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2014/02/18

インターフェースデザインの心理学/Susan Weinschenk （３）

テーマ：本日の１冊(3749)

カテゴリ：マネジメント

インタフェースデザインの心理学 ―ウェブやアプリに新たな視点をもたらす100の指針

5章人はどう注目するのか
□ 注意力は選択的に働く
　・特定の犯していないかことだけに注目し、他は一切無視するように指示すると、誰でもそれほど時間を掛けずに、その通りできるものです。
□ 情報は取捨選択される
　・情報の受け手が情報を取捨選択していると思われる場合は、注目してもらいたい重要部分に、色、大きな文字、アニメ、動画、音声などを使いましょう
□ 注意力の持続時間は10分が限度である
　・人の注意力は長くても７〜８分しか持続しないものと認識しておきましょう
□ マルチタスクは事実上不可能
　・実際不可能なのですが、「マルチタスクが可能」という人もいます。そういう人は、おそらくどの作業もうまくこなせていないのでしょう

□ 目標に近づくほど「ヤル気」がでてくる
　・何が終わったかよりも何が残っているかに注目しがち
□ ドパーミンが情報探索中毒を招く
　・人は情報を探索し続けようとします
□ 進歩や熟達により、ヤル気が出る
　・人は自分が進歩していると感じることを好みます。
　・完全な熟達には決して到達できない
□ 欲しいものが我慢できるかどうかは幼少期に決まる
□ 人は本来怠惰な生き物である
　・人は最良の結果より、ほどほどに満足できる結果を求めるものです
□ 近道は簡単に見つかるときしかしない

□ 人の行動は「性格だ」と判断されがちである
　・自分の行動は状況のせいにする
　・自分が先入観を抱いていないか別の観点から検証する癖をつけましょう。仕事柄、人がとる行動の理由について判断を下す機会が多い場合は「根本的な帰属誤り」を犯していないか、自問自答してからすると良いでしょう。
□ 習慣は長い時間をかけ徐々に形成される
　・習慣化するまでには平均66日かかることがわかりました

　・複雑なものより、簡単にできる小さなノルマを人に課しましょう

7章人は社会的な動物である
□ 「強い絆」を有する集団の規模上限は150人
□ 人には生来模倣と共感の能力が備わっている
　・人が何かをしているところを見る行為には思いがけない力が潜んでいるということを覚えておきましょう。ある人にある行動を促したければ、その人に、誰かほかの人がその行動をしているところを見せればよいのです。
□ 「同じ窯の飯を食った仲間」の絆は強い
　・幸せになるには動機的な活動が必要
□ オンラインでの交流においては社会的なルールの遵守を期待する
　・ユーザビリティデザインの指針の多くは、実は人間同士のやり取りに関する想定に基づいた指針にほかなりません。
□ 嘘の度合いは伝達手段によって変わる
　・人が嘘をつくことが一番多いのは電話、一番少ないのは手書きのときです
□ 話し手の脳と聞き手の脳は同期する
　・同期＋予測＝理解
□ 脳は親しい人には特別な反応を示す
　・フェイスブックは共通の有無に関係なく、親戚や友人のように近しい人を結ぶものであり、MPFCが活性化する。一方ツイッターは未知の人と新たなつながりを
生み出す効果が大きい。
□ 笑いは絆を生む
　・相手に笑ってほしければ自分から笑うこと。笑いは伝染します。
□ 笑顔の真偽は動画のほうが判別しやすい
　・笑顔が本物だと思えるときには、それを見る人の心をとらえ信頼関係が生じます

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