☆.井 戸 の 底 ☆.:*゜☆.。.:*

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Free Space

☆☆ 診断メーカー ☆☆

frauleinneinの起源は『鏡』…
自身も気付かぬ二面性をもつ、だが確固たる自身も同時に内包する
『星』…夢や希望を与えるが同時に絶望をも知る、一度勇気を失えば、諦念に支配される

ずばり、指摘されたーーー しかし二面性については自分で気付いてる・・・以上に他人に気づかれてしまってる。


frauleinnein。最上級精霊 。若草の様な緑の髪をもち、服装はマタドール風で合わせ鏡の中に現れる。契約すれば炎の力の宿った石が授けられ、契約には流れ星のカケラが必要

どうやら、星と鏡がキーワードらしいマイPersonal・*:.。..。.:*・゜


frauleinnein の使える魔法
初級「動物と対話できる」中級「シールドを展開できる」上級「霊と対話できる」
最大魔法「対象を永遠の眠りにつかせる」究極魔法「あなたに究極魔法は使えません」

最大までの魔法力で充分じゃない?


frauleinnein用の詠唱です。

久遠の果てより来たる虚無 皆すべからく 玉座の下に集うべし
我は時の神と契約せし者 されば天主よ その時彼らを許したまえ 我が前に統べよ!

ごちそうさまっ!


Comments

やすじ2004 @ Re:全員犯人、だけど被害者、しかも探偵(11/04) こんばんは ミステリー小説の面白さを改…
frauleinnein @ タイトルの修正 間違った。 4話は「エルドラド」 ヴォケ…
frauleinnein @ 観劇日の訂正 12月17日 朧の森に棲む鬼(12/20) 記事内容訂正 観劇日は12月17日 17時だ…
frauleinnein @ Re[1]:お茶の御試し(02/08) 遅れ馳せながら、明けましておめでとうご…
大夫の監 @ Re:お茶の御試し(02/08) 旧暦も新年に入りまして、明けましておめ…

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2022.03.30
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夜間四つ過ぎの頃、本読みのため役者六人が会していたところへ、闇に乗じて鬼が現れ、そのうちの一人を食らい、喰らった者に成り変わったという。
座元中村屋は、刃傷沙汰がもとで脱疽になり、足を切断して舞台を退いた希代の名女形、田村魚之助に「鬼探し」を依頼する。
魚之助宅に出入りする鳥屋藤九郎は魚之助と共に鬼探索に乗り出し、傾奇者の世界の闇に足を踏み入れていく。
そして幕が開いた舞台の上でも、役者の命が狙われる事件が相次ぐ。
鬼は何処に潜んでいるのか。いや役者すべてが芝居の鬼とも言えるのだが.......




江戸時代の芝居小屋と遊郭を背景に、異形の存在「鬼」の跳梁と奇怪な事件が絡みいかにも魅力的なモチーフが揃っている。
ところが、本文を読んでみると、擬音語擬態語を多用した文体は煩瑣で描写は冗漫。

装飾過剰のスタイルはすっきりと粋な佇まいには程遠い。
主人公のモデルがすぐに誰と知れる、ありきたりな人物設定のところへもって阿蘭陀との混血児の医師が登場ときては、取ってつけたような「女形の歯」の本歌取りで不要な人物像を盛りすぎだろう。
当時の風俗を描くつもりであろう、町娘のわちゃわちゃ振りにしても鬱陶しく、不細工な小道具を数だけ並べられた白々しさあった。

作者は何を創作の意図としたのか。
ハッピーエンドはBL風仕立てなのか。
それともミステリー要素と幻想小説の着想をコラボした時代小説はこうなるのか。
江戸が時代背景であるのに今風におもねった同性愛談義が繰り広げられ、「誰が鬼か」のフーダニットは事件現場にいた六人はレッドへリングで、疑う要素が少ない人物に犯人役をふる技巧のお粗末さ、正体を見表した肝心の鬼に怪奇幻想的な凄絶さが感じられないのだから、此方は何を読みどころとすればいいのか困惑する。書割と着包みで構成された雰囲気芝居を観る如し。

そんな具合で、大仰な仕掛けに付き合った果てに、作者の作為や意図を忖度する気も起きないほど作品世界に没入できず本を閉ざした。





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Last updated  2022.03.30 22:29:38
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