迦陵頻伽─ことだまのこゑ─

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2026.02.11
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カテゴリ: 浮世見聞記
JR東日本線の管内に棲んでゐるだけに、この頃は驛へ向かふ前に、“電車がちゃんと動いてゐるのか?”を確認してからではなくては、おちおち利用も出来ない。

それだけ、彼らの不首尾による運休や遅延が多すぎるのである。

昨年には東北方面への新幹線が走行中に分離する事故が連發し、お次は走行中に分解かと怖くなり、東北地方への旅行計画をやめた。

今年は電車が電車たるゆゑんである電氣系統の事故が續發して、肝心の營業運転そのものを麻痺させた。

上野驛でハジけた架線が車両に触れて、車体の壁面が溶解し穴が開いてゐる画像を見た時は、これがホームにゐる人に當ったらどうなると、またも怖くなった。

そしてつひに官に呼び出しを喰らって副社長が叱り飛ばされ、社長がアタマをさげて見せた直後には、埼玉方面でまた架線があちこちで斷線して十七時間の運休、パンタグラフが破損して屋根から消えるなど、これが“技術大國ニッポン”のなれの果てでなくてなんであらう!



いまや毎日當り前となった營業運転時間中の車両點検、ホームドア點検、信号確認、ポイント點検、これらは全て、保線技術者の人件費など800億圓をケチって要員を大幅に削減した結果、當然現場の手が回らず後手後手になった、ツケである。

おそらく、技術者自体の程度も著しく下ってゐるはずだ。

對策として、技術系職員を来年から約150人増やすと今さら宣ってゐるが、ただの頭數とならぬやう、切に祈るところだ。





人を乗せて動くのが使命なのに、かう止まってばかりでは、アンタのシゴトは一体なんだ、と怒りを覺える。


かくして私は今日も、JR東日本線“だけ”は運行状況をしっかり確認して、それから玄關を出るのである。





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最終更新日  2026.02.11 19:28:53
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