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深夜12時過ぎ、鋏で硬いものを切っていたら、力を入れすぎたのか、右手人差し指付け根の関節が動かなくなった。指も曲がった形状のまま。マッサージするつもりで関節を押したら、ボキッという音とともに指が元通り動くようになった。生まれてはじめて亜脱臼なるものを経験したらしい。それにしても自分で外れたものをはめ直したり、どれだけ必殺技なのよ私。念の為午後一番で、近所の外科へ。レントゲン検査の結果、異常なしということになった。取り敢えず湿布と固定で処置。それでも調子が悪ければ接骨院に行くかもしれない。
2020.07.31
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たまには西瓜糖の日々を離れて水蜜桃の日々へ逃避。爛れる寸前にまで熟した束の間の甘い生活は、あっけなく食べ尽される儚さ。桃を食べる心地こそ桃源郷。★生きがたき此の生(よ)のはてに桃植(う)ゑて死も明(あ)かうせむそのはなざかり 岡井隆★イエスは架(かか)りわれはうちふす死のきはを天青金(あをかね)に桃咲きみてり 塚本邦雄★桃ひとりわれもひとりのたそがれに古代の青をおもひやまずも 水原紫苑桃秀歌様々。
2020.07.30
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先週買ったイヤーカフを初めてつけようとしたら、パールビーズが取れてしまった。プチプラとはいえ、あまりの脆さ。ポストに素材をボンディングしただけの細工のアクセサリーは、結構な値段のものでもこの手の故障が多い。それにしても、まだ使ってないのに壊れるって何だかなー。修理もボンディングし直すだけなので簡単、ではあるけど。セメダインハイスーパー30でパールを雑に接着して終了。パールが紛失しなかっただけラッキーだったことにしよう。
2020.07.29
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かつて松永弾正の麾下でありながら、秀吉の軍門に下り秀次の臣下となった舞兵庫(前野忠康)は、秀吉と秀次両人から真の平蜘蛛の釜の探索を命ぜられる。兵庫が弾正から預かり弾正が秀吉に献じた平蜘蛛は真っ赤な偽物だというのだ。では本物は何処にあるのか?そしてキリシタン宣教師たちの思惑と平蜘蛛はどのように関わっていたのか数寄者織部正一、その弟子直参小堀政一ととも平蜘蛛に秘められた謎を探る舞の前に、石田三成と納屋助左衛門の謀略がたちはだかる。--------------------文体良し、ストーリーの構成良し、謎の着想良しと非常にバランスの取れた完成度の高い作品。読み始めてすぐに、これってある意味聖杯伝説?と直感したらズバリそれだった。ぶっとんだ発想をオーソドックスな筆致で描ききる作者の技量は見事で、ミステリーの要素抜きでも時代物、伝記小説として十分に楽しめた。淀みない文章と、予想外の物語の展開に牽引されてさくさく読み進んだら、ラストで思いがけず伏線回収と推理の披露があるどんでん返し。思わずこう来たかと膝を打つ嬉しい驚き。(ロジカルに検証する本格ものミステリーの「謎解き」とは趣を異にすると、一応お断りしておく)欲を言えば、謎の中心であるはずの秀次の人物造型が精彩を欠くことがやや不満だがそれは大した瑕疵ではない。本作を優秀賞に選ぶとは、クリスティー賞もなかなか良い仕事をすると、ちょっと見直した。作者にはこれからも時代物ミステリーを描いてほしい。本職は住職とのことで、寺社を舞台にした本格見立て殺人ミステリーとかいいかもなんて、期待と妄想が拡がる。
2020.07.28
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レッスン再開でいい加減ポアントを買い替えないわけにもいかず、こればかりはフィッティングしないわけにもいかず、昨日の夕方シルビア新宿店へ。国産品は外国製より高くてもう手を出す気にならない。それに日本製も以前に比べて質が落ちたような気がして何だかな。しかし外国製のポアントも在庫切れが多く、ショップの人に聞いても入荷未定の品ばかり。妥協して現在履いているのと同一のロシア製のものに落ち着く。RCLASSのルビン、サイズは37・5か38か迷うところだが、在庫が38のみで選択の余地がなかった。こうして、たった一足ポアント買うためにフィッティングに二時間もかかって、どっと疲れた連休最終日だった。
2020.07.27
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宇野亜喜良画伯を稀有な天才の一言で片付けてしまうのは安易にすぎる。かと言って、どれほど複雑詳細な言葉を用いてその絵の魅力を語ることなど出来はしない。模倣しようにも、発想だとか、技巧だとか真似る術とてない独創性。常に変容する画風は老成などという辛気臭い概念とは無縁だ。むろんそこには想像力(想像力)の枯渇などいうものはない。何十年も前の作品が新鮮なイメージを伝えてきてくれることの驚き。たとえばこんな挿絵。1960年代? 1970年代? 永遠に新しい過去。新しく出たアキラックス本を見つけたのでそちらも眺めてみたい。
2020.07.26
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雨の合間のある晴れた日のキジトラ((≡゚♀゚≡))お腹を見せてゴロンバッタン。モフモフ出来た♪また遊ぼうね。
2020.07.25
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また九州地方で大雨の予想。北部だけでなくて南部まで。 ↓24時間予想雨量(多い所)25日(土)正午まで ▼福岡県80ミリ ▼佐賀県50ミリ ▼大分県100ミリ ▼熊本県120ミリ ▼宮崎県250ミリ ▼鹿児島県300ミリ※宮崎県と鹿児島県では、26日(日)正午までに更に100~150ミリ今回は北部より南部の方が多いのか。昨日宮崎在住の人から来たメールによると、向こうは降れば豪雨、晴れれば猛暑で22日は36・5℃と、たまらないそう。久留米在住のフォロワーは今月始めの筑後川氾濫のさい、避難所に退避して、一晩過ごしたものの居場所がないと判断、自宅に戻ったとTwitterで伝えてた。雨と暑さとウイルスに祟られて三竦みだな。これじゃ外出自粛せざるおえない。どっちを向いても出口なしなのに、何の go toキャンペーンよ。
2020.07.24
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早朝6時過ぎ、隣のビルのエントランスから聞こえる声に起こされた。なにやら、事件だか事故だかがあったらしく、現場検証をしているらしい。うるさくて二度寝もならないうちに激しい降りとなった。そして雨が小ぶりになると工事の音が聞こえてくるとは祝日翔は思えない忙しなさ。これじゃ雨降りなのでミステリーでも、というわけにもいかずタルトを作ってみた。いつものアプリコットタルト。杏のシロップ漬けを使うので甘すぎたかな。ドライアプリコットのコンポートで作れば良いのだが、この季節にコンポートを煮込むのは暑苦しい。
2020.07.23
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家政夫のミタゾノ」ではなく、本家『家政婦は見た!』を見た!!!覗き見する家政婦という設定が、偏愛する映画監督ルイス・ブニュエルの「小間使いの日記」に通じるところがあって、このシリーズなぜか好き。(゜_。)☆\(--;) コラコラ☆ 第11作「命を張った好奇心 秋子が惚れた極道の危険な秘密」893の組長のお屋敷でお勤めすることになった秋子さんが特技(趣味?)の覗き見で、任侠道を気取る連中の真実の姿を暴く。家政婦は極道一家の内輪もめからの組同士の抗争に巻き込まれ、仕上げは派手な銃撃戦という展開には笑えた。組長と義兄弟の杯を交わした長沢半次郎なる893が、言うこと為すこといちいちかっこ良くてイイ男で、秋子さんが惚れてしまう(*´ρ`*)。半次郎さんに「お秋と呼んで~♡」とコクって、太腿にタトゥープリントでフェイクの緋牡丹の入墨までする入れ込みよう。半次郎を演じているのは必殺シリーズの三味線屋の中の人で、これがはまり役。組長が刑務所で5年間お勤めをした彼のために、元カノとの逢瀬をセッティングしてあげたところが、敵方に寝返った元カノに命を狙われたりと、ヤバい男でもあるんだけど。(こんな腹に一物ありな組長のお心遣いは、小さな親切大きなお世話だけど)ところが、そのイイ男の言ってたことがみーんな「うそ♪」ウッソ━━━━(゚∀゚)━━━━アヒャッ!! なーるほど、よくよく考えたうえでのキャスティングなのね、と深読み。(義兄弟の契りってのもダブルミーニングであったか・・・・・と余計な深堀りもW)配役の絶妙さにもまして、やはり市原悦子の名演技が光っていた。さすが「必殺裏殺し」の「おばさん」だけあって、秋子さんこそ最恐家政婦。::::演出家の浅利慶太が舞台『アンドロマック』、『アンチゴーヌ』に彼女を起用し「戦後新劇の生んだ最高の女優」と讃えたとのエピソードはさもありなん。市原女史の生の舞台を観たことがないのが悔やまれる。ラシーヌとアヌイの戯曲はもちろん観たいだけど、まんまギリシア悲劇の市原アンドロマケーや、市原アンティゴネーこそ観たかったなあ。ついでに秋子のタトゥープリントが牡丹でなく薔薇にみえるので「薔薇の刺青」でテネシー・ウィリアムズの戯曲もいいな。でも、「欲望という名の電車」ならブランチよりもステラ役が似合うんじゃないか。何よりも、ジュネの『女中たち』のソランジュを演ったらぴったりじゃないかと妄想。別にオールメイルでなくてもいいです。観たい、観たいのよ。ジュネ戯曲も三島戯曲も。あらら、観劇自粛で枯渇していたのでついドラマから舞台へと妄想が及んでしまった。カテゴリ違いの妄想は切のいいところで自粛。妄言は取り留めもなく終わる。
2020.07.22
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秋の夕刻、ケント州をドライブ中のジェリー・チャロナーは足を痛めて困っていた美しい娘ノーラと出逢い、彼女を自宅のホワイトコテージ(白亜荘)に送り届ける。そのしばらく後、コテージから銃声が聞こえ、血相を変えたメイドが館から転がり出て「殺人よ!」と叫んだ。はたして館の一室で、近隣の「砂丘邸」の主クラウザーが散弾銃で打たれ絶命していた。ジェリーの父、敏腕警部W.Tが捜査に乗り出すが、被疑者は皆、殺害の動機と機会はあれど、犯人指摘の決定的な証拠を欠く者ばかりで、一向に真相が見えてこない。進まぬ調査を打開すべく、砂丘邸から失踪した滞在者チェリー二を追ってフランスに渡ったジェリー親子は、思いがけない人物に遭遇し、チェリー二の正体や事件関係者の秘密を知ることになる。にもかかわらず捜査は暗礁に乗り上げ、ついに警部は事件の解明を断念したかに見えたが.....----------ネタバレあり。「ユーモア、推理、結末の意外性---その全てが第一級!」 とか「軽快な筆致と巧みな構成」 との宣伝文句に惹かれて読んだが期待はずれに終わった。作者アリンガム23歳のミステリー初作品とのことで未熟さゆえか、本格ものミステリーとしては、ロジックを詰める技量不足で読み応えがなく、ストーリーも渡仏する辺りから中だるみ。ジェリーのノーラへの感情や、警部との親子のやり取りをだらだらに描いている箇所など切れが悪く、とても巧者な筆致とは言えず興ざめである。「意外な犯人」も先行作のある人物設定で、斬新さのない凡手と見た。その犯人が逮捕されない結構は、印象を深めるためのひと捻りのつもりかもしれないが、後処理をせず、落ちを付けずで流した甘い筋書きに思えた。英国四大女流作家と並び称される名手と言うのはどこまで事実なのだろう。これ以降の作品は良い出来なのかどうか。だけど今の所他のシリーズものを読む気は起きない。と、こんな具合にチラ裏そのものが残念至極な出来具合で終わった。
2020.07.21
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今年で楽天モバイルの最低利用期間が満了したので、改めてスーパーホーダイSプランに申し込んだ。他のキャリアへの乗り換えも考えたが、今の所、楽天が最安値。ダイヤモンド会員なら一年間1ヶ月税抜980円なので物は試しということで。回線はdocomoのまま。楽天回線は不安でイヤだ!それからスマホ交換保証を、解約するかどうか迷っているところ。
2020.07.20
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今月買ったリネンシャツ。最初リアルショップで目をつけていたブラウンのシャツはあっという間に在庫切れ。がっかりしていたところ、100%リネンのグレーの此方を通販で発見。実店舗では自由が丘と神戸でしか取り扱いがない。自由が丘まで出向くのはイヤだ。(*_*)サイズ感が試せないけど、在庫が残り1点になったので決断して購入。ああ、売れるカラーの製品は製造数を増やすとか、取り扱い店舗を多くするとかしてほしいわ。
2020.07.19
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たった今、(2020年7月18日15:00頃) news速報で知った俳優の死。----------18日午後1時頃、東京・港区の自宅マンションで、俳優の三浦春馬さんが、首をつっているのが見つかり、搬送先の病院で、死亡が確認された。自殺とみられている。三浦さんは18日、仕事の予定だったが、仕事場に現れず、関係者が自宅を訪れたところ、クローゼットの中で首をつって死亡しているのを発見したといわれている。室内には遺書のようなものがあったとのこと。----------リアルに起きた 自宅にて急逝。実力のある役者だと思っていた。9月から始まるドラマがもうひとりの三浦クンとの共演ということもあって、それなりに期待を寄せていたのに。何よりもミュージカル「The Illusionist-イリュージョニスト-」への出演が公式発表になっていた矢先の青天の霹靂。遺書のようなもの とは どのようなものを言うのか?何か既視感のある訃報。そう沖雅也の自殺を思い出さずにはいられない。容姿、才能ともに恵まれ、将来を嘱望されていた役者の絶頂期での早世。沖雅也31歳 三浦春馬30歳。そして俳優は死す。「愛されることの条件は、生命の短さだった(天人五衰 三島由紀夫)」この言葉を不吉な予言のように想起した。
2020.07.18
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7月6日の記事の画像が消えてしまった。どうして?この写真だったはずだけど。過去記事の修正はしないので、再掲してみる。
2020.07.17
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楽市のスーパーsaleで西瓜を購入した。冷蔵庫の容量を考えて、3kg2玉を注文したところ届いてみてちょっとがっかり。なんか小さすぎて迫力不足、ショボくて食指が動かない見かけ。(ちなみに小玉西瓜は好きでないので買わない、食べない)やっぱ西瓜はデカくてなんぼだなと、店の入口に並べられた大玉の西瓜を横目に眺めながら、先程スーパーを通りすがった。
2020.07.16
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もうルミネ10%offはないものと諦めていたところがどうよ。昨日14日の夕方LUMINEへ。もうLUMINE10%offはないものと諦めていたところがどうよ。DEAN&DELUCAで買い物したところ、何故か20%offしてくれた?これでカード引き落としでさらに5%offだから気前が良い。買ったのはバナナパンケーキ、オレンジカスタード、カヌレの三点。で肝心のお味の方は?うーーんそれなり、値段相応ってことで。ってゆーか、何%offにこだわるようなケチなやつが分相応な買い物してるのか、私?
2020.07.15
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そして誰もいなくなったの先行作として認定された、との解説のフレーズに惹かれ、何よりも山口雅也の訳とあらば読まずにおくべきか。案の定、本を開くと、さっそく山口氏による秀逸な前書き「炉辺談話」で本篇へ案内されるのだが。本篇は中編二作。「八人の中の一人」自社ビルに脅迫状で呼び出された、社長以下会社関係者の八人。キャロル、ローレイ、ピーター、マーシャ、マイルズ、メイベル、サミュエル、バーバー。彼らは停電したビル高層階に監禁状態に置かれ、電話線も切断され外部との連絡を絶たれてしまう。やがて暗闇のなか、姿なき殺人者が跳梁しはじめる。顧問弁護士のサミュエルが刺殺され、その次に..........本格ものパズラーというのではなく、軽く読めるサスペンスエンターティメントといったところか。ロジカルに推理で犯人を詰めていく展開ならぬ、サスペンスを重視したストーリーが進行する。全員殺される前に犯人は判明しハッピーエンド。クローズド・サークルの舞台がビル上層階とあって、80年以上前の作品なのに少しもふるさを感じないところも読みやすくて良し。「八人の招待客」富豪の館に招待されたカザリン、ヘンリー、リビイ、ジョン、リリ、ホーマーの六人は、館の主ヴァンダルーンから彼らを恐喝しているスターナーをおびき寄せて殺害する計画を勧められる。やがてスターナーとその養女カームライトも館に到着するが、判事ホーマーが凍った池にはまって命を落とす。判事の死は事故なのか、事件なのか。そして残る彼らによるスターナー殺害計画は成功するのだろうか。そして彼らのうち誰がスターナーに手をかけるのか......誰がスターナーを殺したか、のフーダニットはある種のお館ものの定石通りで、すぐ見当がついた。殺そうとする側以下の登場人物一人ひとりの個性がうまく描き分けられており、スリリングなストーリー展開も手伝って、タネや仕掛けがわかっても楽しんで見ていられるショウのよう。と、此方もクリスティの某作のように、本格ミステリーの傑作と呼べる代物でもなく、さらっと読む娯楽作品としてよく出来ているというのがfrauleinnein的位置づけ。二作とも映像化や舞台化したら面白いだろうと思わせた。
2020.07.14
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卓球場の建物の影から現れたnewface。地域猫たちは雨降りの間は何処に隠れているのかな。猫の集会所があるなら猫の避難所もありそう。
2020.07.13
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スタジオレッスンが先月再開してから1ヶ月が経過。いつまで通えるかわからないが、週一のペースで通っている。2ヶ月ブランクがあったため、振りを頭で覚えても身体がアウトプットせずにかなり苦労する。戻すには練習量が足りないのだが、三密や不要不急の移動を避けようとするなら、これ以上レッスン日は増やせないし、自宅での自習には限度がある。増えていくのは政府発表の感染者数ばかりなり。スポーツクラブも運営再開したが、これはいくらなんでも利用する気になれない。て、言うよりスタジオだのクラブ側から「夜の街」の近隣在住者おとわりなんて事態になりかねないかも。なんて。今週金曜日夜、スタジオの先輩から3ヶ月ぶりくらいで電話があった。近所のスタジオに先月から通い始めたとのこと。以前一緒にレッスンしていた、私が今も通っているスタジオには電車で通うのが嫌なので行くのを控えているとのこと。そしてやはり、スポーツクラブは利用するつもりがないと言っていた。そしてコロナのため延び延びになっていた、歯科と、眼科の治療を始めるのでしばらくレッスンはやすむかもしれないとのこと。以前より感染者数は増えているため、今治療してしまわないと先行きが見えないからと。ごもっとも様。誰でも何処でも先が見えないことに変わりなさそう。
2020.07.12
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2020年7月10日歌人岡井隆氏死去。中井英夫は「黒衣の短歌史」の "夏のために" という章で1970年刊行の『岡井隆歌集』を「これは彼が自分のために生きながら建てた墓」と評した。それから50年後、現実に歌人は真夏の死を迎えた。 ★ 歌といふ傘をかかげてはなやかにいまわたりゆく橋のかずかず ★ いくたびか死後の世界を直(ぢ)かに見る真水を詰めし魔法瓶あはれ ★ あたらしき禁忌の生(あ)るる気配していろとりどりの遠き雨傘 ( 岡井隆 禁忌と好色 )橋を渡り切ったところに命の切岸があるような気がしてならない。などというのはまったく個人の主観と妄念による解釈、いや思い込みを記しただけのこと。歌人の命日は何と名付けられるのだろう。鵞卵忌 朝狩忌 天河忌 .......ああ、イメージが湧かない。
2020.07.11
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その名も「白鳥の湖(スワンウォーター)邸」で、バレリーナであった亡き妻セラフィタの面影と共に生きる富豪サー・リチャード・マーチ。その館で催されるセラフィタを偲ぶ催しに、親族一同が会する。医師のとその妻エレン。医師と不倫関係にある新聞記者のクレア。看護師で財産相続の有力候補のピータ。ピータの交際相手の弁護士。かつてリチャードの妾であったが、現在は正妻の座におさまった後妻のベラ。ベラの孫エドワード。しかしリチャードはアドレナリンの過剰摂取によって急死する。そして精神疾患を持つとされているエドワードが、心神喪失状態で無自覚に犯罪を行ったのではないかと、周囲から疑念をむけられる。エドワード自身も自らが祖父を殺害したと思い込み、親族は彼を庇おうとするうちに、事件はより混迷を深めて行く。故人の財産を巡る犯行動機は全員にあるといってもよい。何よりも、医師の持ちものであるストリキニーネが、無くなっていたことは気にかかる。果たして、何らかの秘密を知っていたと思われる庭師ブロオが、ストリキニーネによる服毒死を遂げる。リチャードを殺したのは自分であるというダイイングメッセージを残して。しかし検視の結果この件も他殺であると判明する。かくて白鳥の湖邸は、疑心暗鬼にかられた身内が、それぞれの推理を披歴して罪のなすりあいをする茶番劇の舞台と化するのだが..........リチャード殺害現場の離れと母屋の間には、最後にリチャードの生存が確認されたと思われる時間以降にブロオが砂を蒔いており、足跡がくっきりと残る状況にあったはずだ。しかし残っている足跡は、被害者の死亡を確認した者が最後に往復した一組のみだという。この足跡のない殺人の謎を、誰が如何にして解くのか。--------------------なにやら、ン十年前の少女雑誌のバレエ漫画のような設定がブランとらしくもないなと訝っていたら、それこそが足跡のない殺人トリックの伏線であったとは気づかなんだ。バレエがお題のガジェットが重大なトリックであったことが最後に明かされる。やられた。まだまだミスオタとしての修業が足らん。リチャードが亡き妻セラフィタの幻影に取りつかれ、ベラがその過去のしがらみに悩まされ葛藤する描写は、「レベッカ」の模倣?と思いきや、それらが雰囲気を醸すための演出と見せかけて、読者を誤導する手腕はブラントならではお見事、としかいいようがない。それでも、白鳥の湖邸が燃え尽きるエピローグにレベッカのラストシーンを彷彿とさせられずにはいない。最重要な「足跡なき殺人」のトリックは余りにも意表をついたものだが、バカトリックとの批判もあるだろう。そりゃ、このトリックの発想はバカミスと言えるかもしれないけれど、周到に張られた伏線によって、フェアに謎解きの手がかりをこちらに与えていることには脱帽する。いやバカトリックゆえに、読んでいて私の推理が及ばなかったのか。としたら、やはりブランドにしてやられたことに変わりはない。
2020.07.10
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いつからかは判然としないが、(去年の冬2019年12月あたりから?)rutube ★ が登録しないと視聴できないように、仕様変更されていた。私の記憶では2019.の3月から何ヶ月かは、アクセスするだけで視聴できていたはず。日本の動画を視ていた私としては青天の霹靂。なんで、どうしてこの期に及んで。登録必要になった当時は、SNS上でも利用者の文句たらたらが散見していた。フランスのサイトDailymotionは未登録で利用できるのに、さすがはロシア。さては政府が介入してきたな?某国に個人情報渡せるわけ無いでしょ!!登録なんて恐ろしいガクガクブルブルなーーんて陰謀論とは無縁のfrauleinneinでも勘ぐりたくなる怪しさ。でも、最近になってドラマの動画みたさ(こわいもの見たさ?)で恐怖心をこらえて、登録を試みたらどうよ。電話番号を入力しても「間違った電話番号を入力した」だの「電話番号がサポートされていません」とか表示されるばかりで先へ進めない。(´Д`)ハァ…別に虚偽の番号申告なんてしておりませんよ。入力→エラーで、ループして一向に埒が明かず、アフォらしいのでやーめた。いやこれは、登録はやめておけとの神の声だわ。きっと。
2020.07.09
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メロンから西瓜へシフトする季節。 今年はコロナの影響か、悪天候のためか値段が高いような気がする。まるっと一玉買ったほうがコスパがいいかと思いきや、一玉のお値段も高め。それに一玉では果肉の状態がわからず、不味いものに不安があるので切り売りを買っている。さがせば楽市で良さげな西瓜売ってるかな _:(´?`」*九州地方の豪雨、北と思えばまた南。今夜はまた南部が危ないらしい。九州全域が危機的状況ってことか。しかし9日までの予想降水確率では東海200ミリ、九州南部180ミリで東海が上回っている。
2020.07.08
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九州地方の豪雨災害がひど過ぎる。現在北部だけでなくて南部まで被害が拡大中。関東も東海地方が危ういので、対岸の火事ならぬ、向こう岸の洪水というわけではなくて。SNSで知り合ったフォロワー(宮崎市民らしい)とは先週繋がって、居住地区はしているので今のところ無事と確認が取れたけど。それから何処に住んでいるのか不明なあるフォロワーは、地域が冠水したとブログで伝えていた。彼女も取り合えず無事。NHKが九州豪雨ニュース同時提供やってる。こんな時ぐらいだわ。国営放送役立つのは。
2020.07.07
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知人衞大龍の招きでマレーシアのキャメロン・ハイランドを訪れた火村英生と有栖川有栖を待ち受けていたのは、不可解な殺人事件であった。窓もドアも内側から目張りされたトレーラーの中で現地人ワンフーが刺殺されていたのにはじまり、次にドラッグに手を染めていたと思われる日本人津久井が、カーペットで巻かれた絞殺体となって発見された。さらに、この事件に興味を持って調査していたイギリス人作家アラン・グラッドストーンまでが爆殺される。アランは事件の真相を知ったために殺されたのであろうか。そしてかつてマレーシア鉄道で起きた悲惨な脱線事故とこれら殺人連鎖とは如何なる関係があるのか。嫌疑を向けられた大龍を救うため、観光そっちのけで火村と有栖は謎解きに奔走する。しかし二人のマレーシア滞在時間はあと僅か.....----------「目張りされた密室」の物理トリックを解明することが推理の要だと思いこんで、駄目モトであれやこれや考える、というより妄想したがことごとく外れ。当方の腐った果実の詰まったお脳ではそんなところか。当たらない推理についての作中の火室の言及「スカな推理っていうのは、ためになるんだぜ。どっちが行き止まりかわかるんだから」も慰めにはならない。それは止む終えないとして、いざ判明したトリックの余りなショボさに、こんな子供のいたずら並の小細工に翻弄された自分に呆れた。それにしても、かかる小細工を弄してまで密室を作る必要性は感じられなかった。さらに言えば舞台がマレーシアでなければならない必然性もなく、これだけ無駄な登場人物をを配して、500ページを超える長編をだらだらと描く必然性は皆無、というのが私見。そして登場人物の多さで誤魔化しても、消去法で犯人の当たりがついてしまうというフーダニットのお粗末さには、犯人指摘の場面に及んで興がさめた。自分の推理が当たらないかったから、作品を貶しているのだろうと非難されようと、これが忌憚のない感想である。第56回日本推理作家協会賞とのお墨付きに惹かれて迂闊に手にとった本書だが、読み終えて鈍行列車での長過ぎる鉄道旅行のような疲労感ばかりが残った。
2020.07.06
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昨日は鍼灸治療の帰り、LUMINEに立ち寄った。新しいカフェ「RITUEL CAFE」が開店していたので、ものめずらしさをもあって、試食のつもりでケーキを買った。LUMINEを利用するのは、なんと今年に入って初めて。もちろん、テイクアウト。店内お召し上がりなんて、感染地帯住みの身ゆえとてもその気になれない。そのせいか、店内は人もまばらだった。このカフェなんと、ベイクルーズの資本だった。ああ、飲食に進出したの?で、ケーキはベイクルの服同様、それなりのお値段。お味もそれなり。チョコレート系は好きな味で、ストロベリータルトはよくある味。アプリを使ってアンケートに答えれば次回購入時10%offとかショップの人に言われたが、リピするかどうか。
2020.07.05
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新シリーズ放映再開になった「家政夫のミタゾノ」 を視た。ミタゾノさんに金魚のナントカみたいにくっついて回る二人が、過度にしゃしゃり出てこない話の展開のほうが、むしろ話は面白くなると思う。というわけで今回は楽しめた。家政夫が刃物らしきものを研いでいるシーンが映ったので、さてはまた必殺ネタ?と期待させておいて、種を明かせばおっさんず〇〇のパロだった。そっちのほうがより(以下略)私こそ必殺脳だわって、それ以前に脳内腐り果てているけど。
2020.07.04
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バイカラーのチワワたん('ω')ノ もうお散歩が暑い時期車で移動なら楽かしら
2020.07.03
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リアルタイムで見ることの出来なかったミステリードラマを遅ればせながらDVDので視聴。クリスティのミステリーの翻案だが、三谷幸喜の脚本は原作のピースが日本昭和初期の設定にはまっているところ、随所にうまさがを感じた。第一夜ポワロ役萬斎の演技がトゥーマッチでちょっと鼻につく。ポワロの特異なキャラを意識して作り込みすぎで、はあざとく見える。だけど脇を勤める高橋克実、笹野高史の二人が軽重をわきまえた芝居で脇を固めてカバー、延々続く事件関係者への聴取の場面もだれず、飽きずで見ていられた。ヒール役の佐藤浩市、沢村一樹、西田敏行も適材適所のキャスティング。何より富司純子の夫人がヘンなマダムの演技から、正体を表すところの芝居の変化球が絶妙。それにしても、現在のこの中の御方と緋牡丹博徒のお龍さんが繋がらない。第二夜ミステリーの倒叙物に相当する、犯人側から描かれる事件の様相だが、一夜のサスペンスムードがら一転コメディの観を呈するのはやはり三谷クォリティーだからなのか。ストーリーの中心で動く家庭教師役と、謎のキーパーソンになる伯爵夫人の配役が、演技力重視で選ばれていたらもう少し面白さは増しただろうと惜しまれる。ドタバタ喜劇の後にやってくるお涙頂戴の人情裁きらしきラストシーンも好きにはなれなかった。殺人はあくまでも悪。毒を持って毒を制す、死を持って悪を裁くのも悪、でなんぼでしょ(*_*)?ただしそのラスト近く、ある登場人物の台詞には笑えた。 ↓『 世の中に法で裁かれない悪い奴がたくさんいると思うんですよ。 それを一人ずつみつけだして僕たちで仕置きしていくってどうですか。』うーーんんん、どんだけ皆さん必殺シリーズ脳なのよ。
2020.07.02
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翻訳者をして「どうしてマイリンクはこれほどへんてこりんな小説を書くのだろう」と言わしめる作品群。そのへんてこりんな作品を敢えて訳出するという快挙(暴挙?)に出た翻訳者にまずは敬意を評したい。ということで、本編より訳出者による作品解説が面白く、秀逸であった。作品自体は?如何にも「へんてこりん」につきるので、奇想を通り越した荒唐無稽な発想や、意味なしオチなしの物語の展開を受け入れられる人向き。(作者マイリンクにとっては意味あり、訳ありで創作したであろうが)特に長編「ワルプルギスの夜」と「白いドミニコ僧」は神秘主義や錬金術の思想に興味がない人には読むのはキツそう。短編は奇妙な短い夢からさめたときに似た気分になれるのが良い。と、内容についての此方の説明や感想も、さらにさらにへんてこりんなものになりそうなのでこれまでとする。妄言多謝。何より翻訳者様には深謝です。
2020.07.01
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