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世界で最もヒトが育つクラブへ「水戸ホーリーホックの挑戦」 [ 西村 卓朗 ]価格:1,760円(税込、送料無料) (2025/11/7時点)楽天で購入アマゾンへ行くまえがき□ 若い選手を獲得して積極的に起用するするクラブ風土□ 水戸ホーリーホックの歴史は「お金」との戦いと言っても過言ではありません。□ 茨城県出身の元日本代表FW鈴木隆行氏が被災地支援のために無報酬契約で加入してスポンサーが増えた□ 2016年に強化部長に就任し、私が考えたことは「維持」から「上昇」へ、フェーズを変えることでした。□ 偶然ではなく、必然的に選手が成長するための仕組みを作り出し、若くて有望な選手が水戸に集まるような風土を作ろうと思ったのです。□ クラブとしての取り組みや仕組みを理解してもらい、選手に選んでもらえる流れを作り出そうと思ったんです。第1章 水戸の地にたどり着くまで□ サッカー選手にとって大切なこと(福田正博さんとの出会い)・努力 うまくいかない時も努力できるか・人の助け 周りの人から「こいつを助けたい」と思ってもらえるか・運 どんな時でも笑顔、前向き、プラス思考でいる□ 選手に良い環境を与えたい□ サッカーを通して、何を身につけていくか□ 「目を見て挨拶」、「話を聞く姿勢」、「課題に一生懸命取り組む事」、「他人への思いやり」つまり「社会の中での大切な習慣第2章 強化部長に就任。着手したこと□ 監督が変わっても、フィジカルコーチが変わっても、「このぐらいの強度でこのぐらいの内容の練習をしてほしい」と言うことを言える状態を作ろうと考えていました。□ 一からどんな項目が必要で、どの項目を重視し、どのようにして分類していくかと言うことを自らやってみたことです。論理的思考の第一歩目は事業の「分類」から始まります。自分が論理的にチームや選手を見ていくことに役立つことになりました。□ 高めるべき4つの要素「技術」「戦術」「フィジカル」「メンタル」□ 大切な事は、現場が向かおうとしている方向性と、強化部が考える方向性を常に議論しながら進めていくことだと思っています。第3章 チーム編成について□ 若手の育成とベテランの再生□ 自分のやりたいサッカーをやるのではなく、クラブと一緒にサッカーを作ってくれる人。そのための強い覚悟と変化を受け入れる柔軟性を持つ人を選ぶようにしてます。□チーム全員が「頑張れば出場機会をつかむことができる」と言う意識を持たせて、競争を促すことがチーム力向上のためには必要です。第4章 アツマーレについて□ 選手が成長するために大事なのはフィードバックです。□ クラブハウスは本来、様々な人(部分)が交流して、お互いの存在を感じ合うと言う大切な機能があるのではないでしょうか?第5章 選手教育プログラム「Make Value Project」□ キャリアサポートセンター制度は、「この制度は本来Jリーグやるべきことではなく、各クラブでやるべきだ」□ キャリアサポートセンターを通じて、視点を変えることによって、視野が広がり、視座が高まることを実感していました。□ 社会人基礎力□ 日本人が弱いのは「前に踏み出す力」□ サービスの質が高まれば、良質のお客さんが増えていく。ゆくゆくは末が水戸ホーリーホックのためだけでなく、日本サッカー会のためになると信じています。第6章 GM就任□ 少しずつ平均年俸は上がってきていますが、早く平均年俸8,000,000円のLINEに持っていきたいと思っています。□ 採用、育成、評価の密層をしっかりさせていく。これが強化部長の仕事であり、GMとしても大事な仕事だと感じています。第7章 選手の身体を大切にする□ 遺伝子検査□ 移籍金の使い道・選手のメディカル環境をよくするために、お金を使うべきと考え、選手たちからも要望のある最新の医療機器を購入することにしたんです。第8章 地域とともに歩む□ クラブの経営を考えた時、JクラブはJリーグからの分配金、スポンサー、入場料、物販、アカデミー収入といった5つの収益の柱があります。□ 将来的には今回スタートする農業事業を全収益の10%程度に成長させ、6つ目の柱にしたい考えを持っています。第9章 新たなチーム強化のサイクル□ 以前から内部から監督を選ぶと言う形を作っていきたいと言う考えはありました。□ チームは生き物で、前年あった傾向がよくも悪くも影響するんです。監督交代しても、同じタイプの選手では、選手には刺激になりづらい。□ 出発点が水戸ホーリーホックのアカデミーであり、そこで経験したことが社会で生かせると言うことを体系化していきたいと考えています。□ 「独自性」と「収益性」と「関係性」。その中で選ばれることにおいて「独自性」がすごく重要だと思っています。第10章 そして、夢へ□ 地域への思いを持った人材の育成Special Interview 前田大然□ 僕自身も、いつか水戸に戻りたいと言う気持ちがあるので、上の舞台にいてくれたらうれしいです。■ 前田大然へ(西村卓朗)□ それにしても、「第二の故郷」とは嬉しいことを言ってくれますね。
2025/11/08
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大谷翔平はなぜ、壁を越えられるのか? 仕事にも人生にも効く大谷イズム・クエスチョン57 (学芸書・ノンフィクション) [ 西沢泰生 ]価格:1,760円(税込、送料無料) (2025/11/3時点)楽天で購入アマゾンへ行く* 第1章のみですはじめに□ 僕にできることは、見ている人たちに力を与え、楽しんでもらうことです。□ およそ大谷選手ほど、見ているだけで元気や勇気を与えてくれるアスリートはほかにいない■ 先入観は可能を不可能にする第1章 少年〜高校野球編■ 大谷が流し打ちを体得した理由□ 大谷がライトに打つと場外まで飛んだボールが川に落ちてしまうから・たとえ本意でなくても、与えられた条件でベストを尽くしていると、それが身を結んで、自分にとって思わぬ武器になることがあります。■ 大谷が「自分はマイナス思考」という理由□ 成功したことより、失敗したことをいつまでも覚えているから・負けたからこそ「なんでだろう」と考えます。次につながる、成長という意味では、負けた試合の方が有意義なのかもしれません。・明日のための前向きなマイナス思考■ 佐々木監督がピッチャー大谷の「目標」として設定したこと□ 160キロの速球を設けること・一番効果的な「目標の立て方」・できないと決めつけたら終わりだと思って3年間やってきました・楽しみながら前進していく!■ 大谷が好きな言葉□ 権利と義務・試合に出ている選手は、すべての部員を代表して試合に出るという「権利」を得ている。だから、どんな時であっても全力でプレーをする「義務」がある・「楽しい」より「正しい」で行動する■ 大谷流、「運」の引き寄せ方□ ゴミ拾い・勝つか負けるかの微妙なラインは、「人間性」や「運」など微妙なところで左右されると思う・他人が落とした「運」を拾っているんです■ 大谷が「周りのことを考えるようになった」きっかけ□ 東日本大震災・野球ができることに感謝・「周りに感謝し、気にかけること」ができる人は、そこに行っても無敵だ。
2025/11/03
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あの国の本当の思惑を見抜く 地政学 [ 社會部部長 ]価格:1,980円(税込、送料無料) (2025/11/1時点)楽天で購入アマゾンへ行く□ アメリカ人は幸福な民である。南北は弱き隣国に、東西は魚に囲まれている。□ ロシアは強い国です。領土を拡大し、敵をできるだけ遠ざけておくことです。□ 中国はアメリカと違い、周りを強い国に囲まれている序章 今、地政学を学ぶ意義① 手段とは、目標を達成するための方法② 目標とは、目的を達成するために必要な結果③ 目的とは、最終的に実現したいこと□ 地理は、国際情勢における重力のようなものです□ 地理の重要な側面が、極めて安定した要素です第1章 強そうで弱い国 アメリカ□ 「世界の警察」はいない□ アメリカが「怖い国」では無いのは、2つの大洋に隔てられているおかげ□ 人間や動物と同じく、国家は「生き残り」を至上目標とします□ 安全保障のジレンマ① 攻撃・防御有利性② 攻撃・防御の判別性□ 攻撃が簡単なほど、戦争は起きやすい□ 「曖昧さ」は「強さ」よりも恐ろしい□ 北朝鮮の真の恐ろしさは軍事力ではなく、行動が予測できないところ□ 地理の攻撃・防御有利性への影響を見る上で鍵となるのは、「移動をいかに防げるか」です。□ 地理的要素① 距離② 地形③ 海□ 地理は、ある国の行動に明確な影響を長期的に与える、もっとも基礎的な要素□ どの国にとっても国家の生存とは領土を守ることなのです。□ ウクライナのNATO加盟への意欲は、ロシアの目には脅威に映りました。ウクライナという緩衝国がNATOの手に渡ってしまエバ、NATO軍はロシアとの国境沿いに展開できることになります。□ 強い陸軍が必要ないので、アメリカは海軍と海外基地に国力を投じる余裕があります。□ 今日の世界で反米連合が存在しない理由は、アメリカがそれほど圧倒的に強いわけではないからです□ 国家にとって真の脅威とは、海の向こうの最強の国ではなく、陸で接する強い国なのです。□ ヨーロッパ大陸にいるNATOの役割は、それだけでソ連を押し返すことではなく、あくまでフランスに上陸拠点を残しておくことでした。□ 海洋国家が取るべき方策は、勢力均等の操作となります。□ アメリカを根底で動かしているのは、「大陸の勢力均等を保たなければ生存できない」という防御本能なのです。第2章 平和に呪われた国ロシア□ 国境を守る術はない。それを広げる以外は。□ ロシアは強いから広いのではなく、弱いから広くならざるを得ないのです□ ロシアが日本に北方領土を返還する可能性は、今後もかなり低いと言わざるを得ません。□ ロシアが2022年からウクライナ戦争で犯した失敗は、フィンランドとスエーデンのNATO加盟を促してしまったことです。ロシアの持つ最大の武器は、天然ガスと石油かもしれません。第3章 海洋国家になろうとする大陸国家中国□ 北で発達した大国は次の3段階を踏んで、自らの帯域を支配しようとします① 北の大陸で領土拡大② 地中海の制海権確保③ 南の大陸の中立化□ 万里の長城は、遊牧民の攻撃を和らげるための人工障壁だった。□ 中国はロシアに広い領土を奪われた歴史から、未だに不信感を抱いている。ロシアも近年の中国の中央アジアでの活動を薄ら警戒している。□ 北朝鮮は、中国と韓国(アメリカ同盟国)を物理的に隔てる重要な緩衝国。□ 中国にとって九州から与那国島の中で特に重要な出口が、大隈海峡と宮古海峡です□ ある中国高官は北海道の釧路に関して「将来は南のシンガポール、北の釧路と言われるような魅力がある」と発言。ここには、日本・韓国・アメリカの海軍が近くに常駐しているため、中国が支配することは現実的ではないでしょう。第4章 大陸国家になろうとして海洋国家日本□ 日本は海で隔てられていたが、朝鮮半島がユーラシア大陸との「橋」の役割果たし、ここの安全を確保することが日本の伝統的な地政学的課題だった。□ 日韓が安全保障上同じ脅威に直面しながら、歴史問題のせいで協力できないのは、今も昔も変わらないのです。□ 日本は他の海洋国家の支援なしには安全保障を確立できず、その点で日米同盟は必須。終章 地政学から学べること□ 大国は皆不安を抱えている□ 「相手も自分を恐れている」という視点を欠けると、「自分は正義で相手は悪だ」という結論に行き着きます。□ 平和を尊ぶ感情は時間と共に消え去る。だから戦争を防ぐためには、一時の感情で揺らがない、現実を踏まえた仕組みを構築する□ 大きな影響を与えるのは「人間の意志」□ 理想と現実を踏まえた上で行うべきことは、話し合いです。
2025/11/02
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