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☆にゃあにゃのママ☆

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カテゴリ: ネコ
便秘で、大きいほうを、始終、トイレの外に転がしていたむうむだったけれど、小さいほうは、トイレでしていた、筈だった。

タイルカーペットを、毎日のように、濡らされ、雨の日が続くと、洗って干すのが、追いつかないようになった。

ふいと、私の傍を離れて、ダイニングの真ん中辺りに行き、あおーん、あおーんと、何かを探すように鳴くようになった。
今まで、むうむと私の間には、何もなく、意思の疎通があったと感じていたのに、突然、谷間ができて、向こう側とこちら側に隔てられたような気分だった。

粗相は、最初のうちは、トイレ近くのカーペットの上だったが、布団の上、枕の上にもするようになり、下が固い床でも、お構いなしになっていった。

認知症は、にゃあにゃの癌よりは、辛くなかったが、老いのせいで、食欲がなくなっていった。
肩甲骨が突き出て見える。そっとさすってやりながら「痩せちゃったね、むうむ」「ダイエットしなさいって言われたこともあったのにね」と涙ぐむばかりだった。

療法食でなければ、便秘になってしまうのだが、目先を変え、柔らかい缶詰やスープで、食べる気を誘うようにした。腹部のマッサージをする時にも、ごつごつとした手触りが、涙を誘った。


これまで、一度も、布団の足の方で寝たことがなかったのに、私の顔に鼻息がかかるような場所でしか寝ようとしなかったのに、布団の裾の方に潜り込んで寝ることがあった。
息苦しさを感じた。
何を思うか、私の愛する猫よ。
にゃあにゃの癌の時には、来年のこの季節を、にゃあにゃは見ることがないのだと胸を塞がれる思いだったが、むうむが、いつまで生きられるのか、まるで見当がつかなかった。
眠っている時間が増え、食欲が衰えてきたとはいうものの、私の足元にまとわりつき、お風呂場やトイレには、必ずついてくるのだった。





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Last updated  2017/04/11 01:37:40 AM
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