迦陵頻伽─ことだまのこゑ─

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2025.10.25
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カテゴリ: 浮世見聞記
今年は夏が過ぎてから──秋と云ひたくないのはどうしたことだ──、雨の日が多いやうに感じられる。



梅雨の季節に空梅雨だったぶん、いまになって降ってやらうと云ふのだらうか。

活動(うごき)が抑制、といふより邪魔されるので、私は雨が大嫌ひだ。

ただ、勢ひよくザーッと降るならば却って爽快で諦めもつくが、中途半端なパラパラシトシトの降り方がとても腹が立つ。

先日の出雲大社への旅行中に傘をささずに済んだのが、唯一の幸ひだ。

中途半端と云へば、私はかつて「キミは何をやっても中途半端なんだよ」、と人から叱聲を聞かされたことがある。

當時は、さうなのかもしれない、と真に受けさうになったこともあるが、あれは自分が納得いく生き方を手探りしてゐる最中だったのだ、と今は知ってゐる。

まずは自分の手でいろいろと触れてみて、感触を得られないならば、触れるのをやめる。

そこにガマンなんて必要ない。



自分の損得は、自分で決める。


ただし、雨だけは計ることなしに、「損」でしかない。





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最終更新日  2025.12.01 07:51:58
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