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↑ユキワリザクラ・岡村公園7~8分咲きになりました。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・↑2016.2.28 6:20頃今日の横浜の日の出=6時13分、日没=17時35分
2016.02.28
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☆ 雪割り桜 ☆岡村公園に2本植えられている「雪割り桜」が咲き出しました。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・☆ 椿 ☆早朝見るととっても綺麗に見えた椿でしたが、明るい日差しの中で見ると、鳥に突かれて雄しべも花びらもボロボロ・・・( ; ; )綺麗なのは数えるほどでした。女性が美しく見える条件は「夜目遠目笠の内」と言いますが、椿も同じでした。
2016.02.25
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ヘレボルス・オリエンタリス( 春咲きのクリスマスローズ )・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ヘレボルス・ニゲル( 冬咲きのクリスマスローズ )・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・我が家の庭のクリスマスローズたちです。今年は、ニゲルよりオリエンタリスの方が早く咲き始めました。どちらも花をいっぱいつけて、ただいま満開です。ニゲル( ニゲラ )は、咲き始めは純白だった「花びら」の様に見える「萼」が、やがてピンクに変わります。去年、イングリッシュガーデンでピンクのニゲルを見つけ、そそっかしい私は珍しいと勘違い・・・。ピンクと白を買って来た積りが、咲いてみると、咲き始めは両方白でした。
2016.02.23
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↑↓京浜急行三浦海岸駅前↑線路沿いの木は幹が太くなりました。↑↓既に葉が出ている木もありました↑桜並木の真ん中を電車が走ります・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・↑小松ケ池公園(上の3枚)今日は友人達と3人で、三浦海岸へ河津桜を見に行ってきました。残念ながら既に満開を過ぎて葉が出始めていました。例年は駅前の桜が一足先に満開になり、他が満開になる頃には駅前はすっかり葉桜になっていました。ところが、今年はどうしたことが、どの場所の桜も一度に咲いてしまった様です。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・↑刺身定食↑「海わ屋」の店内(上の3枚)桜を堪能したあと、畑の脇で売っていた採れたての特大ブロッコリー(100円)を買い、海に面した「海わ屋」でランチタイム。大衆食堂の様なお店が多い中で、このお店の建物は、新潟の古民家(築140年)を移築したものだそうで、とても居心地の良い空間でした。道路一本を隔てて、お店の直ぐ目の前は砂浜です。今日は強風警報が出ていて、風が強く海は白波が立ち、対岸の房総半島までくっきり見えました。☆ 三浦海岸の海 ☆↑正面が鋸山だそうです
2016.02.21
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↑リンゴのシブースト横浜ウォーキングポイントの抽選で頂いた「1000円分の商品券」で買いました。何に使おうと思案した結果「折角だから家族で楽しめる物を」と思ったまでは良いのですが、1000円で買える物となると、以外と難しいんです。結局、不足分は少し足して、私の大好きな「マレードチャヤのリンゴのシブースト」にしました。直径 11.5cm、3人で食べるのにちょうど良い大きさなんです。たっぷり目ですが・・・^_−☆・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2016年1月30日の日記・ウォーキングのご褒美〜♪
2016.02.20
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らん展会場で写した素晴らしい蘭の数々・・・。とてもとても写しきれません。その中のほんの一部ですがご覧ください。・・・・・・・・・・・・・・・・・・☆ ボタニカルアート作品 ☆↑ボタニカルアート 入選作展示コーナー↑ フレチェリアナム `ブラウン ネイル`( 自生地 ニューギニアの標高250〜800m )↑花上の作品は、今回のらん展の入選作で、NHK豊橋ボタニカルアート教室に通っていらっしゃる ゴンベッサさんの作品です。私と同じ、高橋京子先生の孫弟子ということでお知り合いになりました。ゴンベッサさんは、蘭栽培と投げ釣りがご趣味で、ご自分で育てた蘭をモデルにした素晴らしいボタニカルアート作品を描いていらしゃいます。この作品もその中の一枚です。ゴンベッサさんのホームページ → 蘭釣り
2016.02.18
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☆ パフィオペディラム ☆↑2016年度 日本大賞2月13日から、東京ドームで「世界らん展2016」が開催されています。都合が悪くて行けなくなったペピママさんから「世界らん展」のチケットを頂き、友人を誘って行ってきました。10時少し前に到着、会場は未だ空いていました。混雑が予想される特別展はスルーすることにして、先にメインの展示を見て回りました。私たちが見終わった11時半頃になると、予想通りどんどん人が増えてきました。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・↑買ってきました!1620円ボタニカルアート作品を見たあと、お目当ての「パフィオペディラム」を探しに即売会場へ移動、最初に欲しい!と思ったのは20000円の値札が付いていて吃驚!パフィオはずいぶん値段に開きがある事を知りました。諦めて手頃なのを探すことに・・・。値段が安くて、絵のモデル様に花の「顔」がそこそこ良くて、来年咲く新芽が出ている株、な〜んて欲張りですよね(笑)友達とあーでもないこーでもないと勝手なことを言いながら選んでいると、お店の方が嫌な顔もせず、一緒になって選んで下さいました。帰宅して初めて知りましたが、私がこのパフィオを買った須和田農園さんは、あのテレビでも良くお見かけする 江尻光一さんの農園で、過去に3度「大賞」を受賞されていました。1991年(カトレア)、1994年(パフィオペディラム)、2011年(デンドロビューム)須和田農園さま、ありがとうございました。改めて会場で撮ってきたパフィオと見比べると、値段の違いが分かったような気がします(#^.^#)
2016.02.17
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昨日は曇りの予報は大外れ、朝から真っ青な青空が広がっていました。スーパーからの帰り道に、少しだけ遠回りして梅林の中を通って来ました。この梅林は一部が谷になっていて開花が遅いのですが、日当たりの良い場所の紅白梅だけ満開でした。濃い赤と白の対比がとても素敵でした*\(^o^)/*この梅林を訪れるのは、ほとんど地元の人だけ・・・。昨日も、私の他には写真を撮っていらした男性が二人だけでした。昨日の青空とは一転、今朝はまるで春の嵐です。時おり南側の窓に叩きつける様な雨が降り、ゴロゴロと雷が鳴っています。
2016.02.14
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☆ クリスマスローズ色々 ☆( コピスガーデン横浜 )↑雄しべのまわりにあるのが本物の花弁。こんな華やかな花弁が有るのですね!・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・このクリスマスローズは大変貴重な品種だそうで、15000円の値札が付いていました。詳しくはこちらをどうぞ↓ミヨシのクリスマスローズ → アシュード プライヤーローズフェアの期間中、イングリッシュガーデン内にある「コピスガーデン横浜」で販売されているクリスマスローズを写させていただきました。思わず欲しくなってしまう素敵な色合いの苗が比較的手頃な値段で売られていました。クリスマスローズフェア 2016.2.11(木)~ 2.14(日)☆ ローズ & シュラブガーデン ☆↑ヘレボルス・ニゲル1月末に行った時は未だ枯野の様だった園内も、20日足らずの間に剪定が済み、すっかりこざっぱりしていました。ローズ & シュラブガーデンのミモザが青空に映え、風に揺れて綺麗でした。梅や水仙が咲き、地植えのクリスマスローズも咲き始め、冬咲きのクリスマスローズ(ニゲル)の、白かった花弁の様に見える「萼」は、オレンジがかった色に変わっていました。(我が家のニゲルの場合は、白からピンクに変わります。)横浜イングリッシュガーデン
2016.02.13
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☆ クリスマスローズの寄せ植え 色々 ☆( ローズトンネル付近 )今日から、横浜イングリッシュガーデンで「クリスマスローズフェア」が始まりました。珍しいクリスマスローズだけでなく、素敵な寄せ植えが見られるのも楽しみなのです(o^^o)コピスガーデンでは、15000円もする貴重なポット苗から特価品の800円まで、様々な珍しい色合いのクリスマスローズの苗も販売していました。愛好家の人達はオープンと同時にそちらに直行、ガーデンの入り口に向かったのは私一人だけでした。今日は、寄せ植えだけに絞ってご紹介します。横浜イングリッシュガーデンクリスマスローズフェア 2016.2.11(木)~ 2.14(日)
2016.02.11
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☆ 自作の「立ち雛」3種 ☆立春も過ぎ、デパートのディスプレイやブロ友さんの所で、ポツポツと雛人形を見かける様になりました。去年は家のリフォーム時期と重なり、出しそびれしまったお雛様たちを、お詫びの意味を込めて少し早めに飾りました。↑木目込みの立ち雛( 高さ 男雛:17cm、女雛:14cm )こちらは玄関に飾りました。高島屋友の会の講習会で作った木目込みの雛人形です。自分の為の雛人形が欲しいと思い始めていたとき、講習会の募集を見つけ、即申し込みました。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・↑JTrimで描いた立ち雛一時期はまっていた、PC用のフリーソフト、JTrimを使って描きました。モデルは自作の立ち雛↑です。お雛様の描き方手順はこちら ⇒ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・↑エクセル2003で描いた立ち雛こちらは、エクセル2003を使って描きました。今思うと、よくまぁこんな面倒な事をやっていたと、我ながら呆れていますσ(^_^;)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・↑紙塑人形の内裏雛( 高さ 男雛:5.0cm、女雛:4.5cm )小さくて邪魔にならないので、リビングのテレビの前に飾りました。ずいぶん前になりますが、針供養のために行った浅草で買って来ました。小さいのですが、お顔も衣装もとてもよく出来ていて気に入っています。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・今は無い自分のお雛様の写真を探していて、この写真を見つけました。4~5才くらいでしょうか・・・。私にもこんな時があったのです(#^.^#)癖っ毛で、何もしないとベディちゃんの様にくるくると巻いていましたっけ (^^;;
2016.02.08
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☆ 淡島堂(浅草)↑淡島堂(2015.2.13撮影)↑今年は工事中でした2016.2.5撮影)↑淡島堂の紅梅( 2016.2.5)↑浅草寺境内淡島堂は、上図 左上(矢印)浅草寺トップページ →講堂案内 ( 浅草寺境内の案内図は、浅草寺HPからお借りしました )毎年この季節には、和裁教室の皆さんと、淡島さま(淡島明神)が祀られている淡島堂へお参りに行きます。以前は、針供養の日(2月8日)に合わせてお参りしていましたが、数年前からその日の前後にお参りしています。淡島さま(淡島明神)は女性の守り神さまで、婦人病治癒を始めとして安産・子授け、裁縫の上達、人形供養など、女性に関するあらゆることに霊験のある神さまとされています。淡島堂は、淡島明神の他に、本尊阿弥陀如来座像。虚空蔵菩薩。取子(とりこ)地蔵菩薩が祀られています。淡島堂・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・↑浅草寺本堂(左)、スカイツリー(正面)↑浅草寺の五重の塔↑仲見世雷門〜仲見世通り〜浅草寺本堂まで、昨日は、まるでラッシュアワー並みの混雑でした。浅草名物と言われるお土産やさんの前には大行列が出来ていましたし、とにかくまっすぐ歩けませんでした(^^;;一時期は中国からの観光客と分かる方が多かったのですが、去年辺りから顔ぶれが変わって、もっと様々な国から見えている様に感じました。↑花月堂の「ジャンボメロンパン」いつもは人通りが少ない筈の仲見世の、一本裏手の細い通りも人がいっぱい。見慣れない所に行列が出来ていて、見るとテレビで紹介されたという「ジャンボメロンパン」を売っていました。店の前では修学旅行らしい中学生が並んでかぶりついていました。見るからに美味しそうで、思わず「おいしい?」聞くと「うん」とニコッと笑って答えてくれました。メロンパン大好きの私は素通り出来なくて、並んで買ってきました(o^^o)直径15cmほどあり、一つ=200円、3ケ=500円、もちろん3ケ買ってきました。外がサクサク、中はふんわり・・・。ぷっくりしていた筈の姿は少し潰れていましたが、一番美味しいサクサクの皮の部分が多くて、シンプルな味の、まさに私好みの味のメロンパンでした〜♪浅草 花月堂 ジャンボメロンパン毎年行くたびに思うのですが、年々店舗数を増やしたり、売場面積を拡張しているお店があったり、年によって行列が出来ているお店が変わっていたりするのも興味深いです。WiFiが使えるお店が確実に増えていますし、外国からの観光客数も増えていて、浅草は益々活気に溢れていると感じます。
2016.02.06
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↑2年目のシクラメンベランダの隅に置きっぱなしだったシクラメンが、健気にも蕾を付けていました。年末に部屋に入れたら元気に咲き出しました。暖かい窓辺に置くと虫が付くため、最近は部屋のなかに花鉢を飾るのをやめました。このシクラメンは、春のような陽射しを浴びて暖かい窓辺を独り占めしています(o^^o)↑ヘレボルス・ニゲル去年、イングリッシュガーデンの花屋で、ピンクと白の「ニゲル(冬咲きのクリスマスローズ)」を買った筈なのに、今年は何故か2鉢とも白い花が咲いています。2015.1.27 の日記 ⇒ クリスマスローズ・ヘレボルス・ニゲル・・・・・・・・・・・・・・・・・・・↑ヘレボルス・オリエンタリス春咲きのクリスマスローズで、二株ともこぼれ種が発芽して咲きました。同じ親から生まれた子供でも、花弁の形や色が微妙に違い、どんな花が咲くか楽しみです。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・↑フリフリビオラ秋に植えた苗が、寒さにめげず元気いっぱい!↑ミニ葉牡丹アップでみると、まるで花のようです〜♪
2016.02.03
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天空の蜂・東野圭吾・講談社文庫・1998年1月15日 第1刷、2009年12月15日 第43刷(498頁)・1995年11月 単行本、1997年11月 ノベルズとして刊行・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 海上自衛隊に納入予定の、超大型特殊ヘリコプター(ビックB)が領収飛行(*1)当日、錦重工業小牧工場から盗まれた。午前8時:何者かに細工され、コントロールされた ビックBは、操縦士を乗せず飛び立った。デモンストレーション飛行を見学するために来て偶然乗り込んでいた男の子を乗せたまま・・・。8年30分頃:ビックBは敦賀半島上空に到着、高速増殖原型炉「新陽」の千数百メートル上空でホバリングを始めた。8時38分:新陽発電所管理棟のファックスが、犯人からのメッセージを受信。『関係者各位』と書かれたメッセージの、凡その内容は、「我々は自衛隊ヘリ『ビックB』を奪った。現在、高速増殖原型炉「新陽」の上空800mの位置でホバリングを行っているはずである。ヘリの操縦は完全に我々の手の中にあり、他の何者も今の位置から動かすことが出来ないし、自分たちは動かす予定はない。ただ、そのまま時間が経てば、当然のことながら燃料はゼロになり、ヘリは墜落することとになるだろう。ヘリには大量の爆発物が積み込まれており、墜落すれば「新陽」も無事ではすまないだろう。回避する方法はただ一つ、次にあげる要求をのみ、大至急実行に移していただきたい。要求が通ったことを確認した後、ヘリを安全なところに移動する」というものであった。犯人があげた要求は、凡そ下記の内容だった。1.現在稼働中、点検整備中の原発を全て使用不能にすること。2.建設中の原発は、全て建設を中止せよ。3.上記作業を全国ネットでテレビ中継せよ。ただし「新陽」だけは停止させてはならない。もし停止すれば、その瞬間にヘリを墜落させる。満タンの燃料でヘリは午後2時頃まで飛行可能なはずである。・・・と。何もしなければ、搭載する燃料がゼロになったビックBは、やがて原子炉の真上に墜落するであろう。犯人の指示に従い「政府」は、ホバリング中のビックBからの、子供の救出を自衛隊に命じる。刻々とタイムリミットが迫る中、果たして「政府」は、全国民を人質にした犯人の脅迫をのむのか・・・。間も無く犯人は単独犯ではなく共犯者がいることが判明する。作者は読者に、早い段階で犯人の一人が新陽に派遣されている錦重工業の社員 三島幸一であることを明かしている。もう一人の犯人は、かつて、ビックBの機密を熟知している防衛庁の元開発官だったらしいことも判明する。面識が無かった二人を結びつけ、犯行に至らせた動機は何だったのか・・・。逃げ果せるとはとうてい考えていなかったらしい犯人たちの目的は、一体何だったのか・・・。反原発運動のメンバーを聞き込み中の捜査員が、犯人が潜伏先に残したコントローラーを発見した。だが原子炉が稼働している間はビックBの自動操縦は解除されず、コントローラーは役に立たない。ビックBを移動するには、原子炉停止を検知したビックBから墜落信号が出されるまでの僅かな時間にかけるしかない。錦重工業Bシステムプロジェクトリーダー湯原は、原子炉停止からビックBの墜落信号が出されるまでの何秒間かは余裕があるだろうという考えていた。だが変化は急激に訪れた。ローターの回転数が変わったと思った次の瞬間には、その巨大な機体が急激に降下を始めた。湯原は即座に、だが慎重にコントローラーのレバーを動かした。ビックBの機体が、真下ではなく湯原の操作により、ある角度を持って彼らの方に向かって降りてくるように見えた直後、激しい衝撃音が聞こえ、機体は煙を上げながら「新陽」から数十メートル離れた海面に落下、激しい爆発を繰り返しつつ沈んで行った。犯人の一人雑賀勲は、刑事が見守るなか、新陽が見える岬に立ちビックBの最後を見届けた。もう一人の犯人三島幸一は、美浜町にある自分の部屋で、ビックBからパソコンに送られてくるデータを確認し続けていた。データの送信が途絶えたあと、パソコンに予め用意されていた文書が呼び出され、指定された幾つかの場所へファックスされた。『関係者各位』て始まる、その文書には、(要約)「我々の希望が聞いてもらえず残念だ。その結果としてビックBが高速増殖原型炉「新陽」に落ちたこと確認した。また新陽が無事であることも自分たちは確信している。今回用意した爆発物は、ダイナマイトたった10本であり、原発の各種安全装置は確実に機能し、今頃は原子炉は安全な状態で冷やされていることだろう。今回の試みは、沈黙する群衆への忠告である。原子炉が自分たちのすぐそばにあることをいつも意識し、そのことの意味を考え、自ら道を選ばねばならない。自分たちが稼働して間もない「新陽」を狙ったのは、それが最も危機感を与える効果があると同時に、世界最大のヘリが千数百メートル上空から落下した場合でも、「新陽」は、使用済み核燃料を大量に抱えている他の原発と違い、放射能漏れの恐れがないからだ。自分たちが恐れたのは、ヘリが使用済み核燃料プールに墜落、例え10本であってもダイナマイトが爆発し、プルトニウムを大量に含んだ使用済み核燃料が水に混じり、拡散し、やがてその粒子が人の肺に入り定着し、放射能を発し続けるかもしれないことだ。その危険性が一番少ないのが、稼働して間もない「新陽」だけだった」そして、手紙の最後には「自分たちの周りに存在する原子炉が、良い面を見せるだけでなく、牙を剥くこともある・・・・・・。子供は刺されて初めて「蜂」の恐ろしさを知る。ダイナマイトはいつも10本とは限らないのだ。 天空の蜂」と書かれていた。「新陽」の入り口前で、ビックBの最後を見た三島には、失敗した悔しさや無念さはなく、ただ虚しかった。そして、彼を護送しようと待つ福井県警の警備部長の前で「「新陽』に落ちた方が良かった。そのことにいずれみんな気がつくだろう」と呟き、護送されていった。(*1 )領収飛行防衛庁関係者の前で飛行し、不備がないことをチェックしてもらう最終手続きのこと早朝の5時〜午後3時頃までの、10時間余りの間の話
2016.02.03
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