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2025.05.30
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カテゴリ: 浮世見聞記
JICA橫濱 海外移住資料館の企画展示「サンノゼ・ジャパン 受け継がれる移民の想いと心」を觀る。



1860年に米國カリフォルニア州へ移住した二十三人の支那人は持ち前の繁殖力でたちまち大世帯の勞働力となったが、そのぶん賃金水準を押し下げる結果をもたらしたため米國人の反中感情が高まり、それを背景として支那人の米國内における自由を制限した「中国人排斥法」が1882年に成立、その代はりに當地へ移民としてやって来たのが二十七人の日本人青年たちで、1890年のこと。 


(※特集パンフレットより)

農園勞働者として日本から移り住んだ彼らが、かつての支那人街に集まって住んだのが日本町の興りにて、かつて米國内にはさうした日本町が四十六箇所存在したが、太平洋戰争中の強制収容など時代に淘汰されて現在ではロサンゼルスとサンフランシスコのほか、シリコンバレーに臨むにサンノゼの三箇所のみ云々。


(※同)

ここに生まれ育った日系人たちの結束によって、だいぶ米國寄りながらニッポン風俗が守られてゐる一方、はじめから米國文化のなかで育った日系青年たちはかつての“日本町”ではなく、“Japantown”と御當地語で呼んでゐるところに、余所の國に移り住んで祖國の誇りを守り傳へることの難しさと厳しさを痛感する。



私にはとても海外移住は出来ないだらう。

あくまで日本にゐて、ニッポン人として誇らしくしてゐたい私に、自分の生活文化が異國の風に晒されて埋没していくなど、とても耐えられないはずだからだ。





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最終更新日  2025.05.31 08:33:20
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