全26件 (26件中 1-26件目)
1
私が週1で勤務する中学校の特学には、「ダウン3兄弟」がいる。ダウン症の特性で少し似ているとはいえ、もちろん他人である。しかし、まるで「だんご3兄弟」かのように、助け合い仲むつまじいのだ。そのくせ、しょっちゅうケンカばかりしていて、しかられると最後は固く「抱擁(ほうよう)」しあって許し合っている…という平和な人たちなのだ。 今日は、そのうちの二人のトラブルがあった。2時間目のあと、A君がなんだか泣いている。筆箱のファスナーの金具がはずれていて、それで切ったのか、手のひらに少し線上ののミミズ腫れがある。「どうしたの?」と聞くと、「Bが、バーンってやった」と言う。とりあえず手を水道水で冷やすことにした(ほとんどたいしたことはなさそうだが、気持ちの問題なので)。 で、B君に、「何やったの?」と聞くのだが、へそを曲げていて、「フン」とか言ったりして、聞いても固まっている。仕方がないので『公開捜査』に切り替えた。ちょうど担任の先生が次の準備で出遅れていたので、その前にクラスのみんなに聞いた。 私「A君とB君がなにかもめた所を見ていた人?」 Cさんが手をあげている。「Cさん、休み時間、ここにいなかったよ!」 突っ込まれて却下される。 現場では誰も気がつかなかったようだ(私も室内にいたが気づかなかった)。しかし、ここで新情報が出る。 「A君がB君に、朝から悪口を言って怒らせていたよ。」 「あ、言ってた、言ってたー。」 「休み時間も言ってたよ。」 「あ、言ってた、言ってたー。」 私「なに! B、 君はAに悪口を言われたから怒ったのか?」 B君、コクリとうなずいた後、また机の上につっぷして、固まっている。 私「なんて言ったの?」 B君「☆☆☆とか***」 よく聞き取れない。 こういうとき、クラスメイトの通訳がありがたい。 友「たぶん、朝言ってたから、『テレビとかDVD』って今言ったんだと思うよ。 『Bのテレビ! BのDVD!』って言ってた。」 私「そうか、そんなことを言ってたのか! ?????? それって悪口?」 友「さあー」 私「で、B、悪口言われて怒って、筆箱こわしたのか?」 B「ひーん(泣)」 と大体のことがわかったあたりで担任の先生が教室に来たので、私が説明して、二人はそれぞれしかられて、それぞれの行動を反省して、謝りあっていた。3時間目中にはもう二人仲良くじゃれ合っていたので、いつも通りなのだが、よく考えてみるとおかしくてしょうがなかった。 「悪口」を言いたいが、悪いことば(たとえば、バカとか死ねとか)を言ってはいけない…とすでに言われ、言えることばが減ってきたA君には、よくある悪口が使えなかったのだろう。なんていいヤツなんだ(笑)。 それでも、何でもいいからと「テレビ」とか「DVD」と言っているのだが、言った本人も「悪口を言った」気になっているし、言われた本人も「悪口を言われた」気になっている。当事者同士がそうだから、「悪口やめよう!」であっているのだと思う(笑)。 先生もいつものつもりで、つい言っていた『定番のひとこと』が、よかった。 「A君、自分がいわれてイヤなことを人に言ってはいけないよ!」 その通りなのですが、私は、「このテレビ!」とか「このDVD!」て言われてもイヤじゃないのですが…。
2006/02/28
コメント(3)
先週、公立高校入試が行われ、例年通り、その問題と解答が新聞折り込みに入っていた。 本日、学校でそのことについて聞いた。折り込みに入ってからすでに3日間過ぎている。「入試問題の社会科を見た人?(やってみた人ではなく、見た人である)」 3クラス(各38名)で、10名、2名、5名…。学年末試験前で忙しいから、まだなのか…と好意的にとらえてもちょっとなあ…。ちなみに中学2年生(来年受験)である。 一方、本日、廊下で見た「イナバウアー」の数…女子5名。こっちはまちがいなく流行っている。でも芸術点がいまいち…。
2006/02/27
コメント(2)
かなり前に怒っていた我が身に降りかかったサイバー犯罪。パスワードを見破られ勝手に変更され、ヤフーのオークションに、自分の名前で出品され、落札者から高額な金を取ろうとした詐欺?(フリーページ参照)未遂だった。 落札者が振り込まなかったので事なきを得たが、落札手数料がヤフーから引き落とされていた(4284円)のと、連絡がつかないことで落札者が私(というかニセの私)につけた「非常に悪い」という評価が、被害となっていた。 しつこくしつこく連絡をとったが、ヤフーは評価は取り消せないと一点張りだった。落札者が自分で変えてくれようとしたが、すでにそのページにアクセスできなくなっていてどうにもならない。 手数料の方は、私が被害者であることが認められて返金が決まった。(ここまで前回報告の段階) そしてやっと2月27日付でお金が振り込まれることが通知されてきた! 二つの被害…落札手数料は「金」、評価は「名誉」だとしたら、名誉は回復できなかったが、金は手に入れた…というところだ。 でもなんだかとてもすっきりしてしまった…。やはり名誉より金だったか…。 実は、お金さえもらえば、すべてヤフーのものを解約するつもりで、フリーメールの受けとり先もプロバイダの方に変更したり、いろいろと撤退準備をしていた。「別れてやる!」みたいな感じである。ところがそういう準備でいろいろなページをいじるうちに便利な機能を見つけてしまった。 「マイ・ヤフー」の画面にしておくと、オークションやメールなどの自分の使っている状況が一目でわかる…。さらに時刻表が古くなって困っていた乗り換え案内情報も、そのページから最新の情報で路線探索が使えた。このページ、天気予報とかニューストピックスもあるし、便利かも…。 別れる直前で、「もうお前とはサヨナラだ!」から「お前からとことん吸い尽くしてやる!」に方針が変わった。 便利さに意地が負けてしまった。 楽天さん、同じくらいの機能の何かを作って、いつかヤフーと別れさせてください!
2006/02/26
コメント(4)
Sの最近のマイブームは「前ならえ」のポーズだ。 そう聞いて想像したポーズが、「両手が前」の人は、たぶんいつも背方が高いか真ん中だった人である。私達、ちびっ子にとっては、「前ならえ」とは「手は腰」の方のポーズである(笑)。(というか、1番の時と2番の時では気持ちの差が大きい!) Sは1年生なので、先輩たちと混じっているいつものクラス(特学)で2列に並ぶと、先頭が多いのだが、先日見たときは1列で並んで2番目にいた。「前ならえ」と言われると、それでもやはり「手は腰」であった…。 さらに、「気をつけ」と言われても、「手は腰」である。なんだか並ぶときは「これさえしてればOK」と思っているらしい。 おかしいのはただの「手は腰」ではなく、だんだん「そりかえって」いくのだ。妙にいばっている。たぶん、「えらいねー」とかほめられ、ふんぞりかえっていったのだろうか? 余談だが、職業柄か、妻も良くこのポーズで、家でも外でもいばっている(ないしょ)。 並んでいるときにやってもおかしくはないのだが、家でも突然やる。「うー」とか言いながらポーズを取る。もしかして、腰が痛い担任の先生が取ったりするポーズをまねてのストレッチなのだろうか? いずれにしろ、おもしろかったので、家でもほめて、そのうち後ろに引っぱって「イナバウアー」とかやると本人も知ってか知らずか(いや絶対知らないが)、笑っていた。 しかし、やりすぎると今後学校で毎回そりかえる可能性があるので少し心配になってきた…。 体の成長にも期待して、今度は「両手が前」の方の普通の「前ならえ」を特訓だ!
2006/02/25
コメント(0)
中学校で「煙体験」をした。たばこではない。火事の時の煙の怖さを知り、切り抜ける方法を練習するねらいの(たぶん)企画である。教室の半分くらいの大きさのテントがグラウンドに組み立てられて、消防署の方の説明を聞いたあと、5人くらいずつ順番に入るのだ。 クラスごとに玉突きで行く形で、その時間の授業者が引率ということだったので、まあ普通は講師の授業に当たらないように組むものだと思うが、私は今日思いっきり2クラスも引率して外に行った。テスト範囲も終わってたし、こういうの好きだからいいけど…。 テントの中は煙が充満している。ただのテントかと思いきや、中には不規則に仕切りがしてあり(ビニル製の壁)、煙で、どっちに進めばよいかよく見えない…という状況が体験できるのだ。もちろん煙は有害なものではない。なんだかプリンのような味?と香りだった。 生徒の反応もそれぞれで、「先生、恐いから一緒に行きましょう」と「お化け屋敷かい!」と突っ込ませるようなヤツとか、なかなか出てこなくて、中で「ワッ」と脅かしているヤツ(お化け屋敷かい!)とか、勝手に2回入ったヤツ(フリーパス券かい!)とかもいた。かなり遊園地のアトラクション気分である。 1クラス目は、授業の後半でお呼びがかかったので、「煙体験」の話(見えないときは手で壁を触ると良いとか、今日の煙は安全だが緊急時は火よりも煙が恐いなど)をしておいたからそう混乱はなかったが、2つ目のクラスは休み時間中にお呼びが来たので私からは何も説明できなかった。(本当は朝の学活で担任がやってあるはずだがそれもなかったらしい) さらに入る前に、消防署の方が「今日の煙は無害ですが…」と説明していたのだが、静かにはしていても、「人の話を聞いちゃいない」のであった。 そのクラスは、何人かが顔を真っ赤にしてゴホゴホむせながら、涙目で出てきていた。 「大丈夫?」と声をかけてなんだかわかった。 「あんなに長い距離、息が続かないよ。途中で息しちゃったから思いっきり煙を吸い込んでむせた…」と語っていた。人の話を聞いていない人たちは、なんと、無呼吸で5分間くらい歩くつもりだったらしい(笑)。そして、急に吸ったからむせたのか、それが有害だと思いこんでるからむせたのかは謎だが、せきこんでいたのであった。 教室にもどってから伝えておいた。「えー、緊急時はなるべく煙を吸わないように、姿勢を低くしてハンカチを口に当ててください。下の方が煙が少ないですから。それと、時々息をしてください。煙を吸い込んでもやばいですが息をしないと死んでしまいます(笑)。」 「あー、そうかー」と言っている人が数名いた…。
2006/02/24
コメント(0)
週に一度だけ行って、選択授業だけ持っている学校がある。3年生・1年生それぞれ1枠ずつ。 どちらも社会福祉コースだ。3年はこの1年間、1年はこの3ヶ月のみ。 この3年生のがんばりは以前にもこのブログに書いてきた。それだけに結構感慨深いものがあった。 ところが、今日行ってわかったこと…もう3年生の今年度の選択授業が終了となっていた! 3年生は3月最初のテストが終わると、通常の授業をやらないことが多いし、卒業式の練習や合唱コンの練習や、奉仕活動などいろんなプチ行事が入ることも知っている。でも、この学校は、合唱も秋に終わっているし、何度か確認した時に、「さすがに卒業式の前日はありません。でも他は…学年で検討します」ということだった。 ちょうど、今日もふくめて木曜日に進路関係で授業がつぶれることが続いていて、急に終わり…となったようだ。 私はなぜか先週予感がしていて、「3月9日にあったらまた会いましょう。なかったら、これでさようならです。おつかれさまでしたー。」と終わっていた。なので一応終わってはいるのだが、本当はもっとほめたり別れを惜しんだり、さらに最後に総まとめを予定していたのだが…。 教科によっては、やはり急に終わったので「答合わせしてないなあ」なんて人もいた。 普通だと「ない」ことでラッキーと思うのだが、今回はちょっと残念! (休みならいいけど、どうせその日、1年の授業に行くし…)
2006/02/23
コメント(0)
数年前の卒業生(女子)から連絡があった。当時、お勉強はそう得意ではなかったが(笑)、いろんな行事で実行委員をはりきってやってくれ、それでいて目立ちたがり屋でもなくおとなしく、特に同性から好かれるタイプの本当にいいお嬢であった。 福祉関係の専門学校に行ったので、もしかしてどこか仕事などで縁があるかも…と思っていたり、資格取るために勉強中とかなら、特学のお手伝いの仕事なども紹介できるけど…と頭にあったが、すでに『特別養護老人ホーム』に就職していた。 メールでのやりとりだったので感情を押さえてはあったが、「あー、あの子がこんなに苦労するとは、福祉の現場もきびしいなあ。というか、もっと働きやすい環境にならないと、本当にいい仕事をしてくれるなり手が足らなくなるぞ!」と思うような仕事の様子だった。ちなみにこの子は中学生の頃から友だちといろいろなボランティアを積極的にやるような「尽くすの大好き」人間である。その人でもこんなに追い込まれるんだなあ…と、現実の厳しさを改めて思った。 一部要約して紹介すると…『今はだいぶ落ち着いて仕事行けてますけど、仕事がどんどん増えた3ヵ月目から、行くのも嫌、仕事の事考えるのも辛い状態がしばらく続いて、恥ずかしいんですけど職場で「もぅやっていく自信ありません…」って言いながら号泣しちゃったり、軽くパニック起こして家具にあたって壊してみたりと本当に今の落ち着いた状態になるまで苦労しました。 職員だとパートさんに指示出さないといけないけど、指示が命令にとられたり、年上しかいない中でやっていくのは、周りの状況見たり、機嫌うかがったりで大変な事です…利用者がどうこうっていうより職員やパートさんとの付き合いがなにより辛い… ストレスです。 重度の利用者、認知症の利用者もいて、対応とかどうにもならなくなると、思ったらいけないけど、「みんな死んじゃえばぃいのに」とか考えるし。でもそんな事考えたくないから、頑張るしかないんですよね…』 引用部分 終 今は大丈夫って言いながらも、なかなか追い込まれている感じがでてるし…。シフトの関係で18時間連続労働とかもあるようだし、やはり24時間の施設はいろいろな所で職員が無理しすぎている気がする。職員が無理をすると、気持ちよく関われなくなる、ギスギスする、利用者も荒れる、職員が忙しくなる…と悪循環。そういう感じの所が多いのだろうか? 友人(ZEALどらむ)の所(確か、知的の入居施設)の話を聞いたときも正職員の大変さに驚いた覚えがあるが、ゆとり持って働けるような仕事、高収入になる仕事、ものすごく社会的な評価が高い仕事…そのどれかでも認めていかないと、「有能な人材」が「つぶされて」しまうような気がする。 福祉関係の仕事の人が大変…ということは、利用者である高齢者や障がい者にとっても大変…ということだ。しかも、確実に数が足らなくなっていく。 こういうことって、国会のお偉いさんとか、「オリンピックで勝てないのは根性がないからだ」とか言っているような知事には、絶対に理解できないんだろうな。(あの石○知事なら、「自閉症者は人の心を考える努力が足らない」とか「視覚障がい者は物を見ようとする根性が足らない」とか言いかねないと思う)
2006/02/22
コメント(0)
今日、中学校の特学の授業で、漢字の勉強(国語)があった。この時間はそれぞれの進度に合わせて、主に小学校の漢字プリントを1-1(1年生のその1)から始めて、1-2、1-3…と20くらいまであって、終わると2-1(2年生のその1)という風にすすめる個別学習だ。 練習して80点以上取ると次に進んでもいい…というルールなのだが、もう5年生まで進んでいて、こちらも採点の時に「解答」を一応見ないとできないようなレベルの子もいれば、1年生を何度も何度もやっている子もいる。1枚のテストを受けるまで練習期間が長い子もいる。でも中学の3年間をかけて取り組めるので、むしろ通常級の中の国語が苦手な子よりも小学校で出る基本漢字に強くなっていると思う。 今日、私が主についていたのは自閉症のA君と自閉症のB君だった。座席の都合上たまたまこの二人となった。A君は、形に強いこともあって、もう3~4年生くらいの漢字を書いていた。何回か練習するとたいていはほぼ満点を取る。でも二つの点ですごい。 ひとつはその書き順。自分が「楽」に書ける書き順にこだわるのでその字ができあがるまでの順番は、想像を絶するものであった。でも今日のテスト形式では「書いたあとの結果」しか見えないので、OKなのである…。 もうひとつは、日頃の文章には全然活かされていないこと。今までもA君が作文を書いたりする場面に私はついていたのだが、あまりのひらがなの多さに、まさかこんなに漢字プリントができているとは予想もしていなかった。障がい特性そのまんま…というか、応用がきかないようである。 で、本日、強力だったのはB君。とにかく、めんどうくさがる。私は日頃A君と他の子数人…につくことが多く、B君にあまりついていなかったのだが、「すぐめんどうになってやらなくなる」ことは知っていた。今日はプリント1枚は絶対にやってもらおう…と1年生のプリントの練習に入った。 すぐに鉛筆を転がして遊び始める。 「右手に持って」と言うとちゃんと書く…という話だったので言ってみると…プリントのいろいろな漢字を書くべき欄に、「右」 「右」 「右」…と次々と書いた。 消してやり直し。 こちらの怒りモードとあちらの「気分の乗り」がうまくかみあうとプリントは少し進む。やっと少し進んだ。本当は答も結構わかっているのだ。 そのうちめんどうになったか、ひらがなでふりがなが書いてある横に、そのまま「ひらがな」が書いてあった(わからないからではない)。 「漢字で書きます」 と言って、いくつかのひらがなを消した。 B君がまたちゃんと漢字を書き始めたので、しばらくA君の方についていて、その後ふりかえるとまた遊び始めている。「字を書きます」と伝えると「字を書きます」とオウムがえし。しばらくはそのままにしておいた。 で、プリントを見ると「字」 「字」 「字」 …と書いてあった。思わず吹き出してしまった。うーん、でもこれはひとつまちがうと「おちょくってる」と思われて相手を怒らすに違いない。私はつい笑ったけど、今後やばいからなあ…と思い直し、強い口調で、 「漢字書きます」 「まじめにやります」 と 正面から見つめておどした。(もちろんまわりの他の生徒や先生たちにも見えている) 「やらない!」 甲高い声で、はっきりとそう答えた。日頃はあまりはっきりしないだけに、みんなズッコケて笑ってしまった。あの緊張感の中ですごい…。 で、その後も攻防は続き、プリントは終わった。次はまちがえた所をノートに書き出しての繰り返し練習だ。B君は赤鉛筆へのこだわりがあって、○をつけたがるので、「この列の練習が終わったら○をつけてよい」とした。最初の3行は大喜びで練習して、そのたびに赤鉛筆を渡すと喜んで○をつけていた。 「よしよし、作戦成功!」 そう思ったのもつかの間、途中で「鼻!」と叫んで、こよりを作って鼻につっこんでは、かみ始めた。いつまでも終わらない。「鼻かみこだわり」に興味は移行したようだ。 その後、鼻紙を取り上げたり、追いかけたり、追いつめたり…、向こうからも、おなら攻撃(毒ガス連発)などの反撃もあり、そんな中、ねばってねばってやっと終わったのであった。 帰りの会で「今日がんばったこと」を聞かれたB君は、「漢字」と言っていたらしい。 がんばったのはどっちかというと「私」です!
2006/02/21
コメント(0)
全然、このブログのテーマである自閉症についてや自分の仕事と関係のない話だが、やっとわかって嬉しかったので記入。 カーリングのクツはすべるのかすべらないのか…やっとわかった。投げる人に関しては、片足だけよくすべるのだ! 右投げなら左足に、すべるクツ、またはクツの上から装着するものがあるそうだ。 カーリングへジャンプ これでやっと、カーリングの試合を普通に見られそうだ(今までは足元ばかりに注意がいっていた)。
2006/02/19
コメント(0)

デジタルビデオカメラで撮った「うちのSのあきれた行動」の映像を、DVDデッキのHDDにダビングし、そこからDVD-Rに落として、私の実家に送っている。内容はともかく、日頃会えないじじばばにしてみれば、貴重な成長記録になっているようだ。 同じDVD-Rをもう一枚作って、保存用にもなるので、「世の中のデジタル化」も映像に関しては「便利になった」と思っている。 その一方で、「エラーが起こってDVDが使えない」ことがよく起こる。DVDデッキが古いからなのか、DVD側の品質の悪さなのか、今までダメ出しされて結局捨てるしかなくなったDVDの数はかなりのものだ。それでも「相性とかあってそういうものなのだろう」と思ってきた。 今日は、2枚続けて、DVD-R(マクセル)の不具合が起こり、これが続いてはもったいないとDVD-RW(三菱)にダビング。ところがこちらも二枚続けて、「初期化できない」とのメッセージ。これは偶然の重なりなのか、それともDVDデッキ本体(東芝)の不具合なのか。この後の調査が必要である。 本体のDVDレンズにクリーナーをかけてみようと、とりだしたDVDレンズクリーナーに、爆笑。存在を忘れていたが、何とこのクリーナーは「阪神タイガースVロードスペシャル版(TDK)であった。しかも昨シーズンのものではなく、その2年前のものだったので、「クリーニングしながら、今岡が、金本が、桧山が、アリエスが、片岡が、矢野が…打つ!」というヤツだったので、見ていて嬉しくなってしまった。 さらに同じDVDの中に、クリーニングはしないけれども「甲子園体験!六甲おろし」とかいうのもあって、ムーア(なつかしいなあ)が投げていたりして、あの年の興奮を思い出した。もしかして、昨シーズン、あんなには盛り上がれなかったのは、リーグ優勝までの間隔が短すぎたのだろうか…。 アフィリエイトが珍しく見つかったので下に↓
2006/02/19
コメント(0)
今日のお昼は、親子三人で「モ○バーガー」に行った。 Sは小学校の給食でさえろくに座れない男なので、外食に連れて行くと、とても大変である。交代で店の外に連れ出して食べたときなど(大泣きして抱っこ)はこっちも食べた気がしない。 この店の良さは、「持ち帰り用」で包んでもらっておいて、店内で食べる練習をする…もしぐずったら、そのまま引きあげることができる…ことにある。 そしてこの店のメニューの、エビのバタフライシュリンプとかオニオンリングなど、お気に入りも出てきたのでとてもよい。 少し混んでた店内だが、2カ所ほど空いていた。どちらにしようかなあと考えていると(あまり恐い人や文句を言いそうな人のそばは気が引ける)、Sが勝手にスタスタと歩いていって、座った。 結果としては、なかなか「いい子」で過ごせた。あれなら、「普通のちょっと(いやかなり)お行儀の悪い子」とまわりが思ったであろう。少なくとも「ハードな自閉症児です…」という感じではなかった。シュリンプとオニオンリングとチキンを食い散らかし、その脂ぎったままの手で皮のソファで手を拭いたり…はしていたが、今日は上出来だった。 とはいえ、着席1分以内に、靴を脱ぎ、靴下を脱ぎ、ソファに寝転がり、足元のとなりのオバサンのカバンを少し足で動かし(幸い気づかず)…と高級ホテルのフランス料理への道はまだまだ遠いのであった(それは親の方も無理だが)。
2006/02/18
コメント(0)
カーリングの靴はどうなっているのか、そればかり気になってしょうがない。
2006/02/16
コメント(2)
ここのところのSは怒るとよく地面に寝転がって悔しがっている。理由がわかればいいが、そうでもないパニックの時もあり、なかなか「いつくるかわからない」。 小学校の校庭でもよくやるのだが、「砂をかむような思い」ということばを聞いたことはあっても、見たことはなかったのだが、Sはよく怒って地面を噛み、砂が口に入って気持ち悪くてまた怒る(泣く)というよくわからないことをしている。「砂をかむような思い」=「くやしい思い」(私の勝手な解釈か?)という感じは、先人たちにSのような自閉っ子がいたのだろうか…と思わせるのだ。 家に帰ってのご機嫌アイテムは、以前にも書いたDVDの「アイーン体操」だ。 「祭りだやっほいほい」(MD)でいくか、「アイーン体操」(DVD)でいくか、指差しの練習(本人の意志はどっちかはっきりしない方向に手を出すのだが)にもなるし、こちらも少しは気分転換になるし、買ってよかった…と思っている。DVDだと2回くらい見ると少しあきるようで、そのスキに「オリンピック特集」とかに画面を変えてしまっても、納得しているようだ。 先日来、スノーボードのハーフパイプの映像を好んでみていた。あの、目が回るような映し方が気に入ったようだ。今日はフィギュアで選手がくるくる回り始めるとゲラゲラ笑って楽しんでいた。メダルが取れなくてもこんな楽しみ方もあるらしい(笑)。 さて「アイーン体操」のDVDを見ていてふと気がついた。 あ!この人、謹慎中だ…。 画面は、バカ殿とミニモニ。の映像だ。謹慎中にこんなに毎日姿を見ているのはうちだけだな…。
2006/02/15
コメント(0)
バレンタインの思い出。 今年は「チョコ持ち込み禁止」の学校に行く日だったので、特になし。家に帰ったら、去年の教え子(今小学5年生)から一個届いていて感激! 収穫少なすぎ! 「持ち込み禁止ではない」中学校(珍しい)にいたときはちゃんともらえた。でも、はっきりと「練習したヤツ」とか「義理です」とか「担任だからしょうがない」とか断りつきがやたら多かったが…。 その前の「持ち込み禁止」の中学校の時、嬉しいかどうか微妙な、名前もなく、朝、職員下駄箱の上履きの中(洗ってないので臭い)に入っていたパラソルチョコ…嫌がらせなのか愛なのか謎だった(でも食べた)。 相当さかのぼって、若き22歳の時に女子校で講師をやっていたとき…あるクラス(高校の3年2組)で、紙袋を持って列をまわらされた…全員からチョコをもらってしまった…こんなに食べられない…と思って、ニヤニヤして家に帰って開けてみると、 全部、ひとり1合ずつのお米だった!!! 日頃から「貧乏小話」とかを言い続けた甲斐があった。本当に救われた。愛より、その日生きるための飯が必要だったので。 お金持ちの家が多かったせいか、日頃私が食べていた政府標準米(一番安い古米)とは違い、「ブランドもののブレンド」だったのでやたらとおいしかった。 誰か気をきかせて、おかずもくれるとよかったのだが…。
2006/02/14
コメント(4)
ちょうど朝日新聞の投書欄で、「担任のひとことに傷ついた」とか「先生も言った後であれこれ悩んでいる」みたいな話題があったのを見て、思い出したことがある。 4年くらい前だったか、A先生がある3年女子の指導をしたあと、夜7時くらいになって親から苦情の電話がかかってきた。たしか指導は、女子同士のケンカというか、何人かで囲んで文句を言ったとかそんなたぐいのことだったと思ったがよくは覚えていない。 で、A先生は珍しく早く帰っていたので、代わりにその学年の主任のB先生が電話に出て応対していた。「こちらでも調べてまたご連絡しますね。」と物腰やわらかくB先生は電話を切った。 電話を切って、B先生が首をかしげている。「いやあ、指導そのもののことが不服なのではなくて、指導の時にA先生が『家庭が悪い』と何度も言ったと娘から聞いて、ご立腹なのよ。でもA先生がそんなこと言うわけないしねえ。」 A先生は、怒ると大変な人ではあるが、我が校きっての「人権派」である。ましてや、ベテランの域に入る人が、親の悪口など、そんなタブーを犯すわけがない。 できれば今日のうちに解決を…とB先生は、A先生の自宅に電話をかけた。しばらく電話のやりとりは聞こえなかったが、B先生の笑い声とともに「なんだか大丈夫そうだな…」と数人しかいない夜の職員室には安堵感が広がった。 B先生は、電話を切るとすぐに先ほどの親に電話をかけた。そしてまず親に話して納得してもらったあと、娘と代わってもらい、そちらにも説明をしていた。その内容が聞こえてきて、職員室には失笑がもれた。 「あのね、A先生は、あなたたちのことで、『もう仲直りできている』という『結果』はよくても、呼びつけてみんなで取り囲むという『過程』がよくないって言ったのね。この『過程』は、あなたのおうちのことじゃないのよ。この前、英語でやった『プロセス』の方の『過程』なのよ。えー、わかんない。じゃあ、あとで国語辞典をひきなさい。過程の過は過ぎるって字よ。程はのぎへん…。『途中経過』みたいな意味ね。仲直りできたとはいえ、『やり方』がよくないって話だったのよ。 A先生は他におうちの人の悪口とか、育て方が悪いとか言ってないでしょう? ねー、突然、『過程』が悪い…とだけ言ったのね。うん、そうね、だから、そういう意味じゃないのよ。でも、気になるようならまた明日教えてあげるからね。」 日本語はむずかしい! 生徒指導は「簡単なことばで」やる必要があることを痛感。 その後しばらく、「うちは『カテイ』に問題があるのでもう帰ります」と、ひそかな流行語になった。
2006/02/13
コメント(2)
オリンピックを見ていて思い出したこと。 昨年、幼稚園で、おゆうぎ会の作品発表と卒園式の時に、「将来の夢」を語るコーナーがあった。うちのSの場合は本人が語ったりしないので、親が勝手に考えて、作品に書いたり、先生が代わりに発表したりした。 「働く大人になります」…とかかっこいいことも考えたのだが、それじゃあ「光とともに…」を読んでいる人には「そのまんま(同じ自閉症だし)」がバレバレなので、そうなって欲しい気持ちはあったが、発表は自粛?した。 で、勝手な親の夢として代わりに発表したのが 「オリンピック選手になります」 だった。まわりの子達はほとんどが「ケーキ屋さん」をめざしているようだったので(みんななったらこの地区はケーキ特区だ)、完全に浮いていた。こちらのイメージでは、パラリンピックとかスペシャルオリンピックとかいろいろチャンスはあるし、すばしっこくて運動神経は良さそうだし…と淡い期待半分、ウケねらい半分で、「ちょっと言ってみました」…という感じだったのだが、クラス一の問題児・みんなをハラハラさせ続けた自閉症児Sの親がそんな大それたことを言ってしまったので、みんな過剰に反応してくれた。 涙ながらに「そうよ、S君は何かすごいことをやってくれそうだわ」…と言ってくれる人とか、「さすがはSちゃん、考えていることが大きいわ(いや、本人はなんにも言ってなくて、勝手に親が言ったのですが…)」とか、「オリンピックみんなで見に行くからね」などと、半分冗談だと助かるのだが、かなりまじめに応援されてしまったので、受け答えに困ってしまった。(今さら、「冗談ですよ」と言いづらくなった…) ということで、オリンピックをめざさなくてはいけなくなった(笑)ので、自閉症児にもルールが理解できて、繰り返しての練習がやりやすくて、競技人口が少なくて、できればお金もかからなくて、できれば寒くない(待ってる親が大変なので)…という競技募集中です(ないない)。 ちなみにうちのSは、ジャングルジムの上に手放しで立っているバランス感覚あり、足もかなり速い…など、いっけん体育のできそうな小学1年生男子である。しかし、体育の時間は、たいていぐずって、外に出てもみんなといっしょにやらないし、徒競走もなかなか「スタート」しないので、1位ではなかなかゴールできない…。 オリンピックは、まず校内の徒競走で5人中1位になってからめざすことにします。
2006/02/12
コメント(0)
トリノ五輪の開会式(一部)を見た。聞く度に「鳥の五輪」と聞こえてハッとするのは私だけだろうか…。 そんなことはどうでもいいのだが、オノ・ヨーコさんが出てきたことに「オー」と驚いた。そうだ、今こそ、「平和を宣伝」するのだ…と力を入れて見ていると、まさに言って欲しい場面で言って欲しかったことばが…。 「夫のジョン・レノンが言っていました。『想像してごらん、すべての人々が平和な暮らしを送っていると…。』」 そしてやや低い歌声が響き始めて、イマジンが流れた。怪しいおじさんは三大テノールではなく、なんとピーター・ガブリエル! やるなイタリア! それにしてもオノ・ヨーコさんをスポーツの祭典で見ようとは夢にも思わなかった。 開会式で、F1が出た所で「はっはっは、無理やりだなあ」とか、マス・ゲーム(あとで知ったがボランティアがやっていたらしい。スキーヤーがジャンプする所を表現していた)を「はっはっは、下手すぎ! ○○○(国の名)が見たら笑うぞ! あれ、スケート履いてやってるからずれるのかな? 」とか、すっかりバカにしたことをお詫びいたします。 「スポーツと平和の祭典」だ…というときに、「ジョンとヨーコ」を思い出したイタリアに敬意を払います!
2006/02/11
コメント(0)
オーディオ好きの人には当然かも知れないが、「聴けりゃいいや」的な私が驚いた「普通の」CDやDVDの取り出し方CDの本当の取り出し方へジャンプ 今まで、固いヤツとかだと、親指で「オラオラオラー」と押したり、CDが割れんばかりになるまでひっぱっていたが、ケースの方が手前にそれば、CDがすっと出てくるとは…目から鱗が落ちたので、思わず報告。(たぶん、自然にできてた人もたくさんいるのだろうか?) 追伸:うまくジャンプしないので、どうしても気になる方はこちらを入力してください。http://allabout.co.jp/computer/av/ 面倒な方のために簡単に書くと、1 片手でCDケースを持つ(その際に真ん中の裏側を持たない)。2 反対側の手で真ん中の所を押す。するとケースが手前にそる力で、CDが持ち上がる。 私はいつも置いたままの状態でやろうとするから出にくかったようだ。
2006/02/11
コメント(0)
ちょっと(いやだいぶ)早めだが、学年末テストを作り始めた。 今年は楽だ。 なぜなら過去問をほとんどそのまま使えるからだ。 とある塾では、○○先生の○年度の問題…とかいう感じでファイリングしてあって、テスト前にそれをコピーして生徒に解かせたりしていたそうだ(生徒からの情報)。 「でも、長くその学校にいる先生の問題用紙しかないじゃん?」と挑発すると、「うちは大手だから、前の学校の地区から受け渡ししたりするんだよ!」とかなり機密情報?っぽいことをその生徒は教えてくれた。 もう10年近く前の情報なので、今時もそうなのかどうかはわからないが、定期考査の得点をどんな手段であれ上げられれば、塾としてはかなり評判上昇まちがいなしだろうから、その話を聞いて以来、警戒心を強めるようになった。もちろん、同じ学校に長くいれば、兄弟姉妹のこともあるから同じものを使うことはないが、転勤したての時は油断して前の学校のをそのまま使ったりする人も多いはずだ。だから結構実力以上にとってしまうケースもあったのだろうなあ…塾の営業努力ってすごいなあと思う。 かといって、自分のテストでそんなマネをされるのは気分が悪い(笑)ので、意地でも内容を変えてはいる。とはいえ、同じ人間が問題を作れば、大体似てくるのもいなめない…記号だけ覚えて正解する…とかでなければまあいいか…という気がしないでもない。 で、今年はなぜ安心して過去問も使っているかというと…「私の足取りをつかめる塾などあるはずがない!」と自信があるからだ。 2年前に養護学校に異動した。1年前に小学校の講師になった。で、今年、中学校にもどってきた。この足取りは、地域の遠さと学校種別の違いから、絶対つかめないはずなので、「つかめたならば、おめでとう、点をあげます!」という気になっているのだ。もしかして、向こうは必死に探しているかもしれないので、生徒には3年以上前にいた学校名を絶対に言わないようにしている。 ちなみに、私のテスト問題は、ギャグやおふざけあり、子供だましのひっかけやいじわるあり、おとなげない満点阻止問題あり…の、「まともな塾の先生に見られるのが恥ずかしい…」シロモノである…。
2006/02/10
コメント(0)
君たちはえらい! と思わずウルウルしてしまった。某中学校の男子2名しかいない選択社会科・社会福祉コース、今日はまとめてきたレジュメを使って発表会をおこなった。 私を入れて3名では緊張感に欠けると思ったので、「発表をビデオカメラで撮って、あとで1年生に見せる」ということにした。といってもそちらも4名なので、気にするほどではないのだが、「カメラ」が入ると急に緊張するからなかなかかわいいものである(笑)。カメラなしで7名がいたのならそれほどでもないはずなのに…。 で、緊張しながらも、今まで調べたことをしっかりと発表していた。基本的には撮り直しはしないつもりだったのだが、質問に対して、「うその答え」を言ってしまった後などは、「カット!」の合図と共に、本当の答えを伝えて、もう一度…と撮っていった。おかしいのは、もう一度同じ質問をしたり、「あー」とか「へー」とか納得するもう一人の生徒…これぞ「やらせ」である。 家に帰って、1年生に見せるための編集をしたのだが、メイキング映像があまりにもおもしろいので、本人たちにはないしょで、同じ質問に対してのテイク1とテイク2…みたいにつなげてつくっておいた。テイク1のドタバタぶりとテイク2の芝居がかったスムーズさの対比は、笑えた。 同じような選択を今後やるときに、「見本」として使える映像がとれて、感謝している(適度な笑いもふくめて)。 それにしても、この二人には本当に感心した。一年を通じてちゃんと取り組んで、テーマを深めてくれたし、意識が高かったなあと思った。一人は欠席の時でも静かに作業をやっていた。(ちなみに私はストーブの前で寝ていたのに) 二人とも公立高校に推薦で合格する…という天からのご褒美も「神様、さすがよくみていらっしゃいますなあ」と思えた。おかげで、四角柱の鉛筆転がしの効果は、確かめられなかったようだ(推薦入試は面接と小論文。落ちて一般入試を受ければ、鉛筆転がしの必要があったのだが…)。 自分が直接、障碍児教育に関わるよりも、「社会的弱者に対して優しい人や福祉関係者を育てる」という間接的な支援を…と思って始めた昨年度の総合的な学習と今回の選択授業、こちらはまずまずの成果であった。 さて問題は、すっかりだれてしまって、いいかげんな原稿づくりといいかげんな発表が続いている、自分の住む街…の学校の選択授業(社会福祉コース)。最後に立て直さないとなあ…こっちは、直接自分たち家族にはね返ってくる人材だし…。 何がすごいかって、5月に、「障害者」を「障がい者」とか「障碍者」と書く人がふえている理由…とかをやったときには「へー」とか言ってたくせに、今回の発表で作るレジュメの中に、そう書いた生徒は12名中0名…。こちらは女子ばかりなのだが、かえってやりにくくて、いまいちこちらも本音が伝えきれてなかったかな…。 ちなみに私は、荒れた学校の生活指導部だった頃も「女子の指導において、私の『左』に出る者がいない」と豪語していた男である。(「みんな右から抜いていく」…の意です…)
2006/02/09
コメント(0)
Sは、2学期からずっと、ある曲だけが好きだ。 「祭りだやっほいほい」という謎の曲なのだが、運動会の踊りで使われて、初めてみんなの模倣をして(手をトントン)踊ってほめられたこともあり、お気に入りになった。 それはそれでいいのだが、これをかけろとねだる。学校でも、かけてやると急に機嫌が直った…ということもあるようだ。せっかくならこれを機会に発語を練習させようと、家では1 まずVOCA(音声装置)のボタンを押して、「手伝って」という音を出す。2 私が「ミュージックスタート」と言ったあと、一緒に「スタート」と言う。3 私がMDの再生ボタンを押す。 という手順でやっているのだが、とにかくしつこいくらいに繰り返してもうすぐ半年である…。 いつまでたっても、「スタート」は「フフー」くらいのままごまかされているが、何かを伝えようとして「伝わるんだ」とわかっただけでもいいかとは思う。 でも、さすがにあきてきた(親が)ので、何か他に楽しめる曲はないかと、探していて、志村けんとミニモニ。の「アイーン体操」を購入した。この曲は養護学校でも朝の運動で使ったりしていた。CDもあったのだが、「志村けん…バカ殿」のイメージは、絶対画像で見なければ…と期待してDVDで買った。 期待通りの画像だった(笑)。志村けんもミニモニ。もこれ以上はない、すばらしく、すっとぼけた顔で「アイーン」とやっている。 昨日、初めてかけるとSは大喜び。テレビに突っ込んでいって喜んでいた。今日も、私が帰るなりDVDをかけると、バカ殿の顔を見ただけでケラケラ笑い出して、笑って、跳びはねて、気持ち「アイーン」とやっていた。志村けんは偉大である。 「祭りだ…」の入っているMDにも「いっぽんでもニンジン」と「からだ元気?」という曲を入れて、3曲通しで聴くようにしようともくろんだ。この2曲、意外にもかっこいいのだ。「いっぽんでもニンジン」にはものすごいピアノが入っているし、「からだ元気?」は心地よいレゲエだ。 実は今現在も、「祭りだ…」をバックにこれを書いている。3曲用意したものの、1曲終わると、Sはあわててとんできて、VOCAのスイッチを押すのだ。ようは他の曲は聴かないぞ!という気らしい。ほっておくとあきらめるのだが、せっかくアピールしているのだから…と1曲目に戻してやる。これがずっと続いている。 そのせいでサンバが鳴り続けている。 もうすぐ今日の夜だけでも18回目の「祭りだやっほいほい」である…。
2006/02/08
コメント(4)
連絡帳より 「1校時は、外へ出て雪遊び。手ぶくろをとってしまい、氷や雪をさわりまくっていました。ダンボールに乗って、上級生がそりのようにひっぱてくれました。 3校時、○○ホールへ、中学生の劇のリハーサルを見学に行きました。ズボンのすそがぬれてしまい、すぐズボンを脱いでしまいました。中が暖かかったので、30分くらい中で過ごせました。帰りはぐずり、力持ちのA先生がいたので、抱っこしてもらい帰りました。 給食はパンの焼き目の入った所だけを食べ、持参のお米スナックは全部食べてしまいました。」 みなさん半日お世話になりました。私の知らない所で、私の教え子の前でパンツ姿になっている息子がいたとは…。
2006/02/07
コメント(0)
休日、親子ファミリーコンサートなるものに行った。小学校のPTAが主催してくれて、地域の高校の吹奏楽部を呼んでいた。ここは、全国レベルの賞をとっているような名門で、ブラバンの中学生が目指すような私立高校だけあって、大編成。体育会系のノリでそれぞれがきびきびと準備をしていた。 始まる前に、主催の役員の方からの諸注意。 「演奏中に席を立たない。余計な音を立てない。途中でトイレに行かない…などなど、相当に重たい言い方で、長々と続いた。」 毎年やっているようなので、たぶん過去に相当なことがあったのか…でもこんなに言われては萎縮してしまう。 うちなんかは、「ダメだこりゃ。最後まではとてもではないが見られないだろうな…」と思った。 いろいろな人のあいさつがあって、やっと始まった。その頃には、「フォー」とか「グァオ」とか時折叫び、Sが声を抑えることも、もう限界に近づいていた。 1曲目が大迫力で始まった。Sもまずはごきげんである。歓喜の「フォー」とかも大音量にうまくかき消されている。機嫌は良さそうだが耳ふさぎをして聴いている。大編成なので、前見た中学生のブラスバンドに比べると確かに音がでかい。耳をふさいだくらいがちょうど良さそうだが…まあ普通は失礼だからしないわな。 それにしても、うまかった。「いやあ、すごいなあ」と素直に思えた。 2曲目は静と動を感じさせるようなかなりマニアックな曲(すみません、曲名わかりません。というか聴いたこともない曲)だ。 静かな長い音が続いた所から 「バン」と短く大きな音(シンセでいうところのオーケストラヒットってヤツ)が一斉に鳴った。 まさに大迫力。 その「バン」の一瞬、びっくりして、Sの腰が浮くのが見えた。笑えた。 でも、その静と動が恐くなってか、楽しめなくなったらしい。静かな所でもつい声を出してしまう。で、そのうち泣きが入る。 ちょっとわめきはじめた…というところで、だっこで、外へ一時避難した。 その後、ちょっと落ち着いたのでもどるとちょうど楽器紹介。これもみんなが聞き耳を立てているところで、入ってすぐに大泣きした。 ノリノリでポップな曲をやる第二部からなら、楽しめただろうな…と、当日会場配布のパンフを見て思ったが、後の祭り。一度へそを曲げてまた入るのは無理なので、1曲半しか聴かずに親子三人とっとと帰った。ちなみに無料コンサートだったので損はなかった。 自分んちの子どもの方に無理があったとはいえ、勝手なことを言わせてもらえば、当日の進行メニューとか、パンフの前日配布とか、そういうことを前もって知らせて欲しかったなあ…と思った。 また、せっかく小学校の体育館でやるんだから、親子でのんびりしたり、小さい子が走っちゃっているような感じで見られる方がいいのになあ…お堅いコンサートならそれこそ自分でもっとすごいのに行けばいいのだから…とも思った。小学生の親…といっても就学前の子がいる人も結構多いから、そういう人たちの参加もむずかしかったようだ。ちびっ子を見なかった。 逆に、演奏側は、日頃の堅苦しいコンテストとかとは違う、家族で楽しめるものをやろうとしていた感があった。楽器紹介とかも、高校生がいろいろと芝居がかったギャグとかをやっていたが、お客の方が、みんながまじめに構えてしまっていたので、ギャグがすべりまくっていた…。前半だけ、自分たちの意地をかけた曲をやって(たぶんコンテストとかの曲)、第2部からは楽しもうとするメニューだっただけに、続きが見られないのが残念だった。 こんな時こそなにかでうちを出るのが遅くなって、遅刻するとちょうどよかったのだが、つい間に合ってしまった…残念。 とりあえず、Sの反応からして、クラッシックには造詣が深そうになかった(笑)ので、大江光さん(作家大江健三郎さんの子で、作曲家。たぶん自閉症?)になることはあきらめます! 会場で音楽聴きながら、急に指揮でも始めたら、「これは天才…」と驚く予定でしたが、やはりちがったようだ…。(というか親がろくに聴いてないものをそんなふうにやるわけがない) ということで、やっぱりロッカー、それもボーカリストを目指します。(まだしゃべれないけど)
2006/02/06
コメント(2)
実はうちのSはまだ一度も父(私)の故郷下関に行っていない。元々は、人混みでのパニックが心配だったのと、旅行先だとほとんど食べない…ということもあって、赤ちゃんの時に思いきって行かなかったせいで、その後ずっと帰省し損ねている。私の方のじいさまばあさま(下関在住)には2回ほどこっちに来てもらったり、ディズニーランド付近に泊まって一緒に遊んだり…と会ってはいるが、そうすることで余計に「下関に行く」理由がなくなるのだ。 私はとても強く行きたがっているが、抵抗勢力がいて(笑)、こちらの家族には、「自分の地元に家族と帰る」という重みがあまりわかっていないようだ。そしてそれを迎えるじいさんばあさんの喜びも…。 しつこく言っているうちに、やっと妻も少しその気になってきたので、少しずつ実現に向けて動いた。昨夏は、新幹線の初チャレンジ! ことなきをえて、「行けるぞ」という手応えをつかんだ。でもその一方で、「宿泊」については、これは実家では無理だな…家が密集していて、夜は静かな住宅街だから…と不安材料を作った。 なので、夜は最寄りのビジネスホテルに泊まる…ことにして、計画を始めた。日程も、年休の残りがはっきりわかる3月末…とした。夏の新幹線の利用で「下関に帰る練習」とさすがの義父母もわかったようで、「何日か向こうに行ってもらうと楽だわ」と半分冗談で言うようになってきたので、それをうまくいかして、「うん、この春行く予定」と妻もちゃんと言ったようだ。結構その気にならずに、チャレンジということをなかなかしないのだが、年賀状とかでことあるごとに「下関にも遊びに来てね」とうちの親に書かせた(これは私の作戦)ことで、やっとプレッシャーがかかったようだ。 こちらはもう12年間も義父母との確執に耐えてるのだから、それくらいは我慢してもらおう! ということで5日間の訪関(こんなことばあるのか?父がメールに書いていた)を計画中である。今回は「Sが行く」ことだけを目的にしているので、私が友人と飲みに行ったりするのは無理だろうが、まずは第一歩を踏み出せてよかったよかった。
2006/02/05
コメント(0)
息子Sの通う小学校では「雪国教室」という宿泊行事があり、特学のクラス単独で新潟に1泊することが定番となっている。 もちろん、高学年の子はこれとは別に修学旅行に行ったりするので、通常級にいる子達よりも、1回 「もうけて」 いるのだ。 市の福祉バスを借りたり、宿泊補助が出たりで、ほとんどお金もかからないので、とてもすばらしい! が、今回、うちのSは不参加だった。 我が家では、毎晩いつまでも寝ない男がいて困っている。今月やっと実現できた就寝時間は「12時」だ。うまく10時半くらいに寝る日もあるのだが、電気を消そうが何をしようがなかなか寝ずに、跳びはねたり、暗やみで本を眺めたり、お菓子を出してきたり…なのだ。なにかで泣くと、早い時刻にそのまま泣き寝入りすることもあるが、「わざわざ泣かす」のもかわいそうなので、結局夜ふかし当たり前…の生活となっている。これでも2年前くらいまでの、「夜中の2時まで寝ない」(いつも親の方が先に寝ていた)時期に比べるとよくはなっているのだ。 ちなみに雪国教室の児童就寝時刻は9時である。その時刻からみんなが寝ようとしても、Sが大きく邪魔をするのは明白だ。さらに、うちは認定就学の条件で、「行事は必要に応じて親がつきそう」ことになっているので、参加となると私も行く予定となっていた。付き添うことによって、「大丈夫」とかになるならともかく、ざこね状態の旅館では、親がいようがいまいが一緒である。この夏の家族旅行でも、「ベッドでなくてふとんだった」ため、跳びはねにくかったせいか、夜中に大騒ぎ、そのうちハイになって大笑い、静かにさせようとして大泣き、押さえるとパニック…と大変だった。 もともと「親元を離れて1泊」の体験のための行事なので、うちの場合は離れないし、もし何かあっても車で先に帰るのが無理だし(雪国に車でついていくのは私には無理!)、じゃあ無理してまで行かなくてもいいや…と家族で話しあった結果、休ませることとなった。通常級の子だって、宿泊行事は、早くて3年生、普通は5年生くらいからだし…まあしょうがないねと。 不参加の旨はかなり前から先生に伝えてあったのだが(たぶん安心しただろうなあ)、他の子達にはないしょ…ということだった。先輩たちが、小さい子のお世話に張り切ってもいるので、「えー、いかないのー、つまんねえ」となるのでご協力お願いします…ということだった。 なので、「かぜ」で休むことにされてしまった。ちょうどクラスで風邪がはやっていたし、他の用事で前々日に休んだので、「やっぱり、体調くずしたか…」となったのだが、他の子のお母さんに、すでに休む本当の理由を言ってしまった相手(同じ1年生)もおり、一方で他の学年のお母さんに「S君、かぜ大丈夫? 行けるといいけどねえ」などと前日に言われた時、「ほんとに」と適当に相づちを打ってしまったとか、いろいろややこしかった。 前日まで行事の説明を一緒に聞いていた本人が「行く気になっていて、行けないとかわいそう」と思うのだが、どうやらそのあたりは全然「わかっていない」か「楽しみにしていない」らしく、何回か、「雪国教室、行きません。明日、学校お休み!」と伝えたが嬉しそうだった…。それはそれで困るのだが。 「しかたなかったんだ」という思いと「やっぱり行かせるべきだったかなあ」という思いが交錯していたのだが、Sがふっきってくれた。 休んだその日の朝、ばあちゃんと二人きりのSは、日頃は午前中にすることのない「大便」を思いっきり布パンツの中にぶちかました。しかも、過去最大級の特大盛り! ふききれず、あらいきれず、本人ははしゃいで走り回って大変だった…という話を、夜、家に帰ってから聞いた。 もしマイクロバスの中でだったら…と思うと、「今回の判断、一応正解だった」と思えた。
2006/02/04
コメント(0)
宿舎では、通常級の宿泊行事のような夜の戦いがなかったし、子どもたち同士もとても和気藹々だった。 「部屋のスリッパをそろえる」というのが、ここまで徹底されたのは初めてだ。中学生の通常級の団体は「そろえていないと怒られる美化係 VS 普通に脱ぎ捨てる人」の永遠の戦いが続く。 小学生を異学年で引率したときも、「一生懸命やろうとする4年生 VS まったく気にしていない6年生」の戦いで、これもいつまでたっても今ひとつだった。 ところが、今回(中学校特殊学級)は完璧である! 彼らは素直である。一生懸命努力する。言われたら「あっ、やばい」とすぐに直す。とりわけ、最初は脱ぎ捨てだった自閉症のD君が、「ちゃんとそろえる」ことを覚えたのが大きかった。 彼は他の人にとっては十分そろえてあるスリッパでも、まっすぐに、美しく、並べ直してくれた。彼の活躍もあり、どの部屋もスリッパが整然と並んでいたのには感動した。 その彼は、環境の変化には弱いので、いろいろとおもしろい行動があった。寝る前に、いつもの場所(自宅)と違うせいで不安になるのか、廊下に出てはウロウロしたがるのだ。就寝時間後は、もうトイレ以外は廊下に出させなかったので、2回くらいトイレに行った後は、一度布団にもぐらせた。 出てこようとしてふすまを開けると、私がそこにいて怒る…というのを2回ほどやった。そしてそのまま入り口の廊下に私は座っていた。薄明かりの中で生徒のその日のしおり(日記)をチェックしてひとこと記入する…以前の担任時代の習慣である。ようは、「見張り」をしながら、仕事をするのだが、これはそれぞれの流派があるようで、廊下に寝そべる人や、布団まで出す人…いろいろと見てきた。 が、今回は「スキがあれば女子部屋に忍び込む…」とかそういうことはないので、別に廊下で見張る必要はなかったのだが、単なる習慣で入り口にいただけなのだ。 で、30分くらいたって、物音ひとつしない自分の担当の部屋をそっとのぞいた。みんな寝ただろうと思っていた。 ふすまを そおおっと 開けると、そのふすまの真横にD君がうつろな目で座っていた! 悲鳴を上げそうなくらいこっちはビビった。 30分間も、ふすま一枚だけ隔てた私に気配を感じさせないとは…。で、しかって、また布団に連れて行って、やっと寝てくれた。 ところが、さらに、朝の5時。入り口付近の布団で寝ていた私の上をなにかが通過。ハッと飛び起きて廊下に行くと、D君がウロウロ…。 トイレかなあ…と思って見ていると、トイレを通過してさらに遠くへ行こうとする。あわてて追いかけて、「どこ行くの?」と聞くと、うつろな目つきで「ここはどこ? あなたは誰?」という感じの表情(無言)。目の玉がきょろきょろ動いていた。これぞまさに「挙動不審」という感じだったが、「Dはスキーに来ています。おうちではありません。」と言うと、ハッと我に返って部屋にもどってまた寝たのであった…。 「ここはどこ?」って、なることはあるだろうけど、布団の上だけでやって欲しいんですが…。
2006/02/01
コメント(0)
全26件 (26件中 1-26件目)
1

![]()
![]()