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☆にゃあにゃのママ☆

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カテゴリ: 本
   ある日

ある日 金魚が死にました
死は
おさかなを浮かばせて

ある日 小鳥が死にました
死は
小鳥のからだを地面におとし

その重さ
その軽さ
その静かなる世界の軽さと重さ

頭のそとのそのお友だち
頭のなかの小鳥と金魚
世界をひき裂く やさしいちから

私を
ひき裂く
あやしいちから

金魚が水槽の中に浮かぶ。
ぽっかりと腹を見せて。
金魚の赤は、死とともに、白茶けていく。
開いたままの目も 白く濁っていく。

生と死。
重さと軽さ。
浮かばせてと 地面に落とし。
頭のそと、頭のなか。

対義語のように並べて、妖しいリズムを
醸し出しているが、生と死は、両極にあるのだろうか。

その重さ・その軽さの段落の「その」は 何を指しているのだろうか?

頭のそとのそのお友だち
頭のなかの小鳥と金魚


頭のそとの・・・は、声を聞いたり、見たり触れたり
感覚として捉えていると、私たちが思っているもの?
頭のなかの金魚と小鳥は、沈黙したままの概念としての生と死?
意織、感情…ばらばらに引き裂かれてしまいそうに感じる。

難しい単語は一切使われていないのに難しい詩だ。

やさしいちから
あやしいちから
 が平仮名になっているのも。

ずっと気になっている詩なのだが、感想を書けずにいた。
そして、今日も書けずに そのまま出かける。





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Last updated  2006/08/13 07:53:28 AM


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