しじみがい]に乗る神さま。。神さま・仏さま の 乗り物シリーズ[前回分こちらとこちらとこちら] として 過去分ですが、よろしかったら。 ↓ 佐賀県の唐津神社にお詣りしたときのこと。その境内に合祀されている火伏稲荷神社さまがおられました。そんな火伏稲荷神社さまのことで、どうにも気になってしまったのは、この神さまについての由緒・謂われに関する解説板です。 いわく・・・ 富士の裾野より来られ松浦川を 蜆貝にのって渡河 されの部分。パッと見したときは、しじみ採りの船に乗って渡河されたのだなと 軽く考えていたのですが、あとになって この案内板の映像中の文章をあらためて振り返ってみたとき、いやまてよ ひょっとしてあの小さな蜆の貝に乗っていらっしゃったのかもな などとも思ったのです。・・・あるときはキツネを乗り物にしたり、あるときは亀や蛇を乗り物にしたり・・・といった神さまたちも[これまでお邪魔した神社のなかには]いらっしゃっただけに、なかには[あたかもウルトラセブンのように]自分の体長を自在にコントロールしてシジミの貝殻を船に仕立てる神様もいるのかもしれないな、いたらかっこいいだろうな と思った次第ですが、真実や如何に。 貝の舟にのる情景・・・といえば ボッティチェッリの 『ヴィーナスの誕生』が代表的なものかと 思いますが、 ちょうどあんなかんじを想像[おもったりも]して。。 「夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜 」のの
Feb 18, 2023

仏陀の乗り物といえば。神さま・仏さま の 乗り物シリーズ[前回分こちらとこちら] として2013年分ですが、よろしかったら。 ↓ 4月8日の花まつり、仏陀のお誕生日ともいわれるこの日『平山郁夫/シルクロードの軌跡展』にでかけた私は、お目当ての仏像展示をしげしげとみていたのでありますが、 この写真に写した像のお姿をみたときに、なにかただならぬ気配を感じてしまったのです。 像というよりも、そう、この陰の部分に。 そしてそのただならぬ気配の原因は・・・影の形に加えて、像を正面からではなく、斜めの方向から見たときにわかりました。 の仏陀の頭にあるのは、まさしく目鼻に口もあり、しかもに視線をおくっている生き物の顔。さらにはその顔から下の部分を確認すべく、下の方向へ視点を動かしていけば・・・ 仏陀の光背 だけではなく仏陀のお座りになっている台座もまた、この生きものの身体であることが、やっと私にはわかったのです。 こちら、この台座の部分には、はっきりとしたしウロコの文様。この長い身体を持ち、ウロコで覆われている生きものといえば蛇/ヘビ。仏陀は台座に座っている・・・というよりは巻いたドクロの上に乗っておられるのでした。そうなんです、正式にはこのヘビの名前は蛇神ナーガ。仏陀は「ナーガ上の仏陀坐像」と つけられた像のタイトルどうりに、トグロを巻いたナーガの身体の上に乗られて座禅をされていたというわけですね。ちなみにカンボジアのアンコールトムから出土したとされているこの「ナーガ上の仏陀坐像」にみられる造形は、カンボジアやラオスなどの国々では、よくみかけられものだということで・・・ 展覧会からかえって調べてみれば、今回ご紹介した「ナーガ上の仏陀坐像」よりも、光背が よりヘビらしくあり、しかも台座にはもっとはっきりとウロコ文様が確認できるという、わかりやすい仏像の画像もたくさん発見したのでした。そしてなかには仏陀というよりも蛇神ナーガを強調したかったようなこんなになった像[主客転倒な]もあるということで ↓のののののののののののののののののののの+ ただただ びっくり。いじょう今回は『平山郁夫/シルクロードの軌跡展』で見た「ナーガ上の仏陀坐像」でであった仏陀の乗る蛇神ナーガのおはなしでした。 ちなみにナーガの伝説は・・・成道後の仏陀がなおも樹下で 禅定を続けていると、風雨のひどくなることがあった。そこ へ蛇神ナーガが現われ、その大きな体で仏陀を七重に取り巻 き、また七つの頭で仏陀の頭上に大きな傘を作り、仏陀を守 ったということらしいですよ。最後の写真のどでかいナーガ であったなら、先日の爆弾低気圧でもしのげそう。ですよね~。 「夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜 」のの
Feb 16, 2023

寒の戻りに負けまいと。2月初め。ふわふわとしたドライフラワー然としたアワダチソウ[こちら]を見かけたくだんの野っぱらに出かけてみれば、 これがこのあいだまでの あの荒涼とした野っぱらだったのかなと見まごうほどに、きれいに除草された土地に変貌していました。 ん~、あのときにもっとアワダチソウいただいとけばよかったなどと、あのふわふわとした感触を思い出しつつ、なにかいるような気配を感じ、自分の立っている足元を みつめるともなく見つめてみれば そこにいたのは、地面一面に土中からでてきたばかりの ツクシ土筆、つくし。 寒風のあたりにくい場所から順に出現中なのでありました。 おいおい、踏んでじゃねえよとばかりに、元気に顔をだしてきているツクシに教えられた春の風景。あれから10日ばかりたった今日あたりには、あの元野っぱらは、もっともっとたくさんのツクシが顔をだしているのでしょうね~。 一雨ごとの温かさかな・・・とはいいつつ、今年の寒さは 特別なもの、いやいやほんとに厳冬でした。 1月はじめの 大雪の日には、鹿児島といえどこの野っぱらも 一面に雪 だったんですよね。 「夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜 」のの
Feb 15, 2023

バレンタインデイに聞きたくなるのはテルミンの音色。意中の人からチョコもらえた人は、ファレルウィリアムスの♪はっぴぃや 森七菜の♪スマイル なんかを口ずさむ心持ちなんでしょうけれど意に反して チョコがまだな方の ん?という気分のときは、ナールズバークレイの ♪クレイジー なんか 個人的にぴったりだとおもうのですが、いかがなものでしょう。ということで、別ブログの古い回ですが よろしかったら。↓『バレンタインデイに聞きたくなるのはテルミンの音色。』たとえばウルトラQなどの SFや恐怖ものの作品の効果音に多用されきたのが テルミン/ThereminVOX 。ロシアの物理学者にしてチェロの名手だったレフ・セルゲイヴィッチ・テルミン博士によって1919年に発明された世界初の電子楽器です。その演奏奏方法は独特・・・テルミンは触れられることなく音を発生させます。手を近づけると音程が高くなり、遠ざければ音程が低くなる。つまり、アンテナ部分に 手を近づけたり・遠ざけたりすること、それが演奏する方法なのです。ゆらめきの連続するテルミンの作り出す音。この音に、かぎりない癒しを感じるという方もおられます。そのいっぽう不安定な心の動きを感じるという方もおられるようです。そこで、まずは ♪クレイジー。ナールズ・バークレーによって大ヒットしたこの曲を、テルミンの音色にては、いかがですか。 ページは ここ 。いっぽう、おなじみの有名なロシアの演奏家の演奏風景は こちら 。ということで今回は、暑気払いに見ることの多い映像作品で耳にすることが多い テルミンの音ふたつ のご紹介でした。 ちなみに、本日は ↑テルミンTシャツ着てます/笑。 触れなくても音が出る楽器であるなら自分にもでる・・・って おもったあなた。もしかするとあなたこそが、テルミンの名演 奏家なのかもっ。 「夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜 」のの
Feb 14, 2023

まじまじと見るのは初めてな植物。特別に寒さを感じる日の多かった本年2023年1月の鹿児島空港近くの年明けの野っ原。そんな野っ原を車で通行中に、道沿いにこんなふわふわとした植物をみかけました。車を停めて車外に出て、この植物を まじまじとと見ながら触ってみると、触り心地も まさにふわふわ。 花瓶にでも放り込んで、ボリューミューなドライフラワー的なかんじで、部屋に飾ろうかな・・と思いつつ、このお花はなんだっけかと思案しつつ、周りを見渡したら、冷たい風の当たらぬ野っ原の窪地の部分に のこっていました♪このふわふわなドライフラワー的な感じになる前のお花が。。それが こちら ↓。 そうなんです、一面を黄色い色で埋め尽くすことのおおいイメージを持つ、あの セイダカアワダチソウのお花 だったんです。4,5年前まではここ南九州でも、あそこにもここにもそちらにもこちらにもといったかんじで、休耕田や新しく切り開かれた道路の壁面などで大繁殖していたものですが、最近ではかつての大群生ぶりも一段落したかたちで群生しているセイダカアワダチソウのお花でした。侵入されたら爆発的に増えちゃうのではないかという、このお花にまつわるイメージがあるもので、周りで見かけたら必要以上にばしばしと除草してしまう関係上身近にはあるけれども親しくはない物の代表格的なお花であるのですが、なかなかにきれいなドライフラワーになるな~ と こんかい認識いたしました。 ← おおきくなります~米国サウスカロライナ州の州花であるとも聞くので、今シーズンは増えるのだけは勘弁してほしいということで、鉢植えにでもして鑑賞してみましょうかね。。 よくよく考えれば ハチミツの蜜源となったり、その長くな る茎の利用で簾/スダレの材料として使われたり、入浴剤とさ れたり、[これは知らなかったのですが]新芽を天婦羅にして 食べることもできるという[虫媒花である]セイダカアワダチ ソウ。そのような効用があるのに、ブタクサなどと間違われ て花粉症の原因になるとまちがえられたりするのは、ちょっ と気の毒にも思えたりして。 「夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜 」のの
Feb 13, 2023

潜水艦が見れるかもな国立公園のはなし。2012年の記事ですがよろしかったら。もっとアップな2022年3月の回は こちら。↓縄文縄文杉で有名な、世界自然遺産である屋久島とその周辺地域にまたがる地域が、これまでの「霧島屋久国立公園」から分離して今年度中に「屋久島国立公園」となります。これまでは 宮崎・鹿児島両県にまたがる「霧島屋久国立公園」であったものを分離し、屋久島地域を独立した国立公園とすることになったものです。 もういっぽうの 霧島地区は、あらたに錦江湾という名称を加えて「霧島錦江湾国立公園」とされることなります。ニュースはこちら 。とてもよいことだと思うんですよ。これからは■ 離島特有の動植物が存在する「屋久島国立公園」 ↑ ↓■ 桜島や霧島といった活火山の景観が広がる「霧島錦江湾国立公園」という、それぞれの地域の特色が活かせる国立公園になるのですから[そもそも距離だって離れていますし。そして個人的にはですね・・・とっても楽しみにしていることがあるんです。それは国立公園のなかに、きちんと錦江湾いう名称が入ること。なんせこの錦江湾、湾ではありますが 注目すべきはその深度。最深部の水深が200メートル以上もある[ちなみに海面面積は奥海域2万2000ヘクタール] というのですから じつに雄大!な湾だとおもわずにはおられないんですよ。この深さなら、たとえばその深さからいえば湾のなかを潜水艦が海面下に潜って航行していたとしても問題なさそうにもおもえますし。。たとえば こんなふうに 実際に 湾のなかに潜水艦がみえちゃう。史実でいえば 幕末には艦隊主体の戦闘がおこわれた薩英戦争まで、この錦江湾内を中心におこなわれたのですから。その史実だって、もっともっと世間に広まってよかですし笑。というわけで今回は、新たな名称になる「霧島錦江湾国立公園」は、潜水艦が見れるかもな国立公園・・っていう魅力的なセールスポイントがあるよ といったおはなしでした。 ちなみに桜島フェリーから撮ったこの写真。“某国の潜水艦 が日本沿岸の大都市を強襲しているなんてふうの 映画のワ ンシーンには 思えませんか? ↓ 「夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜 」のの
Feb 12, 2023

ヒトをくった お菓子。『食べてみたのに、中身が入っていなかったじゃないか』など といったふうのお叱りを、このお菓子を作ったお店が受けた ・・・などという伝説を持つお菓子が、長崎県にあります。そのお菓子が、一口香/いっこうこう/ です。長崎にやってきた中国人よりもらった唐饅を改良して出来たというお菓子。小麦粉で出来た皮に黒砂糖、蜂蜜、水飴などを混ぜた餡を詰めて天火で焼き上げる。すると皮が膨張して中身が空洞になるという、大変ユニークなお菓子 なんです。ビジュアルは こちら。で そんな一口香ですが、じつは長崎県だけではなく 佐賀県でもつくられていて、ちなみに自分が入手したのは佐賀銘菓とその袋に印刷された一口香。一般的に佐賀県のものは いっこうこうはいっこうこうでも「逸口香」と表記されることが多いとされているのに、それでも一口香と書かれているという、ある意味がんこな品でもありますよね。佐賀市にて買う→ というわけで今回は、長崎県や佐賀市で作られているユニークなお菓子、 中身が空洞になっているという構造からヒトに食べられるお菓子でありながら、ある意味ヒトを食ったお菓子であるところの一口香&逸口香のご紹介でした。さらに今回は 佐賀で作られたのに逸口香ではなく一口香と表記されたものをご紹介できて、ほっ。 たくさんのお店でつくられているこのお菓子ですが、 このキャラ、気に入りましたー。 そして、中国人よりもらった唐饅をヒントにつくられたから 空の饅頭になったのかな・・なんてこともおもったりもして。 「夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜 」のの
Feb 9, 2023

亀蛇〔きだ〕とよばれる神獣のはなし。神さまの乗り物シリーズ[前回分こちら]として、よろしかったら。 ↓熊本県、八代市にある八代神社におまいりしたときです。見上げたお社の屋根に、こんな妖しい動物の姿をみました。 亀蛇〔きだ〕です。 八代市で毎年執り行われる妙見祭の人気者として、ガメの愛称でよばれるこの亀蛇・・首の長さ約2.5メートル・体長4メートルという巨大な姿で、勇壮に走り回る神獣でもあります。 亀蛇を前面にもってきた妙見祭のユーチューブは こちら 。 さて、この亀蛇〔きだ〕と八代神社のご関係ですが・・・ 『天武帝白凰九年 (六八〇年) 秋、中国から亀蛇の背に乗って海を 渡ってきた妙見神は八代郡土北郷八千把村竹原津 (今の竹原神社 付近) に上陸し、約三年間仮座した。言妙見宮には、上宮、中宮、 下宮がありて上宮は延暦十四年(七九五年)桓武天皇、中宮は永暦 元年 (一一六〇年) 二条天皇、下宮 (現在の八代神社は文治二年 (一一八六年) 、後鳥羽天皇の勅願 (ちょくがん) により創建。 北斗七星と北極星を神格化した天御中主神 (あめのみなかぬしのかみ) と国常健命 (くにとこたちのみこと) がご祭神。』 という謂れがあるのだそうです。 そうなんです、つまりこの神獣である亀蛇〔きだ〕は、北極星あるいは北斗七星の化身ともいうべき妙見神の乗り物だというわけですね〔ガメラの背中に乗って移動するみたいでかっこいい~!〕。 そしてこれが妙見神社の御神幸行列に亀蛇が参加している理由ということになります。 そんな歴史の追加資料といたしまして、弘化3年に描かれたという「妙見宮祭礼絵巻/青井郷秀筆」の一部をご紹介ですが・・ここでは彩りも鮮やに、獅子舞いの獅子といっしょにお侍さんといっしょの亀蛇が描かれたりもしています。 ということで今回は、北斗七星の化身である妙見神と、その乗り物である神獣の亀蛇[きだ]のご紹介でした。 「古事記」「日本書紀」に、「ここは火の国、八代の郡(こおり) の‥」という文が残るように、八代は北極星を目印として 近海航路を行き来していた古代の海洋民族にとっての重要 な港町であったことでしょう。 彼らは颯爽と亀蛇に似た形の亀甲船を乗りこなしていたの かも知れませんねえ。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
Feb 7, 2023

早期水稲・種子の浸種について。2月の第1週から配布開始しております水稲種子について、浸種の留意点となります。 ↓書いてありますように、ここのところの収穫時前後の高温の影響で 種子の休眠が深い傾向が見受けられるということですから、 例年よりも長めの浸種時間をとること、 それが出芽を揃えるポイントとなりそうですね。 良いこととされる省力ですが、こと農作業に関して の省力は、えてして省略栽培となりがち な もの。 省略することなく、基本事項をしっかりと踏まえる ことが、良品多収の早道です。「夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜 」のの
Feb 6, 2023

まさか乗り物がだったとは。こちらの像。これは日向[現・宮崎県]の国に伝わる木食上人作の秋葉権現像です。 角度を変えて撮→ 足もとに、なにやら動物っぽいものがいるのが、おわかりになりますか。じつは この動物はキツネ なんだそうです。 で 問題は、なぜに足元にキツネがいるのか・・・なんですね。 当然のことながら 私が はじめに思ったのは、やっぱり“懲らしめ”。たとえば 持国天、増長天、広目天、多聞天といったいわゆる 四天王が、天邪鬼(あまのじゃく)を踏みつけているのと同じようなケースだと考えたんですよ。 悪さをしたキツネを懲らしめてやっちゃったよ と、いったかんじになりますか。ところがこれは大きな勘違いでした。じつは このキツネ、というか おキツネさまたちは秋葉権現さまのの乗り物だというのですよ。実際に ネットで調べると白狐にサーフィン乗り しているこんな像も ありました。 もっと いろいろな乗り方は こちら 。 なるほどこの像なら、キツネの大きさからいっても、たしかに権現さまは、キツネの背に乗っておられます。知らぬこととはいえ、火事を防いで下さるという秋葉権現さまの乗り物であるといった大切な役目を担っているおキツネさまにたいして、わたくし大変に失礼なことを思ってしまいまして、申しわけなさでいっぱいです。 ちなみに このキツネへの乗り方なのですが・・乗馬ふうではなく、いわゆるサーフィンにおける サーファーの板の乗り方なのが興味深いですね。映像を見る限り 秋葉権現さまは進行方向に向かって右足を前にされているので“グーフィー”スタンス。。 前回の和気清麻呂公[こちら]は、脚の筋を切られていた というだけに、やはりイノシシの背中に馬乗りに乗られ たのでしょうか。あるいは豪快に走る300頭のイノシシ の背中を ロックコンサートの大観衆に向かってその身 を預ける いわゆるマッシュポブみたく、はたから見れ ば猪背の合間に見え隠れしながら運ばれていったのか。 どちらにしてもカナダのスタンピートかスペインの牛追 い祭りみたいな豪快なはなしに思える~。「夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜」のの
Feb 2, 2023
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